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液体ロケットブースターの検索結果1 - 29 件 / 29件

  • イプシロン2号機の成功と「国防上のブラフ」効果

    宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、12月20日午後8時、ジオスペース探査衛星「ERG」を搭載したイプシロンロケット2号機を打ち上げた。打ち上げは成功し、打ち上げ後13分27秒でERGを予定の軌道に投入した。成功後、ERGは「あらせ」と命名された。 イプシロン2号機は「強化型イプシロン」という名称を持つ。2013年9月14日に打ち上げた初号機と比較すると、第2段の強化により、地球を南北に回る太陽同期極軌道への打ち上げ能力が、450kgから590kgに増強されている。打ち上げ後の記者会見でプロジェクト・マネージャーを務める森田泰弘JAXA・宇宙科学研究所教授は「試験機であったイプシロン初号機の段階では、自分の抱く自信には精神論的な部分が大きかった。が、今回の強化型イプシロンを予定日に打ち上げできたことで、精神論ではなく物理的に『確実に打ち上げることができる』という自信を持った」と述べた。 2

      イプシロン2号機の成功と「国防上のブラフ」効果
    • 宇宙ステーション補給機 - Wikipedia

      宇宙ステーション補給機(うちゅうステーションほきゅうき、H-II Transfer Vehicle、略称:HTV)は、国際宇宙ステーション(ISS)へ食料・水などの物資や機材を届ける日本の無人宇宙補給機。愛称はこうのとり[1](KOUNOTORI)。宇宙開発事業団(NASDA)と後継法人の宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発し、三菱重工業や三菱電機、IHIエアロスペースなどの大小100社程度の企業が製造に参加した。 H-IIBロケットに搭載されて種子島宇宙センターから打ち上げられ、高度約400キロメートル上空の軌道上を周回する国際宇宙ステーション(ISS)へ食糧や衣類、各種実験装置などの最大6.2トンの補給物資を送り届ける[1]。その後、使わなくなった実験機器や使用後の衣類などを積み込み、大気圏に再突入させて断熱圧縮によって焼却する。ISSとの接続にはハーモニー付近に設置されたロボットア

        宇宙ステーション補給機 - Wikipedia
      • 37億円の援助を受け3Dプリンターでロケットを製造する企業「Relativity Space」が登場、既にブースターは完成

        3Dプリンター技術の進歩はめざましく、ロケットのエンジンや家まるごとを3Dプリンターで低コストかつ短時間で製造できるようになりました。そんな中、パーツのほぼ全てを3Dプリンターで製造したロケットの打ち上げを目指すアメリカのスタートアップ「Relativity Space」が、およそ3500万ドル(約37億円)の資金提供を受けながらブースターを完成させました。 That 3D-printed rocket company just got $35 million in private financing | Ars Technica https://arstechnica.com/science/2018/03/that-3d-printed-rocket-company-just-got-35-million-in-private-financing/ Relativity Spaceが開

          37億円の援助を受け3Dプリンターでロケットを製造する企業「Relativity Space」が登場、既にブースターは完成
        • 浮上するGXロケットの安全保障用途転用 意外に多い利点、民生と安全保障を分離 - ビジネススタイル - nikkei BPnet

          浮上するGXロケットの安全保障用途転用 意外に多い利点、民生と安全保障を分離 開発が難航し、大幅な予算超過を起こしているGXロケットを一体どうすべきか──GXロケットの去就を審議していた宇宙開発委員会の推進部会GXロケット評価小委員会は、7月30日の第9回会合でいったん中断となった。最初の数回こそ今まで出てこなかったデータが公開されたものの、いざGXを今後どうするかの議論となると会合は膠着状態となってしまった。現在予定している平成24年打ち上げのためには今年度後半にも実機開発を本格化する必要があるが、それまでに結論が出るかどうか微妙な情勢だ。 その中で、GXを安全保障関連衛星の打ち上げ専用とするという話が出てきた。元々自由民主党の一部の議員は「GXは情報収集衛星など安全保障関連衛星を打ち上げるために国策として開発している」と主張している。また、6月30日のGXロケット評価小委員会では、

          • 中国の長征5号ロケット、打ち上げに失敗 | スラド サイエンス

            昨年11月に初打ち上げに成功していた中国国家航天局が運用する大型ロケット「長征5号」だが(過去記事)、7月2日に行われた同型機の打ち上げは失敗し、搭載した衛星は失われていたことが分かった(CNN、毎日新聞、朝日新聞、sorae.jp)。 ペイロードは質量7トンと大型でイオン推進を採用した静止通信衛星の実踐18号だった。長征5号は液酸/液水二段式のコアステージに同じく液酸/液水系で大型の液体ロケットブースタを四本取り付ける構造で、構成により低軌道に25トン、静止軌道に14トンの打ち上げ能力がある。 失敗の経緯は明らかにされていないが、一部では打ち上げ後5分ごろから7.5分ごろにかけて中継映像でガスが放出される様子や対地速度が低下している様子が中継から伺えると言われており、第一段コアステージの飛行中に異常が発生したものではないかと推測されている。 また、先月長征3号で打ち上げられていた包装用衛

              中国の長征5号ロケット、打ち上げに失敗 | スラド サイエンス
            • H-IIBロケット - Wikipedia

              H-IIシリーズ H-IIBロケット(エイチツービーロケット 、エイチにビーロケット、H2Bロケット)は、日本の宇宙航空研究開発機構(JAXA)と三菱重工業が共同開発し三菱重工が製造及び打ち上げを行った[1]、宇宙ステーション補給機打ち上げ用液体燃料ロケットで使い捨て型のローンチ・ヴィークル。日本の衛星打ち上げの自律性をになうロケットとして基幹ロケットに位置づけられる[7]。H-IIAロケットの設備と技術を使い、H-IIA以上の能力を持つロケットとして日本で初めて官民が対等な関係で開発したロケットで、第1段エンジンを2基束ねた日本初のクラスターロケットでもある。2009年9月から2020年5月までに9機全ての打ち上げを成功させ、打ち上げ成功率100%を達成し運用を終了した。 日本は1994年の予備設計、1995年の概念設計を経て、1997年(平成9年)から国際宇宙ステーション(ISS)への

                H-IIBロケット - Wikipedia
              • きく8号、運用終了 東日本大震災被災地に衛星回線を提供 | sorae.jp : 宇宙(そら)へのポータルサイト

                JAXAは1月10日、技術試験衛星VIII型(ETS-VIII)「きく8号」の運用終了を発表した。ミッション期間の3年、衛星の寿命である10年を超え、燃料も残りがわずかになったためである。運用中の静止衛星に影響がでないように静止軌道から離脱した後、10日午後3時25分(日本時間)に停波作業が行われた。 世界最大級のアンテナと新しい衛星バス 宇宙で展開された「きく8号」大型展開アンテナ(送信用)の実際の写真 きく8号は通信技術の試験を目的とした衛星だ。 世界最大級のアンテナは展開すると約19m×17m と、テニスコート1面分の面積よりも広い。受信用と送信用、2つのアンテナを備えている。傘のように広げて使用するその巨大なアンテナを実現できた理由は、構造にある。大手電機メーカーが開発した金メッキを施した極細の金属繊維を、加賀の「友禅織」の繊維加工技術でメッシュ状に編みこんだ。これによって、薄さと

                  きく8号、運用終了 東日本大震災被災地に衛星回線を提供 | sorae.jp : 宇宙(そら)へのポータルサイト
                • 商業打ち上げの鍵になるか H-IIA204とETS-VIII衛星バス - ビジネススタイル - nikkei BPnet

                  商業打ち上げの鍵になるか H-IIA204とETS-VIII衛星バス 上昇するH-IIA204型(2006年12月18日午後3時32分、種子島宇宙センターにて:松浦晋也撮影) 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、2006年12月18日午後3時32分、種子島宇宙センターから、H-IIAロケット11号機を打ち上げた。打ち上げは成功し、技術試験衛星「きく8号(ETS-VIII)」を静止トランスファー軌道に投入した。 10号機までのH-IIAロケットは固体ロケットブースター(SRB-A)を2本装備していたが、11号機はSRB-Aを4本装備する「H-IIA204」という構成を初めて採用した。静止トランスファー軌道に5.8tの衛星を打ち上げる能力を持つ。日本としては過去最大のロケットである。 打ち上げられた衛星「きく8号」も、日本としては過去最大の静止衛星。19m×17mの巨大なアンテナを2基

                  • 長征 (ロケット) - Wikipedia

                    長征5号 長征(ちょうせい、Chang Zheng)ロケットは、中国の人工衛星打上げロケットである。名称は中国共産党の長征の故事にちなんだもの。中国語名称の頭文字を取ってCZ-xxと表記する他、英語名称のLong MarchからLM-xxとも表記することがある。 長征1号は単段式の東風3号 (DF-3) 型IRBMに第2段を付加し射程を伸ばした東風4号 (DF-4) 型IRBMをベースとして第3段に固体燃料モータを搭載し人工衛星打ち上げ用に開発された。長征2号は東風5号 (DF-5) 型ICBMをベースに人工衛星打ち上げ用に改修を行ったものであるとされるが、DF-5の開発遅延や中国初の有人ロケットとして設計された風暴1号の先行もあり、これら3機種は並行開発されたと見るのが適切である。これ以降長征4号系列までの長征ロケットは全て長征2号Aからの改良型であるが、長征5号は長征4号までとは大きく

                      長征 (ロケット) - Wikipedia
                    • LE-7A - Wikipedia

                      LE-7A液体燃料ロケットエンジン(三菱重工品川本社ビル) LE-7Aは、日本の宇宙開発事業団(NASDA)が三菱重工業や石川島播磨重工業と共に開発した液体燃料ロケットエンジンである。H-IIロケット第一段に使われていたLE-7エンジンを改良したもので、H-IIAロケットの第一段には1基、H-IIBロケットの第一段には2基使用されている[1]。 日本初の国産第一段主エンジンであるLE-7の後継として1994年から2000年にかけて開発された[2]。2001年8月にH-IIAロケット試験機1号機が打ち上げられ初めて使用された。2019年末時点で、H-IIAロケットとH-IIBロケットが合わせて48機打ち上げられているが、LE-7Aを起因とする打ち上げ失敗は発生しておらず、高い信頼性を保持している。 LE-7Aの原型のLE-7には、H-IIロケット8号機の失敗の原因となった液体水素(LH2)ポ

                        LE-7A - Wikipedia
                      • 「長征二号丁」ロケット、商業用の地球観測衛星「吉林一号」の打ち上げに成功 | 長征 | sorae.jp

                        Image Credit: 中国航天科技集团公司 中華人民共和国(中国)は2015年10月7日、4機の地球観測衛星からなる「吉林一号」を搭載した、「長征二号丁」ロケットの打ち上げに成功した。 ロケットは、中国標準時2015年10月7日12時13分(日本時間2015年10月7日13時13分)、酒泉衛星発射センターの2号発射台から離昇した。その約1時間後に、中国政府や国営メディアは、打ち上げは成功したとの声明を発表した。 米軍の宇宙監視ネットワークは、この打ち上げによって生じたと思われる人工衛星を検地している。公開された軌道のデータから、これまでに4つの衛星が確認できており、これらはすべて高度640km x 664km、軌道傾斜角98.04度の太陽同期軌道に乗っている。 この4つはすべて人工衛星で、いっしょに軌道に乗ったはずのロケットの最終段については、まだ検知されていないか、もしくはすでに軌

                          「長征二号丁」ロケット、商業用の地球観測衛星「吉林一号」の打ち上げに成功 | 長征 | sorae.jp
                        • 国産ロケット国際工業製品化戦略(次世代液体ロケット戦略)

                          国産ロケット国際工業製品化戦略(次世代液体ロケット戦略)   (エアワールド2006年7月号抜粋):詳細は雑誌「エアワールド2006年7月号」をお買い求めください 日本の宇宙開発は最近、ロケット打上げの成功によって徐々に活気を取り戻しつつあって喜ばしいことだが、日本としてやらなければならない事はまだまだある。固体燃料ロケット戦略は過去の2回にわたって述べ、固体燃料ロケットが再注目を浴び、日本を除く宇宙先進国が空中発射ロケットへ着手している動向を述べた。一方、日本ではH-2Bというロケット計画が発表されたが、本稿では技術だけに捕われない視野で液体ロケットの今後の戦略を考えてみたい。 ◎液体型ロケット開発の背景 日本のH-2やH-2Aが登場するまでの液体型ロケット開発は、当初全て国産で開発する予定であった。しかし相次ぐ開発遅延もあり自主開発を断念、1967年の日米宇宙協力協定を締結し、

                          • バルキリー(VF-1 シリーズ) - ロボテック・クロニクル

                            ロボテック・クロニクル We've Inc. 旧「マクロスクロニクル」に習い Web 独自機能を加味した日本初のロボテック辞典です。 トップページページ一覧メンバー掲示板編集 バルキリー(VF-1 シリーズ) 最終更新: yui1107 2019年11月02日(土) 21:01:44履歴 Tweet 世界の傑作機 VFマスターファイルの語りに飽きたから、文林堂 航空ファン 別冊 世界の傑作機 VF-1 バルキリー を「F-8 クルセイダー」 よろしく発刊ください! 368.3 KB , JPEG 画像。 742 px × 1,200 px ( 660 px × 1,067 px で表示 ) Anti-Solinoid Patrol by theschell 実写映画想定「VF-1 バルキリー」。 『ロボテック: マクロスサーガ』( 超時空要塞マクロス )共通 テッセル氏制作 2機編隊 An

                              バルキリー(VF-1 シリーズ) - ロボテック・クロニクル
                            • 「長征三号乙」ロケット、謎の衛星「通信技術試験衛星一号」を打ち上げ | 長征 | sorae.jp

                              Image Credit: CASC 中華人民共和国(中国)は2015年9月12日、「通信技術試験衛星一号」を搭載した「長征三号乙」ロケットを打ち上げた。中国は新しい通信技術の試験を目的とした衛星と発表しているが、不明な部分も多く、その正体は謎に包まれている。 ロケットは中国標準時2015年9月12日23時42分(日本時間2015年9月13日0時42分)、西昌衛星発射センターから離昇した。その後、中国航天科技集団公司(CASC)や中国国営メディアなどは、打ち上げが成功したこと、また搭載されていた衛星が、「通信技術試験衛星一号」と名付けられた、通信衛星の試験機であることを発表している。 米軍が運用する宇宙監視ネットワークは、軌道上に2つの新しい物体が打ち上げられたことを検知している。それによると、ひとつは近地点高度201km、遠地点高度3万5825km、軌道傾斜角27.07度の軌道に、もうひ

                                「長征三号乙」ロケット、謎の衛星「通信技術試験衛星一号」を打ち上げ | 長征 | sorae.jp
                              • SLS: スペースシャトルを継ぐもの - Космоград

                                スペース・ローンチ・システム(SLS) Image credit: NASA アメリカ航空宇宙局(NASA)は現地時間14日、新型打上げ機スペース・ローンチ・システム(SLS)の開発計画を発表した。 今年の7月にスペースシャトルが引退して以来、「NASAの次のロケット」は宙に浮いた状態が続いていた。あるいはもっと以前、スペースシャトルの退役が決まり、コンステレイション計画が立ち上がり、迷走し、終焉を迎えるまで間もずっと、宙に浮いた状態が続いていたと言っても良いだろう。 2000年代の米国の宇宙開発を引っ掻き回した挙句に中止されたコンステレイション計画に代わる形で検討が続けられていたSLSは、しかしこれも迷走し始め、その間に出てくる情報は多くの人々を失望させた。コンステレイション計画と決別し、仕切り直して始まったはずが、結局はスペースシャトルの資産を活用するというコンステレイション計画の焼き

                                • 長征五号と長征七号ロケット用の移動発射台が完成 | 長征 | sorae.jp

                                  Image credit: 中国航天報 中国航天科技集団公司(CASC)は9月24日、建設中の文昌衛星発射センターにおいて、長征五号と長征七号ロケットに使用される移動発射台が完成したと発表した。 また先日は、中国有人宇宙計画室(CMSA、China Manned Space Agency)の副主任を務める楊利偉氏が「文昌衛星発射センターはすでにほとんどが完成しており、ロケットを打ち上げる準備がほぼ整っている」と発表しており、中国の新たなロケット、新たな宇宙基地の完成が近づいている。 文昌衛星発射センターは、酒泉、太原、西昌の各センターに続く、中国にとって4箇所目の宇宙基地で、「中国のハワイ」として有名な海南島に建設されている。 また、文昌衛星発射センターの建設と並行して、現在の長征二号、三号、四号に代わる、新しい長征ロケット・シリーズとして、長征五号、六号、七号、九号、十一号を開発中だ。こ

                                    長征五号と長征七号ロケット用の移動発射台が完成 | 長征 | sorae.jp
                                  • デルタ IV ヘビー - Wikipedia

                                    デルタ IV ヘビー (デルタ9250H) は、デルタ IVロケットシリーズの最大の構成である。2004年に初めて打ち上げられた[2]。2018年にファルコンヘビーが打ち上げられるまでは、その打ち上げ能力は運用中の打上げシステムとしては世界最大であった[3]。最後の機体は2024年に打ち上げられた。 概要[編集] デルタ IV ヘビーの構成は、デルタ IV のモジュラーシステムのメインロケットであるコモン・ブースター・コア (CBC) を、同一形式の1基をメインとして中央に据え、2基を液体ロケットブースターとしてその両脇に配したものとなっている。推進剤[4]は3基とも同量であるため[5]、離床時には3基全てのロケットを全力運転した後、44秒後からは中央のロケットの推力を55%まで下げ、ブースター分離後のために温存する。ブースターは打ち上げ後242秒後に燃焼終了し、続いて中央のロケットの推力

                                      デルタ IV ヘビー - Wikipedia
                                    • 中国の長征ロケット・シリーズ、200機目の打ち上げを達成 | 長征 | sorae.jp

                                      image credit: 中国航天報 中華人民共和国は12月7日、ブラジルと共同開発した地球観測衛星CBERS-4を載せた、長征四号乙ロケットの打ち上げに成功した。こ回の打ち上げで、中国の長征ロケット・シリーズは200機目の打ち上げとなった。またここ最近の100機に限れば、打ち上げ成功率は世界第1位をひた走っている。 最初の長征ロケットである長征一号は、当時開発が進められていた大陸間弾道ミサイル「東風5」を基に開発され、1号機は1970年4月24日、人工衛星「東方紅一号」を搭載して打ち上げられた。これにより中国は、ソ連、米国、フランス、日本に次ぐ、世界で5番目の人工衛星打ち上げ国となった。 その後、返回式衛星(FSW)と呼ばれるフィルム回収式の偵察衛星を打ち上げる手段として、打ち上げ能力を増やした長征二号ロケットが開発された。長征二号は2段式のロケットで、地球低軌道に2tの打ち上げ能力を

                                      • 不用品の回収

                                        宇宙ステーション補給機 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 移動: ナビゲーション, 検索 宇宙ステーション補給機(うちゅうステーションほきゅうき H-II Transfer Vehicle、 略称: HTV)は、国際宇宙ステーション (ISS) に長期滞在している宇宙飛行士の食糧や衣類、各種実験装置などを補給する輸送業務を目的とした、無人の軌道間輸送機である。宇宙航空研究開発機構 (JAXA) が開発を進めており、製造は三菱重工業や三菱電機、IHIエアロスペースなど、大小100社程度の企業で行う。 2009年9月11日、H-IIAロケットの能力増強型であるH-IIBロケットによって技術実証機(初号機)が打ち上げられ、午前2時16分、無事に軌道に投入された。9月18日午前10時49分、ISSとの結合に成功した[1][2]。 開発の経緯 [編集] 宇宙ステーション

                                        • 三菱重工でピカピカのロケット見てきた! H-IIAロケット45号機 12月打ち上げ | 乗りものニュース

                                          三菱重工が2021年12月に打ち上げ予定のH-IIAロケット45号機、そのコア機体を公開しました。このロケットで、英国の通信企業インマルサット社の次世代通信衛星「Inmarsat-6」の初号機を打ち上げる予定です。 H-IIA 45号機の概要 204型としては最後 三菱重工業は2021年11月8日(月)、同社の飛島(とびしま)工場(愛知県飛島村)にて、完成したH-IIAロケット45号機のコア機体を報道陣向けに公開しました。H-IIAロケットは大きく分けて1段目、2段目、固体ロケットブースター(SRB-A)、フェアリングからなっていますが、コア機体とはこのうち1段目と2段目を指します。 拡大画像 H-IIAロケット45号機の1段目エンジン側。ノズル部分には輸送用の赤い保護カバーが掛けられている。オレンジ色のトラスはコンテナ格納や機体起立時に使う治具(金木利憲/東京とびもの学会撮影)。 打ち上

                                            三菱重工でピカピカのロケット見てきた! H-IIAロケット45号機 12月打ち上げ | 乗りものニュース
                                          • 中国、新型ロケット「長征八号」を打上げ - 継ぎ接ぎの機体に隠された秘密

                                            中国の国営宇宙企業である中国運載火箭技術研究院は、2020年12月22日13時37分(日本時間)、海南島にある文昌航天発射場から、新型ロケット「長征八号」の初打ち上げに成功した。 長征八号は、既存の「長征七号」や「長征三号」ロケットの部品を組み合わせ、これまで中国のロケットが抱えていた打ち上げ能力のギャップを解消することを目的としている。 しかし、単なる“継ぎ接ぎ”ロケットではなく、そこには未来へ向けた大きな秘密が隠されている。 長征八号ロケットの打ち上げ (C) CNSA 長征八号 長征八号は、中国国営宇宙企業の中国航天科技集団の傘下にある中国運載火箭技術研究院が開発した新型ロケットで、打ち上げ能力的には中型~大型ロケットに分類される。 中国は長らく、「長征二号」、「同三号」、「同四号」ロケットを運用し、打ち上げたい衛星の質量や目標の軌道によって使い分けていた。しかし、これらのロケットは

                                              中国、新型ロケット「長征八号」を打上げ - 継ぎ接ぎの機体に隠された秘密
                                            • 不用品の回収について

                                              宇宙ステーション補給機 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 移動: ナビゲーション, 検索 宇宙ステーション補給機(うちゅうステーションほきゅうき H-II Transfer Vehicle、 略称: HTV)は、国際宇宙ステーション (ISS) に長期滞在している宇宙飛行士の食糧や衣類、各種実験装置などを補給する輸送業務を目的とした、無人の軌道間輸送機である。宇宙航空研究開発機構 (JAXA) が開発を進めており、製造は三菱重工業や三菱電機、IHIエアロスペースなど、大小100社程度の企業で行う。 2009年9月11日、H-IIAロケットの能力増強型であるH-IIBロケットによって技術実証機(初号機)が打ち上げられ、午前2時16分、無事に軌道に投入された。9月18日午前10時49分、ISSとの結合に成功した[1][2]。 開発の経緯 [編集] 宇宙ステーション

                                              • 不用品の回収って

                                                宇宙ステーション補給機 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 移動: ナビゲーション, 検索 宇宙ステーション補給機(うちゅうステーションほきゅうき H-II Transfer Vehicle、 略称: HTV)は、国際宇宙ステーション (ISS) に長期滞在している宇宙飛行士の食糧や衣類、各種実験装置などを補給する輸送業務を目的とした、無人の軌道間輸送機である。宇宙航空研究開発機構 (JAXA) が開発を進めており、製造は三菱重工業や三菱電機、IHIエアロスペースなど、大小100社程度の企業で行う。 2009年9月11日、H-IIAロケットの能力増強型であるH-IIBロケットによって技術実証機(初号機)が打ち上げられ、午前2時16分、無事に軌道に投入された。9月18日午前10時49分、ISSとの結合に成功した[1][2]。 開発の経緯 [編集] 宇宙ステーション

                                                • TR-108 ロケットエンジンとマルチプルピントルインジェクター, TR-108 Rocket Engine and Multiple Pintle Injectors

                                                  TR-108 ロケットエンジンとマルチプルピントルインジェクター, TR-108 Rocket Engine and Multiple Pintle Injectors Update:2020.12.27 English Version TRWがノースロップグラマンに買収された後の最初の大型ロケットエンジン開発となったTR-108ロケットエンジンには、極めてユニークな、「マルチプルピントルインジェクター」が搭戦されている。これは、単一のピントルインジェクターから推進剤を供給するには大きすぎたり、単一のピントルインジェクターでは十分なエンジン能力を達成するのが困難な場合に、複数のピントルインジェクターを搭載する技術である。 【関連記事】 SpaceXとロケットエンジンのピントルインジェクター (第1回), SpaceX and Rocket Engine Pintle Injector (1

                                                    TR-108 ロケットエンジンとマルチプルピントルインジェクター, TR-108 Rocket Engine and Multiple Pintle Injectors
                                                  • シャトル派生型ロケット - Wikipedia

                                                    サターンVとスペースシャトル、アレスI、アレスV、アレスIV、SLSの比較図 シャトル派生型ロケット(英: Shuttle-Derived Launch Vehicle: SDLV、直訳するとシャトル派生型打ち上げ機、シャトル由来のローンチ・ヴィークル)もしくは単純に、シャトル派生機 (Shuttle-Derived Vehicle: SDV) とは、スペースシャトル計画の構成部品・技術、または射場などの基本施設のうち一部だけ、もしくはそのうちの複数にわたる要素を使用した打上げ機を作りあげるために、長年にわたって考案や開発がなされ続けてきた幅広い設計概念の一部を説明する宇宙開発用語である(以下、本稿においてこのロケットをSDLVと称する)。 過去のある期間において、NASAは計画の一部でSDLVの開発を進めたことがあった。1980年の終わりごろから1990年の初めごろにかけて、NASAは、

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                                                    • 不用品あれこれ

                                                      宇宙ステーション補給機 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 移動: ナビゲーション, 検索 宇宙ステーション補給機(うちゅうステーションほきゅうき H-II Transfer Vehicle、 略称: HTV)は、国際宇宙ステーション (ISS) に長期滞在している宇宙飛行士の食糧や衣類、各種実験装置などを補給する輸送業務を目的とした、無人の軌道間輸送機である。宇宙航空研究開発機構 (JAXA) が開発を進めており、製造は三菱重工業や三菱電機、IHIエアロスペースなど、大小100社程度の企業で行う。 2009年9月11日、H-IIAロケットの能力増強型であるH-IIBロケットによって技術実証機(初号機)が打ち上げられ、午前2時16分、無事に軌道に投入された。9月18日午前10時49分、ISSとの結合に成功した[1][2]。 開発の経緯 [編集] 宇宙ステーション

                                                      • 『種子島ロケットの旅(8/2)』

                                                        昨日、無事車検も終え 今日から種子島へ! 前回は3月、K君の終業式、前々回は7月に初の」ロケット打ち上げを見に! H2Bロケットは国内では最大の56mのロケットでISS国際宇宙センターに物資を運ぶ為に計7回打ち上げられる。 宇宙航空研究開発機構(JAXA)と三菱重工業が共同開発し、三菱重工が製造及び打ち上げを行う。 液体ロケットブースタは4基あり、燃料は液体水素と液体窒素で4日に打ち上げて、ISSにドッキングするのは10日の予定! 設計段階から打ち上げまでに要する費用は80億~120億するらしい。 前回は3回目の打ち上げで「こうのとり3号機」、今回は4回目の打ち上げで「こうのとり4号機」です。 今回の移動手段は、JALの貯まったマイルを使用して、伊丹から種子島の直行便(8月のみにしか飛んでいない) 往復、14000マイル 伊丹、13:15発 → 種子島、14:45着 ロケット打ち上げの時期

                                                          『種子島ロケットの旅(8/2)』
                                                        • 不用品のことなら

                                                          宇宙ステーション補給機 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 移動: ナビゲーション, 検索 宇宙ステーション補給機(うちゅうステーションほきゅうき H-II Transfer Vehicle、 略称: HTV)は、国際宇宙ステーション (ISS) に長期滞在している宇宙飛行士の食糧や衣類、各種実験装置などを補給する輸送業務を目的とした、無人の軌道間輸送機である。宇宙航空研究開発機構 (JAXA) が開発を進めており、製造は三菱重工業や三菱電機、IHIエアロスペースなど、大小100社程度の企業で行う。 2009年9月11日、H-IIAロケットの能力増強型であるH-IIBロケットによって技術実証機(初号機)が打ち上げられ、午前2時16分、無事に軌道に投入された。9月18日午前10時49分、ISSとの結合に成功した[1][2]。 開発の経緯 [編集] 宇宙ステーション

                                                          • インドの主力ロケット「GSLV」が打ち上げ失敗、第3段エンジンに点火できず

                                                            インド宇宙研究機関(ISRO)は2021年8月12日、地球観測衛星を載せた「GSLV」ロケットの打ち上げに失敗した。ロケットの第3段エンジンに点火できず、制御不能に陥った。技術的な不具合が原因だという。 GSLVはインドの主力ロケットのひとつであり、今後の同国の宇宙計画にとって痛手となった。 GSLVロケットの打ち上げの様子 (C) ISRO GSLVの運用10号機(GSLV-F10)は、日本時間8月12日9時13分(インド標準時12日5時43分)、インド南部のシュリーハリコータにあるサティシュ・ダワン宇宙センターから離昇した。 ブースターや第1、2段の飛行は正常だったものの、第3段エンジン「CE-7.5」の燃焼開始のタイミングで何らかの不具合が起き、制御不能に陥った。ロケットはその後、搭載していた地球観測衛星「EOS-03」とともに、インド洋の東側のアンダマン海上に落下。打ち上げは失敗に

                                                              インドの主力ロケット「GSLV」が打ち上げ失敗、第3段エンジンに点火できず
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