スケートボードの放送で「鬼速いっすね〜」「ハンパねぇ」などの“フランクすぎる”解説がSNSなどで話題になっている瀬尻稜さん。実はプロライダーとして世界の舞台でいち早く活躍したレジェンド的存在です。そこでその人物像がよく分かるインタビュー記事を再公開します。(初公開:Number Web 2020年6月5日) 日本人スケートボーダーが世界の舞台で活躍するようになって久しい。 2016年に「X Games」のオースティン大会で女子パークの中村貴咲が日本人初となる優勝を飾ったことを皮切りに、翌年には堀米雄斗や西村碧莉といった選手が台頭しエースへと成長。さらに最近はそれに次ぐ世代も続々と頭角を現し、今や日本はアメリカ、ブラジルと並ぶ世界の3大列強と呼ばれるようになった。 この要因には様々な事柄があげられるが、その大きな理由のひとつはスケートボードのファミリースポーツ化だろう。 両親が子育ての一環と