決済関連サービスを手掛けるFinTech企業の米Stripeが日本市場攻略に本腰を入れる。2020年5月に東京に開発拠点を新設したと発表。新サービスを日本市場に投入するスピードを高めるとともに、「日本の強みを生かし、日本発の技術を世界で展開するための拠点を目指す」とストライプジャパン共同代表取締役のダニエル・ヘフェルナン氏は話す。 業態拡大に向け、トップ2人体制を採ることも発表した。Apple Japanで法人営業本部長を務めた荒濤(あらなみ)大介氏を同社共同代表取締役に迎え、同氏が主に営業・マーケティング、ヘフェルナン氏がプロダクト・開発を担当する。 ジェーシービー(JCB)との連携も強化。Stripeの顧客企業(加盟店)がJCBカードによる支払いに対応する際に必要な手続きを簡素化・自動化し、数週間を要していた手続きを数日で可能にした。支払いが加盟店に入金されるまでの期間も従来の1カ月か