声優という職業。 実は、俳優(役者)と同じくらい歴史があります。 ただし長いこと、残念ながら(また失礼ながら)俳優より一段下の立場に見られてきました。 それが今はなんと、顔を出す俳優を凌ぐほどの爆発的な人気を誇るまでになっています。 アニメ文化の異様とも言える盛り上がりと、深い関係がありそうです。 「商売道具」である声を生かし、洋画やアニメの吹き替えだけでなく、そのテーマソングのシンガーとしても活躍している声優が多数現れるようになりました。 彼らは、特徴ある声だけでなく、歌唱力・表現力も身に付けているのですね。 将来なりたい職業でも、最近は上位にランクインしています。 改めて考えてみると、「声だけで勝負すること」の奥行きは思った以上なのだと感じます。 声優云々でなくとも、テレビとラジオを単純比較すれば、イメージしやすいことかもしれません。 顔が見えない分、受け取る側のイマジネーションが広が