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泉鏡花の検索結果1 - 40 件 / 54件

  • 弔いのカタチ:泉鏡花のお墓が霊園から消えた… 歴史的著名人の「墓じまい」相次ぐ | 毎日新聞

    夏目漱石、永井荷風、小泉八雲……。多くの文人が眠る東京都豊島区の都立雑司ケ谷霊園から、ある文豪の墓がひっそりと姿を消した。 明治後期から昭和初期にかけて活躍した小説家、泉鏡花。管理してきた親族が今後も継承し続けるのは困難と判断し、墓石は撤去された。しかし、新たな安住の地が見つかった。 案内板に修正テープ 5月中旬、雑司ケ谷霊園を訪れると、著名人の墓の位置を示す案内板に、白い修正テープが貼られていた。よく目をこらしてみると、テープの下には「泉鏡花」の文字が透けて見えた。

      弔いのカタチ:泉鏡花のお墓が霊園から消えた… 歴史的著名人の「墓じまい」相次ぐ | 毎日新聞
    • 泉鏡花 - Wikipedia

      東京都新宿区神楽坂の泉鏡花旧居跡(2017年9月27日撮影) 泉 鏡花(いずみ きょうか、本名:泉 鏡太郎(いずみ きょうたろう)[1]、1873年(明治6年)11月4日 - 1939年(昭和14年)9月7日)は、日本の小説家。明治後期から昭和初期にかけて活躍した。小説のほか、戯曲や俳句も手がけた。帝国芸術院会員。 金沢市下新町生まれ。尾崎紅葉に師事した。『夜行巡査』『外科室』で評価を得、『高野聖』で人気作家になる。江戸文芸の影響を深く受けた怪奇趣味と特有のロマンティシズムで、幻想文学の先駆者としても評価されている。ほかの主要作品に『照葉狂言』『婦系図』『歌行燈』などがある。 1873年(明治6年)11月4日、石川県金沢市下新町に生まれる。父・清次は、工名を政光といい、加賀藩細工方白銀職の系譜に属する象眼細工・彫金などの錺職人であった。母・鈴は、加賀藩御手役者葛野流大鼓方中田万三郎豊喜の末

        泉鏡花 - Wikipedia
      • 「泉鏡花」生誕150周年 冬の夜に浮かび上がる光のアート - 金沢おもしろ発掘

        金沢 曇り、少し雲がありますが、この後晴れの予報で暖かくなります。 金沢が生んだ文豪のひとり 泉 鏡花が 生誕 150周年を迎えたので、金沢美大生が 鏡花の作品をテーマにデザインしたそうです(笑) 泉鏡花(1873年11月4日~1939年9月7日)は、明治・大正・昭和にかけて活躍した日本の小説家。石川県金沢市出身。本名泉鏡太郎。尾崎紅葉に師事し、 1895年(明治28年)に『夜行巡査』、『外科室』を発表して文壇に認められた。その後、『高野聖』、『婦系図』、『歌行燈』などの作品を発表し、独特の美文体と幻想的な作風で人気を博した。 泉鏡花の作品は、幽霊や妖怪、夢など、幻想的な要素を多く取り入れたものが多い。また、女性を主人公とした作品も多く、女性の美しさや強さを描いた作品も多い。泉鏡花の作品は、日本文学史上の重要な作品として評価されており、多くの作品が映画化やテレビドラマ化されている。 kan

          「泉鏡花」生誕150周年 冬の夜に浮かび上がる光のアート - 金沢おもしろ発掘
        • 作家別作品リスト : 泉 鏡花

          尾崎紅葉のもとで小説修業をし、『夜行巡査』『外科室』の2作が評価を得て、本格的な作家生活に入った。幽玄華麗な独特の文体と巧緻を尽くした作風は、川端康成、石川淳、三島由紀夫らに影響を与えた。 「泉鏡花」 公開中の作品 愛と婚姻 (新字旧仮名、作品ID:1040) 悪獣篇 (新字新仮名、作品ID:4563) 芥川竜之介氏を弔ふ (旧字旧仮名、作品ID:33223) 浅茅生 (旧字旧仮名、作品ID:4581) 麻を刈る (旧字旧仮名、作品ID:50768)     →泉 鏡太郎(著者) 紫陽花 (新字旧仮名、作品ID:3582) 熱海の春 (旧字旧仮名、作品ID:50791)     →泉 鏡太郎(著者) 雨ばけ (新字旧仮名、作品ID:48384) 雨ふり (旧字旧仮名、作品ID:50792)     →泉 鏡太郎(著者) 霰ふる (新字新仮名、作品ID:48385) 霰ふる (旧字旧仮名、作

          • 泉鏡花を読む

            きみの星は! 年は? 年は狐……星は狼。…… 『ピストルの使い方』 おしらせ 更新情報 Googleブックス 単行本PDF(草迷宮 高野聖 etc)8冊にリンク Googleブックス 鏡花全集PDF(春陽堂版9冊・岩波版6冊)にリンク 『泉鏡花を読む』サイト内検索 鏡花作品の語彙検索(KWIC) 泉鏡花作品紹介(あらすじ) 紋切型泉鏡花事典 泉鏡花抄 雑記帖 『眉かくしの霊』- 分身と「二つ巴」 泉鏡花『日本橋』- 姉の身代わり人形 泉鏡花の外字フォント テキスト「天守物語」 外字対応版 テキスト「星あかり」 外字対応版 テキスト「眉かくしの霊」 外字対応版 テキスト「高野聖」 外字対応版 テキスト「春昼」 外字対応版 テキスト「春昼後刻」 外字対応版 泉鏡花自筆年譜 泉鏡花作品年表 小村雪岱 「泉鏡花先生のこと」 『新編 泉鏡花集』(岩波書店)収録作品 『鏡花全集』(岩波書店)収録作品

            • 泉鏡花全作品『鏡の花』

              泉鏡花全作品  Ver.2019.11.05 作品名に下線のある作品は、作品名をクリックすると表示されます。 firefoxではpdfが正常に表示されません。 他のブラウザーでご覧ください。 又は一度ダウンロードしてpdf専用ソフトでご覧ください。

              • 文豪スイング 泉 鏡花 『湯女の塊』 - 素振り文武両道

                皆様、ご機嫌いかがでしょうか。 本日は【150】バットを振りました。 風呂にある代表的なものは、 桶、蛇口、手拭い、湯船。 今日は「湯」始まりの題名の 小説を読み、バットを振りました。 青空文庫より引用、出だしだけ。 泉鏡花『湯女の魂』 誠に差出がましく恐入りますが、しばらく御清聴を煩わしまする。 八宗の中にも真言宗には、秘密の法だの、九字くじを切るだのと申しまして、不思議なことをするのでありますが、もっともこの宗門の出家方は、始めから寒垢離かんごり、断食など種々さまざまな方法で法を修しゅするのでございまして、向うに目指す品物を置いて、これに向って呪文じゅもんを唱え、印を結んで、錬磨の功を積むのだそうでありまする。 10行にして、 【読んでバットを振り】ました。 3回ずつ繰り返し30振りでした。 泉鏡花『湯女の魂』 真言宗には、秘密の法だの、 九字を切るだのと、 不思議なことをするが、 こ

                  文豪スイング 泉 鏡花 『湯女の塊』 - 素振り文武両道
                • 街をあるけば「泉鏡花記念館~旧三田商店」 - 金沢おもしろ発掘

                  金沢 曇り、今日は一日中、曇りの予報で、冬特有の空模様です。 「街をあるけば」シリーズ。「泉鏡花記念館から旧三田商店へ」歩きましたが、泉鏡花記念館は、令和5年2月28日(火)まで館内工事のため休館してました(笑) 【泉鏡花記念館HP引用】幼い頃に母を亡くした泉鏡花。明治、大正、昭和にかけて亡母憧憬を基底とする浪漫と幻想の世界を紡ぎ出し、多くの小説や戯曲を生み出した鏡花は、やがて浪漫主義文学の大家と称され、また天才とも謳われるようになりました。 View this post on Instagram A post shared by とのさん (@10no3) kanazawa10no3.hatenablog.com 【撮影場所 金沢市下新町・尾張町:2023年01月14日 LUMIX GM1】 ランキング参加中でもう一押しお願いします

                    街をあるけば「泉鏡花記念館~旧三田商店」 - 金沢おもしろ発掘
                  • 泉鏡花 外科室

                    実は好奇心のゆえに、しかれども予は予が画師(えし)たるを利器として、ともかくも口実を設けつつ、予と兄弟もただならざる医学士高峰をしいて、某(それ)の日東京府下の一(ある)病院において、渠(かれ)が刀(とう)を下すべき、貴船(きふね)伯爵夫人の手術をば予をして見せしむることを余儀なくしたり。 その日午前九時過ぐるころ家を出(い)でて病院に腕車(わんしゃ)を飛ばしつ。直ちに外科室の方(かた)に赴(おもむ)くとき、むこうより戸を排してすらすらと出で来たれる華族の小間使とも見ゆる容目(みめ)よき婦人(おんな)二、三人と、廊下の半ばに行き違えり。 見れば渠らの間には、被布着たる一個(いっこ)七、八歳の娘を擁しつ、見送るほどに見えずなれり。これのみならず玄関より外科室、外科室より二階なる病室に通うあいだの長き廊下には、フロックコート着たる紳士、制服着けたる武官、あるいは羽織袴(はかま)の扮装(いでたち

                    • 視点・論点 「泉鏡花の描く花」 | 視点・論点 | NHK 解説委員室 | 解説アーカイブス

                      文芸評論家 持田叙子 今年、新幹線が開通し、加賀百万石の文化を誇る古都・金沢が大きく注目されています。 外国のお客様もずいぶん増えていると聞きます。 泉鏡花 はその金沢に生まれ、金沢の神秘的な山や川、湖や沼を舞台にした小説や戯曲をたくさん書きました。歌舞伎でもよく上演される「夜叉が池」など特に有名ですね。 明治・大正・昭和に活躍した夢と幻、ロマンの作家です。 芥川龍之介、谷崎潤一郎、三島由紀夫、柳田國男など、鏡花の神秘あふれる幻想文学を熱烈に愛する作家や学者は昔から数えきれないほどです。現代では、歌舞伎俳優の玉三郎さんが鏡花をもっとも深く愛しておられるのではないでしょうか。 永遠の少女。永遠の母なるもの。男にとっても女にとっても永遠のあこがれの天使です。 そうしたヒロインをつくるために鏡花はしばしば美しい花のイメージを活用します。彼のヒロインはきまって、夢のように美しいきものをまといます。

                        視点・論点 「泉鏡花の描く花」 | 視点・論点 | NHK 解説委員室 | 解説アーカイブス
                      • 窓口の泉鏡花 on Twitter: "「銀行の窓口なんてのはAIにとって変わられる仕事」だとぉ?ふっ、よく言うね社長。字の書けない爺、ボケちゃって印鑑すぐなくす婆にも年金は振り込まれるんだよ、後期高齢者の財産はあたしら地銀のテラーが守ってるんだ、馬鹿にするな。"

                        「銀行の窓口なんてのはAIにとって変わられる仕事」だとぉ?ふっ、よく言うね社長。字の書けない爺、ボケちゃって印鑑すぐなくす婆にも年金は振り込まれるんだよ、後期高齢者の財産はあたしら地銀のテラーが守ってるんだ、馬鹿にするな。

                          窓口の泉鏡花 on Twitter: "「銀行の窓口なんてのはAIにとって変わられる仕事」だとぉ?ふっ、よく言うね社長。字の書けない爺、ボケちゃって印鑑すぐなくす婆にも年金は振り込まれるんだよ、後期高齢者の財産はあたしら地銀のテラーが守ってるんだ、馬鹿にするな。"
                        • 第12講 泉鏡花 『歌行燈』(1) - 蟹亭奇譚

                          http://homepage2.nifty.com/akoyano/juku/top.html - 文学コース 講義ノート 講義の最中にとったノートをほぼそのまま写したものなので、文責はすべて kanimaster にあります。 なお、本日の講義会場は和室のため、ホワイトボードがなく、ちゃんとノート出来なかった部分があります。 泉鏡花は金沢出身。 金沢出身の作家はほかに室生犀星、徳田秋声がいる。 鏡花の本名は鏡太郎。 父親は彫金師。加賀藩に仕えた。 維新の時、幕府に味方した県は、廃藩置県の際に県名が変えられた。 母親・鈴は加賀藩の能楽師の家に生まれたが、江戸育ち。早世する。 能楽について 小鼓(こつづみ)、大鼓(おおつづみ)、太鼓(たいこ)、笛(能管)。 ワキ……最初に出てくる。 シテ……主役。 女役は歌舞伎と違って、女に見えてはいけないという決まりがある。 能楽は武家のものだった。 下

                            第12講 泉鏡花 『歌行燈』(1) - 蟹亭奇譚
                          • Amazon.co.jp: きのこ文学名作選: 飯沢耕太郎 (著), 萩原朔太郎 (著), 夢野久作 (著), 加賀乙彦 (著), 村田喜代子 (著), 八木重吉 (著), 泉鏡花 (著), 北杜夫 (著), 中井英夫 (著), 正岡子規 (著), 高樹のぶ子 (著), 宮澤賢治 (著), 南木佳士 (著), 長谷川龍生 (著), いしいしんじ (著), 飯沢耕太郎 (編集): 本

                              Amazon.co.jp: きのこ文学名作選: 飯沢耕太郎 (著), 萩原朔太郎 (著), 夢野久作 (著), 加賀乙彦 (著), 村田喜代子 (著), 八木重吉 (著), 泉鏡花 (著), 北杜夫 (著), 中井英夫 (著), 正岡子規 (著), 高樹のぶ子 (著), 宮澤賢治 (著), 南木佳士 (著), 長谷川龍生 (著), いしいしんじ (著), 飯沢耕太郎 (編集): 本
                            • Amazon.co.jp: 百年小説: 森鴎外, 夏目漱石, 幸田露伴, 尾崎紅葉, 徳冨蘆花, 国木田独歩, 徳田秋声, 島崎藤村, 樋口一葉, 岡本綺堂, 岩野泡鳴, 泉鏡花, 近松秋江, 有島武郎, 正宗白鳥, 永井荷風, 志賀直哉, 加能作次郎, 武者小路実篤: 本

                                Amazon.co.jp: 百年小説: 森鴎外, 夏目漱石, 幸田露伴, 尾崎紅葉, 徳冨蘆花, 国木田独歩, 徳田秋声, 島崎藤村, 樋口一葉, 岡本綺堂, 岩野泡鳴, 泉鏡花, 近松秋江, 有島武郎, 正宗白鳥, 永井荷風, 志賀直哉, 加能作次郎, 武者小路実篤: 本
                              • わたしに本を選んでください〜フルハウス柳美里選書〜4冊目は第45回泉鏡花賞受賞【最愛の子ども】 - La vie en rose 魂の叫び

                                少し派手な見た目とは違い、面倒見が良い姉御肌のM。 控えめで可憐な見た目なのに、実はズバズババッサリと人を風刺しまくるA。 パッと見、派手なのに 実は一番家庭的で一番最初に嫁に行ったN。 真面目を装った小悪魔的な美人、 実は一番おませで誰よりもすすんでた今は美魔女のS。 面白キャラを演じながらも 実は繊細で優しいしっかり者のK。 そして残るはわたし。 わたし? それは各々のご想像にお任せしますわ。 ◇◆◆◇ わたしが通う高校で毎年行われていたクラス替え。 先の5人は、高校三年生時に仲良くしていた女友だちだ。 男女混合の文系クラス。 男女ともに仲が良かった。 のびのびしすぎる校風のせいか テキトーな教員が多かったせいか 人の事より自分の事の生徒が多かったせいか わたしはそれはそれは楽しい女子高生だった。 この本の中の女子高生のように 女子だけのクラスではなかったし 仲良くなった友だちがみな

                                  わたしに本を選んでください〜フルハウス柳美里選書〜4冊目は第45回泉鏡花賞受賞【最愛の子ども】 - La vie en rose 魂の叫び
                                • Amazon.co.jp: 夜叉ヶ池・天守物語: 本: 泉 鏡花

                                    Amazon.co.jp: 夜叉ヶ池・天守物語: 本: 泉 鏡花
                                  • 視点・論点 「泉鏡花と小さないのち」 | 視点・論点 | 解説委員室:NHK

                                    国学院大学非常勤講師 持田叙子  泉鏡花は明治6年1873年今からおよそ140年前に生まれた小説家です。尾崎紅葉のもとに弟子入りし、早く19歳でデビューしました。 夏目漱石や永井荷風とならび、鏡花はいつまでも古びず、よく読まれる作家です。その作品は、しきりに舞台映画化され、漫画化もされています。玉三郎さんが鏡花の戯曲「天守物語」や「海神別荘」を歌舞伎にしておられます。視覚的な形でも読み継がれるというのが鏡花の大きな特徴でもあります。 その人気の秘密は鏡花文学のゆたかな神秘にあります。私たちが生まれる前の、懐かしい美しい場所へ連れて行ってくれるような青い神秘に多くの人が引き付けられるのです。この神秘の正体は何なのでしょう。なぜ時代をこえて私たちの心を長く強く揺さぶるのでしょう。鏡花の神秘は子どもの原始の感性を大切な源とします。鏡花という人は明治生まれの男性には珍しく、いつまでも自分の中の

                                      視点・論点 「泉鏡花と小さないのち」 | 視点・論点 | 解説委員室:NHK
                                    • 泉鏡花記念館 東茶屋街 夜は蛍観賞 - nyoraikunのブログ

                                      泉鏡花記念館の所在を知ったのは、youbride で婚活している時だった。その女性は、成城生まれで、幼稚園の頃から泉鏡花の夜叉ケ池などを読まされていたという。 彼女が生まれてすぐに、母親が脳の病気になって、寂しい思いをして育ったから、子供が物心つくまでは、専業主婦でいたいというものだった。 電話で話して、それっきりになってしまった。メールでやりとりしているだけで楽しかったから、そのままでも良かったのだ。 電話でいったいこの僕の何がわかるというのだろう。 www.xn--fhq32lm4eoko24c48b.com 浅野川の梅ノ橋付近にある「滝の白糸像」。これは、泉鏡花の代表作のひとつ『義血侠血』に出てくる女芸人をモチーフにした像です。 『義血侠血』は金沢と富山を舞台とした、水芸の女芸人と法律家をめざす苦学生の切ない物語。梅ノ橋はその物語の中で、二人が再開する場所として登場します。 ボタンを

                                        泉鏡花記念館 東茶屋街 夜は蛍観賞 - nyoraikunのブログ
                                      • 泉鏡花 海神別荘

                                        侍女一 御挨拶(ごあいさつ)でございます。美しいかどうかは存じませんけれど、異った支度には違いないのでございます。若様、かねてのお望みが叶(かな)いまして、今夜お輿入(こしいれ)のございます。若奥様が、島田のお髪(ぐし)、お振袖と承りましたから、私(わたくし)どもは、余計そのお姿のお目立ち遊ばすように、皆して、かように申合せましたのでございます。

                                        • 第13講 泉鏡花 『歌行燈』(2) - 蟹亭奇譚

                                          http://homepage2.nifty.com/akoyano/juku/top.html - 文学コース 講義ノート 講義の最中にとったノートをほぼそのまま写したものなので、文責はすべて kanimaster にあります。 『歌行燈』は市川雷蔵主演で映画化された。 映画のストーリーは時間順に進行する。 小説はフラッシュバック等を多用している。 近代文学の特徴。西洋文学の影響。 一 「熱田の紙のみそなわす、七里のわたし浪ゆたかにして、来往の渡船難なく桑名につきたる……」 昔は熱田から桑名に船で渡った。(名古屋は通らなかった。) 「停車場(ステイション)」 昔はステンショとも言った。“駅”は馬を繋ぐところで、もっと昔からあった。 「臘虎(らっこ)皮の鍔なし古帽子を、白い眉尖(まゆさき)深々と被って、鼠の羅紗の道行(みちゆき)着た、股引を太く白足袋の雪駄穿。」 服装を細かく描くのが流行っ

                                            第13講 泉鏡花 『歌行燈』(2) - 蟹亭奇譚
                                          • Amazon.co.jp: 歌行燈・高野聖: 本: 泉 鏡花

                                              Amazon.co.jp: 歌行燈・高野聖: 本: 泉 鏡花
                                            • 神奈川近代文学館/(公財)神奈川文学振興会|生誕140年記念 泉鏡花展-ものがたりの水脈-

                                              「高野聖」「婦系図」「歌行燈」「天守物語」をはじめ数々の名作で知られる泉鏡花は、1873年(明治6)、金沢で生まれました。 硯友社の尾崎紅葉に師事して作家としての第一歩を踏み出し、苦節を経ながら絢爛とした独自の文学を築き上げました。 その妖美で幻想的な作品群は、今なお多くの読者を魅了し続けています。 生誕140年を記念して開催する今回の展覧会では、鏡花の66年の生涯をたどるとともに、多面的な鏡花作品から代表的な小説、戯曲をクローズアップし、鏡花が紡ぎ出した〈ものがたり〉の水脈をたどります。

                                              • 高野聖 (泉 鏡花)

                                                この作品には、今日からみれば、不適切と受け取られる可能性のある表現がみられます。その旨をここに記載した上で、そのままの形で作品を公開します。(青空文庫)

                                                  高野聖 (泉 鏡花)
                                                • 泉鏡花著 『天守物語』 の舞台・姫路城に行ってきた - 読書系女子のあれこれ

                                                  姫路城の工事が今年3月に終わり、天守に登れるようになっている。 大好きな泉鏡花の戯曲『天守物語』の舞台なので、ずっと見に行きたいと思っていました。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー あらすじ 姫路城へ 天守に登る 好古園 ◎アクセス ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 夜叉ケ池・天守物語 (岩波文庫) 作者:泉 鏡花 発売日: 1984/04/16 メディア: 文庫 あらすじ 時は封建時代、姫路城の天守五重、秋。 ・ゾッとするほど美しい天守の主・富姫は人ではなく、同じく人でない侍女や侍従を侍らせ白鷺城(=姫路城の別名)を統べている。 ・ある日、猪苗代湖から姉妹のように仲の良い亀姫が訪ねてきて遊んでいた折、真っ白な鷹が飛んでくる。 ・それを手に取ったところ、目鼻立ちの涼しく立派な青年・図書之助が城に入り

                                                    泉鏡花著 『天守物語』 の舞台・姫路城に行ってきた - 読書系女子のあれこれ
                                                  • 松岡正剛の千夜千冊 : 『日本橋』泉鏡花

                                                    • 泉鏡花記念館に行く - 続キロクマニア

                                                      みなさまこんにちはぁぁあ やっとこさ待望の金曜日がやってきました 明日からお休み!!! 嬉しいです さて、今日も 6月の金沢のたび この日は、ずっと行きたかった 「泉鏡花記念館」にやってきました! 場所は、下新町 生家跡に建てられているそうです みなさん泉鏡花はご存知でしょう 明治、大正、昭和に活躍した 幻想的で浪漫溢れる作品を数多く遺した 小説家です それほど詳しい、という訳ではありませんが 好きな作家のひとりです 敷地内にある鏡花父子像です なんだか少し、小峠感… なんて日だ! イメージと少し違いましたw では、記念館に入りましょう 入場料は310円です 普段ワタクシは 雨に降られないことで有名ですが この日は、結構な本降り まあ、鏡花記念館に来るのに 相応しいといえば、相応しいかも 入場券と、案内パンフレットが貰えます 鏡花本の装丁の絵のついたチケット 捨てられず残してあります… 鏡

                                                        泉鏡花記念館に行く - 続キロクマニア
                                                      • 泉鏡花 義血侠血

                                                        一 越中高岡(たかおか)より倶利伽羅下(くりからじた)の建場(たてば)なる石動(いするぎ)まで、四里八町が間を定時発の乗り合い馬車あり。 賃銭の廉(やす)きがゆえに、旅客はおおかた人力車を捨ててこれに便(たよ)りぬ。車夫はその不景気を馬車会社に怨(うら)みて、人と馬との軋轢(あつれき)ようやくはなはだしきも、わずかに顔役の調和によりて、営業上相干(あいおか)さざるを装えども、折に触れては紛乱を生ずることしばしばなりき。 七月八日の朝、一番発の馬車は乗り合いを揃(そろ)えんとて、奴(やっこ)はその門前に鈴を打ち振りつつ、 「馬車はいかがです。むちゃに廉くって、腕車(くるま)よりお疾(はよ)うござい。さあお乗んなさい。すぐに出ますよ」 甲走(かんばし)る声は鈴の音(ね)よりも高く、静かなる朝の街(まち)に響き渡れり。通りすがりの婀娜者(あだもの)は歩みを停(とど)めて、 「ちょいと小僧さん、石

                                                        • 天守物語 (泉 鏡花)

                                                          この作品には、今日からみれば、不適切と受け取られる可能性のある表現がみられます。その旨をここに記載した上で、そのままの形で作品を公開します。(青空文庫)

                                                            天守物語 (泉 鏡花)
                                                          • イラストレーター中川学が描く泉鏡花「絵本 化鳥」の魅力を7つあげてみた : ていない(ていねいじゃない暮らしのブログ) Powered by ライブドアブログ

                                                            ていない(ていねいじゃない暮らしのブログ) ミニマリスト主婦のブログ。個性あふれるインテリアや収納術、ズボラDIY、節約など、1DK(30平米)の狭小賃貸マンションでていない(ていねいじゃない)暮らしを満喫中です。 イラストレーター中川学がオールデジタルで泉鏡花の世界を描いた美しすぎる絵本「化鳥」 この美しさを手にとって、眺めて欲しい。 1897年に発表された泉鏡花の小説「化鳥」を、2012年に日本を代表するイラストレーター中川学が、絵本に仕上げました。 デジタルの浮世絵と呼んでも良いような、美麗な世界に浸れる一冊です。 イラストレーター中川学がオールデジタルで泉鏡花の世界を描いた美しすぎる絵本「化鳥」 「絵本 化鳥(けちょう)」 ぶん 泉鏡花 ゑ 中川学 「絵本 化鳥」のあらすじ 【素晴らしさその1.】「絵本 化鳥」は表紙が美しい 【素晴らしさその2.】中川学が描くコミカルでスタイリッシ

                                                              イラストレーター中川学が描く泉鏡花「絵本 化鳥」の魅力を7つあげてみた : ていない(ていねいじゃない暮らしのブログ) Powered by ライブドアブログ
                                                            • 【インタビュー】AKB48 秋元才加、仲川遥香、佐藤亜美菜のガールズ☆トーク! 音楽劇『ACT泉鏡花』稽古場潜入レポ | マイコミジャ...

                                                              アイドルグループ「AKB48」の秋元才加、仲川遥香、片山陽加、佐藤亜美菜、「SDN48」の浦野一美が出演する音楽劇『ACT泉鏡花〜妖しのポップファンタジー〜』。今回、10月1日に開幕する同舞台の稽古場にお邪魔し、メンバーたちの舞台にかける想いを聞いた。……つづきを読む

                                                              • 泉鏡花 春昼

                                                                「お爺(じい)さん、お爺さん。」 「はあ、私(わし)けえ。」 と、一言(ひとこと)で直(す)ぐ応じたのも、四辺(あたり)が静かで他(た)には誰もいなかった所為(せい)であろう。そうでないと、その皺(しわ)だらけな額(ひたい)に、顱巻(はちまき)を緩(ゆる)くしたのに、ほかほかと春の日がさして、とろりと酔ったような顔色(がんしょく)で、長閑(のど)かに鍬(くわ)を使う様子が――あのまたその下の柔(やわらか)な土に、しっとりと汗ばみそうな、散りこぼれたら紅(くれない)の夕陽の中に、ひらひらと入(はい)って行(ゆ)きそうな――暖(あたたか)い桃(もも)の花を、燃え立つばかり揺(ゆす)ぶって頻(しきり)に囀(さえず)っている鳥の音(ね)こそ、何か話をするように聞こうけれども、人の声を耳にして、それが自分を呼ぶのだとは、急に心付(こころづ)きそうもない、恍惚(うっとり)とした形であった。 こっちもこ

                                                                • 婦系図 (泉 鏡花)

                                                                  この作品には、今日からみれば、不適切と受け取られる可能性のある表現がみられます。その旨をここに記載した上で、そのままの形で作品を公開します。(青空文庫)

                                                                    婦系図 (泉 鏡花)
                                                                  • 日本近代文学ゼミ 〔泉鏡花〕

                                                                    『春昼』『春昼後刻』 2000.10.25. AKIZUKI-Yasuo -------もくじ-------- 背景・あらすじ 幻想が現実世界に残した足 「女」の非対称性 「女」の分裂をもたらしているもの 喪失感による社会の捕捉 ふたたび母性と娼性について ------------------ 背景・あらすじ 『春昼』『春昼後刻』は、鏡花三十三歳、明治39(1906)年の作品である。鏡花は前年の夏より、健康を害し、転地療養のために逗子に越している。逗子での療養は2回目であり、その中間に、伊藤すゞを芸妓から落籍させての同棲、師・紅葉の死、すゞとの婚姻などの事件が はさまっていた。両作品はそれぞれ十一月、十二月に雑誌「新小説」に発表された。このころ、鏡花は李長吉の詩に親しんでいたという。 『春昼』『春昼後刻』は、つづきものの小説である。以下、脇明子による簡潔な あらすじの要約がある(『幻想の論

                                                                    • 眉かくしの霊 (泉 鏡花)

                                                                      尾崎紅葉のもとで小説修業をし、『夜行巡査』『外科室』の2作が評価を得て、本格的な作家生活に入った。幽玄華麗な独特の文体と巧緻を尽くした作風は、川端康成、石川淳、三島由紀夫らに影響を与えた。 「泉鏡花」

                                                                        眉かくしの霊 (泉 鏡花)
                                                                      • 泉鏡花 『森の紫陽花』 - 蟹亭奇譚

                                                                        千駄木の森の夏ぞ晝(ひる)も暗き。此處の森敢(あへ)て深しといふにはあらねど、おしまはし、周圍を樹林にて取卷きたれば、不動坂、團子坂、巣鴨などに縱横に通ずる蜘蛛手の路は、恰(あたか)も黄昏に樹深き山路を辿るが如し。 (中略) 玉簾(たますだれ)の中もれ出(い)でたらんばかりの女の俤(おもかげ)、顏の色白きも衣(きぬ)の好みも、紫陽花(あぢさゐ)の色に照榮えつ。蹴込(けこみ)の敷毛(しきげ)燃立つばかり、ひら/\と夕風にさまよへる状(さま)よ、何處(いづこ)、いづこ、夕顏の宿やおとなふらん。 泉鏡花 『森の紫陽花』 (明治三十四年) これって、森ガールですよね。

                                                                          泉鏡花 『森の紫陽花』 - 蟹亭奇譚
                                                                        • 展示「泉鏡花 ― その生涯と作品 ―」 | 展示情報 | イベント・展示情報 | 千代田区立図書館

                                                                          泉鏡花は、36歳から65歳で亡くなるまでの約30年間を麹町土手三番町、下六番町で過ごした千代田区にゆかりの深い文学者です。 本展は、鏡花生誕140周年を記念し、これまで泉鏡花の生涯や作品にあまり馴染みのなかった方にも楽しんでいただける展示です。鏡花の人生に影響を与えた人物や出来事を追いながら、その人物がモデルとして描かれている作品や、その人物が関わった作品をパネルで紹介します。また、7月29日~8月28日の期間限定で、石川近代文学館所蔵の鏡花の直筆葉書や、俳優喜多村緑郎の「鏡花さんの思出」の原稿など貴重な資料も展示します。 鏡花の人生や交友関係を知ることで、作品の味わいも変わってくることでしょう。また、生誕140年を記念して、各地で展覧会やイベントが開催されます。それらを楽しむためにも、鏡花の生涯と作品をふり返ってみてはいかがでしょうか。 関連展示『絵本 化鳥』原画展 場所:千代田図書館9

                                                                          • YouTube - 知ってるつもり?!「泉鏡花」 1/4

                                                                            知ってるつもり?!「泉鏡花」 1/4

                                                                            • 泉鏡花の名作は“復讐”が目的だった? 尾崎紅葉に引き裂かれた神楽坂芸妓との恋、小説と正反対の結末とは - Plenty of quality

                                                                              ランキング参加中雑談 泉鏡花の名作は“復讐”が目的だった? 尾崎紅葉に引き裂かれた神楽坂芸妓との恋、小説と正反対の結末とは | デイリー新潮

                                                                                泉鏡花の名作は“復讐”が目的だった? 尾崎紅葉に引き裂かれた神楽坂芸妓との恋、小説と正反対の結末とは - Plenty of quality 
                                                                              • 同時代の作家から見た泉鏡花:カイエ:So-net blog

                                                                                このブログについて ・TB&コメントは大歓迎です!ただし、勝手ながらスパムと判断したものに関しては削除させていただく場合がありますので、ご了承ください。またリンクフリーですので、お断りをいただく必要はありません。 ・サイト内の写真&文章の著作権はlapisに、引用文献の著作権はそれぞれの作者にあります。無断転載は固くお断りいたします。 ・絵画作品は、著作権が消滅したものを使用しております。絵画の著作権については、ヴァーチャル絵画館様を参考にさせていただきました。 ・気をつけてはいるのですが、ミスや勘違いがあるかもしれません。何か問題がございましたらご連絡ください。早急に対処させていただきます。 © 2008 lapis. All Rights Reserved. わが恋は人とる沼の花菖蒲  泉鏡花  明治36年 30歳の鏡花 泉鏡花は、今日でこそ再評価されているが、自然主義文学の隆盛ととも

                                                                                • 泉鏡花×中川学:繪草子「龍潭譚(りゅうたんだん)」

                                                                                  遂に普及版「絵本 龍潭譚」完成!! (2023年9月7日) 『繪草子龍潭譚』販売終了のお知らせ (2017年4月30日) 京都・恵文社一乗寺店にて絵草子「龍潭譚」が販売されました。 袋を開けているものを置いていますので、手にとって中身を見ることができます。まずは7月末までの展示販売となります。どうぞお立ち寄りください。 (2015年7月8日) お待たせいたしました。商品完成し、現在在庫ございます。ご注文は当サイト内「ご注文・お問い合わせ」からお願いいたします。また随時、在庫状況等ご案内いたします。 (2015年5月18日) 続きを読む 著作者: 泉 鏡花 挿 絵: 中川 学 仕 様: 本誌/A4判 縦型(H297×W210×T15mm) パッケージサイズ/H400×W300mm 全編52頁/フルカラー/真空パッケージ オリジナルCD封入(全10曲):楽曲制作/山口 智 装 幀: 錫箔+題字