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牛尾剛の検索結果1 - 40 件 / 60件

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牛尾剛に関するエントリは60件あります。 仕事考え方エンジニア などが関連タグです。 人気エントリには 『プログラミングというより物事が出来るようになる思考法|牛尾 剛』などがあります。
  • プログラミングというより物事が出来るようになる思考法|牛尾 剛

    私が人生でずっと悩んで追い求めていたものがついに解決した。それは、なんでも良いから何かが「出来るようになる」ことだ。 昔からいくらその対象に時間をかけても、努力しても、人並みにすらならない。人にやってもらうとか自分がやらないことに関してはうまくいくのだが、自分が何かが出来るようになるということに関しては人生50年目だが、絶望的で、それが自分の自己肯定感や、人並みに生きることへの罪悪感を生んでいた。人生で解決したかった問題 No.1 だ。だからそれをずっと解決しようと頑張ってきた。 ギター演奏での解決方法私はクソ不器用で、なにやってもできないので、人生で出来たらいいことを2つだけ定めた。ギター演奏と、プログラミング。ギター演奏に関しては少し前に解決した。根本的な問題を一つ上げるとすると、「ゆっくりから、メトロノームで練習する」これだけだ。 ギターはもう何十年も演奏しているのに弾ける感がなかっ

      プログラミングというより物事が出来るようになる思考法|牛尾 剛
    • アメリカの職場ではなぜドキュメントも無いのに人が去っても問題ないのだろう?|牛尾 剛

      アメリカの職場にいると、日本にいるときよりも身近でレイオフだとか、職を変えるというのを頻繁に見かける。先日もそういう場面があったのだが昔日本で働いていた時のことを思い出した。 ドキュメントを書く理由 日本のソフトウェア企業にいたときは、「納品物であるから」という理由以外にも、「人がいなくなったときに会社が困るから」という理由でもドキュメントを書くことが推奨されていた。しかし、少なくとも今の職場ではそんな理由でドキュメントを書くのは推奨されていないのに、なぜ問題にならないのだろうとふと思った。 うちのマネージャは、バディ制ににして、みんな休暇できるようにしようとは言っているが、多分本当に退職対策ではないと思う。 チームのメンバーが抜けたときも、「とても残念で、ワークロードをどうしようという問題はあるけど、彼女の門出を祝福しよう」言っていた。つまり、こちらでも「工数」は問題になるけど、「引継ぎ

        アメリカの職場ではなぜドキュメントも無いのに人が去っても問題ないのだろう?|牛尾 剛
      • 科学的根拠に基づく最高の勉強法がガチで良かった話|牛尾 剛

        最近読んでめっちゃ良かった本が下記の本だ。現在Amazonを見たら総合で35位で、星の評価が5つと半端ない。著者の方は以前から YouTube 動画などで勉強させていただいてたが、本が出たので速攻で買った。 勉強法とか大好物の自分としては読むしかないと思って買った。これは星5つは間違いない出来であった。さっそく自分も著者のメソッドを実施してみた。 実はこの本は、この本で紹介されている、そして私もそう思っている科学的に証明されたメソッドが効果の高い順から掲載されている。しかも、この本の面白いところは、この本のメソッドが本を読みながら各テクニックを体験できるところなので、ぜひ紙と書くものを用意して本を開いてほしい。 説明しないけど、多分こんな感じになる。わしは字が汚いので読めないだろう。 あんまし内容を書くとネタバレになったら申し訳ないので書かないけど、自分がめっちゃくちゃ嬉しかったことを書い

          科学的根拠に基づく最高の勉強法がガチで良かった話|牛尾 剛
        • 最近自分がADHD対策でやっていること|牛尾 剛

          私はADHDで短期記憶が最悪で、とても気が散りやすい。些細なことかもしれないが、本人にしてはなにやってもめっちゃくちゃ効率わるいし、やる気になるまで相当時間がかかる。よくあるのは休日に「これやらなきゃ」とか思ってスイッチがはいるのが夕食の前ぐらいで、夕食が始まるからそれも終了…ということもしょっちゅうある。 ADHDの特性の出方はかなり個人差があり、環境によってなにが「困りごと」になるかも様々だから他の人がどんな感じかわからないけど、集中力がクソほどなくて、効率が悪い自分にとって、働きやさ・生きやすさにつながった対処法を紹介したい。 自分が手を動かす前にメモを書く 自分にとってはとても有効な方法で、特に仕事するときとかそうだけど、今から自分が何をするのかの箇条書きを初めて、そこに書かれた通りに作業をする。だから自分は会社に着いたらその日にやることを書きだす癖をつけている。いきなり作業をやり

            最近自分がADHD対策でやっていること|牛尾 剛
          • 仕事ができない感から完全脱却してみる|牛尾 剛

            わたしは未だに自分が「仕事ができない」感がある。いや、たぶん思い込みじゃなくて、本当にそうだと思う。周りと比べても意味はないのだが、明らかにプログラミングのスピードが遅いし、ソリューションや思考の精緻さに欠ける。アメリカのテックカンパニーの人員削減が盛んだしいつ首になってもおかしくないと思う。 「向いていない」エンジニアへのあこがれアメリカで自分がしたかったことは、今度こそ胸を張って「エンジニアです」といえるようになること。何かを作れる人間になること。これは今までの人生で一度もかなっていないことだ。だから、正直なところ「向いていない」と自覚している。 だから、自分と一緒に働いているVincentに聞いてみた。彼は私よりずっと若いけど仕事をしっかりできる。私よりずっとプログラミングも素早いしロジックをよく覚えているし、複雑なリファクタリングもこなせる。 同僚の要領を得ない回答 彼にどうしたら

              仕事ができない感から完全脱却してみる|牛尾 剛
            • プログラミングというより物事が出来る思考法~実践編|牛尾 剛

              大変多く読んでいただいた「プログラミングというより物事が出来る思考法」というポストや、世界一流エンジニアの思考法の書籍で紹介した内容がある。 私の職場でも、ものすごく出来る人が「実践」しているところを何回も目撃しているので「実践編」として皆さんにシェアしようと思って今回のポストを書いてみた。 タイトルにもある通り、私はエンジニアだが、ビジネス書である書籍と書かれた多くの思考法と同じく、あまりエンジニアリングというものに関係ない要素であると感じている。 上記のポストや書籍でシェアした内容を端的に言うと「理解には時間がかかるがかける価値が十分あり、それによって自分が物事をコントロールしている感覚を身につけることが出来る」という自分の小さな発見だ。私がこのことを最初に発見したのは、新卒の出来る人々との出来事がきっかけだが、今回その小さな自分なりの発見を後押しするような出来事がいくつかあった。それ

                プログラミングというより物事が出来る思考法~実践編|牛尾 剛
              • コードリーディングのコツは極力コードを読まないこと|牛尾 剛

                私はクラウドのプロダクトチームで働いているが、何を隠そう一番苦手で克服できていないことが、コードリーディングだ。ものすごーく時間かかるし、時間かかったうえに読み間違えたりするし、しかもめっちゃ頭使うのに他の人はずっと速いので敗北感しか残らない。先日もマネージャの Pragna に相談したら、最初は2時間かかるけど、3か月もしたら5分で終わるわよ。って言われたけど、いや、そもそも俺4時間は最低かかるねんけどな、、、って感じ。 技術イケメンの皆さんのアドバイス よくよく私のキャリアを考えると、OSSにコントリビュートとかしていることはあったが、めっちゃくちゃ巨大でややこしいコードベースを読んで理解する必要が無いことが多かった。1からコードを書くのは得意だが、他の人のを読んでがっつり理解してとか、どうやったら出来るのかわからない。 当然自分の周りの技術イケメンの皆さんにコツを聞いていたのだが、ど

                  コードリーディングのコツは極力コードを読まないこと|牛尾 剛
                • 技術者には試行錯誤は圧倒的に悪であると腹落ちした話|牛尾 剛

                  私はシアトルのクラウドの中の人として、ソフトウェアの開発を行っているが、先日ある問題がきっかけで、技術者には試行錯誤がとても良くないということが腹落ちしたので、忘れないように書いておきたい。 先日起こった事先日起こった事は、私がシアトルから一時帰国して、普段使わないラップトップを使って日本から仕事をしている。 Application Insights というログを管理するプラットフォームがあるのだが、とても不思議なことに、Application Insights のログファイルを見ると完全に正常に動いているようにしか見えないのだが、クラウドのポータルに行くと、テレメトリが来ていない。 Application Insights のチームのメンバーが助けてくれることになったので、彼女に、Teamsで画面共有をして、「ほら、出ないでしょ?」と見せると、なんとテレメトリがポータルに来ている。その後

                    技術者には試行錯誤は圧倒的に悪であると腹落ちした話|牛尾 剛
                  • 納期がなぜ生産性をぶち壊しにしているのか?|牛尾 剛

                    昨年NewsPicks さんに取り上げてもらって最近動画が公開されました。そこでもお話させてもらっていることなのですが、アメリカで働きはじめると日本人からすると「納期が無い」感覚が物凄く衝撃的だった。 最近、納期が無いことと生産性について頭の中で整理がついてきたのでシェアしておこうと思う。ちなみに、動画も含めて、私の発言は私の体験と意見であり、所属会社には全く関係が無いことを改めてお断りしておきます。 日米納期の感覚の違い アメリカで働いていると、日本人からすると納期がほとんどないという感じを受ける。もちろん納期があるものもあるが「本当に必要なもの」に限られる。例えば、大きなカンファレンスで何かの製品を発表するとかそんなのだと納期はもちろんある。そうでなれけばほとんど無いという感覚だ。私の所属会社だけではなく、北米の他の会社の人も同じような感覚らしいので文化によるものだと思う。 常に納期が

                      納期がなぜ生産性をぶち壊しにしているのか?|牛尾 剛
                    • ウォータフォールはやめて2024年の開発をやろう!|牛尾 剛

                      今回の記事は特に私の意見であり、所属会社の意見ではないことをお断りしておきます。 最近になってまたウォータフォール vs アジャイルの議論を見かけることが多くなってきたので、私が勤務する米国の世界規模のクラウドプロバイダーでは2024年現在どんな開発をしているのかをご紹介したいと思います。私はこれが「正解」といいたいのではなく、何らかのポイントが皆さんの何らかの参考になったらいいなと思って筆をとりました。 ちなみに、2016年時点で私のウォータフォール開発に対する考え方は下記のブログの通りで今も変わっていません。ただ、2024年現在だからといってアジャイルをやるべきと思っているわけでもありません。 もし、今ウォータフォールをやっている人がいたら「そんなこと言ってもどうしたらええねん」となると思うので、自分なりの解決方法も考えてみました。 最初に自分的な結論を書いておくと「2024年の開発と

                        ウォータフォールはやめて2024年の開発をやろう!|牛尾 剛
                      • 今のチームに来てから最も生産性が上がった考え方|牛尾 剛

                        多分今回のポストは多くの人には参考にならないだろう。相当ニッチなので。でもこれは自分にとってはとても大きなことだったので、忘れないように記録しておきます。 生産性の悩み あまりこの世界では生産性とはあいまいな言葉で、何をもって生産性が高いとは言いにくい。速いのが良いのではない。ただ、自分の実感として自分は生産性が良くないといつも感じていた。だからいろいろ努力したり、考え方をできる人を観察して真似してみたり、直接本人に聞いたりして工夫をしてきた。 実は自分はめっちゃコーディングが早い人になりたいわけではない。そうではなくて、「平均的」になりたいだけだ。それぐらいいければ「Strategy」でカバーできるどころかもっと上に行けると確信があったから。でもそうではなくて明らかに遅いのでそれが自分の足を引っ張っていた 努力の方向性 様々な努力をして、特に有効だったことを自分の本に書いたつもりではある

                          今のチームに来てから最も生産性が上がった考え方|牛尾 剛
                        • 筋肉ですべてを解決する人のプログラミング上達方法|牛尾 剛

                          私は米国の超大手クラウドベンダーの中の人をやっており、普段はアメリカに住んで気づいたことをブログに記録しているのだが、今回は趣を変えて、日本で出会った凄い人からの学びを書いてみようと思う。 プリンシパルを目指して前回の下記のブログで、マネージャにならずに、プリンシパルというレベルを目指し始めたので、少しづつ自分のふるまいを変えることにしているが、これはそれの一環だ。 人生最後の大きなチャレンジの戦略を考える|牛尾 剛 (note.com) 筋肉の豊富なケンさん 私が日本に居たときの同僚で、ケンさんという人がいる。筋トレ仲間として、筋肉がものすごいので、凄いなと思っていたのだが、彼は筋肉だけではなくプログラミング力もえげつなかったことを覚えている。 あるハッカソンで普通の人なら1つか2つの機能を試すところを、彼は10個ぐらい、それもものすごく高度に組み合わせてすごく短い時間に凄いアプリを作っ

                            筋肉ですべてを解決する人のプログラミング上達方法|牛尾 剛
                          • 見積せえへんねやったらどうやって予算取りするねんという話|牛尾 剛

                            私は世界規模のクラウドプラットフォームの開発者で、現在はシアトル付近に住んでいる。 先日書いた自分のポストに対する反応で面白い意見があってそれを読んでそらそう思うやろなぁと思った。ただ、私も別に嘘を言っているわけではないですし、これでビジネスも回っている。面白そうなので、その辺も調べてシェアすることにしてみました。 ウォーターフォールからアジャイルって開発側の話はいいのだが、それだと管理とか経営とか非エンジニアの理解を得られないので、納得できるところをちゃんと言語化してほしいんだよな。アジャイルの人の「見積もりがない」って言葉を使われるのが一番苦手、ストーリーポイントの設計は「計画と見積もり… — えふしん (@fshin2000) August 1, 2024 自分のチームの開発プロセス的なものこちらの方に自分のチームが現在やっている開発プロセスは書いてある。アジャイルとか、DevOps

                              見積せえへんねやったらどうやって予算取りするねんという話|牛尾 剛
                            • 「普通エンジニア」はみんなシアトルに来たらええのにと思う話|牛尾 剛

                              アメリカで、ソフトウェアのエンジニアをするというのは、ごく一部のものすごく優秀なエリートが達成できる境地…みたいに思っていないだろうか?そんなことは無いですよ。アホにゃんにゃんで、日本ではプログラマとして通用しなかった自分でもやれています。5年たった今でも自分的には最高に居心地が良くて楽しい!だから、なぜ私がタイトルのように思うかを解説したいと思う。 シアトルでエンジニアをやる楽しさ 本記事はもちろんマイクロソフトはなんの関係もなくて、自分の意見であるが、私はマイクロソフトの Azure Functions の開発者をやっている。自分の性格をあげると、エヴァンジェリストとかやってたので陽キャと思われる人もいるかもしれないが、私は趣味がギターとプログラミングの陰キャで、人と一緒にいるより一人の時間がないと死ぬタイプの人間だ。(ちなみに、陽キャの人は楽しめないという話ではありません) アメリカ

                                「普通エンジニア」はみんなシアトルに来たらええのにと思う話|牛尾 剛
                              • 日米で経験した炎上プロジェクトの違い|牛尾 剛

                                私はアメリカでクラウドの中の人をやっている開発者だ。最近アメリカの方でも当初の予定がとても延びたプロジェクトを経験した。このような時に、日本では多分ものすごい炎上プロジェクトになると思うのだが、アメリカで体験したそれは全然違う感じだった。 これは一言でいうと「納期感の違い」がもたらしている感覚だった。 炎上感のなさ 私が感じた「予定がとても延びた」プロジェクトの場合、日本にいたときのプロジェクトでは、受託開発、内製双方ともに物凄く「大問題」になっていた。上位のマネジメントも連日のように進捗の会議を行い、人が追加投入され、エンジニアは時には泊りで一日も早く後れを取り戻すために皆遅くまで、そして土日も働き、お客様はもう怒り心頭… だったと思うのだが、こちらで体験したプロジェクトは拍子抜けするぐらい炎上感が無かった。 当初予定していた日程が一か月以上伸びても、みんな慌てる様子もなく、私はわからな

                                  日米で経験した炎上プロジェクトの違い|牛尾 剛
                                • 「居心地が悪い」状態を「楽しめる」かが、自分の成長のコツかもしれない|牛尾 剛

                                  先日、自分の同僚の Anjana を観察していてふと気づいたことがあったのでシェアしたいと思う。彼女は比較的新しいメンバーで大学も出たてだが、めっちゃ優秀で、たまに彼女のメンタルモデルを質問して学ばせてもらっている。 新しい Http Scaling の Buddy 最近 Anjana が自分の担当している、Http Scaling の領域を私と一緒に受け持つようになってきた。この領域は最近まで私しか担当が居なかったので、Pull Request のレビューで苦労したり、一人だったら休暇もとりにくい。だから Buddy 制をとっているのだが、私の Buddy は居なかったので、Pragna が彼女をアサインしてくれた。 もちろんめっちゃくちゃ優秀な人であっても、初めてなので、 最初から難しいタスクは厳しいだろうということで、これ修正箇所もすくなそうだし、簡単そうだなぁ。というタスクが彼女に

                                    「居心地が悪い」状態を「楽しめる」かが、自分の成長のコツかもしれない|牛尾 剛
                                  • Pull Request のコメント数を減らすアホみたいなコツ|牛尾 剛

                                    私は長年 Pull Request のコメント数が多くて何回もレビューを往復することが多くて大変つらかったが最近ものすごく単純なコツに最近きづいたのでそのことをシェアしようと思う。 Pull Requestレビューの悩みこれはならない人はならないので、共感してもらえる人は少ないかもしれないが自分の悩みは Pull Requestのコメント数でこれが本当に多い。何がつらいって、レビューのコメントが多いという事は、マージに時間が掛かるということだ。最初にコードを書いてテストして完成させるのは2時間もかかってないのに大抵レビューで何往復もして時間を取られるのが本当につらいし、進捗がでないもの嫌だし、時間かかるし、自分が最近解決したい問題の中でも筆頭の問題だった。 何が悪いのだろう?すごく嫌なので物凄く考えたがうまくいかなかった。例えば、英語のスペルミスも良くしたし、ログやコメントの英文にレビュー

                                      Pull Request のコメント数を減らすアホみたいなコツ|牛尾 剛
                                    • AI時代のプログラマの在り方|牛尾 剛

                                      ChatGPT 4がリリースされてから、近い将来プログラマという職業はどうなってしまうのだろうと、と不安になったのですが、ようやく考え方が整理できたので書いてみたいと思います。 AIと過去のテクノロジーの違い今までもディスラプティブなテクノロジーは自分の人生で何回か登場しています。そもそもパーソナルコンピュータが衝撃的でしたし、自分が大学生の時に体験したインターネットもそうでした。スマートフォンもかなりのものでした。 しかし、私はそれのどれも「脅威」は感じたことがありませんでした。なぜかというと、やりたいなら、それを自分がそれをやればよいので、そんなには困りません。ところが、今回のAIの場合は、たとえAIを自分がやったとしても、そんなに遠くないうちに自分はいらなくなるでしょう。モデルをトレインする人は必要かもしれませんが、たぶんそんなに多くの人は必要ありません。 そうでなければ、AIをイン

                                        AI時代のプログラマの在り方|牛尾 剛
                                      • ADHDと診断された自分が、人生をコントロール出来ている感覚を獲得する|牛尾 剛

                                        アメリカでは Thanks giving で珍しく4連休でした。読書と思想に時間を費やした結果、整理に時間を投資することで自分の ADHD 症状を完全に消し去ることが出来たので体験をシェアしておきたいと思います。個人の感想なので、医学的根拠とか一切ありませんが、自分と同じことに苦しむ人のヒントになればと思い筆を執りました。 人生がコントロール出来てない感今まで自分の人生の最大の課題は「何をやっても出来ない」ことで、今年はそのことが解決出来た記念すべき年でした。 ワインバーグ先生の言う通り問題を解決したら次の問題が最大の問題に浮上する。一番大きいやつの次もなかなかの難しいものだ。それは「人生がコントロール出来ていない感」だ。正直な話をすると、今のチームに入ってからパツパツで常に仕事のことばっかりやっている。やらされているわけではなく、そうでないと不安なのだ。 しかも、夜10時ぐらいまでがっつ

                                          ADHDと診断された自分が、人生をコントロール出来ている感覚を獲得する|牛尾 剛
                                        • 「テスト駆動開発」は時を超える技術。凡人が天才と肩を並べるための秘密兵器【米マイクロソフト・牛尾 剛】 - エンジニアtype | 転職type

                                          本連載では、業界の第一線で活躍する著名エンジニアたちが、それぞれの視点で選んだ書籍について語ります。ただのレビューに留まらず、エンジニアリングの深層に迫る洞察や、実際の現場で役立つ知見をシェア!初心者からベテランまで、新たな発見や学びが得られる、エンジニア必読の「読書感想文」です。 著名エンジニアが、独自の視点で「おすすめ書籍」の紹介を行う本連載。 今回は、米マイクロソフトのエンジニア・牛尾 剛さんによる『テスト駆動開発』(オーム社)の読書感想文を紹介する。 発売日:2017年10月14日 著者:Kent Beck 訳者:和田 卓人 定価:3,080円 (本体2,800円+税) ISBN:978-4-274-21788-3 サイズ:A5 ページ数:344ページ 書籍概要:テスト駆動開発とは単にテスト自動化を行うことではなく、ユニットテストとリファクタリングを両輪とした小さいサイクルを回すこ

                                            「テスト駆動開発」は時を超える技術。凡人が天才と肩を並べるための秘密兵器【米マイクロソフト・牛尾 剛】 - エンジニアtype | 転職type
                                          • 「Be Lazy」のマネジメントでチームの成果が出る理由|牛尾 剛

                                            この考え方はマイクロソフトに来てから本当に何度も出会ってきた考え方で、ものすごく生産性に貢献する考えなので、ぜひ日本でももっと広まってほしいと思っている。これは私オリジナルとかではなく、私は何回も体験しただけで、生産性のことを勉強するといろんなところに出てくる考え方だし、素晴らしい生産性の方に聞くと似たような考えをしていることが多いので本質なのだと思う。 自分の環境で実施するのは難しい フィードバックを読んでいるともちろん多くの人は喜んでいただけているようだが、自分の環境ではできる気がしない。お客様が許してくれないだろう。という意見もある。 もちろん、そういう環境では簡単ではないだろう。じゃあどうやったらできるだろう?例えばこのようなブログが読まれて、こういう考え方がもっと一般的になってくればもっとその恩恵を受ける人がもっと増えるかもしれない。だから、微力ではあるが「ソリューション」の一環

                                              「Be Lazy」のマネジメントでチームの成果が出る理由|牛尾 剛
                                            • 生産性を上げようと思っていても無駄なこと|牛尾 剛

                                              今週、自分のメンターであるクリスから小さなアドバイスをもらって、それは自分が考えたこともなかった事だったので、忘れないようにメモしておきたい。 センスの正体クリスとのメンタリングセッションの日に、最近不思議に思っていることについて質問してみた。それは、自分の同僚に Vincent という人がいるのだが、彼もまた例にもれずセンスがとても良い。例えば、ログの分析も自分よりとてもうまい。それが自分がよく知らないエリアであっても、ログの分析が自分よりずっとうまい。 彼はとても若いけど、新卒ではない。そういう条件なので、もしそれがセンスだとすると一体何が影響しているのかを知りたかったのでクリスにそれを伝えてみた。 Patience が足りないクリスは、少し考えてこういった。「君には多分 patience (我慢みたいな意味)が必要だと思う。」 彼は、ここに来る前から「プロダクション(実際にアプリを多

                                                生産性を上げようと思っていても無駄なこと|牛尾 剛
                                              • 世界一流エンジニアは自分と考えが真逆だった話|牛尾 剛

                                                今日はちょっと驚いたことがあったので、自分の記録のためにも書き残しておきたい。 ライブサイトの問題 自分のやっているプロジェクトで問題が起こって、その障害の復旧と調査にあたっていた。問題は大きいが、DividedByZero が起こっている。これはスポットしやすい。 自分の見慣れたコードパスをログを頼りに DividedByZero が起こりうるところを特定する。 実際にそれが起こるところは2点と特定する。 フロントエンドが0台になる アプリケーションの必須の設定が0になっている どちらも通常あり得ないが、どう考えても前者である可能性は低い。もし前者だとしたら、問題はここだけに収まらない。最近変更を他のチームが加えた後者が最も有力だろう。何せ今までそれは起こったことが無いから。調査に協力してくれた Cooper も同意見だった。 問題の特定に時間を使う 残念ながらログが出てないので、調査が

                                                  世界一流エンジニアは自分と考えが真逆だった話|牛尾 剛
                                                • 世界的技術イケメンの作り方|牛尾 剛

                                                  自分は世界2位のクラウドの中の開発者としてアメリカで勤務している。自分のチームの2つ上のマネージャがあまりにも仕事ができるので、びっくりした。そこで、二か月に一度の One on One の時になぜそんな仕事ができるのか聞いてみた。そのアドバイスが実際に自分に相当刺さったので、ここでシェアしておきたい。 その人とは、 の記事で私が観察したその人だ。技術的な問題の切り分け、判断の速さ、ほかの人の言っていることを理解する速さと、集中力、判断の速さ、正確さ、そして、私は直接見る機会はないのだが、ハックをしてもうちの組織で1、2を争う技術力のようだ。(ちなみに、少なくともうちの会社だと、マネージャは、大抵相当な技術力がある人がほとんどで、絶対的に自分よりコード書けるのは間違いないと思える人が多い) 「どうしたら、すこしでもよりよくできるか?」さて、自分はというと、クッソ程何もできない。人にアドバイ

                                                    世界的技術イケメンの作り方|牛尾 剛
                                                  • アメリカに住んでると誰もDXやってない感じがする話|牛尾 剛

                                                    私はアメリカのシアトルエリアに住んでいるのですが、SNSを通じて日本語の情報を見ていると、政府含めてものすごく一生懸命 DX (Digital Transformation) に取り組んでいかないといけない!という気合を感じるのだけど、実際のところ私の観察範囲ではそんな雰囲気を全く感じません。なんでだろう?と思っていたのですが、ふと思い当たることがあったのでシェアしてみたくなりました。 観察範囲での日米の違いアメリカに住んでいると、ソフトウェアを普通使うのはとても普通であり、かなり年配な方でも普通に使います。例えば私の英語の先生は、かなり年配の方ですが、普通にコンピュータを使って授業します。レッスン代は、友達とか、スモールビジネスの間でお金をやり取りできる Venmo というサービスがあるのですが、支払いを忘れてたら、Venmo 使ってはよ振り込んでなと催促されます。 会社でも、どんな高い

                                                      アメリカに住んでると誰もDXやってない感じがする話|牛尾 剛
                                                    • なんでも知っている職場の Oracle は何でも知ってるわけではなかった話|牛尾 剛

                                                      私は大手のクラウドプロバイダーで開発者をしているが、職場に 同僚からOracle (なんでも知ってる人) と言われる Bala という人がいる。実際に、彼に質問をすると、会社のシステムの細かいふるまいについても答えてくれる。いつも、ほんまに知ってるだけでも凄いけど、どうやって記憶しているのやろうとも思っていた。 質問に備えて自分でコードポインターとかの情報や、Spec を整理しているのだろうか? Bala の実態が判明した日私はリモートワークよりも出勤好きなので、毎日会社に来ている。Balaも最近は3時以降ぐらいから毎日きている。あるとき、立ち話をしているときに、「このコンフィグってどこにも説明ないけど、どういう意味か知ってる?」ってめっちゃ気軽に質問した。雑談のついでで、「知ってたらラッキー」ぐらいの感じだ。 すると、Bala は自分のデスクの方に歩いて行って、巨大なリポジトリを検索して

                                                        なんでも知っている職場の Oracle は何でも知ってるわけではなかった話|牛尾 剛
                                                      • 牛尾剛氏が語る『世界一流エンジニアの思考法』への道──英語力や技術力を覆す、三流ならではの戦略とは?

                                                        三流エンジニアの逆転劇! 周りの一流から学び、大きな成果を出す秘訣とは? 現在、Microsoft Azureのサーバレスプラットフォーム「Azure Functions」の開発チームに所属し、現役プログラマーとして活躍する牛尾氏。そんな牛尾氏は、自身の原点を「プログラマーに憧れたコンピュータ好き少年」と説明し、その後社会人として得た経験から、自分はコンサルティングのような「他の人にやってもらう仕事」には才能を感じるものの、プログラミングなど「自分でやる仕事」に関しては三流と自己分析する。 「一流のプログラマーには憧れますが、正直言って僕は三流。では、その三流がどうやって外資系に就職できたのか、今でもまだクビにならずにいられるか。それは自分の能力とそれ以外の部分で、工夫をしたところがあるからです」(牛尾氏) 牛尾氏の工夫とは、一言で言うと「観察」だ。自分の周りにいる一流のプログラマーが、ど

                                                          牛尾剛氏が語る『世界一流エンジニアの思考法』への道──英語力や技術力を覆す、三流ならではの戦略とは?
                                                        • マイクロソフトの時価総額3兆ドル突破が嬉しいので中から見てたらどんな感じだったかを書いてみた|牛尾 剛

                                                          私はマイクロソフトに2015年に入社して、日本のリージョンでエヴァンジェリストをしたのちソフトウェアエンジニアになって、今アメリカの Redmond で Azure の開発者として勤務している。中の人としてはとても嬉しいニュースで感慨深い事なのでブログを書いてみたい。尚、ここに書いていることは単なる私の体験で、私の意見であり、所属会社の見解ではないことを断っておく。 マイクロソフト前夜 私は子供のころから、マイクロソフトのコンピュータは全然使ってなくて、マイクロソフトに入る前も、大学では みんなが MS-DOS を触っているところ、Solaris を触ってたし、入社前も Dockerとか Linux を触ってたしマイクロソフトに全然興味がなかった。ただ友人のみーさんに「牛尾君はマイクロソフトに向いてるんちゃう?」と言われて入社したのだが、どちらかというと動機はクラウドの技術に触れたいという

                                                            マイクロソフトの時価総額3兆ドル突破が嬉しいので中から見てたらどんな感じだったかを書いてみた|牛尾 剛
                                                          • 「〇〇だから出来ない」おじさん対策と自分がそうならない方法|牛尾 剛

                                                            私が日本で働いている時に頻繁に出会った存在が「〇〇だから出来ない」おじさんだ。誰かが新しい事に挑戦しようとしているのに「やめておきなさい」とか「〇〇だから無理」とか「弊社は特殊なので無理」とかともかく出来ない理由を探すことにかけて天下一品の人の事だ。 私は今アメリカのクラウドプラットフォームの開発者としてアメリカのレッドモンドというところで勤務しているのだが、ふと気づいたのが、日本であれだけ頻繁に見かけた「〇〇だから出来ない」おじさんに出会ったことが無い事に気づいたのだ。「そういえば全然いないぞ!」と。 今回はなぜ今の職場環境だとそういう人に出会わないかということを周りの人を観察して、考えてみて、少なくとも自分がそういう風にならない方法を考えてみた。 先日ふとX (旧Twitter) を見ていると、高齢からでもプログラマ挑戦できるはずがない。証拠をあげてみろ!という人がいて今の職についたの

                                                              「〇〇だから出来ない」おじさん対策と自分がそうならない方法|牛尾 剛
                                                            • 才能ない人を観察してどうやったらできるようになるか考えてみた|牛尾 剛

                                                              俺は「こいつガチで才能ねぇなぁ」というやつを知っている。俺のことだ。世の中の定番の成功法則は、「自分の苦手なことを捨てて、得意なことをやる」というのをよく聞く。自分もそれ最高だろうと思う。しかし、自分の場合は「すべてにおいて才能が無い」のだ。子供のころから何かが出来るようになった!と思えたことが一度もなかった。別にすごいレベルを目指しているのではなくて、普通の人が普通に努力したら到達できるレベルでも到達できたためしがない。 なんとも暗い話なのだが、事実なので仕方がない。ただし、自分は落ち込んでいるわけではなく、「それがわしや」と思っているので悲しいとか卑下をしているわけではない。才能がある分野はあるにはあるのだが、それは「自分がやらない」分野だ。つまりコンサルティングとか、エバンジェリストとかそういう仕事で、それはそれで素晴らしいことなのだが、自分が子供のころからやりたかったこととは「自分

                                                                才能ない人を観察してどうやったらできるようになるか考えてみた|牛尾 剛
                                                              • 人生最後の大きなチャレンジの戦略を考える|牛尾 剛

                                                                最近忙しさが落ち着いて物を考える余裕が出てきた。三流のプログラマの自分が、夢だったAzure Functions チームにも3年以上何とか首にならずに頑張れている。 自分は正直お金はどうでもよいが、自分が胸をはって「自分はソフトウェアエンジニアです」と言えるようになりたい。 目標は明確であった方が良いので、自分は「プリンシパルエンジニア」を本格的に目指すことにした。それは5年かかるのか10年かかるのか、果たして達成できるのか?すらもわからない。でも才能がまるでない自分がもし、それを達成出来たら、きっと自分の気分は最高で、多分死んでもいいと思うだろう。 プリンシパルというレベルSoftware Engineer の IC (Individual Contributor) でプリンシパルというのは相当にレベルが高い。他の人に聞いたら、その前のシニアのレベルからプリンシパルに開発チームで上がるた

                                                                  人生最後の大きなチャレンジの戦略を考える|牛尾 剛
                                                                • 日本をダメにした「魔改造」の罠。メソッドは鵜呑みにしてこそ意味がある【牛尾剛×けんすう】 - エンジニアtype | 転職type

                                                                  2023.12.26 ITニュース マイクロソフトグローバルチーム 「誰でも実践できる圧倒的な生産性を生む思考法」を惜しみなく紹介した『世界一流エンジニアの思考法』が話題の、米マイクロソフトのシニアエンジニア・牛尾 剛さん。『物語思考』の著者である起業家のけんすうさん。 そんな二人の対談イベント「仕事と人生が変わる新しい思考法」が2023年12月21日に誠品生活日本橋にて開催された。 メソッド≒ハウツー好きで共通する2人が強調する、メソッド、ノウハウ、ツールを最大限活用するポイントは「魔改造」しないこと。「魔改造が日本(企業)をダメにした」とはどういうことか。「魔改造のわな」に陥らないためにできることとは——。 本レポートでは、同イベントの内容を牛尾さんのエピソードを中心に紹介する。 『世界一流エンジニアの思考法』著者 牛尾 剛さん(@sandayuu) 1971年、大阪府生まれ。米マイク

                                                                    日本をダメにした「魔改造」の罠。メソッドは鵜呑みにしてこそ意味がある【牛尾剛×けんすう】 - エンジニアtype | 転職type
                                                                  • かずき師匠から学んだ「努力」するから駄目だったのかもしれないという話|牛尾 剛

                                                                    私は子供の頃から不器用で、何をやっても出来なかった。だから、ずっとどうやったら「出来る」ようになれるのかを追求してきた。 そして、今は幸いなことにアメリカのレッドモンドで、クラウドのプログラマとして勤務してコードを書くことを楽しんでいる。正直環境は最高でまわりの人は優秀でかつめっちゃいい人で、マネージャも最高なので気持ちよく働けている。 ただ、自分的には自分が一番下手というのはわかっているので、何とかせねば首になるぞ、もっとうまくならなければという気持ちが常にある。自分なりにメンターに聞いたり、周りの優秀な人を観察して戦略を考えて実行しているからまだ何とかなっているが、根本的な実力は、自分的には何とかせんとやばいといつも思っている。 優秀な人と自分を比べた時の欠けたピース 昔に比べてずいぶんマシになった感はあるが、センスのある優秀なプログラマ、例えばMVP (Microsoft Most

                                                                      かずき師匠から学んだ「努力」するから駄目だったのかもしれないという話|牛尾 剛
                                                                    • 歴代最高の「職場環境の秘密」が分かってきたかもという話|牛尾 剛

                                                                      今の職場はアメリカのマイクロソフトのレッドモンドキャンパスでもう5年ぐらい働いている。正直めっちゃくちゃ快適で居心地がよい。英語のハンデがあったとしても正直過去に勤めたどんな会社より圧倒的に快適。人生でここでもう最後までやってもええわと思えたのは本当に初めて。 なんでやろう?といろいろ考えてきたけど、最近いろいろ見えてきたことがあるのでシェアしてみたい。 毎回そうなのだけど、これは所属会社の見解とかではなく、一個人の意見であることをお断りしておきます。 この職場はどう快適なのだろう? 全部英語の環境で、日本人の私にはコミュニケーション面で大変きついはずなのだが、快適な理由を考えると「人間関係のストレスが0」であることが大きいと思う。大体のストレスの理由は人間関係らしいし。 過去にどんな会社にいても、様々なバトルがあったり、人の陰口を言う人とか、嫌な人がいたり、意地悪をするような人がいたり、

                                                                        歴代最高の「職場環境の秘密」が分かってきたかもという話|牛尾 剛
                                                                      • 有名エンジニアが尊敬するエンジニアは誰?【牛尾 剛、ちょくだい、ばんくし、増井 雄一郎、三宅 陽一郎】 - エンジニアtype | 転職type

                                                                        転職・求人情報サイトのtype エンジニアtype ITニュース 有名エンジニアが尊敬するエンジニアは誰?【牛尾 剛、ちょくだい、ばんくし、増井 雄一郎、三宅 陽一郎】 2023.12.18 ITニュース スクウェア・エニックス三宅陽一郎マイクロソフト増井雄一郎ばんくし(河合俊典) あの著名エンジニアたちは、誰を尊敬し、どんな影響を受けているのだろう。この記事では、今話題の書籍『世界一流エンジニアの思考法』の著者・牛尾 剛さんはじめ、AtCoder代表のちょくだい(高橋直大)さん、風呂グラマーでおなじみ増井 雄一郎さん、エムスリーのVPoE・ばんくし(河合俊典)さん、ゲームAI開発者・三宅 陽一郎さんら5人の技術者たちが崇拝する「推しエンジニア」を一挙に紹介していこう! 牛尾 剛さんの尊敬するエンジニアは、Mitchell Hashimotoさん Mitchell Hashimotoさん

                                                                          有名エンジニアが尊敬するエンジニアは誰?【牛尾 剛、ちょくだい、ばんくし、増井 雄一郎、三宅 陽一郎】 - エンジニアtype | 転職type
                                                                        • レイオフで考える日米でのキャリア感の違い|牛尾 剛

                                                                          米国では大手IT企業で、大規模なレイオフが実施されており、私が勤めている会社も例外ではなかった。自分が失業するかもしれないという体験は日本では味わったことがなかったので、これを機会に自分の感じたこと、考えたことを記録しておきたい。 先日は無期限有給休暇の導入で話題となったマイクロソフトが新たなレイオフを発表すると、複数メディアが報道。ブルームバーグ「エンジニアリングの人員削減ではこれまでよりかなり大きい規模」スカイニュース「全社員の5%または1万人以上の削減」など。#アメリカ https://t.co/gYK0cbdF25 @GeekWire — シアトル日本語情報サイト🇺🇸 ジャングルシティ (@junglecity) January 17, 2023 レイオフされるかもしれないときに思ったこと今の会社にJoinした後も、自分の周りの人がレイオフされるのを見てきた。ただ、「エンジニア

                                                                            レイオフで考える日米でのキャリア感の違い|牛尾 剛
                                                                          • かつて「のび太君」だった私からの復讐 新刊『世界一流エンジニアの思考法』に込めた思い|牛尾 剛

                                                                            私は牛尾剛と申します。米国でマイクロソフトのクラウドを開発するソフトウェアエンジニアをしています。私は過去にははてなで、今は note でブログを書いていますが、幸いなことに沢山の方々に読んでいただけることが多く、文藝春秋の山本さんから提案されてこの度本を出版させていただくことになりました。新著はブログの文章に大幅加筆をしてビジネス書として一から構成したものですが、背景にある思いをお伝えしたいと思います。今回は私がなぜこのようなブログ、そして書籍を書いているのかをブログに書いてみたいと思います。 実は自分にとってはブログや書籍を書いている理由はもしかすると自分の「復讐」かもしれません。とは言えこの「復讐」は日本で働くことがもっと楽しく、もっと幸せで、そしてプロダクティブになるようなポジティブな「復讐」です。 「のび太くん」みたいだった私 私は子供の頃から、運動も、勉強も何もかもできなくて自

                                                                              かつて「のび太君」だった私からの復讐 新刊『世界一流エンジニアの思考法』に込めた思い|牛尾 剛
                                                                            • 世界一流技術者を観察して学んだ高度マルチタスク環境下での生産性向上の施策|牛尾 剛

                                                                              私はとってもマルチタスクが苦手だ。前の職場はマルチタスクが少なかったが、今の職場はマルチタスクが半端ない期間がある。それは「電話番」と呼ばれる期間だ。大抵はソフトウェアの開発を行っているのだが、数週間に1週程度、お客さんから上がってい来るインシデント(お客さんから上がってくるシステムの問題や障害レポート)にのみ対応する期間があって、そうなると、複数のインシデントに対応しないといけないし、いろんな人から連絡が入ったり、それだけじゃなくて、開発側からのリリースがあって、それをやらないといけなかったり、、、とマルチタスクめっちゃ苦手の私には最悪な状況だ。さてどう克服しよう。 とんでもなく生産性の高い上司私の2つ上の上司は、Paulという人なのだが、この人はマジ仕事ができる。ちなみに、プログラミング力も圧倒的らしい。確かに彼のコミットをしょっちゅう見かける。それぐらいの上司でも「電話番」をするのだ

                                                                                世界一流技術者を観察して学んだ高度マルチタスク環境下での生産性向上の施策|牛尾 剛
                                                                              • 生産性を上げたければ定時上がりが効率が良い|牛尾 剛

                                                                                最近の大きな気づきとしては、生産性を上げたければ長時間労働を辞めないといけないという気づきと体験を得たのでシェアしたい。 皆さんも、生産性の向上の方法としては、長時間労働しても効率が悪いというのを聞いたことがあるだろう。私もそうだ。だから、昔からちゃんと休もうと努力して時短にするけど、そうするとアウトプットが減って満足できずにもとに戻すという繰り返しだった。 しかし、最近、生産性を上げるには、短い時間だけ働く方が生産性が良いことが認識できたのでついに定時上がりのペースをキープすることが出来るようになったので、その気づきをシェアしたい。 アメリカに来て限界を感じるアメリカに来て2年になるが精神的、体力的に最近限界を感じていた。自分的には今、相当チャレンジをしている。英語の環境、自分以外の人は全員ものすごくプログラミングが出来て技術力が高い。そんな中で成果を出すには頑張るしかなかった。会社や上

                                                                                  生産性を上げたければ定時上がりが効率が良い|牛尾 剛
                                                                                • プログラミングの上達の為に努力を一切辞めてみる|牛尾 剛

                                                                                  実際にうまくいくかは全くわからないのだが、タイトルのことを試してみようと思っている。 私はサーバーレスのプラットフォームを作っているチームに所属しているが、周りにはスーパースターのようにコーディングが出来る人がゴロゴロいる。自分もそうなりたいので必死に頑張ってきたのだが、1年目を目前にして、自分があまり進化していないことに気が付いた。これは何かを変えないといけないサインだと思った。 1年を過ごしてみて良かったことは、自分的には相当無茶なチャレンジなので、まずサバイバル出来ただけでも自分を褒めてあげたい。自分のキャリアは、コンサルタント、PM、エヴァンジェリスト、DevOps という感じなので、プログラマもやっていたが、正直プログラミングスキルは褒められたものではない。だから、このチームに入ったのだ。 2週間のスプリントの中で何とか成果を出そうと頑張って、気が付いたら自分の時間のほとんどを仕

                                                                                    プログラミングの上達の為に努力を一切辞めてみる|牛尾 剛

                                                                                  新着記事