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森功の検索結果1 - 40 件 / 51件

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森功に関するエントリは51件あります。 政治美学安倍晋三 などが関連タグです。 人気エントリには 『「あいトリ」騒動は「芸術は自由に見ていい」教育の末路かもしれない(森 功次) @gendai_biz』などがあります。
  • 「あいトリ」騒動は「芸術は自由に見ていい」教育の末路かもしれない(森 功次) @gendai_biz

    あいちトリエンナーレ2019が閉幕した。これほど騒ぎになった芸術祭は日本ではかつてなかっただろう。話題の中心となったのは最後まで「表現の不自由展・その後」だった。もっと光を当てられるべき良い作品が多数あった中、これは残念なことだ。 当初批判の的となったのは、キム・ソギョン/キム・ウンソンの《平和の少女像》と大浦信行《遠近を抱えて Part II》の2作品だったが、「表現の不自由展・その後」の展示再開後には、「Chim↑Pom(チンポム)」の映像作品、《気合い100連発》も批判され出した。 本稿では、今回の騒動があらわにした分断と、その背後にある芸術観について考察する。まずは《気合い100連発》に向けられた批判を見ることから、話を始めよう。 Chim↑Pom《気合い100連発》への誤解 《気合い100連発》は、Chim↑Pomのメンバーが福島県相馬市の若者たちと円陣を組み、順番に気合いの掛け

      「あいトリ」騒動は「芸術は自由に見ていい」教育の末路かもしれない(森 功次) @gendai_biz
    • 『シン・エヴァ』、優しい「ネタバレ配慮」がネットに溢れる「独特の理由」【ネタバレなし】(森 功次) @gendai_biz

      【注意】本記事は、『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』の内容にはまったく触れていません。普通の意味での「ネタバレ」を避けたい人でも、安心してお読みいただけるはずです。とはいえ、余計な情報を入れずに『シン・エヴァ』をまずは真摯に味わいたい方は、この種の記事すらも避けたほうがいいかもしれません。 『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』が、延期を重ねに重ねてようやく公開された。多くの熱狂的ファンに支えられ、文化史にその名が刻まれることの確実なシリーズの最終作である。案の定、すぐに多くの考察・批評ブログが上がってきており、これからもしばらくは多数の熱い(もしくは冷めた)記事・批評文が書かれ続けるだろう。 今回のエヴァ現象には、ひとつの興味ぶかい雰囲気がある。考察ブログや批評、そしてSNSにおいて、多くの人が驚くほどネタバレに配慮しているのだ(もちろん例外はあるが)。その雰囲気は、『エヴァンゲリオ

        『シン・エヴァ』、優しい「ネタバレ配慮」がネットに溢れる「独特の理由」【ネタバレなし】(森 功次) @gendai_biz
      • 安倍晋三を総理に押し上げた謎のサロン「四季の会」の正体…元メンバーが初めて告白(森 功)

        2022年末に刊行された『国商 最後のフィクサー葛西敬之』(森功著)の話題が止まらない。一般にはあまり知られていない葛西敬之という一民間経営者が、安倍政権を裏で牛耳っていた事実が明らかになったからだ。同書では、安倍を総理に押し上げたメンバー非公開の財界サロン「四季の会」の存在が明かされ、元メンバーの赤裸々なインタビューが掲載されている。その内容は衝撃的だった。 『国商 最後のフィクサー葛西敬之』連載第10回前編 メンバー非公開の財界サロン「四季の会」 葛西敬之は保守、右翼思想で安倍晋三と通じる。葛西の政治とのかかわりを語る上で欠かせないのが、安倍の財界応援団として知られる親睦会「四季の会」だ。 四季の会は2000年代に入り、安倍を首相に担ぎあげた。その第一次政権が腰砕けになって一敗地にまみれた悔恨もまた、安倍の思いと重なる。葛西は「美しい日本の再建」を標榜する政策提言団体「日本会議」の中核

          安倍晋三を総理に押し上げた謎のサロン「四季の会」の正体…元メンバーが初めて告白(森 功)
        • 総理のためだけに動く「官邸官僚」。今井補佐官の正体<森功氏> « ハーバー・ビジネス・オンライン

          11月20日で桂太郎(第11・13・15代内閣総理大臣)を抜き、憲政史上最長の在職日数となった安倍晋三総理。この間、安倍総理は官僚人事を壟断し、自身の手駒として動く忠実な下僕を主要ポストに据え、自身の「身内」に利権を分け与え、嘘を嘘で糊塗し、法や民主主義を踏みにじり、公文書を捏造させ、国家を私物化してきた。 安倍総理は「政治は結果」というが、その結果は、粉飾だらけのアベノミクス、失敗だらけでカネをばらまく外交とろくな成果も見られない。 『月刊日本 12月号』では、総特集として、長期政権の驕りと緩みが噴出しまくっている安倍政権を批判する「国家を私物化する安倍晋三 国民を裏切り続けた七年間」を掲載している。 今回はその特集から、ジャーナリストの森功氏の論考を転載し、ここに紹介したい。 ── 第二次安倍政権では、首相秘書官兼首相補佐官の今井尚哉氏を中心とする「官邸官僚」が突出した力を持ち、霞が関

            総理のためだけに動く「官邸官僚」。今井補佐官の正体<森功氏> « ハーバー・ビジネス・オンライン
          • 安倍政権の支持率アップに励む電通と“経産トリオ”|森功|文藝春秋digital

            ★前回はこちら。 ※本連載は第13回です。最初から読む方はこちら。 改正新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づき、経済再生担当大臣の西村康稔が新型コロナウイルス感染症対策本部の副本部長に就任した裏には、経産官僚の先輩である首相補佐官の今井尚哉の後押しがあった。その今井を中心に、経産省の経済産業政策局長である新原浩朗と首相事務担当秘書官の佐伯耕三を加えた〝経産官僚トリオ〟が、多くのコロナの政策を立案してきたといえる。西村は厚労大臣に代わり経産トリオが担ぎやすい神輿のような存在かもしれない。既報の通り、そのコロナ対策の第一弾が小中高の学校の全国一斉休校である。この全国一斉休校を発案したのが、今井と佐伯だとされる。 2月27日、午前中に文科省で事務次官の藤原誠の報告を受けた文科大臣の萩生田光一が藤原を伴って午後1時半に官邸に出向いて反対の意向を示し、説明を求めた。文科省の懸念は休校中の母親の勤

              安倍政権の支持率アップに励む電通と“経産トリオ”|森功|文藝春秋digital
            • 「桜を見る会」考:「首相のご機嫌を取り、行政をゆがめる官邸官僚」 ノンフィクション作家・森功氏 | 毎日新聞

              安倍晋三首相主催の「桜を見る会」への批判がやまない。功労・功績のある人を招くはずの公的行事に、安倍首相の後援会が募った人たちが多数参加し、「税金の私物化」と糾弾されている。いわゆる「モリカケ」問題などを取材してきたノンフィクション作家、森功さんは「招待者がこれほど増えたのは、首相側近の『官邸官僚』たちが歯止めをかけなかった側面も大きい」と指摘する。【江畑佳明/統合デジタル取材センター】 予算膨張 なぜ財務省は見過ごしたのか ――「桜を見る会」の問題の所在はどこにあると考えますか。 ◆最も責任があるのは、もちろん安倍首相です。後援会の人たちや芸能人、妻の昭恵氏の知人などを多数招待して、派手でにぎやかな催しにしたかったのでしょう。これは明らかに公的行事の政治利用であり、税金の私物化です。この緊張感のなさや緩みようは、長期政権のなれの果てに見えます。 ――民主党政権時代、唯一開催されたのは201

                「桜を見る会」考:「首相のご機嫌を取り、行政をゆがめる官邸官僚」 ノンフィクション作家・森功氏 | 毎日新聞
              • 特集ワイド:予想外だった検事長の定年延長 怖いのは「国策不捜査」 ノンフィクション作家・森功さんに聞く | 毎日新聞

                メディアや野党の追及から「平気の平左」で言い逃れ、権力維持に腐心する安倍晋三政権に対し、霞が関官僚がこれに従う理屈とは一体、何なのか。政官財の闇に迫る作品を多数発表してきたノンフィクション作家の森功(いさお)さん(58)が「予想外だった」と驚くのは、東京高検検事長の定年延長である。【徳丸威一郎】 東京都内の待ち合わせ場所で久々に森さんと顔を合わせると、かつて「兜町の風雲児」と呼ばれた中江滋樹氏(享年66)の話題になった。中江氏は1978年に「投資ジャーナル」を設立し、仕手集団を率いた。85年に詐欺容疑で逮捕され、詐欺罪で懲役6年の判決が確定した。2月20日、東京都内の自宅アパートが火事になり、焼け跡から遺体で見つかった。 「平成経済事件の怪物たち」などバブル期に起きた事件の当事者らを取材した著作がある森さんは、中江氏とも旧知の仲だ。「7年ほど前、火災現場になったアパートに中江氏が移り住んだ

                  特集ワイド:予想外だった検事長の定年延長 怖いのは「国策不捜査」 ノンフィクション作家・森功さんに聞く | 毎日新聞
                • 【追及スクープ】「大阪万博」が汚れた東京五輪の二の舞に…シャワーヘッド「ミラブル」を売る新興企業の正体(森 功,週刊現代) @gendai_biz

                  プロデューサーの顧問先である新興企業が、超大手企業と並んで大阪パビリオンの「最高位」スポンサーを務めている。疑いの目で見られても仕方なく、透明性とは程遠い。当事者は説明すべきだろう。第2回『【追及スクープ】「大阪万博・大阪パビリオン」プロデューサーの顧問先企業が”最高位”スポンサーに決定した「不可解」』に引き続き紹介する。 「160億円」を動かす「一般社団法人」の設立 2025年大阪・関西万博でスポンサー選定を取り仕切ってきた大阪パビリオン推進委員会の総合プロデューサーが、協賛企業から多額の金銭を受けとってきたという。まさに五輪汚職と瓜二つというほかない。

                    【追及スクープ】「大阪万博」が汚れた東京五輪の二の舞に…シャワーヘッド「ミラブル」を売る新興企業の正体(森 功,週刊現代) @gendai_biz
                  • 【森功・寄稿】アンジェス森下竜一と「黒い大阪万博」の取材過程を明かす…なぜ松井・吉村は逃げ回るのか(週刊現代) @gendai_biz

                    前編『【連続追及】大阪万博トップの「アベ友」阪大教授の重大疑惑に、大阪府市が「記事改竄」までして異様な反応』より続く。 莫大な血税が投入される国家イベントたる大阪万博で、不可解なスポンサー選びが行われている―。この疑惑を報じた本誌記事に対して、大阪府市が示した見解もまた、不可解極まりない内容だった。 一大汚職事件に揺れた東京五輪・パラリンピックと並ぶ国家プロジェクトの開催が、残りあと2年あまりに迫っている。2025年大阪・関西万博である。開催地となる大阪湾の人工島、夢洲の土壌汚染問題やパビリオン建設費の高騰など、数多くの問題が取り沙汰されるなか、私は週刊現代で昨年2回に分け、大阪万博について報じた。 記事内容を誤誘導する大阪府市 HPでは〈記事内容〉としてパビリオン推進委員会のスタッフの証言を取り上げ、こう見解を示している。 〈万博推進局には、記載のある取材を受けた職員はおりません〉 あた

                      【森功・寄稿】アンジェス森下竜一と「黒い大阪万博」の取材過程を明かす…なぜ松井・吉村は逃げ回るのか(週刊現代) @gendai_biz
                    • 結局のところ安倍・菅政権とは何だったのか(森功ノンフィクションライター) -マル激

                      1961年福岡県生まれ。86年岡山大学文学部卒業。出版社勤務、週刊新潮編集部次長などを経て、2003年より現職。著書に『墜落 「官邸一強支配」はなぜ崩れたのか』、『泥のカネ 裏金王・水谷功と権力者の饗宴』、『悪だくみ 『加計学園』の悲願を叶えた総理の欺瞞』(2018年大宅壮一メモリアル日本ノンフィクション大賞受賞)など。 著書 9月29日、自民党が新たな総裁を選出し、10月4日には国会での首班指名を経て、新しい内閣が発足する。 今回の自民党総裁選は安倍、菅と2つの政権が不祥事やコロナ対策の失敗で国民の支持を失い、相次いで退陣に追い込まれたことを受けたものだ。当然、次の政権にとっては、何が安倍、菅政権が国民の支持を失うことになった原因だったと考えているかを明確にした上で、それをどう改めようと考えているかが最優先の課題とならなければおかしい。 ところが、メディアが連日連夜、時間を割いて総裁選の

                        結局のところ安倍・菅政権とは何だったのか(森功ノンフィクションライター) -マル激
                      • 安倍政権が残したもの:官邸主導の密室談合政治 「居抜き内閣」ならばより強権に? 森功氏 | 毎日新聞

                        第2次安倍政権の7年8カ月余、「官邸が」「官邸によると」という枕ことばがついたニュースを幾度となく目にしてきた。まさに「官邸主導政権」だったのは、誰もが認めるところだろう。次期首相として菅義偉官房長官が本命視されているが、そうなると官邸主導も継続されるのだろうか。「官邸官僚」や「総理の影 菅義偉の正体」などの著書があり、官邸取材を長年続けてきたノンフィクションライターの森功さん(59)に、官邸主導政治の功罪と今後の見通しを聞いた。【古川宗/統合デジタル取材センター】

                          安倍政権が残したもの:官邸主導の密室談合政治 「居抜き内閣」ならばより強権に? 森功氏 | 毎日新聞
                        • 東大に93人、京大に33人、旧帝大に70人……安倍晋三の意を受け、葛西敬之が創設した「全寮制スパルタ校」の卒業生たちの進学先(森 功)

                          東大に93人、京大に33人、旧帝大に70人……安倍晋三の意を受け、葛西敬之が創設した「全寮制スパルタ校」の卒業生たちの進学先 「葛西敬之?そんなたいして有名でもない企業経営者が、日本を牛耳ってたなんて、そんなわけないだろう」 本書を読む前は、多くの人がそう思うようだ。森功著『国商 最後のフィクサー葛西敬之』では、一企業経営者にすぎない葛西氏が、官邸の人事を牛耳り、霞が関と内通して政策に口を出し、はてはNHKの会長選びに介入してマスコミを支配する姿までが描かれる。 前回記事に引き続き、本年度の講談社本田靖春ノンフィクション賞(7月20日に最終選考会)にもノミネートされた本作から一部を抜粋してお届けする。 第一次政権で「教育改革」を安倍にやらせた 「桃李(とうり)もの言わざれども、下自(したおの)ずから蹊(みち)を成す」 司馬遷の「史記」を好んで読んだ葛西敬之は、第一次安倍晋三政権の「教育再生

                            東大に93人、京大に33人、旧帝大に70人……安倍晋三の意を受け、葛西敬之が創設した「全寮制スパルタ校」の卒業生たちの進学先(森 功)
                          • 「薬の認可は政治力のおかげ?」「安倍政権に救われた」「開発失敗しても75億円返さなくていい」…大阪万博を仕切る教授が操る「国民もビックリするしかない国のデタラメなカラクリ」(週刊現代,森功) @gendai_biz

                            「薬の認可は政治力のおかげ?」「安倍政権に救われた」「開発失敗しても75億円返さなくていい」…大阪万博を仕切る教授が操る「国民もビックリするしかない国のデタラメなカラクリ」 もはや延期論まで出始めた大阪・関西万博で、それをテコにきな臭い動きをしている人物—現役の阪大教授の周囲を探ると、「わるいやつら」が次々と顔を出す。このセンセイ、いったい何者か。 突然の新薬認可に唖然 大阪府市のパビリオン総合プロデューサーとして「2025大阪・関西万博」を取り仕切る森下竜一大阪大学教授(61歳)は、医学部助教授だった1999年12月、創薬ベンチャー「アンジェス」を立ち上げた。 慢性動脈閉塞症向けのコラテジェンなる遺伝子治療薬の開発を打ち出し、'02年9月、東証マザーズ市場にアンジェスの株式上場を果たす。 ところが、一夜にして億万長者となった森下に対し、アンジェス未公開株のばら撒きが発覚し、薬の有効性にも

                              「薬の認可は政治力のおかげ?」「安倍政権に救われた」「開発失敗しても75億円返さなくていい」…大阪万博を仕切る教授が操る「国民もビックリするしかない国のデタラメなカラクリ」(週刊現代,森功) @gendai_biz
                            • urbansea on Twitter: "月刊文藝春秋の森功の記事によると、菅に官邸から追い出された佐伯(さいき)元首相秘書官は、《壁際の長机の上にパソコンが置かれている。だが、椅子以外には何もない》そんな小さな会議室に追いやられたとある。 腹いせに官邸内幕本を出すのを期待してしまう。"

                              月刊文藝春秋の森功の記事によると、菅に官邸から追い出された佐伯(さいき)元首相秘書官は、《壁際の長机の上にパソコンが置かれている。だが、椅子以外には何もない》そんな小さな会議室に追いやられたとある。 腹いせに官邸内幕本を出すのを期待してしまう。

                                urbansea on Twitter: "月刊文藝春秋の森功の記事によると、菅に官邸から追い出された佐伯(さいき)元首相秘書官は、《壁際の長机の上にパソコンが置かれている。だが、椅子以外には何もない》そんな小さな会議室に追いやられたとある。 腹いせに官邸内幕本を出すのを期待してしまう。"
                              • 「JR東海のフィクサー」が安倍晋三と密談して「3兆円」を引っ張るまで(森 功)

                                安倍・菅政権の「フィクサー」として政界を牛耳っていたJR東海名誉会長の葛西敬之。ついにはリニア中央新幹線のために、財政投融資3兆円が注ぎ込まれることになる。融資なので返済するとはいえ、市場金利より安く抑えられていることを思えば、金利分の国家のカネがJR東海につぎ込まれた、と見ることもできる。 『国商 最後のフィクサー葛西敬之』では、安倍と葛西によって「3兆円財投」が決まるまでの政権内部の動きが、生々しく明かされている。 ブレーンは財務省の事務次官ライン 葛西は数多くの政府審議会の委員となり、霞が関の高級官僚たちと政策勉強会を兼ねた懇親会を開いてきた。なかでも葛西の大事にしてきた省庁が財務省であり、財務官僚には葛西を取り巻くブレーンが少なくない。ざっとあげれば、元国税庁長官の牧野治郎にはじまり、勝(かつ)栄二郎や香川俊介、岡本薫明(しげあき)といった事務次官ラインが葛西と懇親を深めてきた。

                                  「JR東海のフィクサー」が安倍晋三と密談して「3兆円」を引っ張るまで(森 功)
                                • 『「あいトリ」騒動は「芸術は自由に見ていい」教育の末路かもしれない(森 功次) @gendai_biz』へのコメント

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                                  • なぜ子どもは「できないことばかり」なのにかわいく見えるのか? 「子育ての美学」という試み(森 功次) @gendai_biz

                                    現代の日本において、「子育ては大変だ」という議論を目にする機会は多い。 たしかに子育ては大変である。その苦労が広く伝えられることは重要だろう。 しかし一方で、子育ての大変さに注目が集まるあまり、その喜びや楽しさが十分に伝わらなくなってしまったとしたら、それは残念なことだ。 子育てにはどんな喜びがあるのか? 子育ての喜びを繊細に分析する「子育ての美学」というジャンルを研究する、大妻女子大学の森功次准教授の論考をお送りする。 子どもの「かわいさ」を考える この記事はあえて「自分の子ども(8歳)に向けて語る」というスタイルで書かれている。なぜそんな書き方をするかというと、この記事のテーマが「子どものかわいさ」だからだ。 あらためまして、こんにちは。今日はきみにむけて、きみのかわいさについての話をしよう。 ぼくはふだん、大学で先生をしている。教えているのは哲学という学問で、特に美や芸術について考え

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                                    • 《“カジノありき”だった》ノンフィクション作家・森功氏が「間に合うわけがない」と確信した大阪万博“デタラメ発注”(文春オンライン) - Yahoo!ニュース

                                      2025年4月に開催が予定されている「大阪・関西万博」。建物の工事に関する動向や、ボランティアの募集などが報道されている。しかし、2024年1月に会場予定地を訪れ、また関係者に取材を重ねたノンフィクション作家の森功氏は、「これで万博開催に間に合うわけがない」と確信したという。 【画像】岸田首相と万博の公式キャラクター・ミャクミャク ◆◆◆ 咲洲から「夢咲トンネル」に入り、海の下の片側2車線道路を1キロほど走ると、人工島の工事現場に出た。2024年が明けて間もない1月初旬のことである。夢洲に造設されている「2025年日本国際博覧会」(通称大阪・関西万博)の会場予定地を自動車で訪ねた。 「世界最大級の木製リングをつくっています」 トンネルの出口からしばらく車を走らせると、万博会場の入り口付近にある垂れ幕が見えてきた。54年前のEXPOʼ70で評判を呼んだ「太陽の塔」に代え、大阪万博のシンボルと

                                        《“カジノありき”だった》ノンフィクション作家・森功氏が「間に合うわけがない」と確信した大阪万博“デタラメ発注”(文春オンライン) - Yahoo!ニュース
                                      • アンジェスとファンペップ創業の森下竜一さん、ノンフィクション作家の森功さんにがっつりロックオンされる : 市況かぶ全力2階建

                                        自称・三大投資家のジム・ロジャーズさん(81)、適当発言で日本株を煽った途端にまた株式市場から辱めを受ける

                                          アンジェスとファンペップ創業の森下竜一さん、ノンフィクション作家の森功さんにがっつりロックオンされる : 市況かぶ全力2階建
                                        • 「ホンマにやりたい放題や」…関係者も呆れる「大阪万博」の理解しがたい実態(森 功,週刊現代) @gendai_biz

                                          検討会議が解散され、さらに見えづらくなる実態。森下氏を中心として進むスポンサー選び。サイエンスは一体なにをしようとしているのか。そして森下氏に万博を任せた吉村知事と松井市長の責任とは。第3回『【追及スクープ】「大阪万博」が汚れた東京五輪の二の舞に…シャワーヘッド「ミラブル」を売る新興企業の正体』に引き続き紹介する。 組織上、総合プロデューサーの下にアドバイザーが置かれ、パビリオンのあり様について検討することになっている。大阪府立病院機構理事長の遠山正彌元阪大医学部長ら7人がスーパーバイザーに名を連ねている。 その遠山が憤る。 「われわれはあくまでアドバイザリーボードメンバーで、推進委員会の委員ではありません。大阪パビリオンは最初にREBORN(生まれ変わり)をテーマにしようと決め、僕は先端医療分野から意見を言うてきました。 森下君がそのトップいうことになっている。けど、僕らはアンチエイジン

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                                          • 【追及スクープ】「大阪ワクチン」失敗のお騒がせ男が、「大阪万博」総合プロデューサーになっていた!(森 功,週刊現代) @gendai_biz

                                            「大阪ワクチン」仕掛け人がなぜか... かつてコロナ特効薬として「嘘のようなホントの話」と紹介されたうがい消毒液があった。それに近い受け止め方をされてきたのではないか。 大阪大学発の創薬ベンチャー「アンジェス」の新型コロナウイルスワクチンのことである。 ウイルスの遺伝情報を操作する「国内初のDNAワクチン」と鳴り物入りで'20年3月から開発を始めた。 翌4月には、大阪府知事の吉村洋文が「オール大阪でバックアップしたい。9月にも実用化したい」と大きく鼻を膨らませ、アンジェスも「年内100万人にワクチンを提供したい」と大風呂敷きを広げて臨床試験に入った。

                                              【追及スクープ】「大阪ワクチン」失敗のお騒がせ男が、「大阪万博」総合プロデューサーになっていた!(森 功,週刊現代) @gendai_biz
                                            • 「中国のリニアは類人猿がつくっている」…JR東海・葛西敬之が、シャレにならない暴言を吐いた日(森 功)

                                              2022年末に刊行された『国商 最後のフィクサー葛西敬之』(森功著)の話題が止まらない。一般にはあまり知られていない葛西敬之という一民間経営者が、安倍政権を裏で牛耳っていた事実が明らかになったからだ。同書では、安倍を総理に押し上げたメンバー非公開の財界サロン「四季の会」の存在が明かされ、元メンバーである野村証券元社長の氏家純一の赤裸々なインタビューが掲載されている。その内容は衝撃的だった。        『国商 最後のフィクサー葛西敬之』連載第10回後編 ある日、与謝野が安倍を連れてきた 氏家が思い起こす。 「たしかに四季の会は与謝野さんを囲む会として葛西さんが中心となって立ちあげました。葛西さんと与謝野さんは東大法学部の同窓で、与謝野さんは大学で野球をしていたとか。 私にとっても与謝野さんは麻布中学、高校の先輩でした。学生時代から知っていたわけではないけど、金融界に麻布出身者が多く、その

                                                「中国のリニアは類人猿がつくっている」…JR東海・葛西敬之が、シャレにならない暴言を吐いた日(森 功)
                                              • 政商・竹中平蔵は日本をどう壊したのか?<ノンフィクション作家・森功氏> | 日刊SPA!

                                                ―― 日本では貧困・格差が深刻化していますが、その背景には非正規雇用の拡大があると思います。森さんは『日本を壊す政商』(文藝春秋)で、人材派遣会社パソナグループ創業者の南部靖之氏や同会長の竹中平蔵氏が政治に与えた影響を指摘しています。 森功氏(以下、森) 中曽根政権以降、日本でも規制緩和と公共事業の民営化が進められてきました。当時は規制緩和・民営化の「光」ばかりが強調されましたが、現在ではその「闇」が覆い隠せなくなっていると思います。 まず、規制緩和は労働者の権利を破壊しました。「労働の自由化」「多様な働き方」というスローガンのもとで労働規制がどんどん緩和され、労働権が十分に守られない非正規労働者が大量に生まれました。 また、民営化は社会を脆弱化しました。国鉄民営化では国鉄労組と社会党が潰され、労働組合やその支援をうける野党が一気に弱体化しました。地方も切り捨てられ、北海道・四国・九州では

                                                  政商・竹中平蔵は日本をどう壊したのか?<ノンフィクション作家・森功氏> | 日刊SPA!
                                                • バラまかれた「不倫写真」、社内には盗聴器…‟革マル“のあまりに陰湿な攻撃に「俺、もう辞めるわ」と、JR東海・葛西敬之が涙を流した日(森 功)

                                                  森功著『国商 最後のフィクサー葛西敬之』では、「改革三人組」と呼ばれた若き日の葛西敬之も描かれる。葛西は国鉄分割民営化の際に、最大労組である国労を潰すために、革マル派労組・動労トップの松崎明と手を組んだ。 しかし、分割民営化が果たされJR東海が発足すると、葛西は「反松崎」「松崎切り」を鮮明にする。それに激怒した松崎の執拗で陰湿な攻撃が始まった。松崎一派が葛西のスキャンダルを暴露するキャンペーンを行ったのだ。前回に引き続き、お伝えする。                                       『国商 最後のフィクサー葛西敬之』連載第8回中編 「とぼけたことを言うんなら…」 葛西はJR東海の常務取締役総合企画本部長から1990年6月に副社長に昇進し、名実ともに経営の舵を握った。それからおよそ1年後の91年8月、事件が起きた。 佐藤が新たにJR東海労を立ち上げた翌日の、8月1

                                                    バラまかれた「不倫写真」、社内には盗聴器…‟革マル“のあまりに陰湿な攻撃に「俺、もう辞めるわ」と、JR東海・葛西敬之が涙を流した日(森 功)
                                                  • “総理の振付師”今井尚哉#2 森功「新・現代官僚論」|文藝春秋digital

                                                    ★前回の話はこちら。 ※本連載は第6回です。最初から読む方はこちら。 「大臣、総理から訪韓を命じられたのですね。いつ韓国に行くのですか」 日韓慰安婦合意に向けた最終交渉に臨むため首相の安倍晋三を説得した岸田文雄が官邸から外務省に戻ると、1階には政治部の記者たちが待ち構えていた。質問攻めに遭って面食らっていると、外相秘書官がそばに駆け寄ってきて耳打ちした。 「大臣、大変です。テロップが流れています」 岸田が外務省に向かうわずか2~3分のあいだに、NHKが夕方のニュースで緊急テロップを流していたのである。 <首相、慰安婦問題で岸田外相を韓国に派遣> 安倍自身は日韓合意に疑心暗鬼であまり乗り気ではなかったが、官邸で岸田の説得により日韓外相会談の開催を了解したに過ぎない。ただし、慰安婦合意交渉がうまく運んで岸田の口から内容を発表されると、すべてが外相の手柄になる。そこで官邸サイドが先手を打った。あ

                                                      “総理の振付師”今井尚哉#2 森功「新・現代官僚論」|文藝春秋digital
                                                    • 特集ワイド:国家観なき「砂上の楼閣」 元首相一周忌 森功さん「安倍政治検証を」 | 毎日新聞

                                                      インタビューに答えるノンフィクション作家の森功さん=東京都千代田区で2023年6月13日、三浦研吾撮影 「官邸1強」と呼ばれたトップダウンの手法で、憲政史上最長政権を築いた安倍晋三元首相が非業の死を遂げて1年がたった。「今こそ安倍政治を検証すべき時です」。官邸中枢を取材し、批判的視座で作品を出してきたノンフィクション作家の森功さん(61)は言う。とかく「強さ」が語られる内閣であったが、森さんが口にしたのは「砂上の楼閣」という言葉だった。 身内に甘く、脇も甘い 「負の遺産」現政権にも 「政治主導は悪くない。でも、それが国民、国益のためになっているか、という観点が必要なのではないか。安倍政権の問題は、自分たちや一部の官僚の思いつきで政策を実現していったこと。僕は功より罪の方がはるかに大きかったと思いますよ」。森さんはいきなり厳しい評価を語った。 首相を側近として支える官房副長官、首相秘書官、首

                                                        特集ワイド:国家観なき「砂上の楼閣」 元首相一周忌 森功さん「安倍政治検証を」 | 毎日新聞
                                                      • 安倍政権下で肥大化した「内閣府」と「内閣官房」|森功|文藝春秋digital

                                                        ★前回の話はこちら。 ※本連載は第9回です。最初から読む方はこちら。 安倍一強政権を象徴する表現として、しばしば「官邸主導」という言葉が使われる。首相官邸がアメリカのホワイトハウスのような強大な機能を発揮し、国の政策を率いていく――。政治主導とも呼ばれる政策推進は、霞が関支配による縦割行政の打破を目指してきたはずだ。しかし官邸主導の実際はそれとはほど遠い。そば用人たちが官邸の主に知恵を授け、独断で物事を進めている。 その官邸主導の政治が暴走すると、奥の院の実情が見えにくくなり、厄介このうえない。モリカケ騒動に続き、首相自ら主宰する「桜を見る会」の公私混同ぶり……。「総理の意向」という号令の下、他の官僚たちは異論を差し挟む余地なく、従わざるをえない。第二次安倍政権の発足から7年を超えたこの間、国会で見せてきた官僚たちのみっともない姿は自業自得ととらえるムキもある半面、哀しくもある。 そんな安

                                                          安倍政権下で肥大化した「内閣府」と「内閣官房」|森功|文藝春秋digital
                                                        • “国鉄改革3人組”のなかで、ただ一人「革マル」を拒絶した男「JR西日本」井手正敬の激白…「常に眉に唾をつけていました」(森 功)

                                                          “国鉄改革3人組”のなかで、ただ一人「革マル」を拒絶した男「JR西日本」井手正敬の激白…「常に眉に唾をつけていました」 昭和の終わりを象徴する出来事だった「国鉄分割民営化」については、いまもまだ評価が定まっていない。JR東海、JR東日本、JR西日本の本州3社は順調だが、JR北海道などは経営が逼迫し、社長が続けて自殺するという悲劇も生んでいる。 この「分割民営化」を国鉄内部で推進したことで、絶大な権力を持つに至った葛西敬之氏自身の評価にも、同じことが言える。彼は本当に巷間言われるような「国士」なのか? 森功氏の新刊『国商 最後のフィクサー葛西敬之』は、それに大きな疑問を投げかけている。 後に葛西が国鉄改革で利用したのが「革マル」松崎明だった。しかし、同じ「国鉄改革3人組」でも、後にJR西日本のトップになる井手正敬は、松崎に対して、常に懐疑的だった。『国商 最後のフィクサー葛西敬之』から国鉄改

                                                            “国鉄改革3人組”のなかで、ただ一人「革マル」を拒絶した男「JR西日本」井手正敬の激白…「常に眉に唾をつけていました」(森 功)
                                                          • (耕論)学術会議、介入の意図 中島秀人さん、池内了さん、森功さん:朝日新聞デジタル

                                                            ","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下(中⑤企画)パーツ=1541 -->","naka6":"<!-- BFF486 PC記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 --><!-- /news/esi/ichikiji/c6/default.htm -->","naka6Sp":"<!-- BFF3053 SP記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 -->","adcreative72":"<!-- BFF920 広告枠)ADCREATIVE-72 こんな特集も -->\n<!-- Ad BGN -->\n<!-- dfptag PC誘導枠5行 ★ここから -->\n<div class=\"p_infeed_list_wrapper\" id=\"p_infeed_list1\">\n <div class=\"p_infeed_list\">\n <div class=\"

                                                              (耕論)学術会議、介入の意図 中島秀人さん、池内了さん、森功さん:朝日新聞デジタル
                                                            • 経産省の「今井チルドレン」 / 森功|文藝春秋digital

                                                              ★前回の話はこちら。 ※本連載は第6回です。最初から読む方はこちら。 GDP600兆円にしろ、年率2%の物価上昇にしろ、これまで官邸主導で打ち出してきた政策に実現性があるのかどうか、甚だ疑わしいが、私自身、何度も書いてきたように、突き詰めれば、官邸官僚たちの目的はそこではない。彼らの命題は、できる限り長く政権を守ることにあり、そのために内閣支持率を一定以上に保っておく必要があると考えている。 わけても安倍政権の広報マンを自任している政務秘書官の今井尚哉は、内閣の政策PRに躍起になってきた。2018年春にインタビューしたとき、自信満々にこう語った。 「総理官邸では経産省から来る事務秘書官が広報担当になるので、僕はもともと第1次政権のときからそこにかかわってきました。その流れで第2次政権が発足して政務秘書官になってから、総理の重要スピーチを書いてきたわけです。それは勘所が難しいので(他の)事務

                                                                経産省の「今井チルドレン」 / 森功|文藝春秋digital
                                                              • 安倍晋三を裏で操った「最後のフィクサー」JR東海・葛西敬之の知られざる正体…安倍が「国士」と称えた男が最期に抱えていた“爆弾”(森 功)

                                                                2022年は、この10年のあいだ日本を動かしてきた「二人の大物」が続けざまに死んだ年として、後世語られるかもしれない。一人は安倍晋三。もう一人が、安倍のブレインにして安倍政権の「フィクサー」と呼ばれた、JR東海名誉会長の葛西敬之だ。 講談社から12月14日に発売される本格ノンフィクション、 『国商 最後のフィクサー葛西敬之』では、硬派のジャーナリスト森功氏が、そんな葛西の知られざる素顔に迫る。JR東海は日本を代表する広告主のため、葛西については新聞テレビはもちろん、文春砲を筆頭とする週刊誌メディアもこれまで触れることができなかった。タブーの扉が、いま開く。 『国商 最後のフィクサー葛西敬之』連載第1回前編 安倍が死ぬ1ヵ月半前に世を去った「フィクサー」 葛西敬之(かさいよしゆき)が死の床についた。5月25日朝に息絶えたという。27日になって東海旅客鉄道(JR東海)が公表し、多くの人が新聞、

                                                                  安倍晋三を裏で操った「最後のフィクサー」JR東海・葛西敬之の知られざる正体…安倍が「国士」と称えた男が最期に抱えていた“爆弾”(森 功)
                                                                • 「国鉄民営化」を進めたのは「“ソ連側の”証人」として戦犯裁判に出た元関東軍幹部…ヤバすぎる昭和史に迫る(森 功)

                                                                  安倍元首相が国士と賞賛した葛西敬之が死の床についた。政界と密接に関わり、国鉄の民営化や晩年ではリニア事業の推進に心血を注ぎ、日本のインフラに貢献してきた。また、安倍を初めとする政治家たちと親交を深め、10年以上も中心となって日本を「事実上」動かしてきた。 本連載では、類まれなる愛国者であった葛西敬之の生涯を振り返り、日本を裏で操ってきたフィクサーの知られざる素顔を『国商』(森功著)から一部抜粋して紹介する。 『国商』連載第16回 『「日本最大の労働組合を潰す」...日本財界のフィクサー・葛西敬之の「国労の力を削ぐ」驚くべき「画策」』より続く 瀬島龍三という男 葛西は自ら手掛けた分割民営化について、〈スタートしたばかりの経営改善計画の否定から始めるべきものだった〉とまで述べている。前に書いたように当時の葛西は臨調との連絡係にすぎない。なのに、なぜそこまでできたのか。この当時、職員局に勤め、国

                                                                    「国鉄民営化」を進めたのは「“ソ連側の”証人」として戦犯裁判に出た元関東軍幹部…ヤバすぎる昭和史に迫る(森 功)
                                                                  • 総理のためだけに動く「官邸官僚」。今井補佐官の正体<森功氏> « ハーバー・ビジネス・オンライン

                                                                    11月20日で桂太郎(第11・13・15代内閣総理大臣)を抜き、憲政史上最長の在職日数となった安倍晋三総理。この間、安倍総理は官僚人事を壟断し、自身の手駒として動く忠実な下僕を主要ポストに据え、自身の「身内」に利権を分け与え、嘘を嘘で糊塗し、法や民主主義を踏みにじり、公文書を捏造させ、国家を私物化してきた。 安倍総理は「政治は結果」というが、その結果は、粉飾だらけのアベノミクス、失敗だらけでカネをばらまく外交とろくな成果も見られない。 『月刊日本 12月号』では、総特集として、長期政権の驕りと緩みが噴出しまくっている安倍政権を批判する「国家を私物化する安倍晋三 国民を裏切り続けた七年間」を掲載している。 今回はその特集から、ジャーナリストの森功氏の論考を転載し、ここに紹介したい。 ── 第二次安倍政権では、首相秘書官兼首相補佐官の今井尚哉氏を中心とする「官邸官僚」が突出した力を持ち、霞が関

                                                                      総理のためだけに動く「官邸官僚」。今井補佐官の正体<森功氏> « ハーバー・ビジネス・オンライン
                                                                    • あの積水ハウスが50億円以上だまし取られた…! 衝撃の「地面師詐欺」の語られなかった真相(森 功,週刊現代) @gendai_biz

                                                                      ハウスメーカー、デベロッパーとして国内最大手の積水ハウスが、50億円以上ものカネを騙し取られた2018年の「地面師詐欺」事件は、いまも多くの謎に包まれている。15人以上の逮捕者を出す大捕物になったものの、不起訴になった容疑者も多数いて、公判でもすべてが明らかになったとは言い難い。 この事件の取材の第一人者であるノンフィクション作家・森功氏がこのほど上梓した文庫『地面師 他人の土地を売り飛ばす闇の詐欺集団』には、知られざる数々の事実が記されている。今回、同文庫の内容を7回連続で公開する。 「あなたたちは、どちらの方ですか」 積水ハウス工務部の担当者たちは、パトカーから降りてきた警察官にいきなりそう誰何(すいか)された。工務部とは文字どおり、デベロッパーが建設工事にとりかかる前に現場の調査をし、資材を調達する先発隊だ。積水ハウスの工務部の社員も、そのために現場で作業をしようとしていたのだが、そ

                                                                        あの積水ハウスが50億円以上だまし取られた…! 衝撃の「地面師詐欺」の語られなかった真相(森 功,週刊現代) @gendai_biz
                                                                      • 「あいトリ」騒動は「芸術は自由に見ていい」教育の末路かもしれない(森 功次) @gendai_biz

                                                                        「あいトリ」騒動は「芸術は自由に見ていい」教育の末路かもしれない 明らかになった、芸術をめぐる「分断」 今回の騒動において、展示者側からの配慮がそこまで欠けていたとは私は思わない(とりわけ騒動が起こったあとでは、ボランティアやアーティストたちが、展示再開に向けてさまざまな対話の努力をしていた)。 今回の騒動を加熱させていたのは、芸術の評価軸を採用しない批判、つまり、芸術を芸術として見ようとしない者たちからの批判である。芸術として提示されたものを芸術として見る者たちと、見ない者たち。あいちトリエンナーレがつきつけたのは、この合間を本来埋めるべきであるはずの相互尊重が思いのほか断絶されていた、という点である。 この現実が可視化されたことは、ある意味では良かったのかもしれない。だが憂慮すべき点もある。今回の騒動を機に、学生たちの意見をさまざまな場で聞いてみたところ、少なくない若者たち、とりわけ美

                                                                          「あいトリ」騒動は「芸術は自由に見ていい」教育の末路かもしれない(森 功次) @gendai_biz
                                                                        • 菅義偉前首相 「安倍国葬」で話題を呼んだ感動の弔辞のウラに「使いまわし」と「元ネタを教えた人物の名前」(森 功,週刊現代) @gendai_biz

                                                                          9月27日に行われた安倍晋三元首相の国葬で、菅義偉前首相が友人代表として弔辞を述べた。これが感動的だと話題を呼び、内容も菅前首相が自身でほとんど書いたと報じられているが…… 「感動の弔辞」の舞台ウラ 6月17日のフェイスブックにはこう書かれている。 <一昨日故葛西敬之JR東海名誉会長の葬儀が執り行われました。 常に国家の行く末を案じておられた葛西さん。 国士という言葉が最も相応しい方でした。 失意の時も支えて頂きました。 葛西さんが最も評価する明治の元勲は山縣有朋。... > 投稿は7月8日に凶弾に倒れる前の安倍晋三だ。 太字の<もっと見る>をクリックする と、こう続く。 <好敵手伊藤博文の死に際して彼は次の歌を残しています。 「かたりあひて尽しゝ人は先だちぬ今より後の世をいかにせむ」 葛西さんのご高見に接することができないと思うと本当に寂しい思いです。 葛西名誉会長のご冥福を心からお祈り

                                                                            菅義偉前首相 「安倍国葬」で話題を呼んだ感動の弔辞のウラに「使いまわし」と「元ネタを教えた人物の名前」(森 功,週刊現代) @gendai_biz
                                                                          • 東大に93人、京大に33人、旧帝大に70人……安倍晋三の意を受け、葛西敬之が創設した「全寮制スパルタ校」の卒業生たちの進学先(森 功)

                                                                            「葛西敬之?そんなたいして有名でもない企業経営者が、日本を牛耳ってたなんて、そんなわけないだろう」 本書を読む前は、多くの人がそう思うようだ。森功著『国商 最後のフィクサー葛西敬之』では、一企業経営者にすぎない葛西氏が、官邸の人事を牛耳り、霞が関と内通して政策に口を出し、はてはNHKの会長選びに介入してマスコミを支配する姿までが描かれる。       『国商 最後のフィクサー葛西敬之』連載第12回(3) 第一次政権で「教育改革」を安倍にやらせた 「桃李(とうり)もの言わざれども、下自(したおの)ずから蹊(みち)を成す」 司馬遷の「史記」を好んで読んだ葛西敬之は、第一次安倍晋三政権の「教育再生会議」でしばしば漢の李広将軍列伝の一節を引き、教育問題に関する持論を展開した。 桃やすももの樹は意図して自らの魅力を触れまわるわけではないが、木の下には自然と人が集まり、雑草が踏まれて小道ができる――。

                                                                              東大に93人、京大に33人、旧帝大に70人……安倍晋三の意を受け、葛西敬之が創設した「全寮制スパルタ校」の卒業生たちの進学先(森 功)
                                                                            • 【あとがきたちよみ】 ドミニク・マカイヴァー・ロペス、ベンス・ナナイ、ニック・リグル 著、森 功次 訳『なぜ美を気にかけるのか 感性的生活からの哲学入門』 - けいそうビブリオフィル

                                                                              あとがき、はしがき、はじめに、おわりに、解説などのページをご紹介します。気軽にページをめくる感覚で、ぜひ本の雰囲気を感じてください。目次などの概要は「書誌情報」からもご覧いただけます。 ドミニク・マカイヴァー・ロペス、ベンス・ナナイ、ニック・リグル 著 森 功次 訳 『なぜ美を気にかけるのか 感性的生活からの哲学入門』 →〈「訳者あとがき」(pdfファイルへのリンク)〉 →〈目次・書誌情報・オンライン書店へのリンクはこちら〉 *サンプル画像はクリックで拡大します。「訳者あとがき」本文はサンプル画像の下に続いています。 訳者あとがき 本書はDominic McIver Lopes, Bence Nanay, Nick Riggle. Aesthetic Life and Why It Matters, Oxford University Press, 2022 の全訳である。 著者の三人とも

                                                                                【あとがきたちよみ】 ドミニク・マカイヴァー・ロペス、ベンス・ナナイ、ニック・リグル 著、森 功次 訳『なぜ美を気にかけるのか 感性的生活からの哲学入門』 - けいそうビブリオフィル
                                                                              • 行政文書騒動は、自民党内で勃発した菅と安倍の「代理戦争」だった…!低次元すぎるニッポンの権力闘争の正体(森 功) @gendai_biz

                                                                                表面化した「権力闘争」 放送法の解釈変更を巡る総務省の行政文書騒動は、黒を白と言い繕う安倍晋三一強政権の歪みを象徴している。 文書の作成は'14年から'15年にかけてのこと。奇しくも、あの森友・加計学園問題が進行していた時期と重なる。 森友・加計問題では、官房長官だった菅義偉が文科省の行政文書を「怪文書のようなもの」と嘯き、今回は総務大臣の高市早苗が膝元の総務省文書を「捏造」と言い放つ。どちらも墓穴を掘っているとしか思えない。反面、彼らの慌てぶりはある意味、想像がつく。 一強と謳われた安倍政権は実のところ一枚岩ではなく、内情は常に熾烈な権力闘争が繰り広げられていた。今度の総務省文書をよく見るとそれが読みとれる。 総務省文書で、解釈変更に前のめりになってきたと指摘されているのは、首相の安倍本人と首相補佐官の磯崎陽輔、所管大臣の高市である。だが、そのほかに重要なキーパーソンがいる。官房長官の菅

                                                                                  行政文書騒動は、自民党内で勃発した菅と安倍の「代理戦争」だった…!低次元すぎるニッポンの権力闘争の正体(森 功) @gendai_biz
                                                                                • 【追及スクープ】「大阪万博・大阪パビリオン」プロデューサーの顧問先企業が”最高位”スポンサーに決定した「不可解」(森 功,週刊現代) @gendai_biz

                                                                                  巨額のマネーが動くビッグイベントでは、華やかな表舞台のウラ側に深い闇が存在する。昨年の東京五輪がまさにそうだった。そして、大阪万博でも、納得し難い不可解なスポンサー選びが行われていた。『【追及スクープ】「大阪ワクチン」失敗のお騒がせ男が、「大阪万博」総合プロデューサーになっていた!』に引き続き紹介する。 顧問料は月30万円 サイエンスHPによれば会社の顧問は、「総合戦略アドバイザー」の肩書を持つ医学博士の森下をはじめ弁護士や弁理士など6人いる。 同社の関係者に聞くと、顧問料は最低でも月額30万円を払っているという。 「もともと(サイエンス)青山会長と森下先生は、'18年5月のアンチエイジングフェア2018で出会っています。一般社団法人・日本抗加齢医学会の副理事長である森下先生たちと関西テレビが催し、そこにサイエンスが出展しました。 すでに大阪万博が決まりかけていた時期で、青山会長は万博に影

                                                                                    【追及スクープ】「大阪万博・大阪パビリオン」プロデューサーの顧問先企業が”最高位”スポンサーに決定した「不可解」(森 功,週刊現代) @gendai_biz

                                                                                  新着記事