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  • 『わしお on Twitter: "そもそも、大阪大学の猿倉教授(ツイッターでは「理系猿」の名義で活動)、わざわざScopusで調べたデータ「だけ」持ち出して、今回任命拒否された先生方「学者と呼べない」と貶めているけど、猿倉さん、アナタの方がよほど「学者と呼べない」… https://t.co/SHJutDTmvi"』へのコメント

    なぜ簡単にバレたかというとFacebookでも同じアイコンをつかっていて、例の削除したツイートもまだ残っているとのウワサ。

      『わしお on Twitter: "そもそも、大阪大学の猿倉教授(ツイッターでは「理系猿」の名義で活動)、わざわざScopusで調べたデータ「だけ」持ち出して、今回任命拒否された先生方「学者と呼べない」と貶めているけど、猿倉さん、アナタの方がよほど「学者と呼べない」… https://t.co/SHJutDTmvi"』へのコメント
    • 暗号化・認証・データプライバシー、2020年のIT研究の世界トレンド

      前回は、科学論文の統計的なデータ分析からGAFA (Google、Apple、Facebook、Amazon)の研究開発戦略の特徴を比較しました。今回は、2019年に発表された最新の科学論文に注目し、過去のトレンドと比較することで、2020年のIT研究トレンドを予想してみたいと思います。まず、IT業界のトップ企業の例として、米グーグル(Google)の論文を分析します。次に、その結果と比較する形で、世界全体のITに関する論文を分析する、という手順で行います。 今回もオランダ・エルゼビアが提供している「Scopus(スコーパス)」という世界最大級の抄録・引用文献データベースに収録されている科学論文のデータを分析します。なお、2019年の論文については、2019年12月時点で収録が完了しているデータのみを対象に分析した暫定値を利用するため、分析結果は速報値です。 図1は、米アルファベット(Al

        暗号化・認証・データプライバシー、2020年のIT研究の世界トレンド 
      • 知りたいことだけサクッと学術情報セミナー 論文の注目度 「被引用指標」を調べるには

        知りたいことだけサクッと学術情報セミナー 審査委員へ伝える 論文の注目度「被引用指標」 2020年10月 研究企画室URA 附属図書館 学術情報サービス課 1 本日の内容 1. このセミナーの背景 2. 被引用指標とは 3. 被引用指標を調べる方法 2 背景  科研費の制度改正で申請書の様式に、研究遂行能力の欄ができた  論文リストを羅列するだけでなく、研究遂行能力を示す方法は申請者の自由 になった  採択された申請書をもとに、URAがポイントを抽出 3 URA 平成31年度 様式S-13 研究計画調書 https://www.jsps.go.jp/j-grantsinaid/03_keikaku/data/h31/2oubo-content/s-13.pdf 自身の論文がどういう評価を 受けているか 定性的表現…学会で受賞した 定量的表現…被引用指標 研究遂行能力欄の全般の書き方に

        • The next generation discovery citation indexes — a review of the landscape a 2020 (I)

          Some Discovery Citation Indexes in 2020In terms of cross disciplinary citation indexes that are used for discovery, everyone knows of the two incumbants — Web of Science and Scopus(2004). Joined by the large web scale Google Scholar (2004), these three reigned as the “Big 3” of citation indexes for roughly a decade more or less unchallenged. However 10 years later, around 2015 and in the years aft

            The next generation discovery citation indexes — a review of the landscape a 2020 (I)
          • 似非専門家とその信者たち|hkakeya

            前回の記事を書いた後、ツイッターの反応を見て、米大統領選と新型コロナ問題の共通点にもう一つ気づいたことがある。それは、いずれの問題においても、ツイッターで騒いでいる人たちは、自分で情報を判断する力は全くないということである。 米大統領選で大規模選挙不正が行われたという人たちは、自分で英語を読むことはできず、及川幸久氏や張陽氏らが発信する情報をそのまま鵜呑みにするだけだった。にもかかわらず、自分は情報通であると錯覚した。そのため、あたかも自分自身が及川氏や張氏と同一レベルの知識があるかのように振る舞った。 たしかに、及川氏や張氏は英語で情報をとれる能力があった。しかし、彼らは情報源の選択や判断を間違えていた。それゆえ、大統領選の結末を見誤った。 立場は異なるが、新型コロナ問題でインフルエンサー医師の信者になった人たちも、これと同じことが言える。SNSでフォロワーの多い医師たちはほぼ全員、研究

              似非専門家とその信者たち|hkakeya
            • 資料3-1 ジャーナルに注目した主要国の論文発表の特徴

              ジャーナルに注目した主要国の論文発表の特徴 ―オープンアクセス、出版国、使用言語の分析― 2017年1月30日 科学技術・学術政策研究所 本資料は下記報告書のポイントを示したものです。詳細については、以下の調査 資料をご参照ください。 福澤 尚美,「ジャーナルに注目した主要国の論文発表の特徴―オープンアクセ ス、出版国、使用言語の分析―」,NISTEP 調査資料-254,文部科学省科学技 術・学術政策研究所,2016年10月. 資料3-1 科学技術・学術審議会 総会(第56回) H29.1.30 背景と目的  論文の発表媒体であるジャーナルに注目して分析を実施。 • 世界全体で論文数、ジャーナル数ともに増加。 ジャーナル数: 14,439件(2004年)→21,078件(2012年) • オープンアクセス(Open Access: OA) ジャーナル数も増加。 OAジャーナル数: 1,0

              • ICADL 2020

                The 22nd International Conference on Asia-Pacific Digital Libraries (ICADL 2020), Nov 30 - Dec 1 [virtual conference] Digital Libraries at Times of Massive Societal Transition – Collaborating and Connecting Community during Global Change – International Conference on Asia-Pacific Digital Libraries (ICADL), which started in Hong Kong in 1998 and over the years traveled many countries in the Asia-Pa

                • 捕食学術誌における失敗|今井達也

                  こんにちは! 対人コミュニケーションについて研究・教育をしている大学教員の今井達也です。 簡単に私の経歴を書きますと、青山学院大学で英語の教員免許を取った後、アメリカの大学院で対人コミュニケーションについて学び、博士号を取得。その後、某私立大学で対人コミュニケーションの授業を担当しながら、海外のジャーナルを中心に対人コミュニケーションについての論文を出版してきました。 (私の業績や教育活動などはこちらをご覧ください。Twitterはこちら。) 今回は、研究一般に関わるお話です。 みなさまは捕食学術誌、通称「ハゲタカジャーナル」という言葉をご存知でしょうか。 「ハゲタカジャーナル(predatory journal)」とは、著者が論文投稿料(APC=Article Processing Charge)を支払い、だれでも自由に論文を読むことができる、いわゆる「オープンアクセスジャーナル」のビジ

                    捕食学術誌における失敗|今井達也
                  • 学術研究用のツールとリソース30個 - Qiita

                    研究(英: research)とは、ある特定の物事について、人間の知識を集めて考察し、実験、観察、調査などを通して調べて、その物事についての事実を深く追求する一連の過程のことです。学術研究は専門性の高い分野における学問研究です。学術研究を行うのは簡単ではないので、ここでは研究を容易にするためツールを30個まとめました。 #文献管理ツール ###1. MarginNote https://marginnote.com MarginNoteは優れている機能を持つ読書や学習用ソフトウェアで、Mac、 iPad、 iPhoneに適用されます。MarginNoteはPDF/EPUBリーダーと多種類の学習ツールを統合しているので、利用者が多様な角度から知識を再編成したり、繋げ合わせたりして、記憶し、または身に着けることができます。学生、教育者、研究者、弁護士であろうと、勉強熱心の人であろうと、皆Mar

                      学術研究用のツールとリソース30個 - Qiita
                    • 設立1周年を迎えたI4OAの現況(記事紹介)

                      2021年10月6日、セマンティックウェブ技術の活用によるオープンな書誌データ・引用データ公開を通してオープンスカラシップの推進に取り組む非営利団体OpenCitationsは、同団体も設立に携わったInitiative for Open Abstracts(I4OA)が2020年9月24日の設立から1周年を迎えることを記念し、その現況を紹介する記事を公開しています。 I4OAは、抄録データ(abstract)のオープン化を推進するイニシアティブです。全ての学術出版社に対し出版物の抄録データをオープン化するよう呼び掛けており、可能であればデータをCrossrefに提出する形式での実現を求めています。 設立時点でI4OAへの支持を表明していた出版社は40社でしたが、現在は86社となり2倍以上に増加しています。一方で、その中に出版数が多い4社(Elsevier、Springer Nature、

                        設立1周年を迎えたI4OAの現況(記事紹介)
                      • 7-135 超多量の論文出版で大儲けのMDPI社 | 白楽の研究者倫理

                        2023年12月13日掲載 白楽の意図:ここ10年で、世界の学術論文数は2倍に増えた。同時に、特別号を連発し、質の悪い原稿でも直ぐに出版するスイスの出版社MDPI社は、急成長し、2021年に、6年前の約20倍の約331億円の収入を得た。この異常事態を解析したパブロ・ゴメス・バレイロ(Pablo Gómez Barreiro)らの「2023年9月のarXiv」論文をベースに、ヌエル・アンセデ(Manuel Ansede)が解説した「2023年10月のEL PAIS English」論文を読んだので、紹介しよう。査読がズサンとの指摘も加えた。 ーーーーーーー 目次(クリックすると内部リンク先に飛びます) 2.アンセデの「2023年10月のEL PAIS English」論文 7.白楽の感想 9.コメント ーーーーーーー 【注意】 学術論文ではなくウェブ記事なども、本ブログでは統一的な名称にする

                        • Wikipedia:ウィキペディア図書館/データベース集 - Wikipedia

                          提携するデータベース 高品質の有料ジャーナル、新聞アーカイブおよびオンラインの参考資料を利用する無料アクセス権に応募しませんか。 応募手続きは図書館カードプラットフォームで受け付けます。 もし利用ご希望の資料集がまだ提供されていないようでしたら、下位ページ「データベースの推薦」に登録をお願いできませんでしょうか。 入力欄に記入した文字列から、題名にそれを含む定期刊行物ほかを検索するか、特定の書名を欧文引用符「""」で挟んで入力 (例 "Gestalt Review") し、保有するデータベースを検索します。場合によっては定期刊行物の全号がまだ索引化されておらず検索できない点にご留意ください。この検索対象に書籍は含まれません。 一般検索[編集] アレグザイダー・ストリート Alexander Street's Academic Video Online (アレグザンダー・ストリートの学術動画

                          • Elsevier社、生成AIを活用した探索補助ツールScopus AIのアルファ版を一部のユーザー向けに公開

                              Elsevier社、生成AIを活用した探索補助ツールScopus AIのアルファ版を一部のユーザー向けに公開
                            • Open Access in Japan

                              Japan is expanding its Open Access policy. Since 2013, Open Access has been regularly discussed at a policy level, especially in relation to innovation. But policies have been less restrictive and slower than in other countries, like the USA. However, by 2025, it will be required that articles resulting from nationally funded research in Japan must be made Open Access immediately on publication. “

                                Open Access in Japan
                              • 第1回 心理学における再現性危機(高知工科大学 経済・マネジメント学群 教授:三船恒裕)連載:#再現性危機の社会心理学|「こころ」のための専門メディア 金子書房

                                今日の心理学は、過去の研究知見が再現されないという問題(再現性の危機)に直面しています。人間の行動を説明・予測する普遍的な命題を定立することを目的とする心理学が積み上げてきた研究成果は、砂上の楼閣に過ぎないのでしょうか。こうした問題に応えようと、心理学者たちは、過去の知見の再現可能性を確認する研究に取り組んでいます。本連載では、再現可能性をめぐる社会心理学の最新の知見を、三船恒裕先生にご解説いただきます。 心理学における再現性問題 2011年、「光より速い物質が発見された」というニュースが全世界を駆け巡った$${^{1}}$$。同じく2011年、「人間は予知能力を持つ」とも思えるような実験結果も発表された (Bem, 2011)。どちらも科学の「常識」を覆し、既存の理論を根底から見直す必要に迫られるような大きな「発見」である。しかしこれらのニュースは、少なくとも発表直後に関しては、おおよそ

                                  第1回 心理学における再現性危機(高知工科大学 経済・マネジメント学群 教授:三船恒裕)連載:#再現性危機の社会心理学|「こころ」のための専門メディア 金子書房
                                • linkdediet

                                  リオ五輪で、有名な五輪スイマーのマイケル・フェルプスの背中にカッピング治療でついた丸い赤あざができていたのを覚えているむきもあるだろう。カッピングはいわゆる「吸い玉」を用いた陰圧をかけて血流を促すとされる中国が源流の治療法で、近年とみにその利用が知られるところとなって来た。局所の微小血流を促進することで、運動後の回復を促進し、疼痛を和らげ、関節可動域を増大すると謳われている。しかし、科学的にこれらのことが実証されているわけではない。カッピングを対象とした11件の臨床的研究のべ500人の被験者データを用いたシステマティックレヴューが科学誌上に発表されている。 データはコクラン、PubMed、SCOPUSなどのデータベースに掲載されている2016年10がつまでの臨床研究を対象として検討された。 結果、いくつかの研究ではその効果性が指摘されているものの、根拠として確実に効果があるといえるほどの結

                                    linkdediet
                                  • 『わしお on Twitter: "そもそも、大阪大学の猿倉教授(ツイッターでは「理系猿」の名義で活動)、わざわざScopusで調べたデータ「だけ」持ち出して、今回任命拒否された先生方「学者と呼べない」と貶めているけど、猿倉さん、アナタの方がよほど「学者と呼べない」… https://t.co/SHJutDTmvi"』へのコメント

                                    そもそも、大阪大学の猿倉教授(ツイッターでは「理系猿」の名義で活動)、わざわざScopusで調べたデータ「だけ」持ち出して、今回任命拒否された先生方「学者と呼べない」と貶めているけど、猿倉さん、アナタの方... 139 人がブックマーク・46 件のコメント

                                      『わしお on Twitter: "そもそも、大阪大学の猿倉教授(ツイッターでは「理系猿」の名義で活動)、わざわざScopusで調べたデータ「だけ」持ち出して、今回任命拒否された先生方「学者と呼べない」と貶めているけど、猿倉さん、アナタの方がよほど「学者と呼べない」… https://t.co/SHJutDTmvi"』へのコメント
                                    • Journal citation reports and the definition of a predatory journal: The case of the Multidisciplinary Digital Publishing Institute (MDPI)

                                      Abstract The extent to which predatory journals can harm scientific practice increases as the numbers of such journals expand, in so far as they undermine scientific integrity, quality, and credibility, especially if those journals leak into prestigious databases. Clarivate's Journal Citation Reports (JCR), a reference for the assessment of researchers and for grant-making decisions, is used as a

                                        Journal citation reports and the definition of a predatory journal: The case of the Multidisciplinary Digital Publishing Institute (MDPI)
                                      • The Sci-Hub effect on papers’ citations - Scientometrics

                                        Adler, R., Ewing, J., & Taylor, P. (2009). Citation statistics: a report from the international mathematical union (imu) in cooperation with the international council of industrial and applied mathematics (iciam) and the institute of mathematical statistics (ims). Statistical Science, 24(1), 1–14. MathSciNet MATH Google Scholar Andročec, D. (2017). Analysis of Sci-Hub downloads of computer science

                                          The Sci-Hub effect on papers’ citations - Scientometrics
                                        • Elsevier社、生成AIを活用した探索補助ツールScopus AIの正式版を公開

                                          2024年1月16日、Elsevier社が、生成AIを活用した探索補助ツールScopus AIの正式版を公開したと発表しました。 発表によると、Scopus AIは、ユーザーの入力した質問に対し、抄録・引用文献データベースScopusに収録された関連文献を基に、要約された回答を自動生成するツールです。2023年8月にアルファ版が一部の研究者向けに公開されていました。 同社のウェブサイトによると、ユーザーの質問に関連する分野で影響力の大きい論文や専門家を特定するのをサポートする機能等も提供されるとあります。 Launch of Scopus AI to Help Researchers Navigate the World of Research(Elsevier, 2024/1/16) https://www.elsevier.com/about/press-releases/launch

                                            Elsevier社、生成AIを活用した探索補助ツールScopus AIの正式版を公開
                                          • Elsevier社による引用データオープン化に関するQ&A(記事紹介)

                                            オランダ・ライデン大学の科学技術研究センター(Centre for Science and Technology Studies :CWTS)の公式ブログ“Leiden Madtrics”上で、2020年12月22日付けで記事“Q&A about Elsevier’s decision to open its citations”が公開されています。 2020年12月16日に、Elsevier社は研究評価の改善を求める「研究評価に関するサンフランシスコ宣言」(DORA)に署名したことを発表し、同社のジャーナルに掲載された全論文の参考文献リスト(reference lists)をCrossref経由で公開し、再利用可能とする意向もあわせて表明しました。本記事では、CWTSの副所長であり、抄録データのオープン化を推進するイニシアティブI4OAの創設者の一人でもあるLudo Waltman氏が、

                                              Elsevier社による引用データオープン化に関するQ&A(記事紹介)
                                            • 英語論文を書くためのリソース

                                              SCOPUS収録雑誌リスト Elsevierが提供する文献データベースSCOPUSに収録されている学術雑誌を探すことができます。"分野"を選択してから"出版物名を表示"をクリックして絞り込みを行うと、該当分野の雑誌が表示されます。 InCites Journal Citation Reports 引用数が多くピア・レビューされた 11,700 以上の学術雑誌を探すことができます。該当分野の雑誌を探すには、上部のタブの”Category"から分野を選択して下さい。

                                                英語論文を書くためのリソース
                                              • Peer-Reviewed Aging Research Journal | Aging-US

                                                Aging is indexed by PubMed/Medline abbreviated as “Aging (Albany NY)”, PubMed Central, Web of Science: Science Citation Index Expanded (abbreviated as Aging‑US and listed in the Cell Biology and Geriatrics & Gerontology categories), and Scopus (abbreviated as Aging and listed in the Cell Biology and Aging categories). Aging publishes research papers in all fields of aging research including but no

                                                  Peer-Reviewed Aging Research Journal | Aging-US
                                                • E2252 – 第2回SPARC Japanセミナー2019<報告>

                                                  第2回SPARC Japanセミナー2019<報告> 筑波大学学術情報部・林由美子(はやしゆみこ) 2019年12月20日,筑波大学東京キャンパス文京校舎において第2回SPARC Japanセミナー2019が開催された。テーマは「オープンサイエンスを支える研究者情報サービスとその展望」である。これまで論文やデータあるいはそれらの格納場所について語られることの多かったオープンサイエンスであったが,今回は論文の著者である研究者の情報とのつながりが主眼に置かれたものとなった。 本セミナーの概要が筑波大学の高久雅生氏より説明された後,京都大学情報環境機構(当時)の青木学聡氏が最初の講演を行った。同氏は京都大学の研究者情報データベースにあたる「京都大学教育研究活動データベース(以下「教員DB」)」を担当しており,その沿革,リポジトリとの協働体制,および今後の開発課題について述べた。2011年から運用

                                                    E2252 – 第2回SPARC Japanセミナー2019<報告>
                                                  • 引用操作が判明した編集委員を除名―エルゼビア

                                                    被引用数が世界一多い研究者で、Journal of Theoretical Biology (JTB)誌の編集委員を務めていた人物が、委員を除名されました。これは、調査の結果、強圧的な編集行為と査読プロセスの操作を行なっていたことが判明したことを受けた措置です。 JTB誌を出版しているエルゼビアは後日、この編集者について、現在ボストン(マサチューセッツ州)でGordon Life Science Instituteを運営するベテラン生物物理学者のKuo-Chen Chou氏であることを、Nature誌で公表しました。 JTB誌の編集者たちは、Chou氏が一連の編集不正を働いたことを確認しました。Cho氏は、編集を担当した論文著者らに対し、ときには50回以上も自身の論文を引用するよう求めていたということです。論文タイトルに、Chou氏が開発したアルゴリズム名を含めることも要求していました。ま

                                                      引用操作が判明した編集委員を除名―エルゼビア
                                                    • 筑波大学|お知らせ・情報|ニュース|筑波大学とF1000 Research社、オープンサイエンス先導に向けた契約を締結 ~日本語にも対応した世界初のオープンリサーチ出版~

                                                      HOME お知らせ・情報 ニュース 筑波大学とF1000 Research社、オープンサイエンス先導に向けた契約を締結 ~日本語にも対応した世界初のオープンリサーチ出版~ 2020/05/28 国立大学法人筑波大学(学長:永田恭介)とF1000 Research Limited(Managing Director:レベッカ・ローレンス)は、研究者が英語か日本語で論文が出版できる世界初のオープンリサーチ出版ゲートウェイの開発にむけた契約を締結しました。 これにより、筑波大学所属の研究者が迅速且つオープンで透明性の高い方法であらゆる研究やデータを簡単に出版できるようになるだけでなく、人文学や社会科学の研究者が英語で書くか日本語で書くかを選べるようになります。 すべての成果はオープンアクセスで公開されるため、だれでも自由に読むことができます。また、公開と査読の順番を入れ替えることで、迅速かつ透明

                                                      • ハイジャックされた「クローンジャーナル」に要警戒

                                                        ジャーナルの「ハイジャック」は、増加傾向にある出版不正の一つです。ハイジャック犯は、タイトルやISSNなどのメタデータをコピーして正当なジャーナルのIDを盗み、本物のウェブサイトとほとんど見分けがつかないクローンサイトを作成して、ジャーナルを乗っ取ります。 クローンサイトは、ウェブ検索をすると、本物のジャーナルウェブサイトの検索結果の上に表示される傾向があります。このように偽ジャーナルに誘導して、論文を投稿させようとするのです。人気ジャーナルの「ブランドジャック」とも言えるこのような行為の目的は、査読や編集を行わずに論文を出版して、法外な金銭を引き出すことです1-3。 ジャーナルハイジャックの略史 ジャーナルハイジャックという現象は、Mehdi Dadkhah氏を中心とするイラン人研究者らによって2011年に初めて注目されました4。Dadkhah氏のグループはその後も追跡を続け、偽ジャーナ

                                                          ハイジャックされた「クローンジャーナル」に要警戒
                                                        • システマティック・レビュー:心理社会的介入が免疫力をたかめる

                                                          表層的な報告を観るにつけ懐疑的にすらなってた仮説 Covid-19の社会的な影響もあり、免疫そのものへの関心が高まっている中 心理社会的介入が免疫力を高め、免疫関連の健康結果を改善する能力は、免疫系のプロセスが社会的、神経認知的、行動的要因の影響を受けていることを示す研究はあるものの、系統的にこれほどまとまったシステマティック・レビュー・メタアナリシスを初めて見た じっくり読み込んでいきたいが・・・通り一遍の紹介をさしあたり提示 Psychosocial Interventions and Immune System Function A Systematic Review and Meta-analysis of Randomized Clinical Trials Grant S. Shields, et al. JAMA Psychiatry. Published online Ju

                                                            システマティック・レビュー:心理社会的介入が免疫力をたかめる
                                                          • 実証研究紹介13:先行研究の見つけ方、学術誌の選び方について|Kohei Suzuki

                                                            このページでは自分の専門と関連する分野を中心に、最近の査読付き学術誌(英語)での社会科学の実証・理論研究結果について紹介していこうと思います。このようなページを書こうと思った動機は、日本での政策議論や論壇等で国際的な査読付き学術誌での実証・理論研究成果にあまり目が向けられていないと思ったからです。細かい内容紹介や訳出は時間の制約上できかねますので、この投稿が論文の存在を知るきっかけ程度になればと思います。紹介した論文の送付もできかねますので、ご自身で入手をお願いします。 筆者の勤務する大学や博士号を取得したアメリカのインディアナ大学でも、学生が最初に学ぶことは先行研究をどのように見つけ、その内容をどう評価するかです(そのうえで、過去の研究成果を自分の研究設問に繋げていきます)。 例えば、政治家や行政官のジェンダーや社会的属性が政策に与える影響、市町村合併等の行政機構改革の効果、行政府の質

                                                              実証研究紹介13:先行研究の見つけ方、学術誌の選び方について|Kohei Suzuki
                                                            • NYのホテル専用「ゴーストキッチン」が16億円調達で成長加速 | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)

                                                              東欧のモンテネグロから米国に移民した父のもとで育ったPremtim Gjonbalicは今から20数年前、ニューヨークのホテルのレストランの仕事を手伝っていた。彼はその当時から、小規模なホテルのルームサービスがいかに非効率なビジネスであるかに気づいていたという。 「部屋数が150室ほどのホテルのレストランを黒字化するのは、非常に困難だ。ホテルは顧客のアメニティとして、ルームサービスを提供しているが、サービスを維持するためには週に7日、3交代制のシフトを組んで料理人を常駐させておく必要がある」 Gjonbalicは2015年に、オンデマンドのルームサービスに特化したゴーストキッチンのスタートアップ「Butler Hospitality」を立ち上げた。同社は先日のシリーズA資金調達で、1500万ドル(約16億円)をニューヨーク本拠の投資ファンド「&vest」の主導で調達した。今回のラウンドには

                                                                NYのホテル専用「ゴーストキッチン」が16億円調達で成長加速 | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)
                                                              • Updated Report to the U.S. Congress on Financing Mechanisms for Open Access Publishing of Federally Funded Research

                                                                UPDATED REPORT TO THE U.S. CONGRESS ON FINANCING MECHANISMS FOR OPEN ACCESS PUBLISHING OF FEDERALLY FUNDED RESEARCH A Report by the WHITE HOUSE OFFICE OF SCIENCE AND TECHNOLOGY POLICY JUNE 2024 UPDATED REPORT TO THE U.S. CONGRESS ON FINANCING MECHANISMS FOR OPEN ACCESS PUBLISHING OF FEDERALLY FUNDED RESEARCH 2 Contents About this Report .............................................................

                                                                • CA2065 – 動向レビュー:欧米における図書館出版のいま / 設樂成実

                                                                  CA2064 – 動向レビュー:国内の大学における電子ジャーナルの転換契約をめぐる動向 / 小陳左和子, 山崎裕子 PDFファイル カレントアウェアネス No.360 2024年6月20日 CA2065 動向レビュー 欧米における図書館出版のいま 京都大学東南アジア地域研究研究所:設樂成実(したらなるみ) 1. はじめに 近年、ダイヤモンドオープンアクセス(OA)に関する話題が増えている。ダイヤモンドOAとは、「ジャーナルやプラットフォームが著者にも読者にも料金を請求しない学術出版モデル」(1)であり購読料やゴールドOAによる論文掲載料(APC)の高騰等が問題化するなか注目されている。2022年にはScience Europeにより“Action Plan for Diamond Open Access”(2)が発表され、2023年には初の“Global Summit on Diamond

                                                                    CA2065 – 動向レビュー:欧米における図書館出版のいま / 設樂成実
                                                                  • Preprints as accelerator of scholarly communication: An empirical analysis in Mathematics

                                                                    In this study we analyse the key driving factors of preprints in enhancing scholarly communication. To this end we use four groups of metrics, one referring to scholarly communication and based on bibliometric indicators (Web of Science and Scopus citations), while the others reflect usage (usage counts in Web of Science), capture (Mendeley readers) and social media attention (Tweets). Hereby we m

                                                                    • 資料の調べ方講座

                                                                      県立川崎図書館の使い方~データベースを中心に~ 当館では複数の電子ジャーナルやデータベースを導入しています。 今回はデータベースを中心に、前半で当館の使い方(資料の取寄せ方や非来館サービス等) を図書館司書が説明し、後半にエルゼビア・ジャパンから講師をお招きして抄録・引用文献 データベースScopusの使い方を解説します。Scopusは人文・社会・自然科学全分野を対象 とする文献検索などが行えるデータベースです。 お手持ちのスマホ等で受講してみませんか。 この講座はZoom開催となります。 ご来館の際は必ずマスクを着用していただき、体調が悪い場合は無理にご来館されないようお願いいたします。 新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため、内容を変更または中止とする場合があります。 講師 高石 雅人 氏(エルゼビア・ジャパン) 廣瀬 洋(県立川崎図書館主任司書) 日時 11月17日(火曜日)1

                                                                      • Two metadata directions in libraries

                                                                        The presentation was delivered remotely during the pandemic. I looked forward to when we could travel again. This short piece is based on a presentation I delivered by video to the Eurasian Academic Libraries Conference - 2021, organized by The Nazarbayev University Library and the Association of University Libraries in the Republic of Kazakhstan. Thanks to April Manabat of Nazarbayev University f

                                                                          Two metadata directions in libraries
                                                                        • A billion-dollar donation: estimating the cost of researchers’ time spent on peer review - Research Integrity and Peer Review

                                                                          Research Open access Published: 14 November 2021 A billion-dollar donation: estimating the cost of researchers’ time spent on peer review Balazs Aczel ORCID: orcid.org/0000-0001-9364-49881, Barnabas Szaszi1 & Alex O. Holcombe2 Research Integrity and Peer Review volume 6, Article number: 14 (2021) Cite this article BackgroundThe amount and value of researchers’ peer review work is critical for acad

                                                                            A billion-dollar donation: estimating the cost of researchers’ time spent on peer review - Research Integrity and Peer Review
                                                                          • E2382 – 第2回SPARC Japanセミナー2020<報告>

                                                                            第2回SPARC Japanセミナー2020<報告> 筑波大学学術情報部・船山桂子(ふなやまけいこ) 2020年12月18日に第2回SPARC Japanセミナー2020「プレプリントは学術情報流通の多様性をどこまで実現できるのか?」がオンラインで開催された。 司会の矢吹命大氏(横浜国立大学大学戦略情報分析室)から,新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行をきっかけに加速したプレプリント活用,またプラットフォームの多様化と学術出版社によるプレプリント公開への関与など,その最新動向や目的を共有することから今後の方向性を展望するとの概要説明があった。 はじめに河合将志氏(国立情報学研究所(NII)/オープンサイエンス基盤研究センター)が機関リポジトリによるプレプリント公開について講演した。研究成果の発表においては公開の迅速性と論文の更新性が重視されている。そうした点から公開基盤として

                                                                              E2382 – 第2回SPARC Japanセミナー2020<報告>
                                                                            • 研究のアウトリーチ活動とか文理の対立とか(日本学術会議に関する記事への補足) - 誰がログ

                                                                              数日前に書いた日本学術会議に関する記事への補足みたいなものです。 dlit.hatenadiary.com 研究や学術のアウトリーチ活動 私が上の記事で言及した「研究や学術活動の社会との関わり方」については,かなり漠然とした表現であったために,受け取る人によって想起するものやリンクして考えることが色々あったように見受けられます。 もちろん,サイエンスカフェといったいわゆる「アウトリーチ」を明確に目的にした活動も重要だと思うのですが,私が考えている「社会との関わり方」はもっと広いです。まあつまり漠然としているわけで,それに対して具体的な例などを挙げて反応してくれた方には感謝です。 私が重要だと思っているのは,これも特別なことではありませんし,研究・学術に限定した話でもないでしょうが,(ある問題について継続的に取り組んでいて,そのための技術やノウハウを持っている集団がいることを)知ってもらうこ

                                                                                研究のアウトリーチ活動とか文理の対立とか(日本学術会議に関する記事への補足) - 誰がログ
                                                                              • 科学技術情報データベースを知ろう! - Microsoft Academic Graph & Lens編|VALUENEX【公式】

                                                                                科学技術情報データベースを知ろう! - Microsoft Academic Graph & Lens編 はじめまして、林 尚芳 (はやし たかよし)と申します。先進情報学研究所に所属するデータアナリストです。日々、クライアントの方々と調査・データ分析プロジェクトに取り組んでいます。 早速ですが、皆さん、論文情報を分析したことはありますか?その時、どのようなデータベースを使っていますか?今回は、皆さんの科学技術情報分析に役に立つかもしれないデータベースを紹介したいと思います。 学術論文の有償・無償データベース 学術論文の有償データベースであれば、Scopus(Elsevier社)やWeb of Science(Clarivate社)が有名かと思います。一方で、世の中、無償データベースも豊富です。例えば、Microsoft Academic Graph(MAG)は有名ですが、残念ながら202

                                                                                  科学技術情報データベースを知ろう! - Microsoft Academic Graph & Lens編|VALUENEX【公式】
                                                                                • 査読付き論文とは?探し方や見分け方についても紹介

                                                                                  査読と査読付き論文についての基本的な知識と探し方・見分け方などについて解説しています。査読について知りたい人、実際に論文を探す方法や見分け方が知りたい人は、ぜひ参考にしてください。 査読とは 査読とは、研究者が研究を「論文」にまとめて、その論文を「学会誌」に掲載されるために、まずその学会誌に論文を投稿します。そしてその論文データは編集委員会から「査読」に回されます。 査読は、著者と同じ分野の研究者に論文の内容を評価してもらうことです。学会誌に研究成果を載せる価値があるかどうかの判断や内容の批評をしてもらいます。 そして、査読を通過した論文が学会誌に掲載されます。通過するには、論文の内容に矛盾がなく、雑誌に掲載して多くの人に見てもらう価値があり、規定の水準をクリアしていなければなりません。 掲載される論文の質が学会誌の信頼性を決定するのです。そのため、掲載する論文の質を一定以上に保つ目的で査

                                                                                    査読付き論文とは?探し方や見分け方についても紹介