(CNN) ロシア南部ダゲスタン共和国で、目以外を隠す覆面「ニカブ」の着用が一時的に禁止されたことがわかった。先月発生した銃撃事件を受けた治安対策の一環。 ダゲスタンの2都市で6月23日、銃撃犯が宗教や警察の施設に対して発砲し、当局によれば、少なくとも警官15人と民間人4人が死亡した。 ダゲスタンのイスラム教法学者は3日、動画を通じて、特定された脅威が排除され、新たに神学的な結論が出るまで、ニカブの禁止令が施行されると述べた。 イスラム教法学者の助手は地元メディアに対し、今回の禁止令について、路上や公共機関、多くの人が集まる場所といった警備や個人の身元確認が必要な公共の場に対して適用されると説明した。 ロシア連邦捜査委員会のバストリキン委員長は先に、国会議員に対し、ロシアでのニカブの着用を「早急に」禁止するよう呼び掛けていた。バストリキン氏はダゲスタンでの銃撃事件をめぐり、「イスラム教徒の