本作は、LEDのインカメラVXを特撮で初めて本格的に使用したものとのこと。バーチャルプロダクションを起用した理由について、上堀内氏はキングオージャーに「5つの国・5つの文化」が存在するという特性を挙げた。 特に「シュゴッダム」の中世ヨーロッパ風の街並みや、最新の技術を使う「ンコソパ」の風景は、関東圏のロケ地のみではシチュエーションを作りづらいとのこと。街の風景をふくめて20を超えるアセットを制作したと語られた。 また、上堀内氏は「戦隊モノ」であるからこそ、「実写のリアリティとアニメやゲームに近い質感が共存したときに、視聴者に受け入れてもらえるのでは?」と考え、プロデューサーと相談してバーチャルプロダクションをメインで使用することにしたとのこと。バーチャルプロダクションの撮影ノウハウはPCL協力のもと、LEDウォール、クロマキー撮影をふくめた「手法」から相談して制作されていった。 撮影時の思