今年1月に国内出張で広島県にお邪魔しました。冷たい雨が降る早朝に羽田空港へと向かい、搭乗したのが6時台に出発するJAL253便でした。最近の空港は外観も凝った建物を多く目にするようになりましたが、自分が幼少期の頃の空港と言えば四角いコンクリートビルで、建物最上部に載っけられた「XX空港」という表示で何処の空港かを見分けていた記憶があります。この日に機内から見えた風景がその様な感じでした。 日本航空が主に使用している第1ターミナルから、多摩川の河口に作られたD滑走路まで雨に打たれながら耐えるようにして移動。空は既に日が落ちた方のように暗く、滑走路に灯りが点っている中での離陸でした。上空から眺める地上の景色を最大の楽しみとしている自分にとっては残念な空模様で、黒い雲が上空を覆っていました。 羽田空港から離陸して旋回する前に雨雲に突入して地上が見えなくなり、ガタガタと小刻みに機体が揺らされながら