1966年に日本原子力発電(株)東海発電所が日本で初の営業運転を開始し、1970年から1971年にかけて日本原子力発電(株)敦賀発電所1号機(BWR、35.7万kW)、関西電力(株)美浜発電所1号機(PWR、34万kW)、および東京電力(株)福島第一原子力発電所1号機(BWR、46万kW)が、相次いで営業運転に入りました。 1970年代の2度の石油ショックを経験した日本は、石油への依存を減らし、電源の多様化を進めた結果、石油に代わるエネルギーとして、原子力や天然ガスの割合が増えました。1970年度は石油による発電が約6割を占めていましたが、現在では約1割に減少しています。