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ノーベル賞
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Bluetooth Low Energy (BLE) はみなさん便利に使っていますよね。 Raspberry Piや電子工作でBLEを扱おうと思うと、独特の用語?がたくさん出てきたりして、見よう見まねでDIYすると思います。 せっかくなので、この機会にBLEの標準的なフォーマットであるGATTについて、仕組みを知っておきましょう。 GATTとは? GATT (Generic Attribute Profile) はBLE機器が持つデータ構造とその操作方法を定義したものです。 BLE機器はGATTベースのプロファイルを持っていることが多いです(Bluetoothイヤホンなどは別です)。 GATTの仕組みを理解していれば、統一的な方法でBLE機器へアクセスできますので、DIYがはかどりますね。 例えば体温計、心拍数計などはBluetooth SIGという標準化団体がGATTベースのプロファイル
前回の記事でRaspberry Piの内蔵WiFiのアクセスポイント機能とクライアント機能を同時に動かしました。 www.mikan-tech.net そこでは家のWiFiとRaspberry PiのWiFiアクセスポイントはそれぞれ独立していて、それぞれの間では通信できませんでした。 Raspberry Piだけは両方のネットワークに属しているので、どちらとも通信できます。 しかし、Raspberry Piのアクセスポイントにつないだスマホから家のネットワークやインターネットにアクセスできません。 「家のWiFiは家族以外アクセスされたくないがRaspberry Piは不特定多数にアクセスさせたい」場合など セキュリティ的に独立していた方が良い場合はこれでOKです。 一方で、2つのネットワークがお互いつながっていた方がいい場合もあります。 例えばどうせ自分しか使わないからインターネットに
前回の記事で、Raspberry PiをWiFiアクセスポイント化してスタンドアロン運用ができるようにしました。 www.mikan-tech.net 実はRaspberry PiはWiFiネットワークに接続しながら自分自身がWiFiアクセスポイントになることができます。 外付けUSB-WiFiなどを用意せず、Raspberry Piの機能だけでできるので便利です😆 この方法で設定してWiFiクライアント機能を使わずスタンドアロン運用もできます。 前回の記事よりわずかに手間が増えますが大差ないので、両対応できるこの記事の方法でセットアップするのも良いでしょう。 今回はWiFiアクセスポイントとクライアントを別ネットワークとしてセットアップします。 Raspberry PiをおうちのWiFiにつなげてRaspberry Piのアクセスポイント機能を有効したとします。 スマホからは家のWiF
少し前の記事でRaspberry Piが手に入らないという話をしましたが、 Raspberry Piの代わりになるかもしれない?Linuxマシンを試してみました。 中国の南の方にある広州市のFriendlyElecという会社の、Nano Pi NEOというものです。 www.friendlyelec.com SoCにAllwinner H3を搭載し、RAMが256MBと512MBが選べます。私は512MBモデルを買ってみました。 1台18米ドルとリーズナブルな値段になっています。256MBモデルはさらに安く16米ドルです。 WiFiもHDMIもないですが、安くてLinuxが動くので簡単なサーバー用途や電子工作にピッタリです😊 friendlyelec.comのページではNanoPi NEO-LTSという名前になっておりLTSがついていますが、 たぶん長期供給するよという意味で、中身はたぶ
Raspberry Pi OSは時々セキュリティアップデートやバグ修正などのため、パッケージのアップデートが配信されます。 unattended-upgradesを使うと、アップデートを自動的に適用できます。 寝ている間にアップグレードしてくれると便利ですよね🥰早速設定しましょう。 unattended-upgradesとは? unattended-upgradesはDebian由来のツールで、UbuntuやRaspberry Pi OSなどDebian系のOSで使えます。 自動でアップデートを適用してくれるほか、結果をメールで通知したり、自動で再起動したりできます。 パッケージによっては、アップデートに再起動が必要になりますもんね。 これを使えば、管理の手間が減ること間違いなしでしょう。早速使ってみましょう。 インストール aptで簡単にインストールできます。 $ sudo apt i
2022/9/11 誤記を修正しました Raspberry Pi OS LiteはGUIがなく、コマンドシェル(デフォルトはbash)でコマンドを実行して操作します。 どうやってシェルにアクセスするかというと、大きく分けて3つの方法があります。 画面とキーボードをつないでキーボードで直接操作する ネットワーク越しに別のパソコンからアクセスする 別のパソコンからシリアルコンソールに接続する 1はGUI版と同様にRaspberry Piに画面🖥とキーボード⌨️を接続すると、単体で操作できます。 黒い画面に文字が出てくるだけの味気ない💔画面ですが、別のパソコン要らずで使えます。 2は過去の記事で紹介しました。WiFiとSSHを有効にすると、別のパソコンからWiFi経由で操作できます。もちろん、LANケーブルをつないで有線でもOKです。 www.mikan-tech.net そして3つめですが
Raspberry Piにはヘッドホンジャックがついていて、ヘッドホンやスピーカーを接続できます。 GUIから音楽を流したり設定をするのは簡単なので説明不要かと思います。 今回はRaspberry Pi OS Lite版 (GUIなし)で、コマンドラインから音🎶を鳴らしてみましょう。 ヘッドホンジャックから鳴らすのが一番簡単でお手軽です。 ヘッドホンジャックに、ダイソーの300円スピーカーを接続してみました。このスピーカーは電源をUSBから取ります。 電源だけUSBから取って、音声はヘッドホンジャックから取る製品です。USBオーディオデバイスではありません🙅のでお間違いなきように。 音を鳴らす仕組み LinuxにはALSAがあるさ! Raspberry Pi OS Lite版の場合はデフォルトでALSAを使って音を鳴らすようになっています。 ALSAはサウンドデバイスを直接的に制御する
Raspberry Piを監視カメラ的に使う方法の1つとして、JanusというオープンソースのWebRTCサーバーを使って動画を配信する方法があります。 以前の記事ではUbuntuサーバーにJanusをインストールして、ビデオチャットのデモを動作させました。 www.mikan-tech.net 今回はRaspberry PiにJanusをインストールしてみます。Raspberry Piで動かすのですし、ビデオチャットよりもWebカメラの映像をストリーミング配信する例を紹介したいと思います。 Janusのインストール Janusのインストールは、こちらの記事のUbuntuサーバーへのインストール方法と全く同じでできます。 www.mikan-tech.net 唯一違うのは、Raspberry Pi OSにはGitがプリインストールされていないため、事前にGitをインストールしておく必要があ
中国のお店が中国国外に売る通販モールAliExpressで、センサーをいくつか購入しました。 今回はその中の1つ、二酸化炭素(CO2)濃度が測れるセンサーをRaspberry Piにつないでみました。 なんと、黄金に輝く✨ゴージャスなセンサーです! www.aliexpress.com 中国の河南省にあるWinsenというガスセンサーメーカーの製品MH-Z14Aです。 前回までメーカーもよく分からないノーブランドの安いセンサーモジュール(大手メーカーのセンサーを基板に載せただけのブレイクアウトボード)ばかり紹介してきましたが、今回はちゃんとしたメーカー品です。 Amazon.co.jpのマーケットプレイスでも手に入るみたいです。 LaDicha MH-Z14A 二酸化炭素センサー-DC4-6V NDIR MH-Z14A二酸化炭素センサーCO2ガス誘導モジュール0-5000ppm センサーモ
ふつうのパソコンと違い、Raspberry Piにはピンヘッダが出ており、いろんな市販のセンサーを接続できます(センサーの接続については別の記事で紹介しています)。 今回は、取り込んだセンサー情報をカッコよく表示してくれるGrafanaという可視化ツールと、データーベースであるInfluxDBをインストールしてみます。 こちらのブログで紹介されている手順をほぼなぞっています。 simonhearne.com 最終的に、このようなダッシュボードの作成を目指します。 InfluxDB InfluxDBは、センサーデーターのように時系列のデータの格納に特化したデーターベースです。InfluxDataという会社が開発しています。 有償版もありますが、オープンソース版を無料で使うことができます。 www.influxdata.com データーベースというとPostgreSQLやMySQL、オラクルな
最近、Microsoft TeamsやZoomなどのビデオ会議🖥がよく使われるようになってきていますね。 そんなビデオ会議システムを自前で用意したい!と思ったときに使えるオープンソースのソフトウェアに、Janusというものがあります。 janus.conf.meetecho.com JanusはGPLv3でライセンスされる、オープンソースのWebRTCサーバーです。 WebRTCは、ブラウザなどで利用できるリアルタイム通信技術で、今時のChromeやEdgeなど多くのブラウザで利用できます。 ビデオチャットや、普通のテキストチャット、ファイル転送などの通信がブラウザだけで利用できるので便利です🥰 今回は、そのJanusをUbuntu 20.04 LTSサーバーにインストールしてみました。 2020/10/08更新 本家のインストール手順がアップデートされていたので、現時点での最新の手順
ちょっと離れたところの様子がみたいことってありますよね。 たとえば、風が強い日の洗濯物👕の様子とか、もうすこしで花🌺が咲きそうなつぼみ、など。 たびたび見に行くのは面倒ですよね。 そんな時にご家庭にあるRaspberry Pi3とUSBカメラで映像配信して、スマホで見られたらいいなと思って、 生活に役立つ工作をしてみることにしました。 やりたいこと イメージはこんな感じです😎 どうやって作るの? 安いWebカメラはMJPEG(Motion JPEG)形式で動画が出てくるものが多いです。 でも容量が大きくなってしまう欠点があるので、動画変換ツールFFmpegで高圧縮なH.264に変換します。 変換した動画をRTMPというプロトコルでNginxに送り込みます。 FFmpegはUSBカメラの取り込みとRTMP出力に対応しているので、ここまでFFmpegだけで完結できます。 さすがFFmpe
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