大邱市内の保健所の様子。同市では多数の新型コロナウイルス感染者が発生した(資料写真)=(聯合ニュース) 中央防疫対策本部によると、23日午前9時現在、6039件の検査が進められている。1日約5000件の検査能力を上回る件数だ。 検査件数の増加は、感染者が急増したことで感染疑いの人も増えた影響が大きい。防疫当局は、多数の感染者が出ている新興宗教団体「新天地イエス教会」の大邱市の教会の信徒約9000人と慶尚北道・清道の病院の患者や職員約600人に対する検査を実施する方針を明らかにしている。検査は感染の可能性が高い人から優先的に行われる。 感染の疑いがある場合、海外渡航歴と関係なしに医師の判断により検査を受けることができるよう指針が変更されたことも検査件数急増の要因とみられている。 防疫当局は検査件数の拡大に対応するための措置を進めている。7日に46カ所だった検査機関は20日に77カ所に増え、来