日本が世界に誇る漫画市場。その市場規模は国内だけでも2022年は6770億円と推定され、世界では21年に約109億1000万米ドル(約1兆6000億円)と推定されている。中でも集英社の『週刊少年ジャンプ』は好調で、出版不況の中でも約116万部の発行部数を維持している。 この『週刊少年ジャンプ』で、『DRAGONBALL(ドラゴンボール)』『Dr.スランプ(ドクタースランプ)』の作者・鳥山明さんの才能を発掘した伝説の編集者がいる。1996年から2001年にかけて『ジャンプ』で編集長を務め、集英社元専務、白泉社元会長の鳥嶋和彦さんだ。そんな鳥嶋さんが初めて本を出した。『Dr.マシリト 最強漫画術』(集英社)というタイトルで、半世紀近い漫画編集者のキャリアの集大成となる哲学に加え、漫画家志望者がキャリアを築くための具体的なメソッドが詰まっている。 本の出版を記念する形で、8月に東京ビッグサイトで