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重力波の検索結果1 - 36 件 / 36件

  • 謎のオーパーツ「アンティキティラ島の機械」が「太陰暦カレンダー」だった可能性が浮上

    by Anita Gould オーパーツの1つとして知られる「アンティキティラ島の機械」は、月や惑星の運動予測に使われていたという説が存在します。このアンティキティラ島の機械が、古代ギリシア暦(太陰太陽暦)を示すためのものである可能性がいくつかの研究から示されました。 07-HJJuly24-AOTM-2.pdf (PDFファイル)https://bhi.co.uk/wp-content/uploads/2024/06/07-HJJuly24-AOTM-2.pdf University of Glasgow - University news - Gravitational wave researchers cast new light on Antikythera mechanism mystery https://www.gla.ac.uk/news/headline_1086643_

      謎のオーパーツ「アンティキティラ島の機械」が「太陰暦カレンダー」だった可能性が浮上
    • ワープ航法は重力波を出す? 「アルクビエレ・ドライブ」の解析で判明

      宇宙をテーマとするSF作品には光の速さを越えて遠くへと移動するワープ航法(超光速航法)が登場するものがありますが、実際の宇宙においては禁止されているというのが現代物理学の一般的な見解です。その一方で、現代物理学の枠組みでも可能なワープ方法の考察も存在します。 ロンドン大学クイーン・メアリーのKaty Clough氏、ポツダム大学のTim Dietrich氏、およびカーディフ大学のSebastian Khan氏らの研究チームは、比較的現実味のあるワープ航法として考案された「アルクビエレ・ドライブ(Alcubierre drive)」を対象に計算を行ったところ、ワープする宇宙船が加速や減速をした時、およびワープに “失敗” した場合において、時空の波である「重力波」が生じることが分かったとする研究成果をプレプリントサーバー「arXiv」(※1)に投稿しました。 想定された重力波は現在の観測体制

        ワープ航法は重力波を出す? 「アルクビエレ・ドライブ」の解析で判明
      • アンティキティラ島の機械は太陰暦を追跡していたことを重力波研究者が突き止める : カラパイア

        image credit:Joyofmuseums / WIKI commons CC BY-SA 4.0 宇宙で発生する「重力波」を研究する科学者が、世界最古と言われるアナログ式天文学コンピュータの新事実を発見したようだ。 古代ギリシアで作られた「アンティキティラ島の機械」は、当時の技術レベルとしては驚くほど複雑かつ精巧な作りをしていることから、オーパーツにも数えられる遺物だ。 この機械は天体の運行を知るために使われていたと考えられているが、重力波を分析するために使用される技法で調べてみたところ、アンティキティラ島の機械のパーツの1つは、「太陰暦」を追跡するためのものである可能性がきわめて高いことが明らかとなった。 続きを読む

          アンティキティラ島の機械は太陰暦を追跡していたことを重力波研究者が突き止める : カラパイア
        • 宇宙を記述する数式「アインシュタイン方程式」はこうして生まれた!「時間の曲がり」とは何を意味するのか(浅田 秀樹)

          宇宙空間の歪みとして捉えられた謎の重力波の存在。世界に衝撃を与えたこの観測事実から宇宙誕生に迫る最新の宇宙論を紹介する話題の書籍『宇宙はいかに始まったのか ナノヘルツ重力波と宇宙誕生の物理学』。この記事では現代の物理学でも最大の謎の一つとされている「重力」について考察しながら、アインシュタインが生み出した宇宙を記述する数式「アインシュタイン方程式」がどのように生まれたのか、その思考について考えていきます。 アインシュタイン方程式の概念とは 重力に関する逸話として、ガリレオ・ガリレイが行ったとされるピサの斜塔での落下実験があります。これは、物質の性質によらず同じ加速度で落下するという事実です。 以前の記事で紹介したように、時空の曲がり具合は時空の幾何ですから、ガリレオの実験結果である同じ加速度で落下することと整合します。 それでは、時空の曲がり具合を決めているものは何でしょうか。 物質のエネ

            宇宙を記述する数式「アインシュタイン方程式」はこうして生まれた!「時間の曲がり」とは何を意味するのか(浅田 秀樹)
          • 重力波を観測すれば異星人の宇宙船の「ワープドライブ」を検知できると科学者が提唱

            時空をねじ曲げて光より速く移動する「ワープドライブ」はSF作品の定番ですが、理論的には実現不可能ではないとも言われており、人類よりはるかに進んだ技術を持つ地球外文明なら開発に成功しているかもしれません。そんなワープドライブでの宇宙航行を観測する方法に関する論文が公開されました。 [2406.02466] What no one has seen before: gravitational waveforms from warp drive collapse https://arxiv.org/abs/2406.02466 Alien 'warp drives' may leave telltale signals in the fabric of space-time, new paper claims | Live Science https://www.livescience.com/

              重力波を観測すれば異星人の宇宙船の「ワープドライブ」を検知できると科学者が提唱
            • 宇宙創成「インフレーション」の謎に迫る~簡単かつ直観的な方法で原始重力波の計算が可能に~

              宇宙の創成直後に、非常に高い真空のエネルギーにより宇宙が急激な加速膨張していた時期(インフレーション)を経てビッグバンが起こったと考えられています。この理論は、宇宙の観測を通じて原始宇宙の密度の濃淡(原始密度揺らぎ)を調べる研究によって検証されてきました。しかし、具体的に何が急激な加速膨張を引き起こした駆動源だったのかその全体像はまだ分かっていません。加速膨張宇宙を説明する多くの理論(インフレーション模型)が提案されており、各模型の理論的な予言と最新の観測を比較することによってどの模型が正しいか検証することができます。 田中貴浩 理学研究科教授と浦川優子 高エネルギー加速器機構准教授(兼:名古屋大学特任准教授)の共同研究グループは、宇宙をモザイクアートのように粗視化して捉え直す「分割宇宙アプローチ」を応用し、原始重力波の数値計算を大幅に簡単化しました。これにより、複雑な数値計算が必要なため

                宇宙創成「インフレーション」の謎に迫る~簡単かつ直観的な方法で原始重力波の計算が可能に~
              • 「万有引力」と「重力」の違いを子供に説明できますか?ちなみに「重力=万有引力」ではありません。(浅田 秀樹)

                物理学でも最大の謎の一つとされているものが「重力」です。では、そもそも、重力とは何でしょうか。そこで、話題の書籍『宇宙はいかに始まったのか ナノヘルツ重力波と宇宙誕生の物理学』から、「重力」という言葉について解説します。 ケプラーからニュートンの「万有引力の発見」へ 「重力=万有引力」だと思っている人が多いのではないでしょうか。 重力とは、質量をもった物体を重さとして感じる力のことです。ただ、この説明だけではよくわからないですね。 そこで、この記事では重力がどのように発見されたのか、関係する天文現象を振り 返りながら見ていくことにしましょう。 17世紀の初頭、プラハ(チェコ共和国)の天文台でチコ・ブラーエの天体観測の助手をしていたヨハネス・ケプラーは惑星の運動に法則性が存在することを見出しました。これは、太陽系の惑星の運動を精密に調べた結果、導き出されたものです。 ケプラーの第1法則 惑星

                  「万有引力」と「重力」の違いを子供に説明できますか?ちなみに「重力=万有引力」ではありません。(浅田 秀樹)
                • ./face.html

                  Previous ToC Next PDF 版はこちら 高橋メソッド版(2006/1/13 天文台でのプレゼンテーション)はこちら Contents 0. 初めに 1. IBM BG/L の方向 (2005/12/5) 2. Cray XT3 --- MPPは復活するか?(2005/12/6) 3. NEC SX-8 --- ベクトルのたそがれ (2005/12/7) 4. 富士通 NWT/VPP-500 --- 日本発の「革命」 (2005/12/8) 5. 何故スーパーコンピューターは売れなくなったか (2005/12/13) 6. x86 以外のプロセッサになにが起こったのか? (2005/12/14) 7. SSE の限界(2005/12/23) 8. 専用計算機は?(2005/12/25) 9. 他の可能性は? --- I. FPGA と再構成可能計算 (2005/12/28)

                  • 天体の質量は、どうやって測っている?「あの星は太陽質量の10倍です」と天文学者が言える理由(現代ビジネス) - Yahoo!ニュース

                    時空の歪みとして捉えられた謎の重力波の存在。世界に衝撃を与えたこの観測事実から宇宙誕生に迫る最新の宇宙論を紹介する話題の書籍『宇宙はいかに始まったのか ナノヘルツ重力波と宇宙誕生の物理学』。よく天文学の話題では「あの天体は太陽質量の10倍です」というような言われ方をします。でも、何光年も離れた星の質量をどうすれば測ることができるのでしょうか? 宇宙物理学者がその疑問を解説します。 【写真】謎の「ナノヘルツ重力波」の存在。衝撃の観測報告と「時空の歪み」の原因は? *本記事は、『宇宙はいかに始まったのか』(ブルーバックス)を再構成・再編集したものです。 天体の質量を測ることは大変難しいことです。とくに単独で存在する場合、その質量が周りの天体の運動に影響しないため、その質量がわからないことがほとんどです。 そこで、天文学で「あの天体の質量は、太陽質量の10倍です」というような場合、どのようにその

                      天体の質量は、どうやって測っている?「あの星は太陽質量の10倍です」と天文学者が言える理由(現代ビジネス) - Yahoo!ニュース
                    • ワープ航法は重力波を出す? 「アルクビエレ・ドライブ」の解析で判明(sorae 宇宙へのポータルサイト) - Yahoo!ニュース

                      アルクビエレ・ドライブが行われる3次元の時空を2次元平面に転写したもの。平面より上は膨張する時空、下は収縮する時空を表しています。アルクビエレ・ドライブのカギは、膨張・収縮する時空に “波乗り” することです。 広大な宇宙をテーマとするSF作品では、しばしばワープ航法が登場します。あえてその制約の下で描く作品を除き、物語の構築を阻害する要因となりかねない現実の宇宙の “制限速度” である光の速さを超えるためです。隣の惑星系へ行くのに最短でも数年かかるような状況では、1年以内に大マゼラン雲から地球に浄化装置を持ち帰ったり、銀河全体にまたがる共和国や帝国を維持したりすることはできないでしょう。 では、現実の宇宙において、ワープは不可能なのでしょうか? 光の速さを超えることができないという制約は、宇宙の時空そのものの性質と関連しており、時空の性質を記述している相対性理論に深刻な欠陥が見つからない

                        ワープ航法は重力波を出す? 「アルクビエレ・ドライブ」の解析で判明(sorae 宇宙へのポータルサイト) - Yahoo!ニュース
                      • 天体の質量は、どうやって測っている?「あの星は太陽質量の10倍です」と天文学者が言える理由(浅田 秀樹)

                        時空の歪みとして捉えられた謎の重力波の存在。世界に衝撃を与えたこの観測事実から宇宙誕生に迫る最新の宇宙論を紹介する話題の書籍『宇宙はいかに始まったのか ナノヘルツ重力波と宇宙誕生の物理学』。よく天文学の話題では「あの天体は太陽質量の10倍です」というような言われ方をします。でも、何光年も離れた星の質量をどうすれば測ることができるのでしょうか?宇宙物理学者がその疑問を解説します。 単独で存在する星の質量は測れない 天体の質量を測ることは大変難しいことです。とくに単独で存在する場合、その質量が周りの天体の運動に影響しないため、その質量がわからないことがほとんどです。 そこで、天文学で「あの天体の質量は、太陽質量の10倍です」というような場合、どのようにその星の質量を見積もっているのか、その方法を紹介します。 遠く離れた天体の質量を知るにはどうしたらいいのでしょうか。その問題の解決に、「連星パル

                          天体の質量は、どうやって測っている?「あの星は太陽質量の10倍です」と天文学者が言える理由(浅田 秀樹)
                        • 地震波には「縦波」と「横波」がありますが、重力波はどちらでしょうか?じつは、これが重力波観測の重要なカギなんです(現代ビジネス) - Yahoo!ニュース

                          時空の歪みとして捉えられた謎の重力波の存在。世界に衝撃を与えたこの観測事実から宇宙誕生に迫る最新の宇宙論を紹介する話題の書籍『宇宙はいかに始まったのか ナノヘルツ重力波と宇宙誕生の物理学』。 【写真】謎の「ナノヘルツ重力波」を検出!衝撃の観測報告と「時空の歪み」の正体は? この記事では観測された謎の重力波「ナノヘルツ重力波」の正体に迫るため、現代の物理学でも最大の謎の一つとされている「重力」について考察していきます。ここで問題です。地震波には「縦波」と「横波」がありますが、重力波はどちらでしょうか? じつは、これが重力波観測の重要なカギなのです。 *本記事は、『宇宙はいかに始まったのか』(ブルーバックス)を再構成・再編集したものです。 まずは「重力波の特性」から紹介します。 これまでの記事で紹介したように重力波は時空の歪みが振動し、その振動が伝わる現象です。 日本における生活では、地震はつ

                            地震波には「縦波」と「横波」がありますが、重力波はどちらでしょうか?じつは、これが重力波観測の重要なカギなんです(現代ビジネス) - Yahoo!ニュース
                          • 「万有引力」と「重力」の違いを子供に説明できますか?ちなみに「重力=万有引力」ではありません。(現代ビジネス) - Yahoo!ニュース

                            物理学でも最大の謎の一つとされているものが「重力」です。では、そもそも、重力とは何でしょうか。そこで、話題の書籍『宇宙はいかに始まったのか ナノヘルツ重力波と宇宙誕生の物理学』から、「重力」という言葉について解説します。 【写真】謎の「ナノヘルツ重力波」の存在。衝撃の観測報告と「時空の歪み」の正体は *本記事は、『宇宙はいかに始まったのか』(ブルーバックス)を再構成・再編集したものです。 「重力=万有引力」だと思っている人が多いのではないでしょうか。 重力とは、質量をもった物体を重さとして感じる力のことです。ただ、この説明だけではよくわからないですね。 そこで、この記事では重力がどのように発見されたのか、関係する天文現象を振り 返りながら見ていくことにしましょう。 17世紀の初頭、プラハ(チェコ共和国)の天文台でチコ・ブラーエの天体観測の助手をしていたヨハネス・ケプラーは惑星の運動に法則性

                              「万有引力」と「重力」の違いを子供に説明できますか?ちなみに「重力=万有引力」ではありません。(現代ビジネス) - Yahoo!ニュース
                            • 暗黒物質の謎に迫る、原始ブラックホールに予想外の「副産物」 - ライブドアニュース

                              者らは捉えどころのない不可視の物質「ダークマター」の直接観測を試みてきた/NASA/CXC/CfA/M.Markevitch et al.(CNN)界はおよそ50年にわたり、重要な問題に取り組んできた。空間で目に見える物質が足りないという問題だった。 米航空局(NASA)によると、恒星、惑星、の塵(ちり)、その間に存在する物体など、目に見える物質だけではの仕組みは解明できず、その5倍の物質がなければ観測結果の筋が通らない。者はこれをダークマター(暗黒物質)と呼ぶ。光の反応がなく、目には見えないというのがその理由だ。 1970年代、米者のベラ・ルービンとW・ケント・フォードは渦巻き銀河の周縁部を周回する恒星を観測して、ダークマターの存在を確認した。こうした恒星は非常に高速で動いているにもかかわらず、まとまりを失うことはない。目に見える物質や重力だけでは説明のつかない現象だった。膨大な量の見え

                                暗黒物質の謎に迫る、原始ブラックホールに予想外の「副産物」 - ライブドアニュース
                              • 非業の死を遂げた天文学者・シュバルツシルト。アインシュタインも称賛し、その理解をも超えた彼の見つけた「解」とは(浅田 秀樹)

                                物理学でも最大の謎の一つとされているものが「重力」です。この記事では、重力と天体にまつわる重要な科学史を、新刊『宇宙はいかに始まったのか ナノヘルツ重力波と宇宙誕生の物理学』から紹介します。 ブラックホールという星については多く読者が耳にしたことがあると思います。今回は、その存在がいかに物理学で予言されたのかを、その裏側にあった、非業の死を遂げた天文学者:カール・シュバルツシルトの功績とともに見ていくことにしましょう *本記事は、『宇宙はいかに始まったのか』(ブルーバックス)を再構成・再編集したものです。 「光で見えない天体」が存在する!? 18世紀、フランスの数学者ピエール・シモン・ラプラスとイギリスの天文学者ジョン・ミッチェルは、仮想的な星を考え、その星の表面でボールを真上に投げ上げる状況を考察しました。 そのボールを投げ上げるときの速さ(初速度とよびます)が小さければ、ボールは元に戻

                                  非業の死を遂げた天文学者・シュバルツシルト。アインシュタインも称賛し、その理解をも超えた彼の見つけた「解」とは(浅田 秀樹)
                                • 暗黒物質の謎に迫る、原始ブラックホールに予想外の「副産物」

                                  故スティーブン・ホーキング氏は、ビッグバン時に形成されたブラックホールに暗黒物質が隠れている可能性があるとの仮説を立てた/Bettmann Archive/Getty Images この理論についてMIT大学院生のエルバ・アロンソモンサルベ氏は、「10年ほど前までは多分、あまり真剣に受け止められていなかった」と解説する。「ブラックホールはかつて、とらえどころのない存在とみなされていて、20世紀初頭には、物理的存在ではなく単なる数学的な遊びと思われていた」 今ではブラックホールはほぼ全ての銀河の中心に存在することが分かっている。ブラックホールの衝突によってできたアインシュタインの重力波が2015年に発見されたことで、ブラックホールが至る所に存在することがはっきりした。 「実際のところ、宇宙はブラックホールで満ちあふれている。しかしダークマター粒子は、あると想定される全ての場所を探しても、発見

                                    暗黒物質の謎に迫る、原始ブラックホールに予想外の「副産物」
                                  • ノートPCやスマホを飾ろう。ギズ屋台オリジナルステッカー

                                    ノートPCやスマホを飾ろう。ギズ屋台オリジナルステッカー2024.06.11 19:30ギズ屋台 ヤマダユウス型 わかる人にはわかる、ニッチな科学ネタ。 ギズモードの名物編集部員、リチャードがデザインしたオリジナルTシャツ。そのデザインをコンパクトに落とし込んだ「ギズやたステッカー」が登場しました。3種類のデザインがあるので、それぞれ見ていきましょう。 シャコとBH(ブラックホール)からどうぞまずはTOP画像にもなっている「シャコステッカー」。シャコのパンチは生物界一とも言われるほど高速で、そのエネルギーは周囲の水が沸騰を超え光り始めるほど。崇めよ、シャコを。 お次は「シンギュラリティー(時空)ステッカーA(黒地×白文字)」。SFファンの基礎教養であるシュワルツシルト半径方程式と事象の地平線イラストを添えた、シンギュラリティみあふれるアイテムです。 3つ目は「シンギュラリティー(時空)ステ

                                      ノートPCやスマホを飾ろう。ギズ屋台オリジナルステッカー
                                    • なぜビッグバンの前に「インフレーション」が起きたと物理学者は考えるのか?ビッグバン理論では解決できない4つの問題(浅田 秀樹)

                                      時空の歪みとして捉えられた謎の重力波の存在。世界に衝撃を与えたこの観測事実から宇宙誕生に迫る最新の宇宙論を紹介する話題の書籍『宇宙はいかに始まったのか ナノヘルツ重力波と宇宙誕生の物理学』。 いよいよ話題は「宇宙のはじまりの姿」に迫っていきます!宇宙の始まりについては「ビッグバン理論」からそれ以前に起こったとされる「インフレーション宇宙モデル」が提唱されました。実は、ビッグバン理論にはいくつかの大きな問題が存在します。この記事では「ビッグバン理論」の問題点について見ていくことにします。

                                        なぜビッグバンの前に「インフレーション」が起きたと物理学者は考えるのか?ビッグバン理論では解決できない4つの問題(浅田 秀樹)
                                      • 『宇宙はいかに始まったのか ナノヘルツ重力波と宇宙誕生の物理学』(浅田 秀樹):ブルーバックス 製品詳細 講談社BOOK倶楽部

                                        謎の「ナノヘルツ重力波」は、宇宙誕生の痕跡なのか!? 2023年、世界に衝撃を与えた国際研究チーム「ナノグラブ」の報告。 それはある重力波の存在を捉えたというものでした。 発見された重力波は、ナノヘルツ(ナノ=10のマイナス9乗)、つまり数年もの非常に長い周期の超長波長の重力波でした。 この観測プロジェクトで使われた手法は「パルサー・タイミング法」というものです。 電波星ともいわれる「パルサー」から送られてくる電波を観測することで、宇宙の空間の歪みを検出するという手法が、この「パルサー・タイミング法」です。 では、このナノヘルツ(超長波長の)重力波はどこで生まれたのか? ・宇宙のはじまり、ビッグバンより前に起きたとされる「インフレーション」によって空間が引き延ばされたさいの痕跡「原始背景重力波」。 ・銀河の中心「活動銀河核」に存在する太陽質量の数万倍といわれる「超巨大なブラックホール」が合

                                          『宇宙はいかに始まったのか ナノヘルツ重力波と宇宙誕生の物理学』(浅田 秀樹):ブルーバックス 製品詳細 講談社BOOK倶楽部
                                        • 現存する望遠鏡だけで「ホーキング放射」をブラックホールから検出できる日が来るかもしれない

                                          原始ブラックホールの可能性にいち早く気付いただけでなく、ベストセラー『ホーキング、宇宙を語る(原題: A Brief History of Time)』を執筆するなどサイエンスコミュニケーターとしての才覚も発揮したスティーブン・ホーキング氏(1942~2018)。彼が提唱したアイディアのひとつに「ホーキング放射」があります。ホーキング放射は未だに観測されたことはありませんが、フランスのクロード・ベルナール・リヨン第1大学のGiacomo Cacciapaglia氏が率いる研究グループは、現存する望遠鏡を活用してホーキング放射を検出する方法を提案しています。 【▲ 原始ブラックホールのイメージ図(アニメーション画像)。スティーブン・ホーキング氏は原始ブラックホールからもホーキング放射が発生すると提唱した。(Credit: NASA’s Goddard Space Flight Center)

                                            現存する望遠鏡だけで「ホーキング放射」をブラックホールから検出できる日が来るかもしれない
                                          • 謎の電波を発していた天体「パルサー」。宇宙精密時計ともいわれるその星の正体「中性子星」とはどんな星なのか?(浅田 秀樹)

                                            時空の歪みとして捉えられた謎の重力波の存在。世界に衝撃を与えたこの観測事実から宇宙誕生に迫る最新の宇宙論を紹介する話題の書籍『宇宙はいかに始まったのか ナノヘルツ重力波と宇宙誕生の物理学』。この記事では観測された謎の重力波「ナノヘルツ重力波」の正体に迫るため、その観測手法のもととなった電波天文学について紹介します。以前の記事「偶然が生み出した天文学「電波天文学」 宇宙から届く謎の電波の正体は!」で紹介したように、ベル博士が偶然見つけた電波を発する天体「パルサー」がどうやって誕生するのか、ここで見ていきましょう。 パルサーの正体「中性子星」とはどんな星なのか 先に、パルサーの正体を紹介します。 パルサーは「中性子星」とよばれる星です。いきなり、中性子星といわれて驚いた方もいらっしゃると思います。この中性子星は、いま天文学でもっとも注目されている天体の一つです。そこで、中性子星の成り立ちについ

                                              謎の電波を発していた天体「パルサー」。宇宙精密時計ともいわれるその星の正体「中性子星」とはどんな星なのか?(浅田 秀樹)
                                            • 雨の日の天文学者 - どこでもサイエンス(286)

                                              宇宙の神秘を緻密な天体観測で解き明かす天文学者。天文台では、夜に観測を行い、昼は休むという生活も普通のようです。ところで夜、雨が降っちゃったらどうするんでしょうか。雨の日の天文学者について記述した本を見つけたので、今回は、そこから語ろうと思います。あ、私の体験もあるといえばあるんですが、もう昔のことだからなあ(遠い目)。 日本のほとんどの地域では梅雨入りの季節を迎えています。梅雨は、世界的には特殊な気候ってのは、以前、お話しましたが、まあ、ともかく青空が見えない。夜についても7月7日などは織姫と彦星は本州のほとんどの地域では出会えないということになっております。星が見えないので。 で、ふと思うのです。星が見えないということは、天文学者はどうするのか。暇なのでは? いやお勉強しているのかなとかいう話です。 まず、大前提として、ほとんどの大学などに所属する天文学者は、天体観測をするために、天文

                                                雨の日の天文学者 - どこでもサイエンス(286)
                                              • 日本科学未来館「量子コンピュータ」「宇宙と素粒子」がテーマの常設展示を予定 未来の可能性に満ちた壮大な研究開発の最前線 - ロボスタ ロボスタ - ロボット情報WEBマガジン

                                                日本科学未来館は、2025年4月に「量子コンピュータ」「宇宙と素粒子」に関する2つの常設展示を新たに公開する。共通するテーマは「知と技の最前線」。 容易にうかがい知ることができない「量子」や「宇宙」という未知の世界の探究に高度な技術開発で挑戦し、成果を未来へつなぐ科学技術研究の営みを紹介する展示となっており、未来への可能性に満ちた壮大な研究開発の最前線を、体験的な展示を通して楽しみながら理解していける内容となる予定。 新常設展示の概要 「量子コンピュータ」は、ブラックホールや光合成のメカニズムのように、これまで謎とされていた自然界の現象の解明や、膨大な時間を要する計算を可能にすると期待されている技術。新展示では、いま研究者が実現に向けて開発に挑んでいる量子コンピュータの仕組みを直感的に楽しく体験できる。現在広く使われているものとはまったく違う仕組みのコンピュータがもたらす私たちの未来を、展

                                                  日本科学未来館「量子コンピュータ」「宇宙と素粒子」がテーマの常設展示を予定 未来の可能性に満ちた壮大な研究開発の最前線 - ロボスタ ロボスタ - ロボット情報WEBマガジン
                                                • 2つの新展示を2025年春に公開 | 日本科学未来館 (Miraikan)

                                                  日本科学未来館 日本科学未来館は、2025年4月に「量子コンピュータ」「宇宙と素粒子」に関する2つの常設展示を新たに公開します。共通するテーマは「知と技の最前線」。容易にうかがい知ることができない「量子」や「宇宙」という未知の世界の探究に高度な技術開発で挑戦し、成果を未来へつなぐ科学技術研究の営みを紹介する展示です。未来への可能性に満ちた壮大な研究開発の最前線を、体験的な展示を通して楽しみながら理解していきます。 「量子コンピュータ」は、ブラックホールや光合成のメカニズムのように、これまで謎とされていた自然界の現象の解明や、膨大な時間を要する計算を可能にすると期待されている技術です。新展示では、いま研究者が実現に向けて開発に挑んでいる量子コンピュータの仕組みを直感的に楽しく体験できます。現在広く使われているものとはまったく違う仕組みのコンピュータがもたらす私たちの未来を、展示を通して想像し

                                                    2つの新展示を2025年春に公開 | 日本科学未来館 (Miraikan)
                                                  • 生成AIのハルシネーションが起きる理由/「ゲーミフィケーション」 とは何だったのか

                                                    世界最先端のテクノロジー情報をお届けするグローバルメディア「MITテクノロジーレビュー」から、ビジネスに役立つ注目のテック企業の最新動向、イノベーションにつながる最新の研究内容をピックアップして紹介します。 解説:生成AIのハルシネーションはなぜ起きるのか 大規模言語モデルが「ハルシネーション(幻覚)」を生成することはよく知られている。ただ、その仕組みから明らかのように、LLMの出力は本質的にはすべてハルシネーションであり、間違いが発覚したものがそう呼ばれているだけだ。 ≫ 続きはこちら 中国テック事情:話題の動画生成AI「Kling」を試してみた 中国のテック企業・快手(クアイショウ)が動画生成モデル「Kling」をリリースし、話題になっている。TikTokなどに投稿するショートクリップの制作方法を一変させるかもしれない。 ≫ 続きはこちら 世界を席巻した 「ゲーミフィケーション」 とは

                                                      生成AIのハルシネーションが起きる理由/「ゲーミフィケーション」 とは何だったのか
                                                    • KEKなど、複雑だった「原始重力波」の理論計算を簡易化することに成功

                                                      高エネルギー加速器研究機構(KEK)、京都大学(京大)、名古屋大学(名大)の3者は6月19日、宇宙が誕生し、ビッグバンに至る前に起きたとされる極めて急激な加速膨張期「インフレーション」の理論的な正しさを検証するために必要とされる、原始宇宙で作られた時空のさざ波である「原始重力波」の理論計算がこれまでは非常に複雑だったが、宇宙をモザイクアートのように捉え直す「分割宇宙アプローチ」の考え方を適用することで同重力波の計算を大幅に簡易化することに成功し、手計算でも同重力波の予言が可能となり、観測結果と比較できるようになったことを共同で発表した。 同成果は、KEKの浦川優子准教授(名大 素粒子宇宙起源研究所 特任准教授兼任)、京大 理学研究科の田中貴浩教授の共同研究チームによるもの。詳細は、米国物理学専門誌「Physical Review Letters」に掲載された。 分割宇宙アプローチのイメージ

                                                        KEKなど、複雑だった「原始重力波」の理論計算を簡易化することに成功
                                                      • ガジラ/-230.0(マイナス・トゥー・サーティ) - ガジラ/-230.0(マイナス・トゥー・サーティ)(藍染 迅(超時空伝説研究所改め)) - カクヨム

                                                        「巨大生物が東京湾から隅田川を遡上。永代橋付近で上陸しました!」 「あれは……『ガジラ』!」 ◆◆◆ 二〇二四年一月東日本を襲った巨大地震。福鳥原発を襲った津波は原子炉を暴走させ、炉心融解に至らせた。 原発周辺には大量の放射性物質が流出した。 その一部は「福鳥バナナ園」に流入し、園内に飼育されていたオオトカゲを突然変異させた。 こうして生まれた巨大怪獣が「ガジラ」だ。 政府は直ちに防衛隊を緊急出動させ、ガジラを攻撃させた。しかし近代兵器の数々はガジラの前に無力だった。 防衛隊の精鋭をあざ笑うかのように、ガジラは小見浜港から悠然と太平洋の海中に消えた。 「くそっ! いったい俺たちは何をやっているんだ!」 現場指揮に当たった陸上防衛隊橘一佐は、ヘルメットの下で歯を食いしばった。 ◆◆◆ 「ガジラは永代橋から日本橋方面に進行!」 「いかん! このままでは被害が広がるぞ!」 「長官、ガジラに通常兵

                                                          ガジラ/-230.0(マイナス・トゥー・サーティ) - ガジラ/-230.0(マイナス・トゥー・サーティ)(藍染 迅(超時空伝説研究所改め)) - カクヨム
                                                        • 「知の王者」物理学の栄光と黄昏……「コスパ時代」に科学が生き残る道はどこにある?(佐藤 文隆)

                                                          アインシュタイン、オッペンハイマー、湯川秀樹……20世紀、あまたの巨星たちに導かれ、栄光の時代を謳歌した物理学は、その「帝国」の版図を科学・経済・社会のあらゆるシーンに拡げました。自身第一線で活躍してきた佐藤文隆氏が、帝国の「黄昏」も囁かれる時代の転換期に、物理学の栄光の歴史とあるべき未来を、縦横無尽に語ります。 (以下は氏の最新刊『物理学の世紀』からの抜粋です。) 物理学の退場? しばらく前、アメリカ物理学会の会誌を見ていたら、ふとキップ・ソーンらしい写真が目に留まった。ソーンにしては珍しくパリッとした背広姿で、2人の紳士と一緒に写っている。 何の記事かと読んでみると、「キャルテック(カリフォルニア工科大学)では創立以来、学長を物理系分野の人物が占めてきたが、今回初めて生物学者が学長になった」という記事である。ソーンは学長選考委員会の委員長を務め、一緒に写っている人物の1人が学長になるノ

                                                            「知の王者」物理学の栄光と黄昏……「コスパ時代」に科学が生き残る道はどこにある?(佐藤 文隆)
                                                          • 『ザ☆ウル』21話「これがウルトラの星だ!! 第3部」 ~宇宙戦艦数千隻! 機械惑星の重力波攻撃! 超巨大怪獣! ウルトラ人を進化させたウルトラマインド争奪! - 假面特攻隊の一寸先は闇!読みにくいブログ(笑)

                                                            (ファミリー劇場『ザ★ウルトラマン』放映「全話評」連動連載!) 『ザ☆ウルトラマン』#19「これがウルトラの星だ!! 第1部」 ~怒涛の新展開! 精神生命体が寄生の3大怪獣! 敗死した超人の同族出現! 『ザ☆ウルトラマン』#20「これがウルトラの星だ!! 第2部」 ~古代ギリシャ風のウルトラ人が住むU40! その10億年史! 7大ウルトラ戦士も活躍! 『ザ・ウルトラマン』総論 ~総括・ザ☆ウルトラマンの時代 拙ブログ・トップページ(最新10記事) 拙ブログ・全記事見出し一覧 『ザ☆ウルトラマン』全話評 ~全記事見出し一覧 『ザ・ウルトラマン』第21話「これがウルトラの星だ!! 第3部」 ~宇宙戦艦数千隻! 機械惑星の重力波攻撃! 超巨大怪獣! ウルトラ人を進化させた超物質ウルトラマインド争奪 暗黒怪獣バゴン登場 (サブタイトル表記の他、凶悪星人バデル族・は虫怪獣ジャニュール三世登場。バデル

                                                              『ザ☆ウル』21話「これがウルトラの星だ!! 第3部」 ~宇宙戦艦数千隻! 機械惑星の重力波攻撃! 超巨大怪獣! ウルトラ人を進化させたウルトラマインド争奪! - 假面特攻隊の一寸先は闇!読みにくいブログ(笑)
                                                            • ガジラ/-230.0/-e(マイナス・トゥー・サーティ/マイナス・イー) - ガジラ/-230.0(マイナス・トゥー・サーティ)(藍染 迅(超時空伝説研究所改め)) - カクヨム

                                                              本稿のタイトル「/-e」とは、「マイナス・エディション」(=改稿前)の意味です。 小説執筆ツール「PC版Nola」の新機能「AI読者ネコのヨミスケ」にアドバイスを受け、改稿したものが「/-e」なしバージョンとなっています。 ※「ヨミスケ」については別稿のエッセイにて詳細を紹介しております。 🔗https://kakuyomu.jp/works/16817330653444146510 改稿個所は、ガジラが江戸にタイムスリップしたところから。(その他細かい箇所の誤りや表現などの修正も、ついでに入れていますが……💧) 果たしてヨミスケのアドバイスで作品は良くなったのか? 実際にみなさんの目でお確かめください。 ―――――――――― 「巨大生物が東京湾から隅田川を遡上。永代橋付近で上陸しました!」 「あれは……『ガジラ』!」 ◆◆◆ 2024年1月東日本を襲った巨大地震。福鳥原発を襲った津波

                                                                ガジラ/-230.0/-e(マイナス・トゥー・サーティ/マイナス・イー) - ガジラ/-230.0(マイナス・トゥー・サーティ)(藍染 迅(超時空伝説研究所改め)) - カクヨム
                                                              • アメリカが秘密裏に運用しているといわれる伝説の航空機は実在するのだろうか

                                                                軍事航空、ISR、 無人機、サイバー、宇宙、安全保障、最新技術....変化が激しい防衛産業、軍事航空、軍用機、防衛関連宇宙開発、情報収集手段としてのISR、電子戦等の最新技術動向を海外メディアからご紹介します。民間航空のニュースは「ターミナル1」をご覧ください。また、航空事故関連はT4へどうぞ。無断転載を禁じます。YouTubeでご利用の際はあらかじめご連絡ください。 さあ、またもや楽しい謎の機材のお話です。実在するのかしないのか、こうした噂が次々に出てくるのは闇予算が潤沢にある結果で、今後も一般予算では不可能なエキゾチックな技術を堂々と応用した機体がこっそりと生まれることから表の世界に新技術が登場するのでしょう。都知事選挙で予算を全部オープンにするなどと主張する候補者がいますが、安全保障の世界では考えられないことですね。同候補が堂々と落選することを祈っています。Sandboxx News

                                                                  アメリカが秘密裏に運用しているといわれる伝説の航空機は実在するのだろうか
                                                                • アインシュタインはなぜ相対性理論にたどり着いたのか?その思考の背景にはあった当時の科学界が解明できなかった謎(現代ビジネス) - Yahoo!ニュース

                                                                  宇宙空間の歪みとして捉えられた謎の重力波の存在。これは、ナノヘルツという非常に長い周期の重力波でした。世界に衝撃を与えたこの観測事実から最新の宇宙論を紹介する話題の書籍『宇宙はいかに始まったのか ナノヘルツ重力波と宇宙誕生の物理学』。この記事では現代の物理学でも最大の謎の一つとされている「重力」について、アインシュタインの思考をたどりながら考えていきます。 【写真】謎の「ナノヘルツ重力波」の存在。衝撃の観測報告と「時空の歪み」の原因は? *本記事は、『宇宙はいかに始まったのか』(ブルーバックス)を再構成・再編集したものです。 さて、ニュートンが発見した万有引力の法則ですが、それに異論を唱えたのがアルベルト・アインシュタインです。ここからは、アインシュタインが有名な「相対性理論」をどのようにして考え出したのかを見ながら、重力についてさらに考えてみます。 1905年、アインシュタインは「特殊相

                                                                    アインシュタインはなぜ相対性理論にたどり着いたのか?その思考の背景にはあった当時の科学界が解明できなかった謎(現代ビジネス) - Yahoo!ニュース
                                                                  • 東大にはなぜ女性が少ないのか。入学式で総長が問いかけた「構造的差別」とは【全文】

                                                                    人類はその長い歴史の中で、ものごとの観察を通して、知見を蓄積し共有する、学問の手法を進歩させてきました。たとえば、ニュートリノの存在は、1930年にはじめて理論として提唱され、1956年に原子炉から、1970年には太陽からのニュートリノが観測されます。1987年に、東京大学が中心となったカミオカンデグループが、16万光年先の超新星爆発によるニュートリノの観測に成功し、1998年には、それが質量を持つことを示す「ニュートリノ振動」が発見されました。そしていま、高感度化したスーパーカミオカンデのもとで、「ニュートリノ天文学」、さらには重力波や他の観測ともあわせて探求を進める「マルチメッセンジャー天文学」という学問分野が発展しています。極小の素粒子ニュートリノにより、無限大の宇宙の謎を解き明かすというアプローチは、スケールの大小の差異をこえて物理の世界がつながっていることを感じさせます。

                                                                      東大にはなぜ女性が少ないのか。入学式で総長が問いかけた「構造的差別」とは【全文】
                                                                    • 日本科学未来館の新たな常設展示が25年春に誕生。テーマは「量子コンピュータ」「宇宙と素粒子」(美術手帖) - Yahoo!ニュース

                                                                      「地球環境」「ロボット」「老い」といった新たな常設展示を昨年発表した日本科学未来館 。25年春には、加えてふたつの常設展示「量子コンピュータ」「宇宙と素粒子」がオープンとなる。 このふたつに共通するテーマは「知と技の最前線」だ。容易に知ることができない「量子」や「宇宙」という未知の世界の探究に高度な技術開発で挑戦し、成果を未来へつなぐ科学技術研究の営みを紹介。未来への可能性に満ちた壮大な研究開発の最前線を、体験的な展示を通して楽しみながら理解できるコンテンツになるという。 「量子コンピュータ」とは、ブラックホールや光合成のメカニズムのように、これまで謎とされていた自然界の現象の解明や、膨大な時間を要する計算を可能にすると期待されている技術だ。新展示では、いま研究者が実現に向けて開発に挑んでいる量子コンピュータの仕組みを、直感的に楽しく体験できるものとなる。そして、現在広く使われているものと

                                                                        日本科学未来館の新たな常設展示が25年春に誕生。テーマは「量子コンピュータ」「宇宙と素粒子」(美術手帖) - Yahoo!ニュース
                                                                      • 重力波の重要な性質「トランバース・トレースレス」を知ってますか?じつはこれが重力波を検出する手段です!(浅田 秀樹)

                                                                        時空の歪みとして捉えられた謎の重力波の存在。世界に衝撃を与えたこの観測事実から宇宙誕生に迫る最新の宇宙論を紹介する話題の書籍『宇宙はいかに始まったのか ナノヘルツ重力波と宇宙誕生の物理学』。以前の記事「重力波は縦波?それとも横波?」では、重力波が横波であることが観測に重要な手掛かりとなることを紹介しました。ただ、それだけでは重力波の観測には不足なようです。この記事では重力波観測に欠かせない重力波のもう一つの重要な性質を紹介します。 重力波の性質「トランスバース・トレースレス」 重力波は横波でした。ただ、それだけでは重力波を観測するためには完全ではありません。そこで重力波の持つもう一つの性質を紹介します。それが「トランスバース・トレースレス」とよばれるものです。聞いたことのない方が多いと思いますので、ていねいに見ていきたいと思います。 地球上に置かれた実験装置は、少なからず地面からの振動を受

                                                                          重力波の重要な性質「トランバース・トレースレス」を知ってますか?じつはこれが重力波を検出する手段です!(浅田 秀樹)
                                                                        • 物理学者を困惑させた「シュバルツシルト解」から生じる二つの奇妙なこと。「凍りついた星」では何が凍っているのか?(浅田 秀樹)

                                                                          物理学でも最大の謎の一つとされているものが「重力」です。そこで、重力と天体にまつわる重要な科学史を、新刊『宇宙はいかに始まったのか ナノヘルツ重力波と宇宙誕生の物理学』から紹介します。 以前の記事「非業の死を遂げた天文学者・シュバルツシルト。アインシュタインも称賛し、その理解をも超えた彼の求めた『解』とは」では、「シュバルツシルト解」とブラックホールの存在について見ましたが、今回は、「凍りついた星」というキーワードからその性質を見ていくことにしましょう 「凍りついた星」ではなにが凍っているのか 毎年夏になると猛暑のニュースが話題となります。でも、この宇宙には「凍りついた星」とよばれる星が存在します。 みなさんは凍りついた星と聞いて、どのような星を思い浮かべるでしょうか。氷に閉ざされた星を想像したかもしれません。ここで紹介する星は、氷の星「icy star」ではなく、凍りついた星「froze

                                                                            物理学者を困惑させた「シュバルツシルト解」から生じる二つの奇妙なこと。「凍りついた星」では何が凍っているのか?(浅田 秀樹)
                                                                          1