戦争を思うと、かならず「狂気」を連想する。 (「狂気」とは、何かを妄信したときの気迫のようなものだろうか) 狂わずして、殺戮できる者がいようか。 狂わずして、大声あげて藁人形を、竹やりで突き刺さす女や子どもがいようか。 人を殺す行為を「これは戦争」「お国のため」と自分を納得させようとしても、 狂わなければできない。 躊躇っていては、できない。肝心なのは一気飲みみたいな「一気」ということ エエィ、ヤッチ(殺してし)マエ! ーーーーー 私のいる関西のテレビ局では、制作スタッフの意欲がひしひしと伝わってくる 終戦記念日特集が放映された。 (いつもの地域ニュースの中で終戦特集として流されたもので二つみた。 二つとも今になって初めて明らかにされるもの。あまりに悲惨なできごと。そういう事実があったこと 自体が「軍の機密」ということで内密にあつかわれ、その事実を目撃、かかわった地元の人たちは話す ことさ