平等院鳳凰堂切手とは? 平等院鳳凰堂と言えば京都の宇治にあり、平安時代、藤原頼道が建立して世界遺産にも登録されており、財布の中を見れば必ず入っている10円玉の意匠としても有名ですね。 平等院鳳凰堂の建立の背景として、仏教における歴史観の一つでもある末法思想があります。 末法思想とはお釈迦様の入滅後、500年(1000年とも言われています。)を正法、1500年(1000年とも言われています。)像法、その後(お釈迦様入滅後2000年)の1万を末法の世と言い、仏法の教えが衰えて世の中が乱れると言われています。 平等院鳳凰堂が建立された1052年は末法初年に当たるとも言われており、平安時代の末期に当たるこの時期に末法思想が広く信じられるようになりました。この末法思想が貴族や僧侶の間に広がりを見せこの当時の人々は不安を募らせており、阿弥陀如来に助けを求める為、浄土信仰が広まり、そこかしこで阿弥陀堂を