宮城県石巻市須江地区で着工されようとしているG-Bio石巻須江バイオマス発電所。出力102,750キロワットで、液体燃料を使うものとしては国内最大規模です。しかし、近くに小学校や保育所があり、大気汚染や燃料用タンクローリーなどの交通量増大の懸念から、地域住民は猛反対。地元自治体も事業への懸念を示しています。 事業者の燃料をめぐる説明は二転三転しています。2017年、パーム油を燃料としてFIT認定を取得、その後、住民には、モザンビーク産のマメ科植物からとれるポンガミア油を使う、パーム油は使わないと説明してきました。しかし、2023年、経済産業省の指導を受け、パーム油を使用するという前提で環境影響評価を修正し、説明会を実施しました。 概要 名称:G-Bio石巻須江バイオマス発電所 事業者:合同会社 G-Bio石巻須江[1] 事業地:宮城県石巻市須江地区 規模:出力102,750kW(液体燃料を