「くねくね」や「八尺様」など、ネットロアと呼ばれる実話怪談に登場する危険なクリーチャーが出現する裏世界に足を踏み入れた女子ふたりの怪異探検ストーリー
裏世界ピクニックの原作が好きだ。洒落怖が好きだし、百合も好きだ。勘違いだと分かっていても「私のために書かれた」と思えるくらい自分の好みにストレートだった。 コミカライズも好きだ。『スパイラル』、『天賀井さん』の水野英多だ。さすがに原作に比べると……と思いつつも、おおむね満足できるものにしてくれている。 なので、裏世界ピクニックの評判を下げたいという意図はない。 この先はただただアニメ版の内容について罵倒しているので、どうか原作を5巻まで買ってから読んでほしい。というか、原作だけ買って、この日記は読まないでください。 プライム・ビデオ https://www.amazon.co.jp/dp/B08RHTTWFD GYAO! https://gyao.yahoo.co.jp/title/5fe5aa72-7dda-40e2-8b9b-d79a5f694f5e 原作は電子版の1~4巻の合本が1月
なんで? 原作付きなんだからがんばれよ。 裏世界ピクニックの原作が小説で、メディアの違いがあるから失敗したってのか? ああそうだよ。 俺たちみたいな面倒くさいオタクが、いざ改変したら原作レイプだと口にするからメスを入れられないんだろ? だからなんだよ。 それでも超えてこいよ。 オリジナルアニメは小説原作と違って映像として見せた時の面白さや、実際に発声した際のテンポを最初から考えて作れるから圧倒的に有利だよ。 小説原作はしょせんは小説っていうメディアのために作られた物語をアニメでやるから自然と作品の構成が完璧からは程遠くなる。 地の文と混ざりあった独白と、セリフと混ざりあった独白とでは受け取る側の印象が変わるのは当たり前だし、まして地の文において言葉で価値観や視点移動を説明してしまったものを映像によって再現するのは難しい。 でもやってみせろよ。 アニメ化するってのはオリジナルアニメと戦うって
宮澤伊織(みやざわ・いおり)作家 秋田県生まれ。2011年『僕の魔剣が、うるさい件について』でデビュー。15年には「神々の歩法」で第6回創元SF短編賞を受賞。著書に『不本意ながらも魔法使い』『そいねドリーマー』など。「魚蹴」名義でテーブルトークロールプレイングゲーム(TRPG)のリプレイや世界設定も手がける。 SF・ホラー・冒険の三本柱 ――〈百合SF〉のヒット作として知られる『裏世界ピクニック』は、ホラーファンにも見逃せない作品です。実話怪談(=体験談をもとにした怪談)ネタを盛り込んだこのシリーズは、どのように誕生したのでしょうか。 もともとはストルガツキー兄弟の『ストーカー』のような冒険SFをやりたい、というのが出発点だったんです。たとえば町中の廃墟のドアをくぐると不思議な世界が広がっていて、そこを冒険して帰ってくるというような話ですね。その設定を詰めているうちに、徐々に実話怪談の要素
裏世界ピクニック ふたりの怪異探検ファイル (ハヤカワ文庫JA) 作者:宮澤 伊織発売日: 2017/02/28メディア: Kindle版宮澤伊織『裏世界ピクニック』が、アニメ化を記念して先月出たばかりの5巻を除いて電子書籍ストアで半額セール中なのでオススメしておこう。こういう続刊が続いていくシリーズタイトルはこういう機会でもないとタイミングを逃してしまう。 何が起こるかわからない、時間の流れも空間の在り方も現実とは異なり怪異の出現する「裏世界」を、金目の物を持ち帰って売りさばくため、探し人を探すために女子大生二人組が危険なぐらいに仲を深めながら冒険をしていく、百合×異世界物である。 女子二人がきゃっきゃしながらマカロフやAKを持って怪異と渡り合い、裏世界で米軍と協力して作戦を成し遂げたり、ラブホ女子会を開いたり、温泉旅行で一緒に風呂に入ったり、時には海で水着になってキャッキャとはしゃいだ
国道128号を南へ向けて走行中、勝浦付近で「おせんころがし」という看板が唐突に現れる。 正確にはそういう看板があったのだけども、今回行った時には気が付かなかった(看板がなくなったのか、夜で気が付かなかったのかは不明)。 ずっと気になっていたのだけども、大概ここを通る時は他に用事があってなかなか行けなかった(心霊スポットという噂もあるし・・・)。 まあそれはともかく、緊急事態宣言やマンボウが発出されていて遠出ができない昨今、行くっきゃないだろうと思い行ってみた(深夜にwww) ナビには乗っているので近くまでは行けるのだけども、看板が見当たらないので入り口が分からない。 この辺りだろうと思って脇道に入ってみると、どう見ても行けないだろうというところや、狭い崖に張り付くような道に入ってしまったりと、なかなか辿り着けない。 仕方ない歩くかと覚悟を決め、先に入ったどう見ても行けないだろうという道に車
2021年1月に始まった『裏世界ピクニック』のTVアニメが12話で完結した。空魚鳥子の三ヶ月の旅と同様、放送期間もおよそ三ヶ月で、あっという間だったのに、終わってみるとぽっかりと何かが抜けたような、寂しい感じがする。 あっ言い忘れたけど『裏世界ピクニック』はわたしが書いている小説です。原作者原作者。早川書房刊。 三ヶ月があっという間だろうというのは最初からわかっていて、というのも三月下旬発売予定の原作小説6巻の原稿がアニメ1話放送開始時点でまだ64ページまでしか書けていなかったので、アニメ放送期間中は終始やべーという面をしていた。本当にあっという間だった。 著作のアニメ化でさぞ浮かれているだろうと思われるのが普通だろうが、私はまったく油断できなかった。正直なところこの映像化企画はさまざまな要因でポシャり得ると思っていた。デリケートなテーマをいくつも扱っているから、アマプラやネトフリならまだ
SFマガジン2021年2月号に掲載された、TVアニメ版『裏世界ピクニック』紙越空魚役・花守ゆみりさん、仁科鳥子役・茅野愛衣さんのWインタビュー記事を再録いたします。 ◆空魚・鳥子との出逢い──まずはオーディション時のご感想からお聞かせください。 茅野 スタジオオーディションは二人で、交互に空魚と鳥子を演じてかけあいをする形式だったのがめずらしかったです。先に相手の鳥子を聞いてから自分の鳥子を演じたので、すごく不思議な気分でした。別の演技が耳に入ってから喋るので、ぶれないようにしなきゃなと。オーディション段階ではまだキャラクターを深く理解しているわけではないので、監督のディレクションを聞きながら作り上げていって。ゆっくり時間をかけてやってもらえたオーディションだったなと記憶しています。 花守 かけあい相手の役者さんは演技の方向性が違う方で、自分で想像していたより幅広い層の方々が呼ばれていまし
早川書房は11月19日、電子書籍700点強を半額にするセールを始めた。Kindleストア、DMMブックスなど主要な電子書籍ストアで実施している。12月2日まで。 栗本薫さんの長編ファンタジー「グイン・サーガ」、森岡浩之さんのSF「星界シリーズ」など刊行から時間が経っても高い人気を誇るシリーズに加え、「機龍警察」「裏世界ピクニック」など近年のヒット作もセール対象とした。 早川書房によると10月に「ハヤカワ文庫JA」が通算1500タイトルに達したことを記念したセールで、「すべてが電子書籍化されているわけではないが、セール対象に限ってもハヤカワ文庫JAの幅広さは伝わる」としている。 SNSでは読書好きのユーザーがさっそく反応。「これはやばい」「みなさん、冷静に」などと話題になっている。 関連記事 DMMブックスの70%オフクーポンが復活 ただし値引き上限3000円 初回購入限定 DMMブックスが
「検索してはいけないもの」を探しにいこう。 実話怪談として語られる危険な存在が出現する〈裏世界〉。 そこは、現実と隣合わせで、謎だらけの世界。 空魚と鳥子は非日常へ足を踏み入れる。 二人は様々な怪異と遭遇し、危険なサバイバルが始まる。 2021年1月放送スタート! 【STAFF】 原作:宮澤伊織(ハヤカワ文庫JA/早川書房刊) キャラクター原案: shirakaba 監督・シリーズ構成:佐藤卓哉 キャラクターデザイン・総作画監督:西畑あゆみ クリーチャーデザイン:江間一隆 エフェクト作画監督:吉田徹(アニメアール) 美術監督:松本浩樹(アトリエ Platz) 色彩設計:岩井田 洋(Assez Finaud Fabric.) 撮影監督:口羽 毅(Assez Finaud Fabric.) 3Dディレクター:白石優也(FelixFilm) 編集:後藤正浩(REAL-T) 音楽:渡辺
POPなポイントを3行で 早川書房の夏の大型セールが開始 約1,500点が50%割引で販売中 『三体』などオススメ書籍をご紹介 Kindleストア限定で、早川書房の夏の大型セールが開始されました。 定期的に大型セールを開催してくれる早川書房ですが、今回も、ハヤカワレーベルから刊行している国内外のSF・ミステリー・海外文芸などの約1,500点を50%割引で販売中。 『三体Ⅱ 黒暗森林(上・下)』『裏世界ピクニック6 Tは寺生まれのT』『ザリガニの鳴くところ』『イスラエル諜報機関暗殺作戦全史(上・下)』などの話題作もラインナップされています。 実施期間は6月2日(水)から22日(火)までの21日間。 ※以下、画像はすべてAmazonより いくつかオススメ書籍をご紹介! 劉慈欣『三体』 三部作の日本語訳完結編『三体Ⅲ 死神永生』が、5月25日に発売されたばかりの長編SF小説「三体」シリーズから第
ライトノベルと言えば、誰もが思い浮かべる谷川流『涼宮ハルヒ』シリーズが、9年半ぶりとなる新刊『涼宮ハルヒの直観』を出して、大いに盛り上がった2020年のライトノベル界。田中芳樹による『創竜伝』も、1987年のシリーズ開始から32年をかけて『創竜伝 15 旅立つ日まで』で完結するなど、話題は尽きなかった。続く2021年は、どんな作品に関心が集まるのか。 竹町『スパイ教室』(ファンタジア文庫)、二語十『探偵はもう、死んでいる。』(MF文庫J)、珪素『異修羅』(KADOKAWA)、裕夢『千歳くんはラムネ瓶の中』(ガガガ文庫)、犬村小六『プロペラオペラ』(ガガガ文庫)。宝島社から刊行されたランキング本『このライトノベルがすごい!2021』で上位に並んだ作品は、2021年も確実に、というより前年以上に強い関心を集めそうだ。 竹町『スパイ教室』(ファンタジア文庫) スパイ養成学校で落ちこぼれだった少女
裏世界ピクニック4を読むか迷っている人は今すぐ本を開け! 同時発売の『大絶滅恐竜タイムウォーズ』は是非、紙の本で読んで欲しい。 (これは物理書籍限定の巻末解説パートがあるとないとだとかなりの読み味の差があるから) ですが裏世界ピクニック4は今日に限り電子書籍をおススメします。 なぜならこの瞬間にも読めるからです。 仕事? 大学? それは3巻まで裏世界ピクニックを読んだあなたが今日裏世界ピクニック4を読むことよりも大事なことですか? そうだよ、と言われてしまえばまあそれは仕方ないことなのですが。 それでも放課後や終業後には読んでほしいですね。 流石に1~3巻を読んでいないという人にまで「今日4巻まで読め!」と押し付ける気はありませんが 3巻まで読んで『裏世界ピクニック』を好きになったのなら一刻も早く4巻を読むべきなのです。 オタクがオタクに本を読ませたいのならオタクらしいやりかたというものが
POPなポイントを3行で Kindleストアで、早川書房の大型セール「春のハヤカワ電子書籍祭」開催中 国内外のミステリー・SF・海外文芸、傑作約1,000点が最大50%割引 『三体』や『ゲームの王国』、『裏世界ピクニック』など話題作も Kindleストア限定で、早川書房の超大型セール「春のハヤカワ電子書籍祭」が始まった。 早川書房は定期的に大型セールを開催してくれる本当にありがたい出版社だが、今回は過去最大規模となる国内外のミステリー・SF・海外文芸などの傑作約1,000点が最大50%割引で、読書好きは度肝を抜かしている。 実施期間も過去最長、3月13日から4月13日(月)の32日間だ。 巷では「ハヤカワヤバイセール」と言われているとかいないとかいうこのセール、筆者もすでに週末、未読の作品を買い漁ったところなので、僭越ながらいくつかオススメ書籍をご紹介する。 劉慈欣『三体』 中国でSFとし
宮澤伊織さんの大人気女子ふたり怪異探検シリーズ『裏世界ピクニック』の、TVアニメ化が決定しました! アニメ公式ツイッター →@OthersidePicnic 女子大生の紙越空魚(かみこしそらを)と仁科鳥子(にしなとりこ)のふたりが、この現実と隣り合わせで危険だらけの裏世界を探検し、「くねくね」「八尺様」「きさらぎ駅」など、ネットロアと呼ばれる怪談に登場する危険なクリーチャーたちと遭遇していくサバイバルストーリーです。 原作がハヤカワ文庫から現在まで4巻が刊行中、コミカライズ版も月刊『少年ガンガン』(スクウェア・エニックス)にて連載中です。 そんな『裏世界ピクニック』がついに、TVアニメに進出! キャストは紙越空魚役に花守ゆみりさん(『ゆるキャン△』『かぐや様は告らせたい』ほか多数)、仁科鳥子役が茅野愛衣さん(『ガールズ&パンツァー』『やがて君になる』ほか多数)です。 監督・シリーズ構成は『
スマポではアニメやアイドル、イケメン・俳優さん達の画像。iPhoneなどのスマホ(スマートフォン)用の待ち受け・壁紙を紹介しています。
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く