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短篇集の検索結果401 - 440 件 / 1973件

  • 『半分世界』の石川宗生による極上の奇想短篇集──『ホテル・アルカディア』 - 基本読書

    ホテル・アルカディア 作者:石川 宗生発売日: 2020/03/26メディア: 単行本この『ホテル・アルカディア』は、第7回創元SF短編賞を受賞し、奇想短篇集『半分世界』で東京創元社からデビューした石川宗生さんの集英社からの最新作。 『半分世界』は、吉田大輔氏が突然19329人に増えてしまった状況を描く「吉田同名」。道路側の前半分が綺麗サッパリ消失している奇妙な家と家族4人と、それを観察していったいこれはなんなのだ、なぜこんなことが起こっているのかと議論し生活をウォッチする人々の奇妙な物語が描かれていく「半分世界」など、何を食ったらそんなことを思いつくんだ的な着想から緻密にその世界のロジックを構築していく高い技術が冴え渡った短篇集で、とにかく一読して僕は大好きな作品・作家になった。 huyukiitoichi.hatenadiary.jp で、第二作となるこの『ホテル・アルカディア』にも相

      『半分世界』の石川宗生による極上の奇想短篇集──『ホテル・アルカディア』 - 基本読書
    • 米澤穂信 - Wikipedia

      物心ついた頃から漠然と作家業を志すようになる。11歳でハーバート・ジョージ・ウェルズ『宇宙戦争』の続篇という形で二次創作を書き[5]、中学2年生あたりからオリジナルの小説を書き始めた。金沢大学文学部の2年生から、ウェブサイトでネット小説サイト「汎夢殿」(はんむでん)を運営し、作品を発表し始める(デビューが決まった後「汎夢殿」は一旦閉鎖され、これらの作品は現在読むことが出来ない[6])。様々な種類のエンターテイメント作品を書いていたが、大学時代に北村薫の『空飛ぶ馬』、『六の宮の姫君』(東京創元社、1992年)を読み衝撃を受け、ミステリーへの方向性を決める[6][7]。 大学卒業後は、「2年間だけ小説の夢にチャレンジしたい」と両親を説得して、岐阜県高山市で書店員をしながら[8]執筆を続ける。そして2001年、『氷菓』で第5回角川学園小説大賞ヤングミステリー&ホラー部門奨励賞を受賞してデビュー。

      • 現代SF界を代表する作家テッド・チャン、待望の新刊 世界最高水準の短篇集『息吹』12月4日発売決定!!|Hayakawa Books & Magazines(β)

        現代SF界を代表する作家テッド・チャン、待望の新刊 世界最高水準の短篇集『息吹』12月4日発売決定!! 『三体』と並んで刊行が待たれていた超話題作!! テッド・チャンをご存知ですか? いちばん有名な作品は第一短篇集『あなたの人生の物語』表題作。「あなたの人生の物語」は、2016年に「メッセージ」のタイトルで映画化(監督:ドゥニ・ヴィルヌーヴ 出演:エイミー・アダムス、ジェレミー・レナーほか)されてアカデミー賞ノミネートなど高い評価を得ました。 「メッセージ」には、新海誠さん、樋口真嗣さん、押井守さんといった日本映画界を代表する監督がコメントを寄せていました。新海誠さんは同作について、「テッド・チャンの名作『あなたの人生の物語』の、想像よりもずっと誠実な映画化。良かった。好きです。」と賛辞を贈っています。 『あなたの人生の物語』は2003年に刊行され、翌年「ベストSF2004」第一位獲得。表

          現代SF界を代表する作家テッド・チャン、待望の新刊 世界最高水準の短篇集『息吹』12月4日発売決定!!|Hayakawa Books & Magazines(β)
        • 地球を離れ、新たな文明を構築しようとした人類が遭遇する”植物の知性”──『セミオーシス』 - 基本読書

          セミオーシス (ハヤカワ文庫SF) 作者: スーバーク,Yuta shimpo,水越真麻出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2019/01/10メディア: 文庫この商品を含むブログを見る著者であるスー・バークの第一長篇ということで一切の事前知識なしで読み始めたのだけれども、未知の惑星での植物知性(+いくつかの異種知性)との遭遇を描き出す宇宙植民ファーストコンタクトSFでめっぽうおもしろかった。ファーストコンタクト物って、もっと広い定義でいえば「コミュニケーション」テーマの作品であるわけだけれども、本書もそこを全面に押し出しており、異種間のコミュニケーションだけではなく終わりなき内輪もめ、世代間の対立を描き出すために、惑星パックスに降り立った後の人類7世代、約100年間に渡る物語を一冊に凝縮していくことになる。 舞台は先に書いたように、惑星パッカス。地球は環境悪化により住みづらくなっており

            地球を離れ、新たな文明を構築しようとした人類が遭遇する”植物の知性”──『セミオーシス』 - 基本読書
          • 黒田硫黄 - Wikipedia

            黒田 硫黄(くろだ いおう、男性、1971年1月5日 - )は、日本の漫画家。ペンネームの由来は「黒田」+オモチャの「火星大王」から[1]。愛称は「大王」[注 1]。 男女の双子で誕生。東日本出身。一橋大学法学部・社会学部卒業[要出典]。 1993年『月刊アフタヌーン』にてデビュー。『月刊アフタヌーン』『月刊IKKI』『COMIC CUE』などに筆による作品を発表している。2002年、『セクシーボイスアンドロボ』により第6回文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞文部科学大臣賞を受賞。 来歴[編集] 生まれは札幌市であるが、幼少期は10回を超える引越しで東日本を転々としたため、「東日本出身」としばしば表現している。麻布高校時代にアニメ研究会に所属、2分ほどの紙製アニメやリレーマンガを他の部員たちと制作していた。一橋大学では漫画研究会に所属。教養課程野崎歓ゼミナール(映画論)、法学部村井敏邦ゼミナ

            • アレクサンドル・ソルジェニーツィン - Wikipedia

              アレクサンドル・イサーエヴィチ・ソルジェニーツィン(ロシア語:Александр Исаевич Солженицынアリクサーンドル・イサーイェヴィチュ・サルジニーツィン;ラテン文字転写の例:Alexandr Isaevich Solzhenitsyn、1918年12月11日 - 2008年8月3日[2])は、ソビエト連邦の小説家、劇作家、歴史家。1990年代ロシア再生の国外からの提言者である。ロシア文字からそのままローマ字にするとAleksandr〜だが、英文ではAlexander〜と表記されることが多い。ソビエト連邦時代の強制収容所・グラグを世界に知らせた『収容所群島』や『イワン・デニーソヴィチの一日』を発表し、1970年にノーベル文学賞を受賞。1974年にソ連を追放されるも、ソ連崩壊後の1994年に帰国した。 ソルジェニーツィンの生涯は、彼の人生を左右した二つの価値観、つまり父譲り

                アレクサンドル・ソルジェニーツィン - Wikipedia
              • The Red Diptych 無用の長物としての文芸作品――飛浩隆『グラン・ヴァカンス』

                SF小説を読んでいると、技術的に酷い水準のものが平然と流通していることに出くわすことが多く、呆れかえることが結構ある。  特に、語りの構造に対する自覚のなさという意味では、絶望的である。例えば、25世紀なり30世紀なりを語りの現在時とする語り手が、なぜか、20世紀や21世紀の英語や日本語の使用者にとってわかりやすく自然な表現を書き連ねる。また、25世紀なり30世紀なりに生きている人物にとっては常識的すぎてわざわざ説明の必要もないはずの説明が、(ちょうど20世紀なり21世紀なりの人間にとっては飲み込みやすいようなほど親切に)饒舌に語られる。  もちろん、ここには、SFそのものの持つジャンル的な特性が原因としてある。いかなる話者がいかなる聞き手に向けて小説の語りを遂行しているのかを意識しすぎれば、そもそも成立しなくなってしまうような作品も多い。逆にミステリであれば、話者がどのようなスタンスで誰

                • 米ホラー映画の新潮流と、各作品に潜む「アメリカの罪」【連載】添野知生の新作映画を見て考えた(5)|FINDERS

                  添野知生(そえの・ちせ) 映画評論家 1962年東京生まれ。弘前大学人文学部卒。WOWOW映画部、SFオンライン(So-net)編集を経てフリー。SFマガジン(早川書房)、映画秘宝(洋泉社)で連載中。BS朝日「japanぐる~ヴ」に出演中。 新興の配給会社による、新潮流のホラー映画が3本連続公開 私は、映画については、だれがなにを言ってもいいと思っている。もちろんあからさまな嘘や悪意による曲解は論外だが、そうでなければ、長く多く映画を観てきた人の言葉も、生まれて初めて映画を観た人の感想も、同じように耳を傾ける価値がある。映画はそういうものなのだ。 (ほとんどの)映画は大衆娯楽であり、商業活動である。それはあらゆる人に開かれているし、観た人の言葉を縛ることはできない。映画はあらゆる人の言葉を引き受ける。この特異なありようは、映画がとにかく金のかかる表現形式だという点に由来している。映画は観客

                    米ホラー映画の新潮流と、各作品に潜む「アメリカの罪」【連載】添野知生の新作映画を見て考えた(5)|FINDERS
                  • 世界は第二の村上春樹を待っている―翻訳家・柴田元幸インタビュー

                    東京国際文芸フェスティバルには、作家や編集者、翻訳家など文学を取り巻く様々な関係者が集まった。フェスティバルの諮問委員の一人である翻訳家の柴田元幸さんに、日本文学の“越境”の可能性について聞いた。 柴田 元幸 SHIBATA Motoyuki 1954年東京生まれ。アメリカ文学研究者、翻訳者、東京大学文学部教授。ポール・オースター、スティーブン・ミルハウザー、スチュアート・ダイベック、レベッカ・ブラウンなど、現代アメリカ小説の名訳で知られる。東京国際文芸フェスティバルの諮問委員を務める。著書に『猿を探しに』、『柴田元幸と9人の作家たち  ナイン・インタビューズ』、『アメリカン・ナルシス』、訳書にオースター『偶然の音楽』、ミルハウザー『マーティン・ドレスラーの夢』、ダイベック『シカゴ育ち』、村上春樹氏との共著に『翻訳夜話』など。 TOKYOが世界文学と出会った3日間——海外からはノーベル文学

                      世界は第二の村上春樹を待っている―翻訳家・柴田元幸インタビュー
                    • 夏だしオススメのホラー小説教えて : あじゃじゃしたー

                      1 名前:以下、VIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/17(火) 22:15:35.61 ID:Mk8joNqT0 できれば短編、日本の作家で 小林泰三テイストなものが読みたい http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8F%E6%9E%97%E6%B3%B0%E4%B8%89(小林泰三:Wiki) 2 名前:以下、VIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/17(火) 22:16:34.31 ID:awPLbNc10 叶恭子「3P」 >>2 ググった ある意味ホラーだということは理解した コメント:黒い家は面白かった。スレ見てたら夜啼きの森が読みたくなった。 以下、VIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/17(火) 22:16:36.96 ID:KufRS97Y0 リアル鬼ごっこ >>3 こんなのが売れるということがホラーだとい

                      • 新井素子 - Wikipedia

                        新井 素子(あらい もとこ、1960年8月8日[1] -)は、日本の小説家。ライトノベル作家の草分け的存在として知られている(久美沙織による解説(#外部リンク)を参照)。夫は、書評や文庫解説などを手がけている手嶋政明。結婚後の本名、手嶋素子[2]。日本SF作家クラブ元会長。日本推理作家協会会員。 略歴[編集] この節は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。(このテンプレートの使い方) 出典検索?: "新井素子" – ニュース · 書籍 · スカラー · CiNii · J-STAGE · NDL · dlib.jp · ジャパンサーチ · TWL(2022年9月) 東京都練馬区生まれ[1]。両祖父、両親が共に講談社に勤めており、実家には常に大量の本があったため、幼い頃から多くの本に接して育った。 1977年、東京都立井草

                        • 麻雀とか将棋とかをテーマにしたマンガとか小説とか - あざなえるなわのごとし

                          とかx4 ・漫画とか本とかを楽しく読みたくて麻雀を覚えたんです。関連書籍とか色々。 - きまやのきまま屋 きまやのきまま屋さんが麻雀をテーマに作品を挙げてる。 麻雀と言えば個人的には 哭きの竜/能條 純一 哭きの竜 1 (近代麻雀コミックス) 能條 純一 竹書房 Amazonで詳しく見る「竜!竜よ!お前の運をワシにくれやっ!!」 の能條「哭きの竜」をまず連想する。アニメ版もありましたっけね。 麻雀を知らずに書いた、と言うのも有名ですが。 PCゲーム版ではリーチかけると台にドスを突き立てるエフェクトが……。 アカギ、天/福本 伸行 アカギ-闇に降り立った天才 1 (highstone comic) 福本 伸行 フクモトプロ/highstone, Inc. Amazonで詳しく見るきまま屋さんではなぜかカイジを挙げてますが福本で麻雀ならアカギですよ。 というか鷲巣麻雀になってからは、もはや麻雀

                            麻雀とか将棋とかをテーマにしたマンガとか小説とか - あざなえるなわのごとし
                          • 『紙の動物園』ケン・リュウによる幻想武侠譚──『蒲公英(ダンデライオン)王朝記 巻ノ一: 諸王の誉れ』 - 基本読書

                            蒲公英(ダンデライオン)王朝記 巻ノ一: 諸王の誉れ (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ 5026) 作者: ケン・リュウ,古沢嘉通出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2016/04/22メディア: 単行本この商品を含むブログを見る日本オリジナル短篇集『紙の動物園』は『SFが読みたい 2016年版』で発表されたBEST SF 2015[海外篇]1位、Twitter文学賞海外編1位、本屋大賞翻訳小説部門でも2位と翻訳物の中ではかなりの高評価が続いて話題となっている。そんなケン・リュウ最新長篇が本書『蒲公英王朝記 巻ノ一: 諸王の誉れ』だ。 『紙の動物園』がSF短篇集だったのと比べてこちらはなんとSFから遠く離れて幻想武侠譚だ。それも三部作にわたって書き継がれる大長篇である。「武侠」というわりと曖昧なジャンルで、短篇は名手だけど長篇は──という作家もいるし、読む前には「おもしろいのかなあ」と不安

                              『紙の動物園』ケン・リュウによる幻想武侠譚──『蒲公英(ダンデライオン)王朝記 巻ノ一: 諸王の誉れ』 - 基本読書
                            • 【今週はこれを読め! SF編】日常感覚と寓話性で紡がれる「逆さの未来」 - 牧眞司|WEB本の雑誌

                              その未来では、いろいろなものごとが「逆さ」になっている。 老人は百歳を越えてさらに元気を増すのに、子どもは虚弱で介助なしには生活ができず死亡率も高い。産業・経済がさかんなのは北海道と沖縄で、東京は物資が乏しく活気がない。人びとがだんだん電化製品を使わなくなったため、開発も生産も停滞している。インターネットはとうに廃止され、それを祝う「御婦裸淫の日」が国民の祝日として制定された。こうした新しい祝日は、上意下達ではなく公募と国民投票によって民主的に決定される。そもそも日本政府そのものが、いまや民営なのだ。警察も民営化され、吹奏楽の演奏を主業務としている(町を練り歩いて子どもたちに大人気だ)。グローバル化なんて発想そのものが廃れ、誰もが当然のように鎖国を受け入れている。あらゆる分野で外来語がなくなり、せいぜい犬の種類や農産物をあらわすのに使われる程度だ。オレンジには定価があるが、切手には定価がな

                                【今週はこれを読め! SF編】日常感覚と寓話性で紡がれる「逆さの未来」 - 牧眞司|WEB本の雑誌
                              • Wikipedia:良質な記事 - Wikipedia

                                以下のいずれかの条件を満たす記事は、良質な記事となります。ただし、これらの条件を満たしていても、次節に挙げる良質な記事の除外基準を満たしている記事は良質な記事とはなりません。 執筆コンテストで入賞した記事。 各ウィキプロジェクトにて良質な記事の基準を取り決め、その基準に従って選出された記事。 その他不特定多数の参加者が査読を行う場において、良質な記事と認められた記事。 Wikipedia:良質な記事/良質な記事の選考を通過し、良質な記事と認められた記事。 良質な記事の基準は複数人の参加者による査読が行われ、認められた記事を基本とします。具体的にどのような基準で認められるかに関してはここでの詳細な規定を設けません。各ウィキプロジェクトで基準を設けて選考し、基準を充足する記事をまとめて良質な記事としても良いですし、対象となるウィキプロジェクトが無い記事などは良質な記事の選考へ推薦して選考を受け

                                • お気らく活字生活 追悼 殊能将之

                                  本日2013年3月30日の昼過ぎ、ツイッター上でミステリ作家・殊能将之氏の訃報が飛び交った。このブログではあまりこのような話題には触れないようにしているのだが、今回だけは特別にお許しいただきたい。 翻訳家・書評家である大森望氏のコメントは次のとおり。 「ミステリ作家の殊能将之氏が今年2月11日に亡くなりました。享年49。ご遺族の意向で伏せられていたそうですが、殊能氏と縁の深い雑誌「メフィスト」の最新号に訃報と追悼記事が掲載されています。殊能氏とは、彼がまだ学生だった頃からの付き合いでした。とにかく残念です。」 殊能氏は自分にとっても特別な作家だった。まさに大森氏と同じく、彼が作家となる前の学生時代からの知り合いだったから。(上記の大森氏や殊能氏を取り巻く有象無象の関係者の内に自分もいて、年齢も同じだったのです。) 初めて合ったのは大学のサークル関係の集まり。氏と学校は違ったのだが、東海地区

                                  • 現実は藤子不二雄Aのブラックユーモア短編を超える - 空中の杜

                                    世間一般では藤子・F・不二雄先生の影響が大きくて、藤子不二雄A先生に比べて持ち上げられているような印象があります。それは超巨大ヒット作『ドラえもん』や、すでにF先生が個人だということ、それに何よりA先生が「手塚先生と藤本君(F先生)は天才」とよく発言していることからでしょう。 しかし言うまでもなく、A先生も数多くの名作を残しています。有名どころでは『怪物くん』『忍者ハットリくん』『まんが道』、それに『笑ウせぇるすまん』などですが、F先生がSF(すこし・ふしぎ)の短編集を多く発表したように、A先生も短編の発表が数多くあります。代表的なものは、後に『笑ウせぇるすまん』の元となった『黒イせぇるすまん』、F先生の短編同様小池さんが出てくる『ひっとらぁ伯父サン』等。あと伊集院光のラジオを聞いている人は、よくトークで出てくる「人間が北京ダックにされてしまう話」を覚えているでしょうが、それの名前は『北京

                                      現実は藤子不二雄Aのブラックユーモア短編を超える - 空中の杜
                                    • 野田昌宏 - Wikipedia

                                      野田 昌宏(のだ まさひろ、1933年8月18日 - 2008年6月6日)は、日本の小説家、SF作家、翻訳家、宇宙開発評論家、テレビディレクター、プロデューサー、経営者。元日本テレワーク株式会社代表取締役社長(後に相談役)。株式会社ガイナックスの元監査役。 1960年代には主に本名の野田宏一郎(のだ こういちろう)名義を用い、1970年代以降は野田昌宏名義を用いた。また、作詞家としては「山本圭一」の変名も使用した[1]。 経歴[編集] 1933年8月18日、野田健三郎とツヤ子の長男として福岡県で生まれる。1946年、福岡第一師範学校男子部附属国民学校(現在の福岡教育大学附属福岡小学校)を卒業[2]。泰星中学校・高等学校入学。1952年、高校を卒業するが大学受験に失敗。浪人生活をおくる[3]。1954年、地元の古本屋でたまたま、アメリカのSF雑誌「アスタウンデイング・サイエンス・フィクション

                                      • 『特別編 響け!ユーフォニアム』石原立也(監督)×小川太一(副監督)インタビュー【スタッフ&声優 短期連載:第1回】 | アニメイトタイムズ

                                        『特別編 響け!ユーフォニアム~アンサンブルコンテスト~』石原立也監督×小川太一副監督インタビュー|今まで“森”を見ていた久美子が、“林”も見るようになった――彼女がどこへ着地するのかの指標にもなる作品【スタッフ&声優 短期連載:第1回】 京都アニメーションのハイクオリティな映像でも大人気の『響け!ユーフォニアム』シリーズ、約4年ぶりの新作がついに完成! 作品集『響け!ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部のホントの話』(著:武田綾乃)の中編を原作とする完全新作『特別編 響け!ユーフォニアム~アンサンブルコンテスト~』が、2023年8月4日(金)から全国74館の劇場で上映されます。 主人公となる、北宇治高校吹奏楽部の黄前久美子は、2年生の秋を迎えて新部長に就任。部長としての最初の大仕事は、12月に開催される、小編成によるコンテスト「アンサンブルコンテスト」です。代表チームを決める校内予選に向け

                                          『特別編 響け!ユーフォニアム』石原立也(監督)×小川太一(副監督)インタビュー【スタッフ&声優 短期連載:第1回】 | アニメイトタイムズ
                                        • 「人生にもっと文学を!」現役書店員が同業者に『火花』と一緒に紹介して欲しい8作品

                                          きんどうをご覧の皆さま、こんにちは。そして初めまして。あなたの近くにある本屋……かもしれない、どこかのチェーン店で黙々と棚を作り続ける、積読書店員ふぃぶりおと申します。 小説・コミックをこよなく愛し、担当ジャンルの理工書・ビジネス書にまで手を広げては、気になる作品を買いだめする日々。そんな積読系現役書店員が又吉直樹さん『火花』を読んだ人へプレゼンする「つぎにどの作品を手にしたらいいか」! 仕事熱の燃え上がった同じ書店員や、読書熱の冷めやらない読者に知ってほしいイチオシ文学作品のまとめをお送りします。 また、この記事を読まれた同業者の方には、ぜひ『わたしならこうする』などなどご意見をもらえると大変勉強になります! ここはひとつ、ふぃぶりおのくせに(!)と叱咤激励をよろしくお願いしますw >> Amazon.co.jpで「積読書店員ふぃぶりおオススメの8作品」をチェック 現役書店員が本気

                                            「人生にもっと文学を!」現役書店員が同業者に『火花』と一緒に紹介して欲しい8作品
                                          • 不思議で不穏な異人バトル・ファンタジー「宝石の国」 深町秋生のコミックストリート

                                            南陽市在住、第三回「このミステリーがすごい!」大賞受賞作家の 深町秋生さんが、毎回、独自の視点で気になる漫画・お勧めのコミックをセレクト! ついに市川春子の長編作品が発刊された。『宝石の国』(講談社)である。  デビュー作の『虫と歌』で手塚治虫文化賞新生賞を受賞し、2作目の『25時のバカンス』では「マンガ大賞2012」で5位に入るなど、評論家やマンガ読みから高い評価を受けている。じっさい、私も息を呑むほど感動したクチで、このコミック評でも取り上げている。じつを言えば……SFにはまったく詳しくないが、独特の“異人”たちがつむぐ物語が新鮮だった。 http://www.sakuranbo.co.jp/livres/cs/2011/10/post-34.html(異人たちとの季節。市川春子「虫と歌」「25時のバカンス」)  『虫と歌』では、いわば植物人間や昆虫人間と化した生物を。『25時のバカ

                                            • 莫言 - Wikipedia

                                              莫言(ばく げん、モー・イエン、1955年2月17日 - )は、中華人民共和国の作家。中国共産党員。本名は管謨業(かん ぼぎょう、グワン・モーイエ)。 人物[編集] 1955年2月17日、山東省高密市で農民の子として生まれる[2]。本名は管謨業[3]。 筆名の「莫言」は「言う莫(なか)れ」を意味する。莫言は幼少期から非常に話好きで、母はこの事を非常に心配し何度も言葉を慎むようにと注意していた。しかし、人前に出ると一向に話が止められない莫言は、母の忠告に背いてしまう事の後悔から筆名に言う莫れの意味を込めて「莫言」と名付けた[4]。 幼少期の生活と創作動機[編集] 莫言の幼少期は1500万~4000万の犠死者が出たとされる[5]毛沢東の大躍進政策(1958~61年)と重なっており、彼自身も飢餓に苦められていた。当時の体験について次のようなエピソードを語っている。 ・樹上の葉を食べ、それが無くな

                                                莫言 - Wikipedia
                                              • フレドリック・ブラウン - Wikipedia

                                                フレドリック・ウィリアム・ブラウン(Fredric William Brown、1906年10月29日 - 1972年3月11日)は、アメリカ合衆国オハイオ州シンシナティ生まれの小説家、SF作家、推理作家。フレデリック・ブラウンとも呼ばれるが、本人は好まなかった[1][要ページ番号]。 ユーモアあふれるショートショート作品で知られており、巧妙なプロットと驚くような結末が特徴である。ユーモアやポストモダン的作風は長編にも現れている。 SF長編は5作のみと寡作家だが、SF黄金時代を代表する創作者の一人に数えられている。短編(ショートショート)作品において高名であり、ロバート・シェクリイと並び称される。「ミミズ天使」「狂った星座」「星ねずみ」「闘技場(英語版)」など多数の作品がある。短編はユーモラスなものが多い。 SF長編では『発狂した宇宙』と『火星人ゴーホーム』が有名。この2作は短編同様にユー

                                                • 【12月の「このマンガがすごい!」ランキング オンナ編】 今年も残りわずか! 2014年をしめくくる至高のベスト10

                                                  【12月の「このマンガがすごい!」ランキング オンナ編】 今年も残りわずか! 2014年をしめくくる至高のベスト10 2014年12月ランキングあとかたの街アンの世界地図うせもの宿エレガンスパパおざわゆきカラスヤサトシグッドナイトほしよりこルネッサンス吉田南Q太吟鳥子恋のシャレード月間ランキング月間ランキング オンナ編未知庵未知庵の1 三時のお水松本英子海野つなみ穂積謎のあの店逃げるは恥だが役に立つ逢沢りく 2014/11/20 2014年も1カ月とちょっと、12月発売の本誌『このマンガがすごい!2015』を楽しみにしてくださっている方も多いと思います。現在、そんな本誌との連動企画「『このマンガがすごい!』の1位を当てろ!!キャンペーン」を開催しております。 Twitterでただつぶやくだけでもしかしたら豪華賞品が当たっちゃうというステキなキャンペーンですので、ぜひご参加ください! それで

                                                    【12月の「このマンガがすごい!」ランキング オンナ編】 今年も残りわずか! 2014年をしめくくる至高のベスト10
                                                  • この短編集が好きだ

                                                    短編の名手といえば……ポー、チェーホフ、ゴーゴリ、トルストイ、ヘミングウェイ、フィッツジェラルド、カーヴァー、O.ヘンリー、ダール、ボルヘス、モーム、カポーティ、ラヴクラフト、クリスティ、ブラッドベリ、スタージョン、阿刀田高、安岡章太郎、井伏鱒二、中島敦、村上春樹、梶井基次郎、宮沢賢治、筒井康隆、川端康成、森鴎外、芥川龍之介、大江健三郎、石川淳、車谷長吉、内田百閒、江戸川乱歩、泉鏡花、尾崎翠、横光利一、志賀直哉、太宰治、丸谷才一……思いつくまま並べてみたら、星新一が抜けていたw 最近の好みは、カサーレス、コルタサル、山尾悠子、ジュンパ・ラヒリ、アリステア・マクラウド……と、これまたきりがない。このリストでは不十分だし、わたしが知らない素晴らしい短編は山ほどあるだろう。そんな予感を痛感させてくれた、素晴らしいオフ会でしたな。ご参加の皆さま、お薦めいただいた方々、ありがとうございます。 読みた

                                                      この短編集が好きだ
                                                    • 第56回 夏葉社ができるまで~出家(!?)、失恋、そして、リーマンショック~(夏葉社・島田潤一郎さん編)|本屋さんと私|平日開店ミシマガジン

                                                      ホーム 本屋さんと私 第56回 夏葉社ができるまで~出家(!?)、失恋、そして、リーマンショック~(夏葉社・島田潤一郎さん編) 「夏葉社」という若く小さな出版社がにわかに注目を集めている。1976(昭和51)年生まれの島田潤一郎さんが、吉祥寺でひとり営んでいる出版社だ。 夏葉社は、2009年9月の創業以来、これまでに2冊の本を世に送り出してきた。 1冊目は、ユダヤ系アメリカ人作家・バーナード=マラマッドの短篇集『レンブラントの帽子』。2冊目は、東京は大森で古書店を営み、川端康成や三島由紀夫をはじめ数多くの作家と交流をもった関口良雄氏のエッセイ『昔日の客』。 いずれも、絶版本の復刊だ。 前者のマラマッドは、よほどの文学好きでなければその名を知る人は少ないが、70年代を中心に、かつては日本でも多くの著作が翻訳されていた。いまでは、そのほとんどが絶版となっている。後者の『昔日の客』は、30年ほ

                                                      • 1979年はなぜ歌謡曲にとって特別な年だったか 栗原裕一郎が話題の書に切り込む

                                                        冨田恵一の『ナイトフライ 録音芸術の作法と鑑賞法』(DU BOOKS)はドナルド・フェイゲンのソロアルバム『The Nightfly』を1冊かけて分析した本だが、80年代に音楽制作に起こったイノベーションが裏のテーマとしてあった。冒頭で冨田は、70年代から80年代への変化というのは、徐々に進行したのではなく、デジタル時計が切り替わるように一息に完了したのだと書いていた。 「文化的にも70年代は文字通り79年12月31日を持って終了し、80年1月1日から明確に80年代は始まった、とのイメージさえ持つことができた」 さすがに1月1日からというのは誇張としても、歌謡曲のフィールドでも79年から80年にかけての変化というのは劇的なもので、80年に登場した松田聖子には70年代までの光景をガラリと塗り替えてしまったようなインパクトがあった。 ただし聖子という現象は突発的な事故ではなかった。70年代に歌

                                                          1979年はなぜ歌謡曲にとって特別な年だったか 栗原裕一郎が話題の書に切り込む
                                                        • 「短篇コレクションI」はスゴ本

                                                          ぜんぶ当たり、ハイスペック短篇集。 選者には申し訳ないが、わたしにとって、池澤夏樹という作家は、小説家というよりも、一流の読み手となっている。思想や歴史臭が鼻につくようになってからこのかた、彼の小説は手をださなくなってしまった。代わりにエッセイを、特に書評を高く買っている。すぐれた作品を掘り出しては、いかにも読食欲を刺激するように紹介する。作品の根幹を短いフレーズでずばりと言い当てる技は、詩人のキャリアが生かされている。踏み込みすぎてほとんどネタバレ状態のもあるが、それはそれ。この河出世界文学全集も、池澤夏樹さんだから読んでいるようなもの。 その期待に100%応えているのが、この短篇集。どれもこれも珠玉だらけ。プロット・キャラ・オリジナリティに優れた短篇のお手本のような傑作から、不条理譚なのに巨大な隠喩だと解釈すると仰天するしかない作品、「もののあわれ」とはコレだという指摘が腑に落ちる、で

                                                            「短篇コレクションI」はスゴ本
                                                          • 面白いブログが書きたいです(๑•̀ㅂ•́)و✧ - あざなえるなわのごとし

                                                            p-shirokuma.hatenadiary.com 何年も前から、「ブログは記事単位で読まれるのであって、人単位で読まれるものじゃない」的なことが言われてきました。まあ、大筋としては事実でしょう。それでも、すべての読者がブログを記事単位で読むわけではありません。過去ログを遡って読んでくれる人もいれば、定期購読のようなかたちで読み続けてくださる人もいます。記事単位で読む人でさえ、「ああ、またこのブログか!」って自然に覚えてくださる人だっているわけですから、ブログは意外と“点”としてではなく“線”として読まれることもあると思うんですよ。そうやって、「このブロガーはこういう奴」という“印象”がかたちづくられていく。 そのプロセスに対して、繕ったキャラを魅せたい・演出したいなら、みせたいものをみせるべく、ブログに演技を書くべきでしょう。でも、私はそんなのまっぴらごめんで、私という精神の多面体の

                                                              面白いブログが書きたいです(๑•̀ㅂ•́)و✧ - あざなえるなわのごとし
                                                            • 日本翻訳大賞 公式HP

                                                              12月1日~翌年の12月末までの13ヶ月間に発表された翻訳作品中、最も賞讃したいものに贈る賞。一般読者の支援を受けて運営し、選考にも読者の参加を仰ぐ。 第十回の選考委員は岸本佐知子・斎藤真理子・柴田元幸・西崎憲・松永美穂。第一回から第六回までは金原瑞人・岸本佐知子・柴田元幸・西崎憲・松永美穂が選考委員を務め、第六回からゲスト審査員として斎藤真理子が加わり、第七回から金原瑞人が抜けている。 第十回日本翻訳大賞 『台湾漫遊鉄道のふたり』楊双子著、三浦裕子訳 『母を失うこと――大西洋奴隷航路をたどる旅』サイディヤ・ハートマン著、榎本空訳 第十回日本翻訳大賞 授賞式詳細 7月6日(土) 開場12時半 開会1時 閉会4時 デジタルハリウッド大学(御茶ノ水) チケット販売はホンヤクショップから https://honyaku.base.shop/ 【第十回の選考対象】 2022年12月1日から2023

                                                                日本翻訳大賞 公式HP
                                                              • ふつーの友人には喋れないあれやこれや : ライトノベルおすすめリスト(随時更新) - livedoor Blog(ブログ)

                                                                2015年03月08日23:32 カテゴリライトノベルおすすめリストラノベ系 ライトノベルおすすめリスト(随時更新) こちらは日記ではなく独立したページです。随時更新予定(2015/3/8更新)。カテゴリ:ライトノベルおすすめリスト。 おすすめできるライトノベルを一言感想とともにリストアップしておきますので、参考にして頂ければ幸いです。 ちなみにネタバレはありません。 似たもの作品(主観)でまとめてオススメ度毎に分けていますが、並び順とおすすめ順は関係ありません。タイトル横のABC~がオススメ度でA(かなりオススメ)・B(結構オススメ)・C(普通にオススメ)としています。D・E判定もおすすめの一部ですが、人を選ぶ作品だと解釈して下さい。また、このリストはあくまで私個人が“面白くて人に薦められそうだ”と感じた作品をおすすめ作品として挙げているものであり、作品の点数づけや、ランキングとは趣旨が

                                                                • もう夏も終わりだけど、夏に読みたい5つの漫画を紹介する - いつかたどり着く

                                                                  一瞬の煌き。 日本人が好きな表現だ。 儚さに美を感じる。瞬間の美しさ。 頂点は甲子園か。 夏というのは、四季の中で最も「瞬間」を感じさせる季節だろう。 そんな夏に読みたくなる作品を紹介する。夏終わりじゃんってツッコミは禁止。 ☆ぼくらのよあけ ぼくらのよあけ(1) (アフタヌーンKC) 作者: 今井哲也出版社/メーカー: 講談社発売日: 2011/06/23メディア: コミック購入: 29人 クリック: 407回この商品を含むブログ (70件) を見る 個人的に夏休みに読んでもらいたい作品№1なのが、このぼくらのよあけ。 これ以上無いくらいの、一夏の冒険が全2巻という巻数に凝縮されている。 意識ある無人探査機と出会い、彼を宇宙に返そうと周りの大人達に秘密にしながら奮闘する子供たち。 間に決裂を挟みながらも、導き手となる大人も巻き込みながら迎える物語の終盤に待つ予想していなかった展開。 本当

                                                                    もう夏も終わりだけど、夏に読みたい5つの漫画を紹介する - いつかたどり着く
                                                                  • 【おすすめ】21世紀に残したい商業BLコミック トップ100選 後半 - タコの卵

                                                                    前回は32冊紹介した。 www.tettyagi.com 注意書き ※オススメコメントあります ※ランキング形式ではないので、順不同です ※独断と偏見で選んだのでご容赦ください ※レビュアーは男性です 今回は残りを紹介して100冊とする。 いずれも読んで損がない珠玉のBL漫画ばかりだ。 追記 オススメされたBLは Amazon.co.jp: Kindle Unlimited:読み放題ストア: Kindleストア で何冊か読めるかもしれませんのでチェックしてみてください! 33 そんな目で見てくれ (マーブルコミックス) 作者: 毛魂一直線 出版社/メーカー: ソフトライン 東京漫画社 発売日: 2014/11/30 メディア: コミック この商品を含むブログ (1件) を見る リボーンのパロディネタで有名な作者。 別名妖怪パンツしゃぶ郎。全編ギャグで時たま顎が長くなる。笑ってしまうので明る

                                                                      【おすすめ】21世紀に残したい商業BLコミック トップ100選 後半 - タコの卵
                                                                    • 十二国記シリーズ新刊『丕緒の鳥』7/1発売 12年ぶりのオリジナル短編集 - はてなニュース

                                                                      新潮社は7月1日(月)、小野不由美さんの短篇集『丕緒の鳥(ひしょのとり)』を新潮文庫から発売しました。価格は620円(税込)。「十二国記」シリーズの新刊で、書き下ろしを含む全4編の短編小説を収録しています。 ▽ シリーズ作品紹介|小野不由美「十二国記」新潮社公式サイト 『丕緒の鳥』に収録されているのは、「丕緒の鳥」「落照の獄」「青条の蘭」「風信」の4作です。表題作の「丕緒の鳥」は『yom yom』(新潮社)の2008年3月号に、「落照の獄」は同誌の2009年10月号に掲載された作品。「青条の蘭」と「風信」は、書き下ろしです。「十二国記」シリーズのオリジナル短篇集が発売されるのは、2001年に刊行された『華胥の幽夢』以来12年ぶりです。 「十二国記」シリーズは、小野不由美さんによるファンタジー小説です。新潮社は2012年7月から、新装版を刊行しています。 丕緒の鳥 (ひしょのとり) 十二国記

                                                                        十二国記シリーズ新刊『丕緒の鳥』7/1発売 12年ぶりのオリジナル短編集 - はてなニュース
                                                                      • ウィリアム・ギブスン先生、『ニューロマンサー』映画化について語る - 関内関外日記

                                                                        SF映画『ニューロマンサー(原題) /Neuromancer』の実現が一歩進んだ。映画『マトリックス』『攻殻機動隊』などのSF映画に多大な影響を与えた、SF小説の金字塔「ニューロマンサー」の映像化企画だが、ヴィンチェンゾ・ナタリ監督によって2012年早々に着手するとcollider.comなどが報じた。 SF小説の金字塔「ニューロマンサー」映画化をヴィンチェンゾ・ナタリが監督、東京で撮影も? - シネマトゥデイ テレビの空きチャンネルの色を今の子供たちは知らない。僕たちの脳みそはいまだに電気じかけではなく、セシウム色の空を感じることすらできない。 そんな今日の日本に、『ニューロマンサー』映画化進行中の一報が舞い込んできた。これはたいへんな話だと思う。『ニューロマンサー』にはとくべつな何かをいだいている人……、SFファンも少なくないと思う。そこで、ウィリアム・ギブスンが映画化について語ってい

                                                                          ウィリアム・ギブスン先生、『ニューロマンサー』映画化について語る - 関内関外日記
                                                                        • 【フリーゲーム】『LiEat』制作者の新作フリゲ『1bitHeart』。「友達作りシステム」が鍵のアドベンチャー – もぐらゲームス

                                                                          今回は、実況動画でも人気を集めた『Alice mare』(2013)、そして以前にもぐらゲームスでもレビューした『LiEat』(2014)を制作した△○□×(みわ しいば)氏の新作アドベンチャーフリーゲーム『1bitHeart』を紹介する。 本作は『WOLF RPGエディター』で制作されている。2015年2月7日時点にリリースされているバージョンは体験版と銘打たれており、ゲーム序盤である1章をプレイすることが出来る。しかし、既にこの体験版でも、1つのアドベンチャー作品として相応に楽しめる作品となっており、特に漫画のコマ割りのように展開していく豪華な一枚絵、登場するキャラクター全員のボイス演出、そしてエンディングで魅せる驚愕のクオリティの演出…など、アドベンチャーとして非常に完成度の高い作品となっている。 またゲームシステムの面でも、選択肢を適切に選び、キャラクターとの雑談を上手く発展させて

                                                                            【フリーゲーム】『LiEat』制作者の新作フリゲ『1bitHeart』。「友達作りシステム」が鍵のアドベンチャー – もぐらゲームス
                                                                          • フリーゲームRPG『LiEat』。STEAMでの配信が決定!「嘘」を食べるドラゴンの少女の物語を描く短編連作 – もぐらゲームス

                                                                            以前にもぐらゲームスでも紹介したフリーゲームRPG『LiEat』。本作は、童話をモチーフにしたアドベンチャーゲーム『Alice mare』の作者である△○□×(みわしいば)氏が送る、短期間での連載形式という珍しいタイプのゲームだ。 物語としては、「嘘」を見抜けるドラゴンの少女「エフィーナ(通称エフィ)」と、詐欺師の青年「レオ」のコンビが、行く先々で事件に巻き込まれる中、エフィの能力を駆使し事件を解決していく……という、独特の設定が面白い作品だった。 フリーゲームを「連載する」とは?特集『LiEat』夏休みに遊びたい短篇集 また、みわしいば氏の新作である『1bitHeart』は、個性豊かなキャラクターが多数登場し、そして「友達作りシステム」というゲームシステムがウリとなるアドベンチャーで、こちらも話題のゲームとなっていた。 『LiEat』制作者の新作フリゲ『1bitHeart』。「友達作りシ

                                                                              フリーゲームRPG『LiEat』。STEAMでの配信が決定!「嘘」を食べるドラゴンの少女の物語を描く短編連作 – もぐらゲームス
                                                                            • 『エルフの血脈』と『ウィッチャー3 ワイルドハント』 - 基本読書

                                                                              ウィッチャー3 ワイルドハント 出版社/メーカー: スパイク・チュンソフト発売日: 2015/05/21メディア: Video Gameこの商品を含むブログ (21件) を見るhuyukiitoichi.hatenadiary.jp ↑の記事で僕が今年PS4を買ってからやった大作ゲームの数々について軽く触れたが、『ウィッチャー3 ワイルドハント』はその中でも「もっとも、世界の命運を自分が左右しているんだ」と実感させられたゲームであった。 ウィッチャーシリーズはエルフやドワーフが存在する架空の世界を舞台にしたファンタジック超大作ゲームだ。プレイヤーは身体を変異させ特殊な霊薬を扱えるようになった魔法剣士(ルビ:ウィッチャー)ゲラルトとなって世界を旅して周り、困っている人を助けたり、人間に危害を加える人狼などのクリーチャーが出たら退治に向かう。国家同士の闘いには基本的に参加せず、その政治的姿勢は

                                                                                『エルフの血脈』と『ウィッチャー3 ワイルドハント』 - 基本読書
                                                                              • 【モテ】『すべてはモテるためである』二村ヒトシ : マインドマップ的読書感想文

                                                                                すべてはモテるためである (ムックセレクト) 【本の概要】◆今日ご紹介するのは、10年以上前に出たモテ本(でも絶版にはなってない模様)。 マーケットプレイスで高値がついてしまっている『モテるための哲学』(アマゾンレビューでは高評価!)は、この本の改題である旨オレクロさんに教えてもらい、さっそく読んでみました。 なるほど文庫化にあたって「哲学」とタイトルに入ったように、お手軽なノウハウ本とはちょっと違うテイスト。 思い当たるフシがないのに「なぜかモテない」方にとっては、現状の打開策になるかもしれない1冊です。 これは意外にスゴ本のヨカン! いつも応援ありがとうございます! 【目次】1.オノレを知り、オノレの欲望を知りましょう。 どんなふうにモテたいのか?どんなふうにモテないのか? なんとかしておいたほうがよいこと。 2 では具体的に、色道修行をしましょう。 どこで出会うか?誰を口説くのか?

                                                                                • 【閲覧注意】後味の悪い話『白線の上は安全地帯』:哲学ニュースnwk

                                                                                  958: 本当にあった怖い名無し:2009/09/09(水) 02:41:07 ID:JKvomNn50 後味悪いというか切ない系だけど、 たしか星新一あたりが審査員をやってた一般公募のショート・ショートで 入選作を集めた投稿作品集の中の一つ。 舞台は近未来で、主人公の女性には3歳ほど年下の恋人がいた。 本気で彼との将来を考える仲だったが、そう思えば思うほど世間体で年の差をネックに感じる。 そこで主人公は一大決心し、5年ほど冷凍冬眠を受けることにした。 目覚める頃には、今はヒヨッ子の彼も妻帯の適齢期になり、自分は2歳年下の良いバランスに収まる。 彼氏は「年の差なんかどうだっていいじゃないか」と乗り気ではなかったが、 主人公の決意は固く、人工冬眠に就いた。技術的な限度だったか彼との約束でだったか、 1年ごとにいったん目覚めて、改めてまた眠り直すことになっていた。 1年目