並び順

ブックマーク数

期間指定

  • から
  • まで

401 - 440 件 / 537件

新着順 人気順

池田晶子の検索結果401 - 440 件 / 537件

  • 【読書感想】考えごとしたい旅 フィンランドとシナモンロール ☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    考えごとしたい旅 フィンランドとシナモンロール 作者:益田 ミリ発売日: 2020/12/09メディア: 単行本 内容(「BOOK」データベースより) 温かいコーヒーとシナモンロールを頬張りながら。時間とか、人生とか、自分について、「食べて」「歩いて」「考える」フィンランドひとり旅。 フィンランドひとり旅、かあ…… 北欧というのは、好きな人にはたまらない場所みたいなんですよ。 僕もノルウェーに行ったことがあるのですが、少し郊外になると、絵本のような風景が広がっていて、なんだか現実感がなかったのを思い出します。 いやしかし、フィンランドって、何があるんだろう、オーロラとサンタクロースとムーミンくらいしか僕には思いつかない…… でも、この本を読んでいると、けっこう日本人観光客が多いみたいなんですよ。 益田さんは、2017年から、1年に1回ずつこの国を訪れているのです。 でも、書かれているのは、

      【読書感想】考えごとしたい旅 フィンランドとシナモンロール ☆☆☆ - 琥珀色の戯言
    • 政治学の入門書おすすめ本5選【政治学科1年生、必見!】

      タグ SF死刑恩田陸憲法戦争押井守政治政治哲学政治学日本沈没映画架空の軍隊池田晶子小室直樹消防漫画神保町米軍自衛隊華氏451度見学読書警察軍事学小松左京天皇おすすめパトレイバー2まとめアニメクトゥルフ神話クーデターコミックゴジラゾンビドキュメンタリードラマパトレイバープラトン哲学カフェホビーホラーミステリー丸山真男保守主義児童文学入門書北海道古書哲学銀河英雄伝説

      • 公式ファンブックが3月20日に発売決定!

        『劇場版 響け!ユーフォニアム~誓いのフィナーレ~』の公式ファンブックが登場! 映画『リズと青い鳥』の紹介ページに加え、スタッフ・キャストインタビューのほか キャラクターデザインラフ画など貴重な制作資料を多数掲載した、『ユーフォ』の 世界をより深くまで堪能していただける一冊です! ■コンテンツ紹介 第1章 ストーリー紹介 2年生になった久美子たちの物語を、石原立也監督の解説コメントとともにプレイバック! 第2章 キャラクター紹介 久美子たち先輩部員はもちろん、新入部員の奏、美玲、さつき、求のプロフィールも公開。 北宇治高校吹奏楽部の部員全員をパートごとに紹介します! 第3章 キャストインタビュー&コメント 北宇治カルテットをはじめ、メインキャスト陣がアフレコの様子などを振り返りました! ・座談会インタビュー 黒沢ともよ、朝井彩加、豊田萌絵、安済知佳 ・コメントインタビュー 雨宮天、七瀬彩夏

          公式ファンブックが3月20日に発売決定!
        • 読書感想【14歳からの哲学‐考えるための教科書‐ 池田晶子 ~私の人生観を変えた至上の一冊~】 #書評 - みんなの政治経済ブログ。

          この作品は副題が示す通り、『考えるための教科書』だ。実際、全国の小・中学校で道徳の副読本として採用され、一部の高校では、本書の内容を抜粋したテキストを入試問題として出題するなど幅広く利用されている。 読者も14歳から90歳までと、これまた幅広い層の読者から圧倒的な支持を得ている、正真正銘のベストセラーであり、ロングセラーだ。帯にも示されている通り著者は、『人は14歳以後、一度は考えておかなければならないことがある』と読者に訴えかけ、徹頭徹尾、「考えろ」と促すのだ。その考える事柄も『自分とは誰か』『理想と現実』『存在の謎』など実に30項目にも亘り、読者はこの書で、今まで考えたことがなかった様々なことを考え始めるだろう。 その中でも私の心を深く打ったのは『人生の意味』という項目だ。著者はここで、人生とは「今」の集積であり、したがってその「今」、その瞬間瞬間を懸命に生きることが人生の意味だ、と語

            読書感想【14歳からの哲学‐考えるための教科書‐ 池田晶子 ~私の人生観を変えた至上の一冊~】 #書評 - みんなの政治経済ブログ。
          • 昭和アニメ声優50人リスト

            番号名前本人登場備考1古谷徹〇2島本須美〇3池田晶子×顔写真すら無し4杉山佳寿子×5緒方賢一〇6青野武×故人7増山江威子△顔出しはNG8藤田淑子×故人9八奈見乗児×故人10小原乃梨子×11池田秀一×12銀河万丈×13鈴置洋孝×14大山のぶ代×15肝付兼太×故人16山田栄子〇17田島令子〇18井上和彦◎スタジオ出演19小山茉美×20古川登志夫◎スタジオ出演21平野文〇22永井一郎×故人23野沢那智×故人24速水奨〇25太田貴子〇26若本規夫×27内海賢二×故人28三ツ矢雄二◎スタジオ出演29日髙のり子×30千葉繁〇31大塚芳忠×32飛田展男×33榊原良子〇34野沢雅子◎スタジオ出演35田中真弓〇36堀川りょう〇37堀内賢雄〇38山田康雄×故人39小林清志×故人40大塚周夫×故人41富山敬×故人42神谷明〇43玄田哲章×44高山みなみ×45佐久間レイ〇46鶴ひろみ×故人47林原めぐみ×48中尾

              昭和アニメ声優50人リスト
            • 『響け!ユーフォニアム3』各話感想 - 物語る亀

              この記事はXに投稿した井中カエルの『響け!ユーフォニアム3』感想まとめ記事になります 作品紹介・あらすじ 1話感想 2話感想 この記事が面白かったり、感想があればTweet、はてなブックマークをお願いします! 作品紹介・あらすじ スタッフ紹介 原作: 武田綾乃(宝島社文庫『響け!ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部、決意の最終楽章』) 監督: 石原立也 副監督: 小川太一 シリーズ構成: 花田十輝 キャラクターデザイン: 池田晶子、池田和美 総作画監督: 池田和美 楽器設定: 髙橋博行 楽器作画監督: 太田 稔 美術監督: 篠原睦雄 3D美術: 鵜ノ口穣二 色彩設計: 竹田明代 撮影監督: 髙尾一也 3D監督: 冨板紀宏 音響監督: 鶴岡陽太 音楽: 松田彬人 音楽制作: ランティス、ハートカンパニー 音楽協力: 洗足学園音楽大学 演奏協力: プログレッシブ!ウインド・オーケストラ 吹奏楽監

                『響け!ユーフォニアム3』各話感想 - 物語る亀
              • 眠る場所ない少女たち…沖縄社会の暴力「ゆいまーる」では救えない 琉球大教授・上間陽子さん〈ゆくい語り 沖縄へのメッセージ〉36 - 琉球新報デジタル

                インタビューに答える上間陽子さん=3日、県内 暴力や貧困の中に生きる、未成年の少女たちの声を聞き続けてきた上間陽子さん(48)=琉球大学教育学研究科教授。2017年に刊行した著書「裸足で逃げる」は、沖縄社会が見て見ぬふりをしてきた、困難を生きる少女たちの姿を浮き彫りにし、衝撃を与えた。今も少女たちの支援を続け、17年から若年出産女性の調査をする。 コロナ禍は観光が基幹産業の沖縄経済を直撃した。そのしわ寄せは非正規が多く、観光業や飲食店で働く比率の高い女性たちに及んでいる。「自助、共助が大事で、最後が公助」との意識が広がる社会で、上間さんは公共の仕組みの必要性を強く訴える。 (編集局次長兼報道本部長 島洋子) ◇    ◇ 毎月1回の大型インタビュー「ゆくい語り」。国際女性デーに当たる今回は、沖縄社会のひずみの中で懸命に生きる女の子たちを調査、支援してきた上間陽子さんに話を聞いた。 少女たち

                  眠る場所ない少女たち…沖縄社会の暴力「ゆいまーる」では救えない 琉球大教授・上間陽子さん〈ゆくい語り 沖縄へのメッセージ〉36 - 琉球新報デジタル
                • 琉球大教授・上間陽子さんに池田晶子賞 「歩み止めず進みたい」 - 琉球新報デジタル

                  上間陽子さん 哲学エッセーの分野を確立した文筆家・池田晶子さんの業績を記念した、第14回「(池田晶子記念)わたくし、つまりNobody賞」に、琉球大学教育学研究科教授の上間陽子さんが選ばれた。3日、主催するNPO法人が発表した。賞金は100万円。 上間さんは1972年、沖縄県生まれ。90年代から2014年にかけ東京で、以降は沖縄で未成年の少女たちの調査・支援に携わる。著書に「裸足で逃げる 沖縄の夜の街の少女たち」(太田出版、2017)、「海をあげる」(筑摩書房、2020)などがある。 上間さんは「沖縄のみんなで取った賞だ。自分の持ち場で歩みを止めずに進んでいきたい」と語った。主催団体は授賞理由に「ひとの言葉を聞くことをとても大切にしている。新しい言葉を紡ぎ出そうとする『聞く人』上間氏に当賞を贈る」とした。 同賞は新しい言葉の担い手に向け2008年に創設された。

                    琉球大教授・上間陽子さんに池田晶子賞 「歩み止めず進みたい」 - 琉球新報デジタル
                  • revival

                    今週のお題「最近読んでるもの」 洋書を読んだ記憶は、高校生の時にマーガレット・ミッチェルの「風と共に去りぬ」くらいで、最近では2~3年前にヴィクトール・E・フランクルの「夜と霧」を読んだ。 一つの作品を読み終わるのに3週間かかったのは初めての経験だ。 時間がかかった要因のひとつは、最近の朝の通勤電車が混み過ぎて、本が開けない。次に、カタカナ名前で登場人物が多いと覚えられなくて、何度もページを行ったり来たりして遅々として進まない。時代小説の場合は、同じような長い名前でも、漢字なので読めなくてもその人が漢字としてイメージできてしまう。 マーガレット・ミッチェルの「風と共に去りぬ」は、映画が大好きだったので、登場人物は全部わかっていてスムーズだった。「海流のなかの島々」は映画化もされているので、先に観ていたらもう少し楽に読めたかもしれない。 それでも挫折せずに読了できたのは、引き込まれるところが

                      revival
                    • 姫野カオルコ『彼女は頭が悪いから』文春文庫 (2021) 読了 +読書日記1194 - はてなブログ大学文学部

                      姫野カオルコ『彼女は頭が悪いから』文春文庫 (2021) つづきを読み終えた。 nainaiteiyan.hatenablog.com ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 感想 一週間かけて読み終えた。リミットを今日に設定したので、450ページくらいから先はスピードを上げて読んだ。長い物語であった。 読み終えて思ったこと、それは、このような500項にわたる長い物語を、この物語に含まれる膨大な情報量を、要約というかたちあるいは別の方法によって、伝達などできるのか?という疑問であった。そして自分は無理があると思わざるを得なかった。そしてこの問いはジャーナリズムへの問いかけでもある。 本の要約というのは、それが可能かどうかは分野によると自分には思われた。 全ては情報量に依存する。言い換えれば、要約可能な本というのはたいした情報がないわけである。しかしこ

                        姫野カオルコ『彼女は頭が悪いから』文春文庫 (2021) 読了 +読書日記1194 - はてなブログ大学文学部
                      • 読書日記1178 - はてなブログ大学文学部

                        読んだ本 リチャード・ドーキンス『魂に息づく科学:ドーキンスの反ポピュリズム宣言』早川書房 (2018) 池田晶子『無敵のソクラテス』新潮社 (2010) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 日記 リチャード・ドーキンス氏と池田晶子の対比は面白い。 前者は科学至上主義者であり、後者は科学の万能性に疑問を呈する哲学者である。 水と油が混じらないのは水のなかに油を入れるか、油のなかに水を入れることによって初めて判明するように、ドーキンスの思想に池田晶子の思想を入れるか、池田晶子の思想にドーキンス氏の思想を入れることによって両者がどう反応を示すか分かる。 時には想いもよらない化学反応が起こることもある。それがゲシュタルトというものだと自分は思う。 ドーキンス氏の本の46ページの文章をメモした。 "根本的な善悪の価値観を科学的知識からは引き出せないという

                          読書日記1178 - はてなブログ大学文学部
                        • 無が有を生むという幻想の中で、無が有している。 - 夢見るように、考えたい

                          さて、中村元や井筒俊彦や龍樹や池田晶子さん(池田さんだけさん付け(笑))などを見ていると、こうしてPCを打っている私が「無」であることがなんとなく感じられる。 いやいやなにを言っているのか、という感じもあるのだが、 そこは根深い生まれてから今までの思い込み、だと龍樹はいっている。 無なのだが、「有」と感じられるのはなぜなのか。 無、という語が難しいのだ。無、とは虚無、なにもないこと、という連想が湧くからかもしれない。 だが、ここでいう「無」とはちょっと違う意味である。「一」といったほうがいいかもしれない。あるいは「無境界」。ケン・ウィルバーが言っていた語である。 一、ということは、別れて個別になることを妨げない。もともと一であるし、つながっていることとつながっていないことは同じだからだ。 そう、こういうことを言っていると、結局何も言っていないことと同じになる。変化や時間も別になくはない。あ

                            無が有を生むという幻想の中で、無が有している。 - 夢見るように、考えたい
                          • 6月25日  本を買った。鶴見俊輔、埴谷雄高、夢野久作、池田晶子(あ、全部買ったわけではありません。。)。徹底的に内省的であることにより、真実は量ではなく一挙に与えられること。 - 夢見るように、考えたい

                            ランキング参加中生きることは物語を描くこと、それは哲学すること 今朝の体重64.7KG、体脂肪10.1%。昨日朝が64.9kgだったので、0.2g減ったことになる。昨日は久方ぶりにジムに行けた。やはり自宅よりジムに行くと気分転換ができるのを実感した。 最近時計を左手にしている。ずっと右手にしていたが、金属アレルギーらしき症状が出てやむなく左手に代えた。まあ、アレルギーならそのうち左手にも症状が出るかもしれない。その時はあきらめてNATO ベルトかチタン時計中心にするしかないと思っている。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 鶴見俊輔さんは、いわゆる神秘哲学系から私はアプローチさせていただいたが、別に神秘哲学系の方ではなく、リベラル哲学者、というような位置づけなのだろう。 そして埴谷雄高さん(本名般若豊)、こちらは勿論我が敬愛する池田晶子さんの自ら絶

                              6月25日  本を買った。鶴見俊輔、埴谷雄高、夢野久作、池田晶子(あ、全部買ったわけではありません。。)。徹底的に内省的であることにより、真実は量ではなく一挙に与えられること。 - 夢見るように、考えたい
                            • 読書日記1199 - はてなブログ大学文学部

                              読んだ本 高島和哉『ベンサムの言語論:功利主義とプラグマティズム』慶應義塾大学出版会 (2017) 橘宗吾『学術書の編集者』慶應義塾大学出版会 (2016) プラトン『国家 上  改版 』岩波文庫 (2008) つづきを読み進めた。 nainaiteiyan.hatenablog.com ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 日記 ソクラテスは第一巻で正義は不正に勝ることを論証した。 第二巻では、それでもまだ完璧には説得できていないのか、聴衆に理解力が足りないからなのか、まだ不正のほうが正義に勝ると考える人間がいて、ソクラテスに対していろいろと持論をまくしたてる。 するとソクラテスは黙っていられず、「自分が息をしていて口がきけるのに、見捨てて助けないのは不敬虔だ」と語り、「国家と正義」という壮大な物語を展開していく。 一通り国家は読んだので結論は分か

                                読書日記1199 - はてなブログ大学文学部
                              • 京アニ事件被告、遺族質問に「全体狙った」 逆質問も - 日本経済新聞

                                36人が死亡した2019年7月の京都アニメーション放火殺人事件で、殺人罪などに問われた青葉真司被告(45)の裁判員裁判が20日、京都地裁(増田啓祐裁判長)で開かれた。この日は、被害者参加制度を利用した遺族や代理人が被告に直接質問した。作画監督を務め、犠牲になった寺脇(池田)晶子さん(当時44)の夫(50)は「妻はターゲットだったのか」と質問。被告は「京アニ全体を狙う認識で、個人という認識はなか

                                  京アニ事件被告、遺族質問に「全体狙った」 逆質問も - 日本経済新聞
                                • 読書日記967 - はてなブログ大学文学部

                                  読んだ本 引用元:版元ドットコム 引用元:版元ドットコム 引用元:版元ドットコム チャールズ・ブコウスキー『書こうとするな、ただ書け:ブゴウスキー書簡集』青土社 (2022) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 日記 池田晶子はエッセイについて語る。 文筆家は毎回毎回、何について書くのか、ネタ探しは大変じゃないですかという主旨のことを池田晶子は問われ、全く困ったことがないと述べる。 "逆に、文章を書くには「ネタ」が必要なはずだという考えに改めて私は驚く。なぜ文章を書くに際して、言葉以外の材料が必要なのだろうか。(・・・)本来の「エッセイ」とは言うまでもなく十六世紀モンテーニュの『エセー』であり、その意は字義通り「試み」もしくは「試論」である。思考が自身を試みるために書かれる文章、それが本来の「エッセイ」である。" P335 (『考える日々』) ブ

                                    読書日記967 - はてなブログ大学文学部
                                  • 名著107「100分de災害を考える」

                                    死者・行方不明者の数が2万2000人を超え、史上に例をみないほど大規模な被害をもたらした東日本大震災。あの日から10年の歳月がたとうとしています。復興が進んでいく一方で、今なお痛みを抱えて苦しんでいる人たち、故郷を遠く離れざるを得ない人たち、再生への道筋が未だ見えない人たちが、数多くいます。更に、私たちは今、新型コロナウィルス禍というこれまで経験したことがない災禍の最中にあります。こんな時だからこそ、古今の名著を読み直すことで、「生きる力」「危機に向き合う姿勢」「未来を拓く叡知」を学ぶことはできないか。「100分de名著」では、この3月、4冊の名著をセレクトして新たな視点から光を当て直し、現代の私たちに通じるメッセージを読み解いていきます。 東日本大震災で私たちが体験したのは、ずっと続くと信じられていた日常が、ある日突然奪われてしまうということでした。「かけがえのない日常を根こそぎにされた

                                      名著107「100分de災害を考える」
                                    • フィクションにおける「自衛隊」イメージの変遷【前編】~「皇帝のいない八月」から「ガメラ2」まで

                                      タグ SF死刑恩田陸憲法戦争押井守政治政治哲学政治学日本沈没映画架空の軍隊池田晶子小室直樹消防漫画神保町米軍自衛隊華氏451度見学読書警察軍事学小松左京天皇おすすめパトレイバー2まとめアニメクトゥルフ神話クーデターコミックゴジラゾンビドキュメンタリードラマパトレイバープラトン哲学カフェホビーホラーミステリー丸山真男保守主義児童文学入門書北海道古書哲学銀河英雄伝説

                                        フィクションにおける「自衛隊」イメージの変遷【前編】~「皇帝のいない八月」から「ガメラ2」まで
                                      • イスラーム <宇宙論の歴史、孫引きガイド

                                        * アラビア語やペルシア語などの日本語表記は、勉強不足のため残念ながらわかりません。 そこで、次の辞典で見つけることができたものは、そちらに従いました; 大塚和夫・小杉秦・小松久男・東長靖・羽田正・山内昌之編、『岩波 イスラーム辞典』、岩波書店、2002、1266ページ。 ただし、そこで見つからなかった場合は、別のところで見つけたものにならうか、ローマ字読みしたり、アルファベットのままだったりします。 他方、言及している資料が他の方法で表記している場合、引用は出典に従い、統一することはしません。 ともあれ例によって、多々誤りもあろうかと思いますが、ご寛恕ください。 i. 『クルアーン(コーラン)』とその周辺 藤本勝次・伴康哉・池田修訳、『コーラン 世界の名著 15』、中央公論社、1970 コーランとイスラム思想(藤本勝次);日本とコーラン/コーランの成立/コーランの教え/コーランと近代イス

                                        • 「読書ばかりしてないで行動しろよ。」に対する反論 - はてなブログ大学文学部

                                          この類の質問はよく耳にしますね。 正直なところ放っておいて欲しいんですよね。 そもそもの話、行動の定義って何でしょうか。 別の本を読む。これも行動ではないでしょうか。 考える。これも行動ではないでしょうか。 はい、きました。また言葉の曖昧な日本語の登場です。 言語学でも勉強してから質問して下さい。 それでも敢えて答えるならば、 「読書で得た新たな知見をまた別の本で試したいのです。」と答えます。 誰もが思いつかないような発想は、小さな思考の積み重ねでしかないと思うのです。 池田晶子さんの本を読めばわかるでしょう。

                                            「読書ばかりしてないで行動しろよ。」に対する反論 - はてなブログ大学文学部
                                          • 「私を支える本」早坂大輔さん(盛岡市BOOKNERD)、平野左近さん(秋田市ひらのや書店)、中山里沙さん(仙北市地域おこし協力隊、元・丸善日本橋店勤務)|秋田魁新報電子版

                                            「私を支える本」早坂大輔さん(盛岡市BOOKNERD)、平野左近さん(秋田市ひらのや書店)、中山里沙さん(仙北市地域おこし協力隊、元・丸善日本橋店勤務) 情報を収集し、暇をつぶし、遊ぶなら、いくらでも選択肢があります。 わざわざ「本」を選ぶなんて、今はもう「ナード(おたく)」? 本の仕事をする人に、かけがえのない一冊についてうかがい、本の力を確かめます。 悩みばかりで、内気なぼくの人生にも、 小さな、僕にぴったりな一隅が、ある。早坂大輔さん(盛岡市BOOKNERD) 秋田市出身の早坂大輔さん(47)は、盛岡城址の東、中津川に架かる中の橋を渡った紺屋町に2017年、独立系書店「BOOKNERD(ブックナード)」を開業。取材の日、平日にもかかわらず、店先で開店を待つ人たちがいました。週末は県外からのお客さんが半数を占めるほど。また今年3月まで秋田市文化創造館にあったセンシューテラス内のブックシ

                                              「私を支える本」早坂大輔さん(盛岡市BOOKNERD)、平野左近さん(秋田市ひらのや書店)、中山里沙さん(仙北市地域おこし協力隊、元・丸善日本橋店勤務)|秋田魁新報電子版
                                            • 『遺族』『裁判員』『主治医』青葉真司被告に死刑判決...それぞれの心境「主文を聞いて涙がぽろぽろ出た」「判決しないといけないのは苦しくもあった」【京アニ裁判】 | 特集 | MBSニュース

                                              『遺族』『裁判員』『主治医』青葉真司被告に死刑判決...それぞれの心境「主文を聞いて涙がぽろぽろ出た」「判決しないといけないのは苦しくもあった」【京アニ裁判】 36人が死亡した京都アニメーション放火殺人事件から約4年半、143日にわたる裁判がひとつの区切りを迎えました。 厳重な警備体制が敷かれ、物々しい空気が漂った1月25日朝の京都地裁。雪が降る中、約400人が傍聴券を求めて列を作りました(抽選席数は23席)。 2019年7月18日。京都市伏見区の京都アニメーション第一スタジオに放火し、社員36人を殺害し、32人に重軽傷を負わせた罪などに問われた青葉真司被告(45)。裁判で青葉被告は動機について「自身が書いた小説を京アニに盗まれた」などと主張。 (青葉被告)「自分が書いた小説を京都アニメーションにパクられた。闇の人物ナンバー2が京アニに盗作を指示した」 裁判で争われたのは、青葉被告が抱いた

                                                『遺族』『裁判員』『主治医』青葉真司被告に死刑判決...それぞれの心境「主文を聞いて涙がぽろぽろ出た」「判決しないといけないのは苦しくもあった」【京アニ裁判】 | 特集 | MBSニュース
                                              • 【開催後記】2019年10月6日「丸山真男で考える日本の諸問題~個人、自由、差別」

                                                タグ 14歳からの哲学P4Cアニメコミックプラトン初心者大歓迎哲学政治哲学映画池田晶子漫画社会問題読書開催後記SF 主催者の藤沢です。 10月6日は日本を代表する政治学者である、丸山真男(1914-1996年)の論文「超国家主義の論理と心理」(1946年)を読んで、日本の諸問題を考える会でした。 まずはこちらの写真を。 1つの論文が、未来社、岩波書店、平凡社から出ている(所収されている)んですね! それだけ、影響力のある重要な論文であることがわかります。 さて、本題ですが、 今回、この論文を選んだきっかけは、ヘイトスピーチを見て、「一体、これは何なのか?」という漠然とした疑問。 その原因を考えて、行きついた論文が、この丸山真男の「超国家主義の論理と心理」でした。 参加の皆さんにも、最初に、今回の参加動機や簡単な感想を頂きました。 丸山は「そこに山があるから」(ジョージ・マロリー)のような存

                                                • 恋をするとなぜ私たちは「いい人」になるのか?...池田晶子の「内なる善」とは

                                                  <哲学は人を救う...。フランスで哲学の博士号を取得した「挫折博士」が考え抜いた末に見た世界は、なぜ美しくきらめいていたのか? 恋愛と哲学について> フランスで哲学の博士号を取得し、その将来は順風満帆――とはいかなかった。 躁うつ病を発症し、ドライバー、福祉施設職員、工場勤務と職を転々。研究者の職に就けなかった挫折と、心身が思うように動かない絶望のなかで、「哲学すること」だけはあきらめなかった。 在野の哲学徒・関野哲也氏が、自らのどん底体験から「哲学すること」の豊かさ、善く生きることの大切さを追求してまとめた、『よくよく考え抜いたら、世界はきらめいていた』(CCCメディアハウス)の「第7章 善く生き、善く死んでいくということ」より一部抜粋する。 恋をする人は「内なる善」を知っている 突然ですが、誰しも人を好きになった経験があると思います。人を好きになったとき、あの素敵な人に相応しくなれるよ

                                                    恋をするとなぜ私たちは「いい人」になるのか?...池田晶子の「内なる善」とは
                                                  • 名著107「100分de災害を考える」

                                                    1968年、新潟県生まれ。慶應義塾大学文学部仏文科卒業。2007年「越知保夫とその時代 求道の文学」にて第14回三田文学新人賞評論部門当選、2016年『叡知の詩学 小林秀雄と井筒俊彦』(慶應義塾大学出版会)にて第2回西脇順三郎学術賞受賞、2018年『詩集 見えない涙』(亜紀書房)にて第33回詩歌文学館賞詩部門受賞、『小林秀雄 美しい花』(文藝春秋)にて第16回角川財団学芸賞・第16回蓮如賞受賞。著書に『イエス伝』(中央公論新社)、『魂にふれる 大震災と、生きている死者』(亜紀書房)、『生きる哲学』(文春新書)、『詩と出会う 詩と生きる』『14歳の教室』(いずれもNHK出版)、『霧の彼方 須賀敦子』(集英社)など多数。 ◯『100分de災害を考える』 ゲスト講師 若松英輔 危機の時代を生きるためにはじめに 二〇一一年三月十一日、大地震と巨大津波が東日本一帯を襲い、多くの人びとのいのちを、日常

                                                      名著107「100分de災害を考える」
                                                    • ここでもう一度僕を紹介(introduce)したいと思います。 - はてなブログ大学文学部

                                                      年齢:28 性別:男 身長173cm 体重72kg 職業:医療法人の総務職 趣味:読書・散歩・野球・ピアノ・作曲 大学は英文学を専攻していました。 TOEICは卒業時で715点です。しかし全く役に立ちませんでした。 新卒でホテルに入社。その後転職を繰り返し現在に至ります。(なんとか社会人5年目) ー僕の仕事観ー ちゃんと納税をしていれば何をしても良いと思います。ただ、好きなことをしないと続かないと思います。逃げ癖という言葉は嫌いです。嫌なことを続けるとうつ病になりやすいと思います。 ー僕の恋愛観ー 岡本太郎を尊敬しています。彼みたいになりたいです。 ー僕の趣味ー 作曲をしてYoutubeに投稿したりしていました。また、自称散歩マスターです。JR新小岩駅からディズニーランド前まで歩いたりしていました。 ー僕の病歴ー ホテルで「ありがとうございます」がはっきり言えなくなりました。吃音持ち。吃音

                                                        ここでもう一度僕を紹介(introduce)したいと思います。 - はてなブログ大学文学部
                                                      • ロフト初韓国コスメ限定イベント トレンドはサーモンや毒ヘビ

                                                        ロフトが注目するコスメを一堂に集める「ロフトコスメフェスティバル」(以下、コスフェス)は、2024年で11年目、25回目に突入。今回は初めて韓国コスメに特化した。「ロフト Kコスメフェスティバル 2024SS」と題して、24年4月20~5月31日まで全国のロフトおよびネットストアで開催。日本初上陸、ロフト先行販売などを含め、98ブランド全503種類を取りそろえた。次のブームをけん引するトレンドワードは? ロフト初となる韓国コスメだけを集めた「ロフト Kコスメフェスティバル2024SS」は、全国のロフトおよびロフトネットストアで2024年4月20日から5月31日まで開催 韓国コスメの勢いが止まらない ロフトにおける2023年の韓国コスメの売り上げは、20年比で5倍、取扱商品数は10倍に増加した。コスメ全体における韓国コスメの売り上げシェアも16%を占める。 ロフト広報室の池田晶子氏によると、

                                                          ロフト初韓国コスメ限定イベント トレンドはサーモンや毒ヘビ
                                                        • 読書日記1285 - はてなブログ大学文学部

                                                          読んだ本 ハンナ・アーレント/ハインリヒ・ブリュッヒャー『アーレント=ブリュッヒャー復書簡 1936-1968』みすず書房 (2014) 小室直樹『日本人のためのイスラム原論 新装版』集英社インターナショナル (2023) 中野剛志/適菜収『思想の免疫力』KKベストセラーズ (2021) 池田晶子『考える日々 全編』毎日新聞出版 (2014) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 日記 今日も小室直樹の本をメインにいろいろと読み込んだ。 昨日はキリスト教が「異教徒は隣人ではない」というエトスを持っているために殺戮の歴史があるとハッキリ分かった。それに対し、イスラム教は「宗教に強制なし」というエトスがあるので、異教徒に対して改宗は迫らず、寛容的な宗教であることが理解できた。 しかし昨日の段階ではそんな寛容なイスラム教がなぜ9.11のようなテロを行うの

                                                            読書日記1285 - はてなブログ大学文学部
                                                          • 5月14日 下っ腹ぽっこり。ドクサという目の鱗をできるだけ落としてゆきたい。 - 夢見るように、考えたい

                                                            今朝の体重64.4kg、体脂肪11.2%。 これくらいの体重で、体脂肪11を越してくるのは、やはり毎日玄米をもりもり食べているからかもしれない。気持ち下っ腹が出ている気もする。 ランキング参加中ライフスタイル ランキング参加中Think<書くことは考えること> ランキング参加中あなたの世界観を語ろう ということで、今朝は玄米なしで代わりに刻みキャベツと納豆と卵、という感じにした。キャベツが思いのほか食べ応えがあり、玄米なしという感じがあまりなくていい感じ。 夜に空腹感に耐えられず2合炊き(電子レンジだが)のプラ製容器から玄米をかっくらう、という感じになってしまっている。これはもしかすると牛乳を買うことを手放した結果、コーヒーがあまり美味しくなくて飲まなくなった所為かもしれないと今気づいた。毎日コーヒーに牛乳をどばどば入れて、ビアマグなみなみの分量を一気飲み、というムーブで空腹感をごまかして

                                                              5月14日 下っ腹ぽっこり。ドクサという目の鱗をできるだけ落としてゆきたい。 - 夢見るように、考えたい
                                                            • 読書日記452 - はてなブログ大学文学部

                                                              ニーチェ『ツァラトゥストラかく語り』のつづきと、 『悦ばしき知恵』のつづきを読む。 nainaiteiyan.hatenablog.com 悦ばしき知恵のほうは読みづらい。 眠気と戦いながらも本書に書かれていたこと、とくに今日はニーチェが言う「徳」の性質を私は理解した。 端的にいえばニーチェは、徳が社会の発展のための道具として存在していると踏んでいた。 そしてデヴィッド・グレーバー『負債論』において、ニーチェが重要だとされていた理由も部分的には理解できた。 グレーバーは、部分的には道徳によって「ブルシット・ジョブ」が発生すると見ていた。 nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com 徳は倫理と道徳に分かれる。 池田晶子氏の考えに沿えば、マクロは道徳でミクロは倫理。 ニーチェは社会と徳の関係性について述べているので、ニーチェの

                                                                読書日記452 - はてなブログ大学文学部
                                                              • 読書日記111 - はてなブログ大学文学部

                                                                池田晶子/陸田真志『死と生きる 獄中哲学対話』新潮社(1999年)を読む。 池田氏と囚人の哲学対話ということで、興味があり購入。 ソクラテスやプラトンが誕生してから2500年といわれている。 人間の感覚からすれば途方もない時間である。 にもかかわらず、彼らが書き残した言葉はいまだに生きている。 それについて、池田晶子氏は「真理は表現されるべきである」と言う。 今は多様性のある社会になり、個人的には価値観がそれぞれの方向に拡散し、数学的な表現で言えば「発散」していくようにみえる。 この状況のなかに「真理」は存在するのだろうか。 おそらく存在する。 価値観は違えど、誰しもが自分の幸福度を上げていきたいと思っているはずである。 今日の政治的な争いのもとは、その普遍的な欲求が何かによって奪われるからではないか。 獄中の囚人と対話を通して「真理」の一欠片がみえてくる。 それを共有できる喜びをお互いに

                                                                  読書日記111 - はてなブログ大学文学部
                                                                • 読書日記293 - はてなブログ大学文学部

                                                                  岡本太郎『自分の中に毒を持て』と、 池田晶子『考える日々』のつづきを読む。 nainaiteiyan.hatenablog.com 池田氏の朝日新聞に対する批判は痛快だ。 「ひらけ」 というキャッチコピーに呆れる。 「ああ、やっぱり今までひらいていなかったね」と。 大衆を引っ張ってやるという傲慢さ、大衆を引っ張っているという思い込みが堕落を招く。 迎合的な文章には本質がない。本質がない言葉の虚無感。 しかし、サンデー毎日は違った。 この本も毎日新聞出版である。 岡本氏は好奇心について語る。 死と隣合わせになることによって生が謳歌できる。 46歳になってからスキーを始め、いきなり上級コースに挑む。 好奇心が止まらなかったという。そして転倒。 そこに大きな喜びを見出す。 彼の生き方は結果的に人と違う生き方を選んだだけで、人と違う生き方を選んでいるわけではない。 自分の情熱を第一とし、苦しい道で

                                                                    読書日記293 - はてなブログ大学文学部
                                                                  • 読書日記1234 - はてなブログ大学文学部

                                                                    読んだ本 ジャンヌ・ベム『フローベール コンテンポラリーなまなざし』水声社 (2017) 酒井紀幸・山本恵子 編集『美/学』大学教育出版 (2009) 古川日出男『の、すべて』講談社 (2023) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 日記 『美/学』 シラーによる遊戯の美学についてメモ。 "シラーはカントから、自然(自然法則の世界)と自由(道徳法則の世界)との隔絶をいかに媒介するかという問題を受け継いだ。人間は一方では時間、空間のおいて制限され、変転を余儀なくされる個的存在である。しかし他方では自らのうちに有する、理想的人間(人間一般)という天分と使命へと開かれた存在でもある。要するに人間の生は単に物質的であることも極端に精神的であることもできないのであるが、これら相反する両性質が共存するという矛盾を調和させうるのが遊戯である。たとえば感性的な人

                                                                      読書日記1234 - はてなブログ大学文学部
                                                                    • 読書日記1335 - はてなブログ大学文学部

                                                                      読んだ本 吉田健一『文学の楽しみ』講談社学芸文庫 (2010) ピーター・シンガー『私たちはどう生きるべきか』ちくま学芸文庫 (2013) その他数冊 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 日記 久々に長い時間、書店を歩き回った。BOOK・OFFの店内もウロウロしながら本を貪り読んだ。 気になる本はいくつかあった。 白陽社の『WEIRD』や、 ジョセフ・ヘンリック『WEIRD 「現代人」の奇妙な心理』白揚社 (2023) NHK出版から出ている『善と悪の生物学』も気になるところであった。 ロバート・M・サポルスキー『善と悪の生物学』NHK出版 (2023) 「しかし待てよ」と内なる声が聞こえてくる。 この本を読んだ自分は、安易にあれこれ手を出すことに躊躇した。 nainaiteiyan.hatenablog.com 結局のところ、それぞれの本には多

                                                                        読書日記1335 - はてなブログ大学文学部
                                                                      • ファンが急増!?ドムドムハンバーガーの「どむぞうくん」グッズが愛される理由|@DIME アットダイム

                                                                        発売→即完売続出!”どむぞうくん”グッズが愛される理由 ”ゆるキャラ”ブームも終息した今、次に来るのは”ゆるアイコン”ブームかもしれない・・・。それを予感させる現象が今、ロフトで起こっている。2021年7月30日から全国のロフト58店舗とロフトネットストアで開催されている「ドムドムハンバーガー POP UP STORE」で、ドムドムハンバーガーのアイコン「どむぞう」くんをデザインしたグッズが、飛ぶように売れているのだ。 ▲銀座ロフトのドムドムハンバーガー POP UP STORE 「店舗によっては発売から3日間で完売した商品も出てきています。最近は、SNSで若い方に話題で人気のドムドムグッズですが、今回は、どむぞうくんにレトロな昔懐かしさを味わう層にも人気で、いくつかロフトの店舗を回られる熱烈な40代の方の購入も見受けられました。またどむぞうくんの象のアイコンのファンには、象モチーフ好きの

                                                                          ファンが急増!?ドムドムハンバーガーの「どむぞうくん」グッズが愛される理由|@DIME アットダイム
                                                                        • 武田砂鉄 - Wikipedia

                                                                          武田 砂鉄(たけだ さてつ、1982年10月29日 - )は、日本のフリーライター、ラジオパーソナリティー。元編集者[3]。東京都東大和市出身[4][5][6]。身長185cm[7]。著作『紋切型社会』で第25回Bunkamuraドゥマゴ文学賞などを受賞[2]。 砂鉄はペンネーム。 略歴・人物[編集] 明治学院中学校・明治学院東村山高等学校卒業[8]。祖父は新聞記者で、幼い頃から実家には本が沢山あった[9]。高校の頃からハードロックやヘヴィメタルに入れ込む[1]。特に音楽評論家である伊藤政則の文章からの影響を度々語っている。19歳の時に音楽誌『beatleg magazine』編集部へ、ルーズリーフに書いた文章を持ち込み、掲載されたのがライターとしての初仕事であった[1]。以後、同誌でコラムの連載を開始。この連載は、出版社に勤める間も会社には秘密で続けられた。 大学卒業後[2]、2005年

                                                                          • 「怖い」「気持ち悪い」客の反応が自信に 「猫のダヤン」が40周年 作者に聞く誕生秘話

                                                                            2023年は「猫のダヤン」が誕生して40周年の節目の年だ。6月には東京・松屋銀座で展覧会「猫のダヤン40周年 池田あきこ原画展―ダヤンの不思議な旅―」も予定されている。特徴的な“目”と200種類に及ぶユニークなキャラクターは全国にファンを持つ。生みの親で、絵本作家・池田あきこさんにダヤン40周年の思いを聞いた。 2023年は「猫のダヤン」が誕生して40周年の節目の年だ。6月には東京・松屋銀座で展覧会「猫のダヤン40周年 池田あきこ原画展―ダヤンの不思議な旅―」も予定されている。特徴的な“目”と200種類に及ぶユニークなキャラクターは全国にファンを持つ。生みの親で、絵本作家・池田あきこさんにダヤン40周年の思いを聞いた。(取材・文=水沼一夫) 人気女優の華麗なる愛車遍歴…外車の魅力とこだわる理由(JAF Mate Onlineへ) ダヤンが誕生したのは1983年。会社員を辞めた池田さんは、母

                                                                              「怖い」「気持ち悪い」客の反応が自信に 「猫のダヤン」が40周年 作者に聞く誕生秘話
                                                                            • 2ページ目:『特別編 響け!ユーフォニアム』池田和美(総作画監督)インタビュー【スタッフ&声優 短期連載:第4回】 | アニメイトタイムズ

                                                                              『特別編 響け!ユーフォニアム~アンサンブルコンテスト~』総作画監督・池田和美さんインタビュー|成長による変化も入れつつ、「今までの久美子たち」でもあると思ってもらえるように芝居を付けた【スタッフ&声優 短期連載:第4回】 麗奈の表情は監督と副監督からの指摘も一番多い ――池田さんが担当された中で、特に思い入れの濃いシーンやカットなどがあれば、教えてください。 池田:やはり久美子の最初の見せ場だと思いましたので、久美子が部長として部員たちの前に立つシーンの顔は気を遣いました。本人はちょっとグダグダしつつも基本、凛々しさのある感じを目指しました。 ――本作の登場キャラクターの中で、特にお気に入りのキャラクターはいますか? 池田:特に誰か、というと難しいのですが、『アンコン編』として見ていて良かったのは(久石)奏です。今回の出番は決して多くないのですが『誓いのフィナーレ』の時を思うと、久美子た

                                                                                2ページ目:『特別編 響け!ユーフォニアム』池田和美(総作画監督)インタビュー【スタッフ&声優 短期連載:第4回】 | アニメイトタイムズ
                                                                              • 読書日記1083 - はてなブログ大学文学部

                                                                                読んだ本 池田晶子『死とは何か:さて死んだのは誰なのか』講談社(2009) 池田晶子『考える日々 全編』毎日新聞出版 (2014) モンテーニュ『エセーⅢ:社会と世界』中公クラシックス (2003) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 日記 池田晶子の「言葉は言葉以外の目的を持たない」という言葉についてしばらく考えた。 つづいて、言葉としてしか存在しないものについても彼女の本を読みながら考えさせられた。 それは物質に還元できない指示物である。 死。国。大学。 これらの言葉はどこに在るか。 死は存在しない。 存在するのであれば物資に還元されなければならないからである。 「いや、事実としてあるじゃないか」 概念としてはある。しかし概念も事実も言葉なしに成立しない。 従って、言葉でしか存在し得ない。そして言葉で在るだけでしかない「死」は物質には還元され

                                                                                  読書日記1083 - はてなブログ大学文学部
                                                                                • 小室直樹『新版 三島由紀夫が復活する』読了+読書日記1302 - はてなブログ大学文学部

                                                                                  小室直樹『新版 三島由紀夫が復活する』毎日ワンズ (2023) つづきを読み終えた。 nainaiteiyan.hatenablog.com ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 感想 後半は三島由紀夫擁する「楯の会」に関する内容や、三島由紀夫が残した遺書などが大半を占めていた。あとは読者自身で考えよ、という小室直樹のメッセージと言える。 最後まで読んで最も印象的であったのは、小室直樹と三島由紀夫の共通点である「言動と行動の一致」であった。 それが「信念の貫徹」であると自分は思った。 そこに善悪二元論が入り込む余地はないのかもしれない。 この二項対立的図式が西洋的であり、二.二六事件の本質は二項対立の図式に収まらないと小室直樹は書いていた。 二.二六事件は西洋人からすれば理解不可能ということになる。 日本が特異な国と言われるのは、表面的な慣習や文化

                                                                                    小室直樹『新版 三島由紀夫が復活する』読了+読書日記1302 - はてなブログ大学文学部