たまにはこんな荒れそうなテーマに挑戦してみましょう。 芸術の弱点(?)は、作品の良し悪しを点数などで明確に決められないところです。 私の絵とピカソの絵を比べたらピカソの圧勝に決まっていますが、それを万人が納得するように数値化することは出来ません。 写実性を評価基準にしたら、ワンチャン私が勝ってしまうかもしれない。 音楽も同様です。 音楽理論を勉強すれば良い曲が書けるようになりますが、では「良い曲の定義とは何か」「この曲は何点か」と聞かれたら、私は答えられない。 いや、答えられますが「それはお前の主観だろ」と言われたら反論できない。 高度な音楽理論に則った曲は、一流シェフの料理のようなもの。そうでない曲はジャンクフードです。 世の中にはジャンクフードのほうが好きな人もいます。 これが料理の話ならば「体に悪いからやめろ!」と言えるのですが、音楽の場合「理論に則っていない曲は体に悪い」という科学