これらのスライドを見るに、鳥畑氏は通俗的な貨幣乗数理論に依拠しているので、QQEが(貨幣乗数を通じて)凄まじいインフレを惹起するはずだと予想していることが分かる。 しかし、MMTerらが散々指摘しているように、貨幣乗数メカニズムは… https://t.co/CQnB8rg2hi
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ピクテ投信投資顧問株式会社が、日々のマーケット情報を分析・解説します。※本連載は、ピクテ投信投資顧問株式会社が提供するマーケット情報を転載したものです。 【要約】 「現代貨幣理論(MMT)」は、元々、米国左派の経済学者が提唱し始めた理論で、「政府、とりわけ米国政府は、独自の通貨を発行しているのだから、決して破綻することはない」と主張しています。 その命題は、潜在成長および完全雇用の実現に向けた景気浮揚のためには政府支出の拡大が可能であるということです。MMTは、米国の政府支出は上限に達していない、従って、政策金利をゼロ%に引き下げ、経済により多くのマネーを注入する余地、というよりは必要性があると主張しています。 MMTは、特に財政赤字に対する視点を変えるよう提案しています。MMTによれば、政府の資金調達手段は税収ではありません。政府は支出によってマネーを創造し、また、国民の納税の手段である
さて、前回は「貨幣数量説(quantity theory of money)」について取り上げましたので、この考え方が現在の日本にどのくらいあてはまるのか調べてみることにしましょう。 貨幣数量説は古くからある考え方ですが、アーヴィング・フィッシャー(Irving Fisher, 1867-1947)はこれを「フィッシャーの交換方程式(Fisher's equation of exchange)」と呼ばれる簡単な方程式で表しました。 MV=PT (M:貨幣量、V:貨幣の流通速度、P:物価、T:取引量) 例えば、100円の商品が10個売れたとしたら、1000円札が1回使用されるはずです。 この場合は、1000円×1回=100円×10個で両辺は等しくなっています。 1000円札を受け取った人が別の100円の商品を10個買ったとすると、1000円×2回=100円×20個でやっぱり両辺は等しくなって
国定信用貨幣論単語 2件 コクテイシンヨウカヘイロン 1.6万文字の記事 9 0pt ほめる 掲示板へ 記事編集 名称概要種類債権が通貨を生む恐怖心が通貨を生む国定信用貨幣論の拡大解釈国定信用貨幣論と政府紙幣と中央銀行国定信用貨幣論と租税罰金説国定信用貨幣論と信用貨幣論の関係国定信用貨幣論の支持者関連商品関連項目掲示板国定信用貨幣論とは、通貨の成り立ちや通貨の定義に関する学説の1つである。 現代貨幣理論(MMT)に採用されていることで知られている。 商品貨幣論とはあらゆる面で正反対の主張をしている。国定信用貨幣論と商品貨幣論の論争は1000年以上も続いてきた。 ※日本の法律において「貨幣は金属を素材とする硬貨であり、通貨は紙幣と銀行券と貨幣を合わせた概念である」と定義されている。本記事ではできる限りその定義に従うことにする。 名称 国定信用貨幣論の別名称は、租税貨幣論(Tax driven
直接コメ出徴税を行っていた時代について MMTの文献から 言及している箇所を探し出すのはムリでしょうが、 レイのUnderstandimg modern money や ティモワーニュのMoney and Banking、 MMT101 、インガムのWhat is money ? などからは ある程度示唆されていることもあります。 MMTの「政府貨幣が流通するためには 租税が必要」というとき、これは必要条件ではなく 十分条件です。 政府貨幣も他の民間貨幣同様、政府にとっては 負債ですから、これが償還できるシステムがなければならない。 この時、租税や社会保険料、罰金など、 政府が居住者に対して法律によって債務を発生させ それとの相殺という形で償還できるものである限り、 政府の強制力が実行力あるものなら それだけで十分政府貨幣は流通しうる、というものです。 しかし、そうしたものでなくても政府が
記事:白水社 現代経済をラディカルに捉え直すために! 島倉原著『MMT講義ノート 貨幣の起源、主権国家の原点とは何か』(白水社刊)は、人気講座の待望の書籍化。長期停滞を解明する、新しい経済学への入門書。 書籍情報はこちら はじめに MMTとは、Modern Money Theory または Modern Monetary Theoryの略称で、日本語に訳すと「現代貨幣理論」となります。MMTは、米国を中心に提唱されている、1990年代に登場した比較的新しいマクロ経済理論です。貨幣や経済政策に関するその独特な主張によって、特に2019年あたりから、世界的に注目が高まっています。 今、「MMTは経済理論である」と述べました。ところが、国内外を問わず、著名な経済学者や政府関係者の多くがMMTを「極論」あるいは「暴論」と言って批判し、メディアの記事なども概ねそれに同調しています。MMT主唱者の多く
現在のところリブラについては、各国政府の「金融主権を脅かす」などの批判を受け、発行計画が変更されたところだ。元々は、複数の法定通貨によるバスケット型を予定していたが、単一の法定通貨と結び付くステーブルコインを複数発行する仕組みとなった。 それに伴いリブラを「Diem(ディエム)」と改名し、リブランディングを行っており、早ければ2021年1月にローンチする可能性が報道されている。 IMFは、「デジタル通貨間競争は、法定通貨のようにマクロ経済的パフォーマンスに基づくものではなく、関連するネットワークやユーザーなどが関わり、従来の通貨競争とは異なる形を取り得る」とも指摘した。 関連:フェイスブック主導の仮想通貨リブラが「ディエム」にリブランディング 想定され得る3つのシナリオ IMFは、経済的・地政学的要因とテクノロジーの発展が及ぼす長期的な影響により、2045年までに基軸通貨の構成が変化する3
「現代貨幣理論(MMT)」に対しては批判も巻き起こる。既存の理論との相違点はどこにあるのか。金融論を専門に物価と財政との関係を論じる岩村充・早稲田大学大学院経営管理研究科教授と、マクロ経済学が専門で財政の持続可能性を論じてきた小林慶一郎・東京財団政策研究所研究主幹が意見を交わした。 (司会=藤枝克治・本誌編集長/構成=黒崎亜弓・ジャーナリスト) 成長率と金利、逆転の謎 ── 日本でMMTは「インフレが起きていなければ、財政赤字は問題ない」とする点が注目されている。国の借金が膨らんでも本当に問題ないのか。 「財政バブルはいずれはじける」「急激に予想が変化しかねない」小林慶一郎・東京財団政策研究所研究主幹(撮影=潮田正三) 小林 日本の場合、国と地方を合わせた公的債務残高の対国内総生産(GDP)比率は約240%だが、どの水準に達すると危機が起こるのか、その上限は理論的に分かっていない。 岩村
COVID-19の蔓延とそれにともなう経済封鎖により財政支出の重要性が高まる昨今、Modern Monetary Theory(現代貨幣理論, MMT)に関する非常に重要な書籍が刊行された。 著者は最初期からMMTを日本に紹介してきた在野の第一人者である。この一年MMTについてのかなりの量の解説書が出版されたが、ようやく真打ちが登場した感がある。わかりやすさ、政治的立ち位置による配慮などといった事情から真正面からMMTに対峙していないものが多いが、本書は素直に、逃げずに紹介しているように感じられる。 また、これは個人的にはとても大切なことなのであるが、薄くてかつ行間が広くてすぐ読めてしまうのだ。図が多いのも文字の少なさに寄与している。英語学習でも同じだが、何度も読んで理解を深めることが大事なので、すぐに1周できるのはまことにありがたい。ただし上述のごとく、必要なことは全て網羅されているので
防衛予算の増額などに伴い、その財源や増税に関する議論が続いている。そうしたなか、「日本が財政破綻することはない。また、増税の必要もない」と明言するのは、評論家の中野剛志氏だ。3月に緊急出版した『どうする財源――貨幣論で読み解く税と財政の仕組み』(祥伝社新書)が話題を呼ぶ中、その真意を語った。 ――なぜ今、税や財政の問題を根本から問い直そうと考えたのでしょうか。 中野:昨年末、政府は防衛力を強化するため、2023年度から5年間の防衛費をおよそ1.6倍の43兆円とする方針を決めました。これにより、日本の防衛費は、海上保安庁や国防にも役立つインフラ予算を含めれば、国内総生産(GDP)の2%と、北大西洋条約機構(NATO)の加盟国が目指す水準に並ぶことになります。 ただ、2027年度以降も防衛力を安定的に維持するには、毎年4兆円の追加財源が必要になります。政府は、この財源について4分の3は歳出改革
こんにちは、望月慎(望月夜)@motidukinoyoruと申します。 (blog「批判的頭脳」、togetter、noteマガジン一覧) (拙著『図解入門ビジネス 最新 MMT[現代貨幣理論]がよくわかる本』(秀和システム)(2020/3/24 発売予定)) この度、2020/3/8に開催された、井上智洋氏と島倉原氏の対談会 『MMT (現代貨幣理論)とは何か』(Facebookページ)を拝聴いたしましたので、その内容に関して、散発的かつ細かい論点についてばかりですが、レビューしようと思います。 ①井上智洋氏講演内容については事細かに論じず、どのような話をなさっていたかを掻い摘んで説明しながら、気になるテーマに絞って議論したいと思います。 ……複雑怪奇な経済学派対立とその”宗教”性井上氏はまず、MMTを含めた複雑怪奇な学派対立について論じていました。 井上氏が講演中に論じていた図式とは大
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