このところ、「年収の壁」の話がよくなされてますね。本日(9/25)の日本経済新聞電子版には、政府が年収の壁への対応策をまとめたことを報じています。この年収の壁のうち、最も金額が低いのが103万円の壁。この103万円の壁って、いつから103万円だったのでしょうか? 103万円の壁は、所得税がかかるボーダーライン 電子版の記事にもあるように、年収が103万円を超えると本人に所得税がかかります。さらに、学生のように親の扶養家族になっている人の年収が103万円を超えると、親の所得税の計算において扶養控除が減り、親の所得税が増えてしまいます。私も3人の息子たちが学生の時には、「あまりバイトで稼ぎすぎるなよ」と注意してました(笑)。 基礎控除+給与所得控除の最低保障額の合計 なぜ103万円なのか。それは、所得税の「基礎控除」(現在48万円)と「給与所得控除」の最低保障額(現在55万円)の合計が103万