(2021年5月31日 アルツハイマー型認知症の診断から約14年3ヶ月) *ほぼキウイ 通年で月に3回くらいはやっている「果物レッスン」。 これは料理をしなくなったおママが台所に立ち、包丁を使う唯一の機会です。 おママは果物が大好きですから、剥いて切る作業とは楽しいものです。 残念ながら、食べる時には自分が剥いたことを綺麗さっぱり忘れてしまいますが、 (きっと,おママの脳には刺激的だろうから) 私はこの作業をとても大切に考えています。 しかし、ここ数ヶ月、おママはあまり自分から台所に足を踏み入れなくなりましたし、 「芙貴子さん、お手伝いをして下さいな」 と誘っても、 「私はそういうにできないんです」 と断られることが増えてきました。 そろそろこれも限界か…。 今年の春から夏にかけて、私はそう思いながらおママに包丁を握らせてきました。 (まぁ、積極的な時もあるので、もう少し続けられるかもしれ