繰り返しになるが、創業4年・30名の企業が、年商40億円規模。しかも利益率は、高収益企業の代名詞ともなっているキーエンスを超える水準だと控えめに話す。もちろん、企業の規模も違えば、業界やビジネスモデルまで何かもが違うわけだから単純比較はできない。だが、ビジネスが大好きなあなたの興味を引くためには十分過ぎる材料が、ここまでの話だけでもすでにあるのではないだろうか。 この実績はラッキーパンチではなく、徹底した「常識に囚われない経営スタイル」が生んだものだ。 固定観念が溢れる時代。少し前であれば、世の中のほんの一部の人間たちしか関わっていなかったであろう「新規事業開発」という仕事ですら、「正攻法」などという表現を充てた手法がインターネット上に溢れている。「アイデアをひたすら洗練させ、MVPでPMFを目指したのち、VCから資金を調達して市場を取り切る」といったような。 さて、アルゴリズムの2人はそ