和音の安定感というのは何が要因となってそう感じるのか?さて、一般的なコードに対する知識はいったん置いておいて、ここでは特に、音を垂直に重ねた時の感覚について書いてみたい。 つまり、コード進行やら(ケーデンス、カデンツ)、機能的な和音のつながりの話ではなくて、単純に音程の異なる音を同時に積み重ねることを指します。 通常の和音とは基音となる音の低次倍音を同時に響かせたものである。和音についての定義というか、一般的な解釈でいうところの和音とは、基音となる音の低次倍音を同時に響かせたものであるという考え方があります。 感覚的にいうと、たとえば C ドミソ ですよね。これピアノでもギターでも 「ばーん」 って誰でも鳴らします。 おそらく(控えめに言っても)だれが聴いても、「決して不協和には聴こえない」 と思います。 んで、ここで 「何が起きているか?」 というと・・・ それぞれの音、ドミソ なんです