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装幀の検索結果1 - 9 件 / 9件

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装幀に関するエントリは9件あります。 デザイン文学 などが関連タグです。 人気エントリには 『「講談社文芸文庫」は、なぜ「文庫なのに高価」なのか? その装幀に隠された「秘密」と「思想」(水戸部 功)』などがあります。
  • 「講談社文芸文庫」は、なぜ「文庫なのに高価」なのか? その装幀に隠された「秘密」と「思想」(水戸部 功)

    生涯に1万5000点以上の本の装幀を担当し、数々のベストセラーを生み出した装幀界のトップランナー、菊地信義。 今年3月に逝去した菊地が、35年にわたるライフワークとして手掛けたのが、講談社文芸文庫の装幀だ。 その集大成となる作品集『装幀百花 菊地信義のデザイン』が12月に刊行された。 多くの読者を魅了した菊地のデザインの「秘密」とその「思想」を、菊地に師事したデザイナー・水戸部功が読み解く。 (本記事は「群像」2023年1月号への寄稿を編集したものです)。 「文庫」という理想 グーテンベルクによる活版印刷の歴史が始まって以来、日本独自の出版形態として発展を遂げた「文庫」は、出版の理想の形といえる。活版印刷の発明が目指したのは、詰まるところ、言葉の複製だ。聖書を始めとするテキストを広く一般に普及させるには、それまでの、手で書き写すか木版かという方法では時間もコストもかかりすぎるため、効率的な

      「講談社文芸文庫」は、なぜ「文庫なのに高価」なのか? その装幀に隠された「秘密」と「思想」(水戸部 功)
    • 【会見レポート】愛蔵版「100年ドラえもん」装幀のこだわり熱弁、どこでもドア型本棚も

      愛蔵版「100年ドラえもん」装幀のこだわり熱弁、どこでもドア型本棚も 2020年3月27日 22:15 2063 25 コミックナタリー編集部 × 2063 この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。 729 1244 90 シェア

        【会見レポート】愛蔵版「100年ドラえもん」装幀のこだわり熱弁、どこでもドア型本棚も
      • 訃報:菊地信義さん 78歳=装幀家 | 毎日新聞

        装幀の第一人者 俵万智さんの歌集「サラダ記念日」や、全集など多くの書籍のデザインを手がけた装幀(そうてい)の第一人者、菊地信義(きくち・のぶよし)さんが3月28日、心不全のため死去した。78歳。葬儀は近親者で営んだ。 東京都生まれ。多摩美術大デザイン科を中退後、広告代理店などを経て1977年に独立した。自身を「装幀者」と…

          訃報:菊地信義さん 78歳=装幀家 | 毎日新聞
        • ラテンアメリカ文学の傑作『百年の孤独』文庫版の装幀が解禁 筒井康隆が解説を寄稿

          ガルシア=マルケスによる世界的ベストセラー『百年の孤独』『百年の孤独』は、1967年にアルゼンチンのスダメリカナ社から刊行され、現在まで46言語に翻訳されて5000万部を売り上げている世界的ベストセラー。 Netflixが映像化の権利を獲得するなど、今なお大きな話題を呼んでいる。世界の名だたる作家たちが賛辞を惜しまず、その影響下にあることを公言している世界文学屈指の名著だ。 Netflix実写作品の公式予告 作者のガブリエル・ガルシア=マルケスさんは、1927年コロンビア生まれ。ボゴタ大学法学部中退。新聞記者として欧州各地を転々としたのち、1955年に処女作『落葉』でデビューした。 1967年に『百年の孤独』を刊行すると、一躍世界的な注目を集めると、『族長の秋』『予告された殺人の記録』『コレラの時代の愛』『迷宮の将軍』など、次々と歴史的傑作を発表し、1982年にはノーベル文学賞を受賞してい

            ラテンアメリカ文学の傑作『百年の孤独』文庫版の装幀が解禁 筒井康隆が解説を寄稿
          • HMC第71回オープンセミナー 明治文芸書の装幀と印刷 | 東京大学

            東京大学ヒューマニティーズセンター(HMC)では定期的にオープンセミナーを行い、HMCフェローの先生方の研究成果を発信しております。今回は第71回目のセミナーとなります。ご関心ある皆様のご参加をお待ちしております。 講演者:岩切信一郎(國學院大學大学院講師・美術史家) 企画・司会:出口智之(東京大学大学院総合文化研究科准教授) 概要 私の研究は、画家・版画家・装幀デザイナーであった「橋口五葉」への関心から始まっています。夏目漱石の一連の著書の装幀、あるいは今日、国際的に知られる「新版画」にあっても知られている訳ですが、その五葉の画業や仕事を探求する内に、背景にある明治期のデザインや印刷、時代の美術や文化の変遷へと好奇心を深めていきました。そして機会を得てまとめたのが『明治版画史』でした。今回は、文芸を商品化する上で重要な近代印刷、および文芸を包む製本・装幀、さらにこれらの変遷について具体例

              HMC第71回オープンセミナー 明治文芸書の装幀と印刷 | 東京大学
            • 映画『つつんで、ひらいて』出演 水戸部功が語る装幀、そして菊地信義の仕事 - webDICE

              水戸部功デザイン事務所にて、水戸部功氏 現在全国順次公開中の装幀者・菊地信義を追ったドキュメンタリー映画『つつんで、ひらいて』が2月7日(金)よりアップリンク吉祥寺で上映される。上映にあたり、webDICE編集部では出演する装幀家の水戸部功氏に話を聞いた。 累計発行部数60万部以上のベストセラーとなったマイケル・サンデル著『これからの正義の話をしよう』など、タイポグラフィをメインにしたミニマルなスタイルで装幀シーンに新たな潮流を生んだ水戸部氏。広瀬奈々子監督は3年間にわたる撮影のなかで、24歳の時から15年以上師事している水戸部氏と菊地氏の関係も描きだしている。今回のインタビューでは水戸部氏に、デジタル世代から見た「装幀者・菊地信義」の魅力について、そして自身の考える装幀の役割について語ってもらった。 菊地さんの考え方や哲学の部分に惹かれた ──水戸部さんは菊地さんのアシスタントをしていた

                映画『つつんで、ひらいて』出演 水戸部功が語る装幀、そして菊地信義の仕事 - webDICE
              • 書籍『〈美しい本〉の文化誌 装幀百十年の系譜』[臼田捷治 著] | Book&Design powered by BASE

                夏目漱石『吾輩は猫である』以降、約110年間に日本で刊行されてきた、美しい本350 冊を振り返り、装幀の変遷をまとめた読み物です。 ベストセラーや話題になった装幀のほか、村上春樹『ノルウェイの森』など著者による装幀、恩知孝四郎や芹沢銈介など工芸家による装幀、文化人や編集者による装幀を紹介。書籍で使われてきた用紙や書体に至るまで、あらゆる角度から解説。 著者は『装幀時代』『現代装幀』『装幀列伝』『工作舎物語』など、装幀に関する書籍を多数執筆している臼田捷治氏。 日本の造本文化を支えてきた装幀家、著者、編集者らの仕事でたどる日本近代装幀史の決定版です。 [目次] 第一章:日本の装幀史を素描する 第二章:目も綾な装飾性か、それとも質実な美しさか 第三章:様式美を支える版画家装幀と〈版〉の重みと 第四章:装幀は紙に始まり紙に終わるー書籍のもとをなす〈用紙〉へのまなざし 第五章:〈装幀家なしの装幀〉

                  書籍『〈美しい本〉の文化誌 装幀百十年の系譜』[臼田捷治 著] | Book&Design powered by BASE
                • 「装幀苦行」第2回|U-NEXTオリジナル書籍

                  前回、地獄の原因として以下の三つを挙げた。 ・凡庸なものにはしたくない ・装丁の手法や有り様を少しでも更新したい ・自分がやる意味のあるものになっているか このそれぞれの煩悩を解体していき、引き続き、堂々巡りの地獄の苦しみを書き綴りたいと思う。 そもそも凡庸とは何か。 あまりにも身の丈に合っていないテーマなので、ここではあくまで装幀における「凡庸」で、書籍の中でも僕が主戦場としている人文書、文芸書、実用書などいわゆる一般書についての非常に個人的な範囲に絞って進めたい。とはいえ、あらゆる分野で同じような事が起こっていると見える。 どういう装幀が凡庸なのか。 まず、この直方体。本の形が退屈。白く平滑な紙が退屈。オフセット印刷が退屈。そして、そこに印刷される図像や文字が、書名は書名らしく、著者名は著者名らしくあること、当たり前とされていることを疑わずに作られたものが退屈。凡庸だと感じるものの多く

                    「装幀苦行」第2回|U-NEXTオリジナル書籍
                  • 「装幀苦行」第1回|U-NEXTオリジナル書籍

                    書籍のデザイン、いわゆる装幀(装丁と表記されることが多い)をメインにされている水戸部功さんの連載が始まります。 ここで改めて紹介することでもないのですが、水戸部さんといえば、マイケル・サンデル氏の『これからの「正義」の話をしよう』に代表される、ミニマムにタイポグラフィで魅せる装幀で知られます。サンデル氏の単行本が発売になった当時のことをよく覚えていますが、水戸部インスパイア系とでもいえるような書籍が特にビジネス書に氾濫していました。過剰な意匠を施すではなく、コート紙に1色刷りは版元の懐にも優しく、ある種の“流行”となりました。 上記のタイトル以降も、昨今水戸部さんが手がけたタイトル、たとえば飛浩隆氏の『ポリフォニック・イリュージョン』、テッド・チャン氏の『息吹』を見ると、文字で魅せる装幀はなお一層先鋭化しているように思えます。 2021年には、同じくデザイナーの川名潤氏、長田年伸氏と共に編

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