Raspberry Pi Advent Calendar 2019の21日目です。 なんとなく機械学習を触ってみたい方、 画像処理に機械学習を取り入れてみたい方、 ラズパイ4を買ってみたけど特にすることがない方向けに記事を書きます。 画像処理に初めて機械学習を使った時に「dlib」というライブラリを使ったのですが、 これが中身を理解しなくても使いやすかったのでご紹介させていただきます。 概要 ラズパイにwebカメラをつなげ、取得した画像データから任意の物体の位置を検出します。 物体の位置は物体の形状(エッジ)を学習することで検出します。 形状認識で用いられる特徴量にはHOG・SIFT・SURFなどがあるのですが、 dlibではHOG特徴量を用いています。 特徴 HOG(Histograms of Oriented Gradients)…輪郭がはっきりと映っている画像に有効 SIFT…ぼやけ