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谷頭和希の検索結果161 - 200 件 / 278件

  • 究極の経済的合理性を実現しているパノプティコン建築が令和の日本にもある! - 逆寅次郎のルサンチマンの呼吸

    最近、渋谷が人気ない、みたいなニュースを見かけた。 座るスペースがない、滞留することができないのが、原因らしい。 渋谷の地べたにたむろしていた若者はどこに消えた…若者を渋谷から遠ざけた「元凶」(谷頭 和希) | マネー現代 | 講談社 gendai.media これを見ると、2003年から2005年を境に、一気に下火になっていることがわかる。つまり、この頃に路上からジベタリアンが姿を消したのだ。おそらくこの背景には、2000年代以降の「街の管理」強化がある。例えば、「排除アート」と呼ばれる、人が滞留できないよう設置された街角のオブジェなどがその例だ。 渋谷の井の頭線高架下広場の奇妙な突起物は、その一例といえる。監視カメラの増加もこの頃から起こっている(特に2001年の池田小事件が契機だともいわれている)。 建築史家の五十嵐太郎氏は、こうした都市の在り方を「過防備都市」と名付け、2004年に

      究極の経済的合理性を実現しているパノプティコン建築が令和の日本にもある! - 逆寅次郎のルサンチマンの呼吸
    • ヴィーナスフォートにあった現代アート

      2022年3月に惜しまれつつも閉館したヴィーナスフォート。 ヴィーナスフォートには「現代アート」の展示のようなスペースがあって、私はそこが好きだった。 こちらは2022年のゴールデンウイーク「身近な絶景」特集の1本です。 わざわざ行くほどではないけど、友だちと通りかかったら紹介したい。そんな絶景ってほどではない乙な景色を掘り出します。一覧は記事末尾に。

        ヴィーナスフォートにあった現代アート
      • ガラガラな「イオンモール高松」、ショッピングモール戦争の軍配は「商店街」に!?|楽待不動産投資新聞

        こんにちは、全国のチェーンストアを研究している、ライターの谷頭和希です。今回も、ショッピングモールを巡りながら見えてくる日本の都市の「いま」をお届けします。 消費行動の多くが駅前からロードサイド沿いに移り、郊外のショッピングモールが盛況な時代。この連載でも、その様子をレポートしてきました。 しかし、すべてのショッピングモールが賑わっているわけではありません。栄えるモールがあれば、そうでないモールもある。特に不動産物件を購入したとき、その周辺にあるモールがどの程度繁盛しているのか、施設として魅力があるのかは、非常に重要なポイントでしょう。 今回は、そんなショッピングモール間の成否について見ていきましょう。 イオンモール高松、ちょっと寂しい? 今回お邪魔するのは香川県高松市。香川県の県庁所在地であり、四国の都市の中でも、最も栄えている街の1つです。ショッピングモール、およびそれに類する商業施設

          ガラガラな「イオンモール高松」、ショッピングモール戦争の軍配は「商店街」に!?|楽待不動産投資新聞
        • 日本に蔓延する正しさへの執着 飯田泰之、井上智洋と東浩紀が語るパンデミック下の経済政策|ゲンロン編集部

          コロナ禍に伴う緊急事態宣言真っ只中の4月14日。ゲンロンカフェにて『世界恐慌は起こるのか? パンデミック下/以後の経済対策総点検!!!』と題された放送が行われた。登壇したのは経済学者の飯田泰之と井上智洋、そしてゲンロン創業者の東浩紀。当日は5時間以上にわたって白熱の議論が交わされた。 本記事ではそのイベントの模様をお届けする。なお、このイベントを収めた動画はVimeoにて全篇をご覧いただけるので、本記事の内容に関心を持たれた方は以下のリンクからあわせて5時間に及ぶ白熱の議論の全容をぜひお楽しみいただきたい。(編集部) 第1部 URL=https://vimeo.com/ondemand/genron20200414no1 第2部 URL=https://vimeo.com/ondemand/genron20200414no2 敗戦時級の経済危機 第1部は飯田と井上の対談。 まず、イベントタ

            日本に蔓延する正しさへの執着 飯田泰之、井上智洋と東浩紀が語るパンデミック下の経済政策|ゲンロン編集部
          • 富士見台・雨の日にスーパーカーになるマンホール

            私が通勤に使用している西武池袋線富士見台駅の北口を出て東京都立第四商業高等学校にちなんだ四商通りを北に少し歩くと、右手に工務店が見えてくる。 手前の歩道にはマンホールが点々と並んでいる。 こちらは2022年のゴールデンウイーク「身近な絶景」特集の1本です。 わざわざ行くほどではないけど、友だちと通りかかったら紹介したい。そんな絶景ってほどではない乙な景色を掘り出します。一覧は記事末尾に。 1975年神奈川県生まれ。毒ライター。 普段は会社勤めをして生計をたてている。 有毒生物や街歩きが好き。つまり商店街とかが有毒生物で埋め尽くされれば一番ユートピア度が高いのではないだろうか。 最近バレンチノ収集を始めました。(動画インタビュー) 前の記事:アリを振り切り、木に登れ!狩りバチのテイクアウトが大変だった > 個人サイト バレンチノ・エスノグラフィー 何の変哲もない路上の光景だが、大雨が降るとこ

              富士見台・雨の日にスーパーカーになるマンホール
            • かわいさとゾワゾワが同時にくる、東京都・神代植物公園大温室の熱帯魚だまり

              都内最大級の植物園として有名な神代植物公園。 その大温室の熱帯スイレン室に小さな熱帯魚たちの密集スポットがある。 こちらは2022年のゴールデンウイーク「身近な絶景」特集の1本です。 わざわざ行くほどではないけど、友だちと通りかかったら紹介したい。そんな絶景ってほどではない乙な景色を掘り出します。一覧は記事末尾に。 かわいさとゾワゾワのはざまで 東京都調布市にある神代植物公園。 その規模に見合った大温室には、1300種の熱帯植物が展示されている。 珍しい翡翠色の花をつけるヒスイカズラや、 熱帯の宝石と呼ばれるメディニラ・マグニフィカなど、 見どころはたくさんあるのだが、その中でも特に印象に残るのが熱帯スイレン室である。 その名の通り、エキゾチックな熱帯スイレンを展示する温室だ ここの池には、小さな熱帯魚や金魚が自由に泳いでるのだが… その一角に、グッピー的な小さな熱帯魚たちが無数に湧いてく

                かわいさとゾワゾワが同時にくる、東京都・神代植物公園大温室の熱帯魚だまり
              • 新横浜駅直結!新幹線を降りて2分で横丁

                1975年宮城県生まれ。元SEでフリーライターというインドア経歴だが、人前でしゃべる場面で緊張しない生態を持つ。主な賞罰はケータイ大喜利レジェンド。路線図が好き。(動画インタビュー) 前の記事:ジャンクションの下にポツンとある崎陽軒の売店 > 個人サイト 右脳TV 巨大ビルの裏側に赤ちょうちん まずは新横浜駅に馴染みの無い方に、「新横浜駅に見慣れる時間」を設けましょう。 こちらです。 駅ビル(新横浜中央ビル)が巨大すぎて写真におさまらない。 さまざまな商業施設やオフィス、ホテルも入ってる複合ビルがドーンと建ち、駅前もそれなりに整備されている新しい駅なのです。 こっち側は。 というわけで、反対側に出てみよう。東海道新幹線の西口改札(写真右)から出て右側、「篠原町方面」と案内が出ている階段(写真左)を降りる。​​​​​​ 階段を降りて20メートルくらい歩くと…… はい、見えてきました。 「あじ

                  新横浜駅直結!新幹線を降りて2分で横丁
                • オンライン通話で自分と対峙する

                  1997年生まれ。大学院で教育学を勉強しつつ、チェーン店やテーマパーク、街の噂について書いてます。教育関係の記事についても書きたいと思っているが今まで書いてきた記事との接点が見つからなくて途方に暮れている。 前の記事:コンビニの経年変化を見つめる > 個人サイト Note こういうことだ オンライン通話ではこのように自分と相手が同時に画面に移る。しかし今回の場合は、 ひたすら自分が通話の画面に移り続けるということだ。なにかがひらけるかもしれない さらにこれを応用すれば、 こういう画面も作れるかもしれない。バトル漫画の対峙シーン。オンライン上で自分と対峙する 不思議な感覚が さっそく2台のデバイスから同じ通話画面に入り、いろいろ試してみる。 1台を顔の横に持ってくると、正面からの自分と横顔の自分が同時に画面に出てくる。 こんなの解剖図とかでしか見たことないから不思議な感覚だ 1台を背後に持っ

                    オンライン通話で自分と対峙する
                  • 原島町にある看板屋が超ファンシー

                    1988年静岡生まれ・静岡在住。平日は制作会社勤務、休日は大体浜名湖にいる。 ダイエット目的でマラソンに挑戦するが、練習後温泉に入り、美味しいものをたらふく食べるというサイクルを繰り返しているため、半年で10kg近く太る。 前の記事:佐鳴台第二公園はタイヤが生え過ぎ 初めて見た時はきれいに二度見 看板は通行人にお店の存在を知ってもらい、サービスに興味を持ってもらうのが最大の目的だ。 昨今はSNSとの相乗効果を狙ってあえて奇抜な内容を載せる看板も多いが、ここの看板はそういった意図とは別に目を引く効果が抜群にある。 まずはとにかく見てほしい。 超ファンシー!!! 看板ピンク、屋根もピンク、窓枠もピンク、そしてところどころに散りばめられたバラととネコまでしっかりピンク!!! こんなん絶対見ちゃうでしょ… この看板屋の前はちょうど信号のある交差点で、初めて止まった時きれいに二度見してしまった。 懐

                      原島町にある看板屋が超ファンシー
                    • モンスターエナジーの威勢が良い :: デイリーポータルZ

                      モンスターエナジーの感の裏側に謎のストーリーが書いてあり、これが妙に威勢が良く、面白いのです。

                        モンスターエナジーの威勢が良い :: デイリーポータルZ
                      • チーズ工場の裏手にある排水口は牛乳の香りがする時がある

                        私が住む神奈川県綾瀬市にはエムケーチーズの工場が存在する。パルメザンチーズでおなじみの、クラフトチーズの日本向け製品を作っている会社である。 その敷地の裏手には川が流れているのだが、そこにある排水口はほのかに牛乳の香りがするのだ。 こちらは2022年のゴールデンウイーク「身近な絶景」特集の1本です。 わざわざ行くほどではないけど、友だちと通りかかったら紹介したい。そんな絶景ってほどではない乙な景色を掘り出します。一覧は記事末尾に。 1981年神奈川生まれ。テケテケな文化財ライター。古いモノを漁るべく、各地を奔走中。常になんとかなるさと思いながら生きてるが、実際なんとかなってしまっているのがタチ悪い。2011年には30歳の節目として歩き遍路をやりました。2012年には31歳の節目としてサンティアゴ巡礼をやりました。(動画インタビュー) 前の記事:自販機ポカリの値段調べ > 個人サイト 閑古鳥

                          チーズ工場の裏手にある排水口は牛乳の香りがする時がある
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                          • ゴールデンウイークは「身近な絶景」

                            ハッピーゴールデン! 編集部 林です。 4月29日~5月5日は通常記事をお休みして特別企画をお送りします。テーマは「身近な絶景」。 例えば友達が地元にやってきて駅から家まで歩いているとき、 「ねえここの電柱珍しくない?」 って見せるような景色です。友達だったら分かってくれるかな、という珍しさ。 トイレの配管がトーナメントになっていたり 「あははは、ほんとだ~変だ」 「でしょ?珍しいよね?」 ってちょっといい気分になる景色をデイリーポータルZが総力を挙げて集めました。いまのところ87ヶ所。ゴールデンウイーク、7日しかないので1日10件以上公開していきます。 恒例の休むつもりがいつも以上に記事が増えているパターンです。 リターントゥリアル。デイリーポータルZ片手にこの世をエンジョイしてください。 身近な絶景 友達と歩いてるときに「ねえここの電柱珍しくない?」って見せるような、よく見るとおもしろ

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                            • 再開発で“たむろできる場所”が激減…渋谷から“追い出された若者”たちが「今いる場所」 | 女性自身

                              4月17日に、東京・原宿の神宮前交差点に新しい複合施設「ハラカド」が開業。「新たな原宿カルチャーの創造と体験の場」として、買うだけでなく体験もできる施設としてリニューアルした。 「ハラカド」開業は、渋谷駅から半径2.5kmの広域渋谷圏「Greater SHIBUYA」と呼ばれる再開発の一環で始まったもの。今後も今夏に「渋谷サクラステージ」の開業や、来年には代々木公園がスポーツパークやフードホールを備えた施設への着工が予定されている。 「Greater SHIBUYA」計画を含めて、渋谷・原宿エリアでは「100年に一度の再開発」とも言われる凄まじい大改革が進んでおり、18年に「渋谷ストリーム」、19年に「渋谷スクランブルスクエア」、20年には「MIYASHITA PARK」などが次々と開業している。 しかし、そんな渋谷の再開発には賛否があるようで、ハラカド開業当日、SNSでは《ハラカド今日か

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                              • 17歳高校生DJが語る「ブックオフ」再評価の必然 110円棚は今や少ない「アルゴリズムの外側」だ(東洋経済オンライン) - Yahoo!ニュース

                                17歳の現役高校生DJであるtelematic visions氏は、ブックオフの魅力を「常にアルゴリズムが働き、おすすめの商品が出る今の社会で、ブックオフだけはおすすめしてこない」「だからこそ予想外の出会いがある」ことだと語ります(写真:著者撮影) 古本屋チェーンとして一世を風靡し、現在ではCDやDVD、家電やブランド品なども扱う総合リユース店として知られるブックオフ。創業当初は「出版文化を破壊する」存在として、業界内外から批判されることも多かったが、はたしてそれは本当だったのか。本連載ではそんな疑問を土台に、10~30代の若者の目線から、ブックオフという存在を再考していく。 「ブックオフ育ち」を公言する28歳の書評家・三宅香帆氏と、24歳の筆者・谷頭和希氏の対談となった前回に続く今回は、17歳の若きDJ、telematic visions(テレマティク・ビジョンズ)氏にインタビュー。DJ

                                  17歳高校生DJが語る「ブックオフ」再評価の必然 110円棚は今や少ない「アルゴリズムの外側」だ(東洋経済オンライン) - Yahoo!ニュース
                                • 早稲田のブックオフで未開封の「鬼平犯科帳DVDコレクション」が売られていたワケ

                                  たにがしら・かずき/チェーンストアやテーマパークをテーマにした原稿を数多く執筆。一見平板に見える現代の都市空間について、独自の切り口で語っている。「東洋経済オンライン」「Web Across」などで連載を執筆、文芸誌などにも多く寄稿をおこなう。2022年に初の単著『ドンキにはなぜペンギンがいるのか』(集英社)を上梓。 ニュースな本 ビジネス・経済から、エンタメに教育、政治まで…。世の中には山のように書籍が存在する。その中から「読んでためになる」「成長できる」「思わずうなる」ような書籍を厳選し、その一部をお届けする連載。話題の新刊から埋もれた名著まで、きっと素敵な発見があるはずだ。気になる書籍があれば、ぜひ元の書籍を読んでほしい。 バックナンバー一覧 多くの人にとって日常生活に溶け込んだ存在になっている一大古書チェーン・ブックオフ。筆者はブックオフの特徴に、本との偶然の出会いに代表されるよう

                                    早稲田のブックオフで未開封の「鬼平犯科帳DVDコレクション」が売られていたワケ
                                  • ちょっとまとめ)リモート飲み会でできる新しい遊び

                                    仕事も飲み会もウェブ会議の画面越しになってはや2ヶ月ぐらい。この新しい環境で遊ぶ方法はないか探してきました。 そこそこ集まったのでまとめてみました。ぜひ今度のリモート飲み会で試してみてください。(まとめと文:林雄司) バーチャル背景に小道具を加える from テレビ会議を衣装と小道具でさらに楽しく (與座ひかる) 背景だけじゃなくて手前に小道具があるとリアリティが増すことを発見しています。この写真、バーチャル背景には見えません。シチュエーションはめちゃくちゃですが。 ひとつの画像を2つに分割して設定するテクニックも生み出しています。やってみよう。 かくれんぼ・にらめっこ・だるまさんがころんだ from リモートでかくれんぼはできるのか(與座ひかる) クラッシックな遊びもリモートでできてます。にらめっこで鏡を使って顔を増やしたり、リモート環境ならではの技が登場しています。 同じものを用意して

                                    • 経堂駅の隠れ人気スポット

                                      経堂駅の構内に、常に人が絶えない人気の場所がある。 といっても、列ができるような人気とは少し違う。隠れた人気スポットなのだ。 こちらは2022年のゴールデンウイーク「身近な絶景」特集の1本です。 わざわざ行くほどではないけど、友だちと通りかかったら紹介したい。そんな絶景ってほどではない乙な景色を掘り出します。一覧は記事末尾に。 1971年東京生まれ。イラストレーター。ドクロ服、ドクロ雑貨集めに情熱を燃やしすぎている。ほかにはワニ、ウツボ、ハダカデバネズミなど毛の生えていない動物も好む。著書に「しろねこくん」、「ココロミくん」、「ひとみしり道」、「ばかスイーツ」などがある。(動画インタビュー) 前の記事:バックスクリーンだけでも野球はまあまあわかる それは経堂駅構内の休憩スペースである。 以前は壁際にベンチが置いてあるだけの、トイレに入った仲間を待つ人がぼんやり座るための場所だった(すぐ横に

                                        経堂駅の隠れ人気スポット
                                      • 現代にこそ、「友愛」が必要だ──鳩山友紀夫×茂木健一郎+東浩紀「モギケンカフェ#1 友愛とはなにか」イベントレポート

                                        2020年8月27日、ゲンロンカフェは緊張感に包まれていた。 この日は、脳科学者である茂木健一郎がホストを務める「モギケンカフェ」の第1回目が行われる日。記念すべき初回のゲストは、元内閣総理大臣の鳩山友紀夫。しかもそれは、安倍総理大臣が辞任表明をする前日。 トークのタイトルは「友愛とはなにか――アメリカと中国のあいだ、保守とリベラルのあいだで」。鳩山の政治信条である「友愛」という言葉をキーワードに、自身の政治観をざっくばらんに語っていただいた。 茂木とは旧知の仲だという鳩山だが、一体どのようなトークになるのか、その方向性は全く謎に包まれたまま、トークは幕を開けた。(ゲンロン編集部) 「友愛」とはなにか 緊張感に包まれていた会場だったが、いざトークが始まってみると、茂木の軽快な質問と鳩山のユニークな語り口に乗せられて会場は笑いに溢れ、非常にリラックスしたイベントとなった。鳩山は冗談も交えなが

                                          現代にこそ、「友愛」が必要だ──鳩山友紀夫×茂木健一郎+東浩紀「モギケンカフェ#1 友愛とはなにか」イベントレポート
                                        • Web Across スタバ・スタディーズ 〜「スタバらしさ」をめぐる消費文化論講義〜 第1回 「そこにしかないもの」と「どこにでもあるもの」

                                          スタバ・スタディーズ 〜「スタバらしさ」をめぐる消費文化論講義〜 第1回 「そこにしかないもの」と「どこにでもあるもの」 2022年2月、初の単著となる『ドンキにはなぜペンギンがいるのか』(集英社新書)を刊行した批評家・ライターの谷頭和希による、「スタバらしさ」を通して消費文化を考える連載がスタート! 今回のテーマは、私たちが当たり前のように受け止めている「スタバらしさとは何か」に注目。改めて、本国での創立の背景やサードウェーブという概念、変遷を振り返り、参考文献と共に同氏ならではの切り口で分析していこうと思います。 第1回目は、なぜ、いま「スタバ」を取り上げるのか、です。(編集室H) ※本連載は講義スタイルのトークイベントとして開催した内容を元に、後日編集したものを掲載していきます。ライブ鑑賞をご希望の方は編集室までご連絡ください。 「スタバ・スタディーズー『スタバらしさ』をめぐる消費文

                                            Web Across スタバ・スタディーズ 〜「スタバらしさ」をめぐる消費文化論講義〜 第1回 「そこにしかないもの」と「どこにでもあるもの」
                                          • 隅田川・石が無数に埋められた歩道

                                            友人と押上駅から曳舟駅まで散歩をしていた時、変わった歩道を見つけた。 こちらは2022年のゴールデンウイーク「身近な絶景」特集の1本です。 わざわざ行くほどではないけど、友だちと通りかかったら紹介したい。そんな絶景ってほどではない乙な景色を掘り出します。一覧は記事末尾に。 石、めちゃくちゃ埋まってる…!! なんなんだこの道は。しかもだた埋まっているだけでなく、波のような形になっている。「石で海を表現しています」と言われても納得してしまうほどのうねりを描いている。 石の道は途中で端っこに寄っていく。しかし永遠と続いている 歩いても歩いても石、石、石……!どんだけ石好きなん! 石の道を辿っていくと、こんな場所に出た。 両サイド石にまみれた階段。なぜか柱の上に亀が乗っている 奇妙な階段をのぼっていくと…… ジーザス…!!眺めが綺麗な場所に出た。ちょっとだけ感動した しかし、この場所も石の装飾で埋

                                              隅田川・石が無数に埋められた歩道
                                            • 経堂 かっこいいフォントの秘密

                                              ふと見かけた看板のフォントがかっこよかった。 だが、そのフォントには秘密があったのだ。 こちらは2022年のゴールデンウイーク「身近な絶景」特集の1本です。 わざわざ行くほどではないけど、友だちと通りかかったら紹介したい。そんな絶景ってほどではない乙な景色を掘り出します。一覧は記事末尾に。 1971年東京生まれ。イラストレーター。ドクロ服、ドクロ雑貨集めに情熱を燃やしすぎている。ほかにはワニ、ウツボ、ハダカデバネズミなど毛の生えていない動物も好む。著書に「しろねこくん」、「ココロミくん」、「ひとみしり道」、「ばかスイーツ」などがある。(動画インタビュー) 前の記事:経堂駅前の三角地帯空き地 駅周辺で買い物をしていたときのことである。 凝ったフォントを使った看板を見つけた。 線に強弱があり、切り文字のようなフォント。 処方箋受付系の薬局にしてはデザインしてあってかっこいいなと思い、写真を撮っ

                                                経堂 かっこいいフォントの秘密
                                              • 観光地として失敗している「麻布台ヒルズ」…住む場所としても残念な場所になっている理由(谷頭 和希) @moneygendai

                                                「住居」中心なので問題ナシ、なのか? そうは言いつつも、こういう反論もあるだろう。 「だって、麻布台ヒルズは住居が中心で、その住民がユーザー層のメイン。日曜に人がいなかろうが、外部から来る日本人のニーズにマッチしてなかろうが、関係なくないですか?」 確かに。「アマン レジデンス」だけでなく、麻布台ヒルズにはそれぞれのビルに住居があって、そこは一つの街のようになっている。 実際、ここは「コンパクトシティ」を目指して作られていて、中には医療センターや郵便局など、住むのに不可欠な施設も揃っている(ちなみに外国人向けに「ブリティッシュスクール」も併設されていて、教育機能まで担っているというわけだ)。 現在公開されている麻布台ヒルズのレジデンスの値段は、8階1LDKで月52万8千円。ここに管理費3万8千円がかかる。これでもおそらく安い方で、都内屈指の高級マンションであることは間違いない。

                                                  観光地として失敗している「麻布台ヒルズ」…住む場所としても残念な場所になっている理由(谷頭 和希) @moneygendai
                                                • 再開発はどこまで街を「つまらなくするのか」…渋谷「サクラステージ」が投げかける「再開発のあり方」(谷頭 和希) @moneygendai

                                                  「100年に一度」という仰々しい言葉から始まる渋谷の再開発によって渋谷周辺の景観は大きく変わり、「渋谷はつまらない」「かつての渋谷が失われた」といった声もまことしやかに聞かれる。「再開発=悪」という認識が、人々の間にあるのではないか。 これまでの再開発はインバウンド観光客に向けたものが中心的で、日本人にとっては居心地が悪いのは頷ける。また、そういった「戦略」が同じだからか、近年、再開発によって誕生している商業施設がことごとく「似ている」という点も日本人利用者にとっては好ましくないと言える。 しかし、最近、渋谷再開発の一環としてオープンした「SHIBUYA SAKURA STAGE」を見ると、これまでの再開発とは異なる「ポテンシャル」を持っていると感じた。 前編記事『渋谷は観光客が多すぎて疲れる…「再開発ビル」がつまらない“納得の理由”と「東急」が打ち出した意外な展開』では、近年の渋谷の再開

                                                    再開発はどこまで街を「つまらなくするのか」…渋谷「サクラステージ」が投げかける「再開発のあり方」(谷頭 和希) @moneygendai
                                                  • 多摩川は美しく富士山と丹沢などの山々が見える

                                                    1985年福岡生まれ。思い立ったが吉日で行動しています。地味なファッションと言われることが多いので、派手なメガネを買おうと思っています。(動画インタビュー) 前の記事:狛江の桜のトンネルは花が散ってからが本番です > 個人サイト Web独り者 彼女がいる風の地主恵亮 母なる川「多摩川」 山梨県、東京都、神奈川県を流れる全長138kmの多摩川。山梨で生まれた水がやがて東京湾に到着する。多摩川は母音が全て「あ」だ。この響きだけでも白米を食べたくなる美しさを感じるけれど、実際の多摩川も美しい。 美しいよね! 上記は東京都・狛江市を流れる多摩川だ。緑も多く、川幅も広くなり開放感がある。走っている人、お弁当を食べる人、日光浴をする人など、多くの人が多摩川を楽しんでいる。この辺りの景観が私は好きだ。 心の目で見て!(矢印の辺りに富士山が本来は見えます) 富士山が見えるのだ、今日は見えないけれど。お正月

                                                      多摩川は美しく富士山と丹沢などの山々が見える
                                                    • 谷頭 和希 | 著者ページ | 東洋経済オンライン

                                                      チェーンストア研究家・ライター。1997年生まれ。早稲田大学文化構想学部卒業、早稲田大学教育学術院国語教育専攻修士課程修了。「ゲンロン 佐々木敦 批評再生塾 第三期」に参加し宇川直宏賞を受賞。著作に『ドンキにはなぜペンギンがいるのか』 (集英社新書)、『ブックオフから考える 「なんとなく」から生まれた文化のインフラ』(青弓社)がある。テレビ・動画出演は『ABEMA Prime』『めざまし8』など。

                                                        谷頭 和希 | 著者ページ | 東洋経済オンライン
                                                      • 豊洲「千客万来」は“インバウン丼”以外も残念だった…外国人観光客に合わせすぎた「悲しい現実」(谷頭 和希) @moneygendai

                                                        2024年2月1日、豊洲市場の隣に新しくオープンした商業施設「豊洲千客万来」。 そこで売られている海鮮丼の値段が高額だと話題になり、「インバウン丼」なるネットミームが生まれた。 しかし、【前編】『“インバウン丼”で話題の豊洲「千客万来」は今どうなっているのか…現地に広がっている「意外な光景」』で見たように、筆者は同地にフィールドワークを行いその現状を調査したが、適正価格ともとれる値段のものもあり、当初騒がれたほど、全ての商品の値段が高いわけではなかった。 1階〜3階までにぎっしりと飲食店が軒を連ねており、いろいろな食の楽しみ方ができるように感じた。 「千客万来」は商業施設としてみるとどうか このように、オープン当初叫ばれたような「異常な物価」は、イメージ先行の側面も強く、その点だけで、批判されるのは少し可哀想だと思う。 ただ、千客万来を純粋な商業施設として見たときに、残念な箇所もいくつかあ

                                                          豊洲「千客万来」は“インバウン丼”以外も残念だった…外国人観光客に合わせすぎた「悲しい現実」(谷頭 和希) @moneygendai
                                                        • 渋谷に「ジベタリアン」再び 大規模開発で居場所なくなる 若者の街がビジネスの街へ(テレビ朝日系(ANN)) - Yahoo!ニュース

                                                          若者の街とされてきた東京・渋谷が、若者がたむろできない街に変化しつつあります。行き場を失った若者が座り込む、かつての「ジベタリアン」のような現象も見られています。 【画像】渋谷・宮下公園に若者…一昔前の“ジベタリアン”思わせる ■カフェは混雑…ベンチの形は変化、数も減少 芝生の上に座ったり、横になったりと思い思いにくつろぐ人々。若者たちが大勢詰めかけるこの場所は、渋谷の商業施設屋上にある宮下公園です。なぜ、この場所がこんなに若者であふれているのでしょうか。 若者の街、東京・渋谷。外国人観光客が激増し、街は人であふれかえっています。そのためカフェは混雑。休日の大行列は、日常的な光景です。 渋谷に来た若者(20代) 「(Q.渋谷でカフェは行く?)行きます。混んでいるイメージ」 「入れないイメージあります。駅前のスターバックスとか」 「(Q.渋谷って並ぶこと多い?)多いですね。ほとんど並んでいま

                                                            渋谷に「ジベタリアン」再び 大規模開発で居場所なくなる 若者の街がビジネスの街へ(テレビ朝日系(ANN)) - Yahoo!ニュース
                                                          • ブックオフから考える 「なんとなく」から生まれた文化のインフラ | - 谷頭 和希(著)

                                                            紹介1990年代以降の「ブックオフ論」を整理し、実際に多くの店舗を観察して、「なんとなく性」という切り口から、なぜ人はブックオフに引き寄せられるのか、現代社会でどのような役割を果たしているのかを縦横無尽に考え尽くす、これまでにない文化論。 解説ブックオフから考える。 社会と都市と文化の「つながり」を。 日本全国に約800店舗を構えるブックオフは、多くの人にとって日常生活に溶け込んだ存在になっている。しかしこのような「当たり前」の存在になるまでは、ブックオフをめぐりさまざまな議論が繰り広げられてきた。あるときは出版業界の革命家として、またあるときは破壊者として、そしてまたあるときは新たなサブカル文化の創造者として……。 本書は、ブックオフが誕生した1990年代からのさまざまな「ブックオフ論」を整理し、実際に多くの店舗を観察して、「なんとなく性」という切り口から、なぜ人はブックオフに引き寄せら

                                                              ブックオフから考える 「なんとなく」から生まれた文化のインフラ | - 谷頭 和希(著)
                                                            • マクドナルド壁画・ほぼウニ丼~自由ポータルZ :: デイリーポータルZ

                                                              【入選】君たちはマクドナルド壁画を知っているか? [投稿者]谷頭 和希さん (谷頭和希:雑記帳) [コメント] "マクドナルド店内の壁に書かれている変な壁画が気になって仕方がなくなり、その調査のとっかかりを書きました。仙台までマクドナルド壁画を取りに行ったり、マック本社に連絡したりして、こんなくだらないことをなぜ尽力してるのかわからなくなりました。 でも「マクドナルド壁画」には何か深い意味がある…(多分)。" 古賀及子のコメント わー、やられた。これはいいテーマですね……! だれもが見たことがあるけどちゃんとは意識せずスルーしてしまっていて、でもなんか変わってる。そういうものは気づいた人が記事にする=勝ちです。 しかも店内装飾ではなくこれは壁画なのだと感じ入る、夢中になっているので見守りたくなります。 記事の引用はリンクと出典を入れて、あと画像を転載するのも出典をつけるのと、許可を取ってく

                                                                マクドナルド壁画・ほぼウニ丼~自由ポータルZ :: デイリーポータルZ
                                                              • 2023年10月~12月に読んだ本についての短いコメント - 29Lib 分館

                                                                谷頭和希『ブックオフから考える:「なんとなく」から生まれた文化のインフラ』青弓社, 2023. ブックオフ論。ブックオフは買取したものをただ棚に並べているだけで、店側に選択の意図がなく、自己主張が感じられない。だからこそ、若者が多様な文化に触れることのできる貴重な入口となっている、と主張する。一方で、持ち込み客によって店の品揃えが左右されてしまうというローカルな面もあり、そこが面白さであるとも。したがって、ブックオフは「出版業界の寄生虫」(小田光雄『ブックオフと出版業界』論創社, 2008)ではなく、公共性を持つ空間である、と好意的な評価を与える。ただ、ブックオフ側の意図欠如を「なんとなく」というキーワードで説明してしまうのは違う気がする、店側は戦略的にやってるのだから。まあでも面白かった。公共図書館との比較もある。 永江朗『私は本屋が好きでした:あふれるヘイト本、つくって売るまでの舞台裏

                                                                  2023年10月~12月に読んだ本についての短いコメント - 29Lib 分館
                                                                • Web Across スタバ・スタディーズ 〜「スタバらしさ」をめぐる消費文化論講義〜 第2回 「分裂」からスタバを眺める

                                                                  批評家・ライターの谷頭和希による、「スタバらしさ」を通して消費文化を考える連載。今回は第1回目で語られた「矛盾」を「分裂」に置き換え、漠然とした「スタバらしさ」のイメージをより具体的に掘り下げていきます。(編集室H) ※本連載は講義スタイルのトークイベントとして開催した内容を元に、後日編集したものを掲載していきます。 *** さて、スターバックスについての講義の2回目です。前回は、スタバが「どこにでもある」にもかかわらず「ここにしかない」という特別感を持つことを指摘しました。そして、その相反するふたつの要素を抱えるスタバを考えることは、我々をとりまく消費社会を捉える際の重要な視座になるだろうという話をしました(未読の方はぜひ第1回目をお読みください)。今回からは、この矛盾の具体的な姿を見つめながら、さらにスタバについて考えてみましょう。 ここで、今回の話をわかりやすくするために、前回私が提

                                                                    Web Across スタバ・スタディーズ 〜「スタバらしさ」をめぐる消費文化論講義〜 第2回 「分裂」からスタバを眺める
                                                                  • 【読書感想】ドンキにはなぜペンギンがいるのか ☆☆☆ - 琥珀色の戯言

                                                                    ドンキにはなぜペンギンがいるのか (集英社新書) 作者:谷頭 和希集英社Amazon Kindle版もあります。 ドンキにはなぜペンギンがいるのか (集英社新書) 作者:谷頭和希集英社Amazon 【24歳の著者が挑む!日本の「いま」を切り取ったチェーンストア都市論】 私たちの生活に欠かせないチェーンストアは都市を均質にし、街の歴史を壊すとして批判を受けてきた。 だが、チェーンは本当に都市を壊したのだろうか。 1997年生まれの若き「街歩き」ライターはその疑問を明らかにすべく、32期連続増収を続けるディスカウントストア、ドン・キホーテを巡った。 そこから見えてきたのは、チェーンストアを中心にした現代日本の都市の姿と未来の可能性である。 ドンキの歴史や経営戦略を社会学や建築の視点から読み解きながら、日本の「いま」を見据える。 著者は24歳だそうで、僕の子どもであってもおかしくない年齢なのか…

                                                                      【読書感想】ドンキにはなぜペンギンがいるのか ☆☆☆ - 琥珀色の戯言
                                                                    • BOOKOFFは文化の破壊者なのか? 店舗の分布が語る、書店チェーンが果たしてきた役割 | 集英社オンライン | ニュースを本気で噛み砕け

                                                                      均質化の代名詞・文化の破壊者として批判されがちなチェーン店。しかし、チェーン店がつくってきた文化もあるはずだ。書店チェーンが果たしてきた役割を、地図ライターの重永瞬氏とライターの谷頭和希氏が地図とデータを通して探る。(サムネイル画像 Ned Snowman/Shutterstock.com)

                                                                        BOOKOFFは文化の破壊者なのか? 店舗の分布が語る、書店チェーンが果たしてきた役割 | 集英社オンライン | ニュースを本気で噛み砕け
                                                                      • 田舎に行きたい - 集英社新書プラス

                                                                        東京における再開発ラッシュやそれに伴う反対運動、新しい商業施設への批判、いまだに報じられる地方移住ブーム……なぜ人々は都会に住みにくさを感じるのか。全国のチェーンストアや東京の商業施設の取材・研究を続けているライター、谷頭和希がその理由を探求する連載「都会ぎらい」。第1回は「都会ぎらい」の源泉を探す。 1 東京脱出願望 田舎に行きたい。 そう思ったことはないだろうか。 高層ビルが立ち並び、延々と同じような風景が続く都会から脱出し、自然豊かで人の心の暖かさに包まれる田舎に行きたい。 それぞれの人によって事情は違うだろうけど、多かれ少なかれ、多くの人がこのように思ったことがあるのではないか。 それを表すように、メディア上ではここ10年ぐらい、「地方移住」ブームが盛んに報じられている。テレビでも、都会でバリバリ働いていたサラリーマンが脱サラして、同じくバリキャリだった奥さんと共に地方に移住するド

                                                                          田舎に行きたい - 集英社新書プラス
                                                                        • 歌舞伎町から少年・少女が排除されていく…歌舞伎町タワーで見えた「街から消えた寛容さ」(谷頭 和希) @moneygendai

                                                                          2023年4月に開業した「東急歌舞伎町タワー」。地上225m、地上48階という複合商業施設で、ライブハウスのZeep TOKYOやゲームセンター・namco TOKYO、映画館の109シネマズプレミアム新宿などが入居する。さらに高層階には2つのホテルがテナントとして入り、インバウンド向け施設という側面もある。 そんな東急歌舞伎町タワー、巷の噂によると、「あまり人がいない」らしい。今年の3月には、はじめてテナントの一つが撤退し、それに合わせてフリーライターの白紙緑が現地を訪れたレポを書いている。 では、実際、現地ではどのようなことが起こっているのか。今回は東急歌舞伎町タワー、および歌舞伎町を訪れながら感じた「ある疑念」についてレポートする。 ギラギラした屋台がお出迎え 東急歌舞伎町タワーは、メディアを度々騒がせる「トー横広場」の真横に立っている。元々は、TOKYU MILANO(元ミラノ座)

                                                                            歌舞伎町から少年・少女が排除されていく…歌舞伎町タワーで見えた「街から消えた寛容さ」(谷頭 和希) @moneygendai
                                                                          • 第6回 ブックオフが街のイメージを変えることだってある

                                                                            ブックオフの書棚にはその街の姿が現れる。今までの連載で書いてきたことだ。 先日、ブックオフ秋葉原店を訪れたときのこと。 秋葉原駅のすぐ近くにあるこの店舗は6階分あり、古本のデパートとでもいうようなたたずまい。ここまで広いブックオフはなかなかない。ビルの大半がブックオフなのだ。 一階には家電やブランド品が売られ、ここがブックオフであることを忘れそうになる。近くにフロアマップがあったので見てみると、驚くべきことが書いてあった。 「6階・ライトノベル 5階・アニメイラスト集」 「ライトノベル」や「アニメイラスト集」が一角を占めているのだ。ここは秋葉原。他のブックオフにはないコーナーも、ここなら頷ける。この店舗風景もまた、「ブックオフはその街を映し出す」こととして語りうるのだろう。 しかし、私たちはここでさらに考えねばならない。 「これを売ったのは誰か」 2回前の連載で、『小林秀雄全作品』を売った

                                                                              第6回 ブックオフが街のイメージを変えることだってある
                                                                            • 伊豆美神社の緑が美しく大都会「狛江」のオアシス

                                                                              1985年福岡生まれ。思い立ったが吉日で行動しています。地味なファッションと言われることが多いので、派手なメガネを買おうと思っています。(動画インタビュー) 前の記事:多摩川住宅のゲームに出てきそうな給水塔 > 個人サイト Web独り者 彼女がいる風の地主恵亮 緑は濃ければ濃いほどいい まず狛江市がどこにあるかだけれど、世田谷の隣にある。小田急線が走っており、新宿までもすぐだ。都会なのだ、大都会なのだ。新宿まですぐだし。そんな大都会にあるのが「伊豆美神社」だ。 伊豆美神社 この神社が美しい。鳥居をくぐり、拝殿へと向かうまでが本当に美しい。緑が生い茂っており、これからの時期は緑が濃く、とても緑なのだ。緑は濃ければ濃いほど美しい。味が濃い料理が美味しいのと同じだ。 ビューティホー お祭りの時はここに屋台が並ぶ。木々が生い茂っており、早めにそこだけ暗くなるので、屋台の明かりが目立ち美しい。私の家

                                                                                伊豆美神社の緑が美しく大都会「狛江」のオアシス
                                                                              • 歴史の裏に「海の民」がいた? ネコの島に残されたミステリー - イーアイデム「ジモコロ」

                                                                                こんにちは、ライターの谷頭和希(たにがしら かずき)です。 前回の記事に引き続き、瀬戸内海に浮かぶ佐柳島(さなぎじま)という離島に来ています。 島中にいるネコで一躍有名になっているこの島……前回はそんな佐柳島の魅力を、ネコを中心に紹介しました。 今回は、この島をもうちょっとディープに巡ってみましょう。例えば前回、こんなスポットを紹介しました。 天狗を祀った、大天狗神社に…… 二つのお墓がセットになっている両墓制というお墓。 ネコ以外の観光名所として、さらりと紹介しましたが、実はこうした信仰や風習が残っているのはかなり珍しいのです。 なぜ、佐柳島にはこうした信仰や風習が残っているのか? この疑問を紐解いていくと、佐柳島のみならず、日本の歴史の「裏」側まで見えてくる……? 天狗のミステリー みなさんは「天狗」というと何を思い浮かべますか? 鼻が高くて、葉っぱでできた扇を持ち、高下駄を履いている

                                                                                  歴史の裏に「海の民」がいた? ネコの島に残されたミステリー - イーアイデム「ジモコロ」
                                                                                • 『渋谷はもう「若者の街」じゃない…イケてた街が「楽しくなくなった」納得の理由(谷頭 和希) @moneygendai』へのコメント

                                                                                  ブックマークしました ここにツイート内容が記載されます https://b.hatena.ne.jp/URLはspanで囲んでください Twitterで共有

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