ネットや新聞などで、 「利用量が変わっていないのに、電気代が○倍(5倍など)になった」 という電気利用者の声が取り上げられています。 この急騰、海外の電力自由化を多少なりとも知っていた身からすると、「当然、あり得た(予想できた)」ことでした。 これらの事象は、主に「新電力」と呼ばれる、電力自由化によって近年誕生した電力会社と契約していた利用者に発生しています。 そして、今回の料金急騰のせいで、新電力の「契約者が減少」や「経営が悪化」したりしていると報じられています。 しかし、もし、今回の件が原因で電力自由化が悪者にされたり、新電力の倒産・撤退が相次ぐような事になったりするならば、それは非常に残念な事であるように思います。 なぜならば、「新電力を利用する」という事と、「電気代が急騰するリスクを抱える」という事はイコールではないからです。 また、新電力には、料金面以外での存在意義もあるからです