世界では急激な人口増加と共に「有機廃棄物」が大量に出てしまい、廃棄に困っている現状がある。また、世界の人口増加により、たんぱく質が不足します。 現在約100億トン排出される世界の有機廃棄物は、2050年には270億トンまで増加する。人口の増加と世界的な食生活の向上(欧米化・肉食化)によって、食品の需要と供給のバランスが崩れる。2050年には2005年時のタンパク質の約2倍の供給量1.8億トンが必要になる。現在の畜産方法では大量の穀物が必要となり、森林が破壊される。家畜から発生するメタンガス・温室効果ガスは、全体の発生量の14.5%を占める。 大豆の生産量は、1960年に比べて既に10倍になっているため、これ以上の増量は難しい。