Sansanの調査によると、働き方改革に取り組む企業の7割が残業時間の引き下げを実施している。しかし、その実態は、「帰宅後のサービス残業が増えただけ」という企業が大半のようだ。Sansan取締役の富岡氏は「長時間労働の是正は、労働生産性と密接に関係している」として、ITによる生産性向上を訴えた。 クラウド名刺管理サービスのSansanは2017年2月1日、同社が実施した「働き方改革」に関する意識・実態調査の結果を発表した。 働き方改革というと、長時間労働の是正が今まさにクローズアップされているところだが、Sansan 取締役 Sansan事業部長の富岡圭氏は、「長時間労働の是正は、労働生産性と密接に関係している」と指摘。さらに「Sansanのサービスを導入する企業の大半が、生産性向上を目的にしている」とも述べたうえで、「一般の企業が生産性を向上させるためには、どういう行動をとるべきか。オフ