並び順

ブックマーク数

期間指定

  • から
  • まで

1 - 40 件 / 322件

新着順 人気順

Influenzaの検索結果1 - 40 件 / 322件

  • 喫緊の課題は未来 | Dr林のこころと脳の相談室

    1 いまは2021年7月である。 いま、喫緊の課題は未来である。 未来とは、新型コロナウィルスの国民へのワクチン接種が完了した後のことを指している。 2 私はこの文章を2021年7月4日の夜に書いている。 いま、日本でもワクチン接種が着々と進みつつある。ワクチン供給の遅れや不均衡など数々の問題はあるが、コロナ禍はここ100年間における未曾有のパンデミックなのだから、誰にも完璧な対策などできようはずがない。世界は、そして日本政府は、そして日本の人々は、最大限の努力をし、最善に近い対応を続けてきている。その一つが迅速なワクチン接種だ。日本のワクチン接種は世界に比べて遅れたものの、今年中のどこかの時点で完了するであろう(注1)。だがそれは真のコロナ対策の第一歩にすぎない。ワクチンは感染対策の万能の切り札には決してなり得ない。すでにずっと以前からワクチンがあるインフルエンザでも、毎年世界で数十万人

    • なぜ、国ごとに差が出たのか。そして第二波がどうなるか。

      現在、準備している文章の一部です。長いです。 以下に述べることは多分に仮説に基づいている個人的な見解です。 基本的にぼくは診療のプロで、予測のプロではないために、未来予測はしないことにしています。臨床屋がやるべきは「想定されるシナリオを全部想定して、そのすべてのシナリオに対する最適解を模索する」ことです。なので、予測の欲望には抑制的であるべきで、「未来はこうなる」とは言わないものです。 しかしながら、今回はその定石をあえて選択せず、ある程度未来予測めいたものについても言及します。すなわち、「第二波がどうなるか」です。なぜ、未来予測めいたものを述べるに至ったかは、本稿をお読みいただければご理解いただけると思います。 読者の皆さんを焦らすのはぼくの本意ではありませんから、先に結論を申し上げておきます。つまり、 「第二波は第一波より(いろいろな意味で)小さいものになる可能性が高い」 というもので

      • 昨年比「600分の1」の衝撃 日本のインフルエンザ「消滅状態」は続くのか(市川衛) - エキスパート - Yahoo!ニュース

        4日、厚生労働省は最新のインフルエンザの国内発生状況(11月23日~29日分)を発表しました。 昨年は同時期に、全国で27,393件の発生が報告されましたが、今年は46件でした。昨年比でおよそ600分の1という、いわば「消滅状態」とも感じられる数字です。 今年の冬は、新型コロナとインフルエンザが同時流行する、いわゆる「ツインデミック」が不安視されていました。要治療者・入院者が急増することで、病院機能がパニックになる、と指摘する声もありました。 インフルエンザの流行は、年によって前後しますが11月下旬から12月にかけて発生します。ここ10年で、1月以降に流行が発生したのは2015/2016シーズン(2016年第1週)しかありません。 去年と今年の、国内のインフルエンザ報告数(定点あたり)の推移をグラフにすると下記のようになります。 インフルエンザ定点あたり報告数2019年と2020年の比較(

          昨年比「600分の1」の衝撃 日本のインフルエンザ「消滅状態」は続くのか(市川衛) - エキスパート - Yahoo!ニュース
        • 【独自】政権に切り捨てられた「コロナ専門家」たちの悲惨な末路…なぜ尾身も西浦も感謝されなかったのか《コロナ専門家はなぜ消されたのか》(広野 真嗣) @gendai_biz

          1月17日に緊急出版される広野博嗣『奔流 コロナ「専門家」は、なぜ消されたのか』(講談社)が発売前から話題になっている。当事者である西浦博氏自身が、自身のXで「自分で言ったこととはいえ、この国に関するエピローグの締めくくりを読んでつらい気持ちになってしまいました」と語っている。 政権と世論に翻弄されながら危機と闘ったコロナ感染症「専門家」たちの悲劇とは何だったか? 弩級ノンフィクションの一部を紹介しよう。 英国の「その後」はなぜ日本と段違いなのか 西浦博が「完全にディフィーテッド(敗北)」と悔しそうに総括したこともあった。 それは政府に参画して分析を提供する専門家の層の厚みにおいて、疫学の先進国に彼我の差を見せつけられたことだ。22年2月に世界に先駆けてコロナの規制を全廃した英国は「その後」が優れていたという。 「緩和の後、英国は1年以上にわたってオックスフォード大学やケンブリッジ大学が国

            【独自】政権に切り捨てられた「コロナ専門家」たちの悲惨な末路…なぜ尾身も西浦も感謝されなかったのか《コロナ専門家はなぜ消されたのか》(広野 真嗣) @gendai_biz
          • オーストラリアでインフルエンザが急増 今シーズン日本国内でインフルエンザは流行するのか(忽那賢志) - エキスパート - Yahoo!ニュース

            新型コロナの流行以降、めっきり減ったインフルエンザですが、海外では流行の兆しが見られています。 「今年もどうせ流行らないだろう」とたかをくくらずに、しっかりと備えておきましょう。 2021-2022シーズンも国内ではインフルエンザは流行せず定点当たりのインフルエンザ報告数(厚生労働省発表資料より筆者作成) 新型コロナウイルス感染症の流行が始まった2019-2020シーズン以降、日本国内ではインフルエンザの報告数が激減しています。 推計で1000万人を超える感染者が毎年感染していたインフルエンザも、新型コロナウイルス感染症の流行が始まった2019-2020シーズンから減少し、2020-2021シーズン以降は感染者が極めて少ない状態で推移しています。 定点当たりのインフルエンザ報告数(厚生労働省発表資料より筆者作成) 2016年から横に並べてみると、劇的に減っていることがお分かりかと思います。

              オーストラリアでインフルエンザが急増 今シーズン日本国内でインフルエンザは流行するのか(忽那賢志) - エキスパート - Yahoo!ニュース
            • 14歳の少女が「新型コロナウイルス感染症の治療薬につながる可能性のある分子」を特定して賞金260万円を獲得

              1日の新規感染者数がイギリスで1万人、フランスで3万人を突破し、ヨーロッパで感染が再拡大している新型コロナウイルス感染症(COVID-19)について、14歳の女子中学生が「治療薬につながる可能性のある分子」を特定して学生科学コンテストに優勝。2万5000ドル(260万円)の賞金を獲得しました。 2020 Video Challenge entry | Young Scientist Lab https://www.youngscientistlab.com/index.php/entry/2397 3M Young Scientist Challenge winner is Anika Chebrolu, who won for a coronavirus discovery - CNN https://edition.cnn.com/2020/10/18/us/anika-chebrol

                14歳の少女が「新型コロナウイルス感染症の治療薬につながる可能性のある分子」を特定して賞金260万円を獲得
              • 結局「新型コロナウイルス感染症とインフルエンザ」を比べるとどっちがどれだけ危険なのか?

                新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が発見されてから1年が経過しようとしている2020年12月15日に、COVID-19と季節性インフルエンザを完全に条件をそろえた均一なデータで比較した研究結果が、イギリスの医学誌British Medical Journalに掲載されました。この論文により、COVID-19とインフルエンザの死亡リスクや症状の違いが改めて浮き彫りとなっています。 Comparative evaluation of clinical manifestations and risk of death in patients admitted to hospital with covid-19 and seasonal influenza: cohort study | The BMJ https://www.bmj.com/content/371/bmj.m4677

                  結局「新型コロナウイルス感染症とインフルエンザ」を比べるとどっちがどれだけ危険なのか?
                • 【希望?】この冬の南半球で、インフルエンザになる人がビックリするほど少なかったことが判明(市川衛) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                  オーストラリアや南アフリカなど南半球の国々で、この冬、インフルエンザの流行が記録的に低く抑えられたことがわかりました。 (日本とは季節が逆なので、だいたい6月~8月が冬期になります) オーストラリア政府は発表資料の中で、「新型コロナへの対策がインフルエンザの流行の防止に影響を与えた可能性がある」と指摘しています。 数ヶ月後に冬を迎える日本。新型コロナとインフルエンザが同時に流行る、いわゆる「ツインデミック」が心配されていますが、希望となるニュースかもしれません。何が起きたのか、少し詳しく紹介します。 「記録的」なインフルエンザの少なさまずはデータを見てみましょう。 南半球の主要な地域として、オセアニアから「オーストラリア」、アフリカ大陸から「南アフリカ」、南米大陸から「チリ」をそれぞれ代表として、インフルエンザの流行データを見てみます。 グラフは、WHO(世界保健機関)の「Influenz

                    【希望?】この冬の南半球で、インフルエンザになる人がビックリするほど少なかったことが判明(市川衛) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                  • 小児の新型コロナウイルス感染症 | 日本医師会 COVID-19有識者会議

                    注:この記事は、有識者個人の意見です。日本医師会または日本医師会COVID-19有識者会議の見解ではないことに留意ください COVID-19患者の中で小児が占める割合は少なく、また、その殆どは家族内感染である。 現時点では、学校や保育園におけるクラスターはないか、あるとしても極めて稀と考えられる。そして、小児では成人と比べて軽症で、死亡例も殆どない。乳児では発熱のみのこともある。10代では凍瘡様皮膚病変が足先にできることがある。他の病原体との混合感染も少なくない。 SARS-CoV-2は鼻咽頭よりも便中に長期間そして大量に排泄される。 リンパ球減少、D-dimer高値、CK-MB高値に注意が必要である。胸部CTでは、成人と同様に磨りガラス様陰影や胸膜下病変がよく認められるが、consolidation with surrounding halo signが小児の特徴の可能性がある。 殆どの

                      小児の新型コロナウイルス感染症 | 日本医師会 COVID-19有識者会議
                    • どんなウイルスで、どのように感染するのか? 新型コロナウイルスのそもそも論(峰宗太郎) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                      世界中で猛威を振るっている新型コロナウイルスについて、トランプ米政権が、中国湖北省武漢市内のウイルス研究所が発生源となった可能性について調査を始めています。研究所内でコロナウイルスがコウモリから人に感染して広まったなどとの報道もありますが、そもそも新型コロナウイルスとはどういったものなのでしょうか。 改めて基本的なことを見直しつつ、後半では感染力や感染ルート、致死率などいくつかのトピックについて、簡単にみてみたいと思います。 今回の新型コロナウイルスの名前について 流行している新型コロナウイルスの正式名称は severe acute respiratory syndrome coronavirus 2(SARS-CoV-2) というものです。そして、この SARS-CoV-2 によって引き起こされる「病気」のことを COVID-19 (コヴィッド ナインティーンと発音) といいます。 ●I

                        どんなウイルスで、どのように感染するのか? 新型コロナウイルスのそもそも論(峰宗太郎) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                      • 「早さ」と「徹底」が対策の鍵だった、スペインかぜの事例【感染症、歴史の教訓】(ナショナル ジオグラフィック日本版) - Yahoo!ニュース

                        新型コロナウイルス感染症は依然として収まる気配がなく、日本でも再び緊急事態宣言が発出された。感染力が高い変異なども報告され、今後何が起きるかは不透明だ。これまでの対応は成功しているのか、それとも失敗なのか。そして、その理由はどこにあるのかを評価するのはまだ難しいだろう。 ギャラリー:腸チフスのメアリーから不遇の天才医師まで【感染症、歴史の教訓】画像20点 とはいえ、参考になる事例はある。近代史上最悪のパンデミックとなったインフルエンザ、いわゆる「スペインかぜ」だ。その大流行は1918年から2年ほど続いた。およそ1年におよぶ新型コロナウイルスへの対応をあらためて考えるべく、米国の各地で講じられたスペインかぜの感染防止対策とその結末を振り返ってみたい。 流行が目前だったにもかかわらず… スペインかぜの症例が米国で最初に報告されたのは1918年3月、場所はカンザス州の陸軍基地だった。ここから第一

                          「早さ」と「徹底」が対策の鍵だった、スペインかぜの事例【感染症、歴史の教訓】(ナショナル ジオグラフィック日本版) - Yahoo!ニュース
                        • 新型コロナウイルスSARS-CoV-2のゲノム分子疫学調査2 (2020/7/16現在)

                          国立感染症研究所病原体ゲノム解析研究センター 原文PDF版のダウンロード 新型コロナウイルスSARS-CoV-2のゲノム上にランダムに発生する変異箇所の足跡をトレースすることにより、感染リンクの過去を遡り積極的疫学調査を支援している。この調査により、これまでの経過は以下の様に説明できると考えている。中国発から地域固有の感染クラスターが発生し、“中国、湖北省、武漢” をキーワードに蓋然性の高い感染者・濃厚接触者をいち早く探知して抑え込むことができた。しかしながら、3月中旬から全国各地で欧州系統の同時多発流入により“感染リンク不明” の孤発例が検出されはじめた。数週間のうちに全国各地へ拡散して地域固有のクラスターが国内を侵食し、3−4月の感染拡大へ繋がったと考えられる。現場対策の尽力により一旦は収束の兆しを見せたが、6月の経済再開を契機に “若者を中心にした軽症(もしくは無症候)患者” が密か

                          • ピケティ「最悪の事態を避けるには」(全文翻訳) | みすず書房

                            ピケティ「最悪の事態を避けるには」(全文翻訳) トマ・ピケティ『ル・モンド』ブログ 2020年4月14日 2020.04.21 この新型コロナウイルス危機は、自由な金融グローバル市場の終わりを加速させ、より公平で持続的な、新たなる成長モデルを生み出すのだろうか? そうなるのかもしれないが、保証はない。いまの段階で最も差し迫った課題は、まず目下の危機がどれくらい広がり得るのかを把握すること、そして最大規模の惨事、最悪の事態を避けるために実行可能な手をすべて打つことだ。 ここで疫学的モデルに基づいた予測を思い出して頂きたい。何も対策をしなかった場合、新型コロナウイルスの死者は世界全体で4000万人以上、フランスで40万人となる可能性があり、おおよそ全人口の0.6%にあたるという(世界の人口は70億人超、フランスの人口は7000万人弱)。これは1年間の死者全体にも相当する数だ(フランスで年間55

                              ピケティ「最悪の事態を避けるには」(全文翻訳) | みすず書房
                            • 米CDCのインフルエンザ流行状況のグラフが興味深い - NATROMのブログ

                              米CDC(アメリカ疾病予防管理センター)は季節性インフルエンザの流行状況のレポートを毎週更新している。定期的にウォッチしているがなかなか興味深い。 ■Weekly U.S. Influenza Surveillance Report | CDC インフルエンザの流行状況を正確に把握できる単一の指標はなく、さまざまな指標が公開されているが、今回はその一つである「全死亡者数に占めるインフルエンザおよび肺炎による死亡者数の割合」に注目しよう。たとえばある週の全死亡者数が6万人、インフルエンザによる死亡が1500人、肺炎による死亡が4500人だと、全死亡者数に占めるインフルエンザおよび肺炎による死亡者数の割合は、(1500+4500)/60000 = 10%になる。 死亡率(一定期間の間の人口当たりの死亡数)を計算するには総人口の情報が必要だが、死亡者数の割合だと死亡統計だけから算出できる。肺炎に

                                米CDCのインフルエンザ流行状況のグラフが興味深い - NATROMのブログ
                              • Transformerによる時系列データ予測のご紹介 - Platinum Data Blog by BrainPad ブレインパッド

                                本記事は、当社オウンドメディア「Doors」に移転しました。 約5秒後に自動的にリダイレクトします。 発展を続ける「自然言語処理」技術。その中でも幅広く使用される深層学習モデルTransformerは、自然言語処理以外の音楽生成や物体検出などの領域でも適用できます。本ブログでは、 Transformerを時系列データに適用する方法をご紹介します。 こんにちは、AIソリューションサービス部の井出と申します。 この記事では、特に自然言語処理分野で幅広く使用される深層学習モデルTransformerを時系列データへ適用する方法に関してご紹介します。 以前の記事では、Transformerの構造や特徴などについて、自然言語処理分野の機械翻訳を例としてご紹介しております。はじめに、こちらの記事をご一読していただくことで、より本記事でご紹介する内容に対する理解が深まるかと思います。 Transform

                                  Transformerによる時系列データ予測のご紹介 - Platinum Data Blog by BrainPad ブレインパッド
                                • 「3密」とは何だったのか - remcat: 研究資料集

                                  日本の新型コロナウイルス感染症 (COVID-19) 対策において重要な概念である「3密」あるいは「3つの密」について、政府文書、報道等でどのようにあつかわれてきたかの資料。適宜加筆します。 目次 前史 「よどんだ」環境 3月3日プレプリント 厚生労働省Q&A 2月29日 3月21日 3月26日 4月16日 「ミングる」 NHK報道 (3月3日) 「ミングる」使用例 専門家会議の「見解」 3月2日 3月9日 「3(つの)密」 首相官邸「3つの「密」を避けて外出しましょう」 (3月18日) 「3つの密」から「3密」あるいは「三密」へ 専門家会議の「状況分析・提言」 3月19日 4月1日 4月22日 政府による「基本的対処方針」の制定過程 3月28日「基本的対処方針」 4月1日 対策本部会議 4月7日 諮問委員会会議 4月7日 「基本的対処方針」改正 4月7日「新型コロナウイルス感染症緊急経済

                                    「3密」とは何だったのか - remcat: 研究資料集
                                  • インフルエンザ王朝の落日 ~ウイルス干渉や国際交流遮断で流行消える~|「医」の最前線

                                    時事メディカル 連載・コラム 「医」の最前線 「新型コロナ流行」の本質~歴史地理の視点で読み解く~ インフルエンザ王朝の落日 ~ウイルス干渉や国際交流遮断で流行消える~ 「医」の最前線 「新型コロナ流行」の本質~歴史地理の視点で読み解く~ インフルエンザ王朝の落日 ~ウイルス干渉や国際交流遮断で流行消える~ (濱田篤郎・東京医科大学病院渡航者医療センター教授)【第11回】 2021年2月になり、日本など北半球では冬の季節を迎えているにもかかわらず、インフルエンザの流行が起きていません。これは新型コロナの流行が影響しているためと考えられていますが、どのようなメカニズムでインフルエンザの流行が抑えられているのでしょうか。また、今後、インフルエンザの流行は再び起こるのでしょうか。今回は新型コロナとインフルエンザの関係について解説します。 ◇古代ギリシャでも流行していた インフルエンザという言葉は

                                      インフルエンザ王朝の落日 ~ウイルス干渉や国際交流遮断で流行消える~|「医」の最前線
                                    • 英国が新たな変異株の調査を開始 すでに日本など各国で確認 | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)

                                      イングランド公衆衛生庁(PHE)は先ごろ、複数の国で感染が確認されている新型コロナウイルスの新たな変異株「B.1.621」を「調査中の変異株(VUI)」に指定、変異による影響を明らかにするための調査を開始したと発表した。 世界保健機関(WHO)によると、「B.1.621」は今年1月、コロンビアで最初に確認された。英国内では7月21日までに少なくとも16人の感染が確認されており、このうち10人はロンドンで特定されたという。 感染者の大半には海外への渡航歴があり、今のところ国内で感染が広がったことや、この変異が重症化につながることを示す証拠は確認されていない。また、ワクチンの有効性への影響も出ていないと推測されている。 PHEによれば、インフルエンザと新型コロナウイルスのゲノム配列情報などが登録されているデータベースを運用するGISAID(Global initiative on sharin

                                        英国が新たな変異株の調査を開始 すでに日本など各国で確認 | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)
                                      • これだけ答えて:どうなれば自粛やマスク終わるの?

                                        ワクチン打っても「感染して無症状で周りに移す確率はゼロじゃないから」という理由で行動制限やめさせてくれない。 政府もみんなも「もう少し我慢」って言い方をよく使ってるけど、我慢しまくって感染者減ってもそれで経済復興させるために行動制限を緩和したら感染者増えるんだから一生我慢が終わらない。 ワクチンや集団免疫あっても日本ぐらい貿易経済も人口も大きい国はコロナ根絶(ゼロコロナ)は絶対に無理。 じゃーどうなれば自粛やマスク生活は終わるの?答えられる人いる? もしこの質問に答えられななら経済がどんどん死んでいくのを「今はしょうがない、今は我慢」と言い続けるのって頭おかしいってこと理解してる? ※ちなみに「じゃーいま緩和して医療崩壊してもいいのか」みたいな意見は論点違うからやめてね。どうすれば終わるのかだけ聞いてるから 追記コメントの一つに「インフルエンザの歴史でも勉強すれば?」と書いてあったのでスペ

                                          これだけ答えて:どうなれば自粛やマスク終わるの?
                                        • 「スペインかぜでは若くて健康な人が死ぬ確率が高かった」という神話は誤りであることが死者の骨格調査で判明

                                          「スペインかぜ」とは1918年から1920年にかけて大流行したインフルエンザの通称であり、世界人口の約27%に相当する5億人が感染し、死者数は5000万~1億人だと推定されています。そんなスペインかぜについては、一般的に病気に弱いとされる高齢者や虚弱な人と同じくらい「若くて健康な成人」の死亡率が高かったという説がささやかれていました。ところが、実際に当時の死者の骨格を調べた研究で、この説が間違いだったことが判明しました。 Frailty and survival in the 1918 influenza pandemic | PNAS https://www.pnas.org/doi/10.1073/pnas.2304545120 Skeletons from 1918 flu dispel myth that young, healthy adults were more vulner

                                            「スペインかぜでは若くて健康な人が死ぬ確率が高かった」という神話は誤りであることが死者の骨格調査で判明
                                          • 最終回 パンデミックとアメリカ音楽|アメリカ音楽の新しい地図|大和田 俊之|webちくま(1/3)

                                            トランプ後のアメリカ音楽はいかなる変貌を遂げるのか――。激変するアメリカ音楽の最新事情を追い、21世紀の文化=政治の新たな地図を描き出す! 2020年、COVID-19(coronavirus disease 2019)と名付けられた感染症が世界を席巻した。アメリカでは3月に入ってから症例数が急増し、多くの州で緊急事態宣言が発せられた。一日あたりの感染者数も4月中旬の3万人台を第一波のピークに6月には2万人前後にまで減少したものの、7月下旬に7万人近くまで増加すると秋口に微減したのちに11月以降さらに急増し、2021年1月には1日の感染者数が30万人に到達した。もちろん、検査数が一定ではないので感染者数のみを比較してもあまり意味はないが、新型コロナウィルス感染症によるアメリカ合衆国の死者は2021年2月7日の時点で46万人を超えており、このパンデミックの被害をもっとも大きく受けた国のひとつ

                                              最終回 パンデミックとアメリカ音楽|アメリカ音楽の新しい地図|大和田 俊之|webちくま(1/3)
                                            • 新型コロナウイルスSARS-CoV-2のゲノム分子疫学調査(2020年10月26日現在)

                                              新型コロナウイルス・ゲノム分子疫学解析によるクラスター対策 2019年末に中国・武漢で初めて確認された新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)は、2020年1月に国内で初めて感染者が確認された。その後、現在まで地域的な感染クラスター(集団)とその集合体である複数回の感染ピークを生じている。自治体では積極的疫学調査を実施し、クラスターの発生源の特定と濃厚接触者の追跡によって感染拡大を封じ込める対策を行ってきた。この活動を支援すべく、我々は、SARS-CoV-2(一本鎖プラス鎖RNAウイルス、全長29.9 kb)のゲノム配列を確定し、感染クラスターに特有な遺伝子情報およびクラスター間の共通性を解析している。これまでに2回にわたってゲノム情報が示す国内伝播の状況を概説してきた(2020年4月27日1)、2020年8月6日2))。また、日本国内3,4)、ダイヤモンド・プリセンス号の乗員乗客5)、

                                              • mRNA万能インフルエンザワクチンの臨床試験がスタート、実用化すれば毎年の予防接種をしなくてよくなるかも

                                                アメリカ国立衛生研究所(NIH)の一機関である国立アレルギー感染症研究所(NIAID)の研究者が開発したインフルエンザウイルスのmRNAワクチン「H1ssF-3928 mRNA-LNP」の、第1相臨床試験の被験者登録がスタートしました。 Clinical trial of mRNA universal influenza vaccine candidate begins | National Institutes of Health (NIH) https://www.nih.gov/news-events/news-releases/clinical-trial-mrna-universal-influenza-vaccine-candidate-begins 季節性インフルエンザは日本だけではなくアメリカでも毎年定期的に流行しており、アメリカ疾病予防管理センターによると、2010年から

                                                  mRNA万能インフルエンザワクチンの臨床試験がスタート、実用化すれば毎年の予防接種をしなくてよくなるかも
                                                • 新型コロナ感染症:ウイルスはどれくらい長く物質上にいるのか〜残存率低下の条件とは(石田雅彦) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                                                  (提供:Alissa Eckert, MS; Dan Higgins, MAM/CDC/ロイター/アフロ) 新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)感染症(COVID-19、以下、新型コロナ感染症)の感染拡大が止まらない。このウイルス、いったいどれくらいの時間、環境中に残存し続けるのだろうか(ウイルスは「半生物」なので生存ではなく残存を使った。また、この記事の内容は2020/04/12までの情報に基づいています)。 接触感染からの経路とは 厚生労働省のホームページによれば、新型コロナウイルスの感染の経路は、大きく飛沫感染と接触感染が考えられるとしている。 飛沫感染は、感染者の飛沫(くしゃみ、咳、唾液など)と一緒にウイルスが放出され、それを感染者以外の人が口や鼻から吸い込むことで感染する。これが、感染者との接触を防ぐために可能な限り外出を控え、いわゆる「3密」を避けることが感染予防のために

                                                    新型コロナ感染症:ウイルスはどれくらい長く物質上にいるのか〜残存率低下の条件とは(石田雅彦) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                                                  • 知っておこう!PCR・抗体検査・抗原検査それぞれの違いと特徴 - 赤の女王とお茶を

                                                    さて、covid-19(新型コロナウイルス感染症)に対するPCR検査を無意味にdisった一部界隈中心に、なぜか抗体検査を妙に持ち上げる動きがみられるようです。 しかし、抗体検査はPCRとはまったく性質が異なる検査で、追加で行うならともかく、PCRの代わりになるようなものではありません。 ここではそれに抗原検査も加え、各検査の特徴について簡単に説明しましょう。 PCR検査 これは今や詳細は必要ないでしょうが、ポリメラーゼ連鎖反応(polymerase chain reaction)の略称で、極めて微小な量のDNA断片を100万倍にも増幅して検出する技術です。RNAウイルスの場合は、RNAをDNAに逆転写して鋳型とします。コロナウイルスもRNAウイルスなのでこちらですね。 http://www.takara-bio.co.jp/kensa/pdfs/book_1.pdf PCRでみているのはウ

                                                      知っておこう!PCR・抗体検査・抗原検査それぞれの違いと特徴 - 赤の女王とお茶を
                                                    • 1918年の「スペイン風邪」はどう「収束」したのか:新型コロナの波と比較する(石田雅彦) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                                                      ようやく収束の兆しがみえてきた新型コロナだが、第6波の到来を危惧する声も大きい。感染症のパンデミックは流行と収束を周期的に繰り返すが、100年以上前に世界中で感染爆発を起こした「スペイン風邪」はどう収束したのだろうか。 3つの波が世界を襲った 過去数十年間にヒトが経験したことがないHA型またはNA亜型のインフルエンザ・ウイルスがヒトの間で伝播して流行したとき、これを新型インフルエンザ・ウイルスと呼ぶとされる。 直近では2017〜2018年の冬のシーズンの新型インフルエンザが流行し、米国では約8万人が亡くなった。このインフルエンザはH3N2型だったが、過去にはいろいろなタイプのウイルスがパンデミックを起こしてきた。1957〜1958年のアジア・インフルエンザはA/H2N2亜型、1968〜1969年の香港インフルエンザはA/H3N2亜型となっている。 1918〜1919年にかけて世界中で猛威を

                                                        1918年の「スペイン風邪」はどう「収束」したのか:新型コロナの波と比較する(石田雅彦) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                                                      • The Coronavirus in America: The Year Ahead (Published 2020)

                                                        michael barbaroFrom The New York Times, I’m Michael Barbaro. This is “The Daily.” Today: As President Trump urges states to begin reopening their economies, a debate begins over when and how to end the lockdowns. Science reporter Donald G. McNeil Jr. on what that might look like. It’s Monday, April 20. So Donald, we have come to you at just about every turn in this pandemic to understand what’s ne

                                                          The Coronavirus in America: The Year Ahead (Published 2020)
                                                        • オーストラリアで狂犬病ワクチンは「禁止」されているか、不確か祭り - ネットロアをめぐる冒険

                                                          愛知県で狂犬病の発症者が出たニュース*1に合わせて、こんな情報を見ました。 ・オーストラリアでは狂犬病のワクチン接種が禁止されている。 ・理由は、狂犬病が入ってきたらすぐに感染がわかるようにするため。 ・発症した犬がいたら地域の犬は処分される*2。 結論だけ書くと、上記の情報は「おおむね正しそうだけど真偽不明もある」なんですが、今日は、こういう話のときにどうやって私が調べているか、という「検証指南」みたいな感じで記事を書いてみようかと思います。とてつもなく長くなったので、そんなの興味ないよという人は、いつも通り「まとめ」だけ読んでください。 【目次】 ①日本語で検索しよう ・単純なキーワード検索 ・初出を調べる ・バイアスをとる ②英語で検索しよう ・Wikipediaを活用する ・検索の候補を活用する ③公的機関を検索する ④検索範囲を絞っていく ・サイト内検索を行う ・重要そうなキーワ

                                                            オーストラリアで狂犬病ワクチンは「禁止」されているか、不確か祭り - ネットロアをめぐる冒険
                                                          • 鳥インフルエンザ ヒトへの感染は起こるのか?(忽那賢志) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                                                            日本国内の養鶏場の鶏からH5型の鳥インフルエンザウイルスが検出される事例が相次いでいます。 家禽での広がりも公衆衛生上大きな問題ですが、ヒトへの感染は起こり得るのでしょうか? インフルエンザの種類と宿主の関係堀本泰介.インフルエンザ 2019; 20: 88 インフルエンザウイルスには、A、B、C、Dの4つの型があります。この中でB型とC型のインフルエンザウイルスは、一部に例外はあるものの基本的にヒトにのみ感染を起こします(D型についてはまだ分かっていないことが多いです)。 A型はウイルス表面上のヘマグルチニン(赤血球凝集素 HA:haemagglutinin)とノイラミニダーゼ(NA:neuraminidase)の違い、その組み合わせによってH7N9, H5N1など複数の亜型に分類されています。現在ヒトで流行しているのはH1N1、H3N2です。B型、C型、D型には亜型はありません。 動物

                                                              鳥インフルエンザ ヒトへの感染は起こるのか?(忽那賢志) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                                                            • 新型コロナ:やはり「タバコ」がヤバかった(石田雅彦) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                                                              新型コロナウイルス感染症(以下、新型コロナ)の感染や重症化のリスクを上げないためには、バランスのいい食事と良質の睡眠を含んだ休養をとったり、適度な運動をしてストレスをためない生活をおくることが重要だ。生活習慣でいえば、喫煙や過度の飲酒も免疫機能を下げ、感染リスクを上げる要因になる。最新の研究から喫煙と新型コロナの関係について考えてみよう(この記事は2020年12月4日時点の情報にもとづいて書いています)。 喫煙者が重症化するのは確か 喫煙と新型コロナの間の感染リスクや重症化との関係は、この感染症が世界的に広がり始めた頃から指摘されてきた(※1)。 WHO(世界保健機関)は6月30日に新型コロナと喫煙に関した複数の研究論文を吟味した結果を報告している(※2)。WHOはこの報告で、喫煙は新型コロナの入院患者が重症化したり死亡したりすることに関連が示唆されると指摘している。 一方、この報告でWH

                                                                新型コロナ:やはり「タバコ」がヤバかった(石田雅彦) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                                                              • 特別コラム「パンデミックは収束すれば「終わり」ではない:長期的な影響にどう備えるか」

                                                                2020年4月7日の、安倍首相による緊急事態宣言の発令により、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)パンデミックへの対応は、新たなステージに入った。わが国の感染症対策が、結果としてどのような結末をもたらすのか、疫学等の専門知識を持たない筆者には、到底、推測する術がないが、社会科学を学ぶ者として、1つの注意喚起を書き記してみたい。 現在の議論は、いかにして感染拡大を抑え込むか、という点に集中している。わが国は、まさに爆発的感染拡大の崖っぷちにあるのだから、これは当然だが、最大限の余力をもって、感染拡大収束後の事態も想定した議論も底流でなされなければならない、というのが本稿の趣旨である。 1918年パンデミック 今回のパンデミックを契機に言及されることも多かったが、1918年の春に北米と欧州で第一波の感染流行が発生したインフルエンザは、その後、1918年の秋に毒性を強めて全世界で致命的な

                                                                  特別コラム「パンデミックは収束すれば「終わり」ではない:長期的な影響にどう備えるか」
                                                                • Transformerとは?AI自然言語学習の技術を解説 - クリスタルメソッド株式会社|バーチャルヒューマンが業務をサポート!

                                                                  皆さん、「AI」や「深層学習モデル」という単語を耳にすることが最近増えてきたのではないかと思います。 しかし、その仕組みについて知りたいと感じても、「私には難しそう…」と敬遠してしまっている方も多いのではないでしょうか? 本記事ではAIの最新技術「Transformer」について、数式を用いず分かりやすく説明し、その応用についても紹介します! 本記事で概要を掴んでいただき、さらに詳しく知りたい方にはぜひ原論文をお読みいただければと思います! Transformerとは Transformerとは、2017年に発表された”Attention Is All You Need”という自然言語処理に関する論文の中で初めて登場した深層学習モデルです。それまで主流だったCNN、RNNを用いたエンコーダ・デコーダモデルとは違い、エンコーダとデコーダをAttentionというモデルのみで結んだネットワーク

                                                                    Transformerとは?AI自然言語学習の技術を解説 - クリスタルメソッド株式会社|バーチャルヒューマンが業務をサポート!
                                                                  • Long Overlooked, Kati Kariko Helped Shield the World From the Coronavirus (Published 2021)

                                                                    She grew up in Hungary, daughter of a butcher. She decided she wanted to be a scientist, although she had never met one. She moved to the United States in her 20s, but for decades never found a permanent position, instead clinging to the fringes of academia. Now Katalin Kariko, 66, known to colleagues as Kati, has emerged as one of the heroes of Covid-19 vaccine development. Her work, with her clo

                                                                      Long Overlooked, Kati Kariko Helped Shield the World From the Coronavirus (Published 2021)
                                                                    • 岡田正彦|新型コロナのエビデンス

                                                                      令和6年9月9日 連絡先: 携帯 090-8257-9756 メール masahiko602@gmail.com LINE masahiko_okada 全体が4つのページに分割されています。各ページの 最後にある「以前のページへ」という文字をクリックすると、 更新日をさかのぼって閲覧することができます。 先週1週間の総アクセス回数: 5,370 テレビでは語られない世界の最新情報を独自に分析 正しい情報を偏りなく このページの最後に表示してある 目 次 から、以前の記事を閲覧する ことができます(青文字をクリック) 「ワクチンの真実とやさしい解説」はこちらの動画でどうぞ! スマホで閲覧する場合→ (この動画は2021年2月19日に投稿したものですが、2022年7月、 突然、削除されてしまいました。その動画をそのまま米国の動画 サイトに再投稿したものが本編です。情報が何もなかった時期に 作

                                                                      • エアロゾル再考

                                                                        東京大学医学部附属病院感染症内科、筑波大学附属病院病院総合内科 伊東 完 東京大学医学部附属病院感染症内科 岡本 耕 はじめに 2020年初頭に始まった新型コロナウイルス感染症の流行は、人々が国境を簡単に移動し、世界中が経済的・社会的・文化的に密接につながった21世紀の世界に大きな変化をもたらしている。新型コロナウイルスは主に飛沫感染によって伝播すると考えられているが、感染者とともに長時間換気の悪い空間にいるなどの限定的な状況では空気感染が起こりうる可能性が指摘されている[1]。 関連して、普段世間の話題に上ることのない「エアロゾル」や「空気感染」といった言葉がメディアに登場する機会も増えており、感染症専門家でなくても医師やその他の医療関係者であれば、同僚や一般の方からエアロゾルや空気感染について質問されることが多くなっているのではないだろうか。 本稿では、新型コロナウイルス感染症について

                                                                          エアロゾル再考
                                                                        • 新しい三つ巴生活 &犬の鼻も借りたい ‐コロナとともに①- - ベルギーの密かな愉しみ

                                                                          コロナがくれたもの… そろりそろりの新しい生活様式。ただ、人々のなかに危機意識は定着しているようで、すれ違う人の身のこなし方を見てもコロナ前とはまるで違っている。ちょっと頭を下げたり手ぶりで伝えたりそれが奥ゆかしいと感じることもあり、アルコール消毒や間隔をあける、時間をずらすなどは指示を待たずとも慣れたものである。 コロナを通して思いがけず手に入れたもの、それはスペースと静けさだった。特に東京のように密集と喧騒が日常のところではなんと贅沢なものであることか。コロナの前には想像もできなかったことだ。こんな生活もいいな。 地下鉄車両の注意書きには、換気のため窓を開けていること、マスク着用は必須のこと、会話は控えめになどと記されている。乗客は間隔を空けて座っている。 ところが! 閉まっている店舗は依然として多い。銀座和光の正面ディスプレイは和光の歴史を高らかに謳っているが‥ 休業。なので広い歩道

                                                                            新しい三つ巴生活 &犬の鼻も借りたい ‐コロナとともに①- - ベルギーの密かな愉しみ
                                                                          • 回復後も長期間ロングCOVIDと同様に死亡や健康被害のリスクが高まる「ロングインフルエンザ」の存在が明らかに

                                                                            新型コロナウイルス感染症(COVID-19)では主症状の回復後も疲労感や息切れ、認知機能の低下といった症状が数カ月以上続く「ロングCOVID」という後遺症に苦しむ事例が多数報告されています。新たな研究では、インフルエンザでも回復してから長期間にわたり死亡・再入院・健康問題のリスクが高まる「ロングインフルエンザ」が存在することが明らかになりました。 Long-term outcomes following hospital admission for COVID-19 versus seasonal influenza: a cohort study - The Lancet Infectious Diseases https://www.thelancet.com/journals/laninf/article/PIIS1473-3099(23)00684-9/fulltext 'Long

                                                                              回復後も長期間ロングCOVIDと同様に死亡や健康被害のリスクが高まる「ロングインフルエンザ」の存在が明らかに
                                                                            • 磯田道史著 『感染症の日本史』 江戸時代の人々の知恵に感動し、そして感染症の真の恐ろしさを知る - 時の化石

                                                                              どーも、ShinShaです。 今回のブログでは磯田道史著『感染症の日本史』をご紹介します。江戸時代の人々は「給付金」も「出社制限」も「ソーシャル・ディスタンス」も考案していた。 新型コロナウイルスの感染被害がある、今だからこそ、歴史を見つめ直す意義があると思います。昔の日本人の知恵はすばらしいです。しかし、感染症の歴史というのは、読めば読むほど、すさまじいなぁ。 本書を読むきっかけ 著者プロフィール 本書の紹介 感染症の歴史 日本で発生した恐るべき感染症 すでに行われていた給付金、医療支援 本書の感想 世界で拡大する新型コロナウィルス の被害 あとがき 本書を読むきっかけ いつものように、本屋さんにふらふらと出かけました。そこで、新書のコーナをみていると、この本が目にとまりました。これは、少し前に読んだ『龍馬史』を書いた古文書オタクの教授の本ではないか。これは読まなければならないと思ったの

                                                                                磯田道史著 『感染症の日本史』 江戸時代の人々の知恵に感動し、そして感染症の真の恐ろしさを知る - 時の化石
                                                                              • Blog - Emerald Hills Medical Centre

                                                                                Nowadays, we see many changes in humans' lifestyles, as well as the environment, which cause human immunity to weaken. As a result, we need vaccines to prevent ourselves and our families from contracting those diseases. In day-to-day life, we hear many names associated with vaccines against different diseases. The best preventive approach to health problems is vaccination, and it is recommended fo

                                                                                  Blog - Emerald Hills Medical Centre
                                                                                • 新型コロナ=交通事故禍論 | MONOLOGUE

                                                                                  2023年は2022年より減少しているが、減少トレンドというわけではなく、2024年は再び2022年なみのペースで死者が増えている)。いくら致死率が落ちたところで、感染者数が桁違いに多いから、被害者の絶対数は多くなる。社会的インパクトを決めるのは致死率ではなく、致死率×感染力だ。 そして、この感染者数の多さが、また別の問題を生んでいる。Long COVIDである。医学界ではPost Acute COVID-19 Syndrome (PACS. 新型コロナ感染後症候群) という言い方もされる。急性期を過ぎてもすっきりと治りきらない状態だ。 症状として多いのが倦怠感、息切れ、頭痛や気分症状などである。「疲れやすい」という声もよく聞くし、頭に霧がかかったように思考力・判断力が鈍り、記憶力も落ちる「ブレインフォグ」と言われる症状も多い。新型コロナウイルスは脳にも感染するし、脳で炎症を起こすし、毛細

                                                                                    新型コロナ=交通事故禍論 | MONOLOGUE