並び順

ブックマーク数

期間指定

  • から
  • まで

1 - 18 件 / 18件

新着順 人気順

Thoughtsの検索結果1 - 18 件 / 18件

  • 大学の恩師に教わった、「なにがわからないか、わからない」ときの質問のしかた。

    「恩師」の意味を「人生全体に渡って、大きく影響を及ぼす程の薫陶を受けた人」と定義した場合、私には恩師と言って良さそうな人が二人います。 一人は、小学校の3年から4年の時に担任をもってもらったH先生。 もう一人は大学の専門課程、国語学研究室でお世話になったS先生。 H先生については、人生の選択に関わる重要な示唆を色々と頂いたなーと思っていて、例えば昔この記事で書いたんですが、 忍者ハットリくんが、私の人生を大きく変えた、という話。 「ファミコンの忍者ハットリくんに巻物が出てきてかっこいいから、本物の巻物にも触ってみたい」 と素っ頓狂なことを言い出した私に、 「巻物は大学行かないと触れないよ」と答えて、さり気なく「大学=巻物」という刷り込みを行ったのがH先生です。 多分私、この教えがなかったら大学行ってませんでした。 上記の記事でも書いた通り、私は大学での専攻として、「巻物に触りたいから」とい

      大学の恩師に教わった、「なにがわからないか、わからない」ときの質問のしかた。
    • 人は人と出会うべきなのか|斎藤環(精神科医)

      「というのも、各々は直接的に他者のうちに自分を知るからであり…しかもそれによって、各々が、他者もまた同じように彼の他者の内に自分を知るのだ」(ヘーゲル『イェーナ体系構想』法政大学出版局) 「臨場性」はなぜ必要か コロナ禍の中で、心から消滅して欲しいと思ったのは「ハンコ」である。 大学が入構自粛になっているのに、ハンコを押すためだけに出勤することの徒労感。そういえばうちの大学では、会議からはほぼ完全に紙資料が駆逐されて、タブレットで会議資料を閲覧することになりはしたけれど、「ワープロで作成しプリントアウトした紙資料に押印したものをスキャンしてPDF化」という純和風デジタイズが横行しており、電子署名などまだまだ imagine the future の彼方——内輪ネタですみません——というありさまだ。というか、そもそも現政権におかれましてはIT担当大臣が日本はんこ議連議長を兼任、という漫画のよ

        人は人と出会うべきなのか|斎藤環(精神科医)
      • 50歳になってようやく気付いた、人生で重要なことと、後悔したこと。

        僕はいま、40代最後の数日を過ごしていて、このエントリが公開されているときには(急病や事故などで世を去っていなければ)50歳を迎えているはずです。 僕の両親はともに50代で人生を終えているので、ああ、もうここまで来てしまったか、終活とかも考えなければならないのかな、という感慨とともに、こんな悟りには程遠い年齢、成熟度で命が尽きるとき、両親はどう考えていたのだろう、納得できなかったんじゃないか、と想像もするのです。 命というのは、本人が納得するしないにかかわらず、終わるときには終わる。 最近、周囲の人の若くしての思いがけない訃報が続いて、僕自身混乱もしているのだけれど、その一方で、「まだ自分の番ではなかった」ことに、少し安堵もしてきました。 それでも、いつかは順番がまわって来る。 今の世の中の全体像としては、50代くらいは、まだ「現役世代」であり、そこまで老け込むことはないのかもしれませんが

          50歳になってようやく気付いた、人生で重要なことと、後悔したこと。
        • 中年IT人材おじさんの平穏 - megamouthの葬列

          IT人材が不足してるんだって。零細Web制作会社で言えば、退職者が残したubuntu12サーバーに眠るRails5アプリをすぐにDDDでマイクロサービスに再構成して、jQuery満載のコードを全て読み下したうえで、フロントエンドをReactかなんかのSPAに全部書き換えて、E2Eを含めた自動回帰テストを整備して、ついでにCIも整備して、k8sにデプロイできるようにして、ドキュメントは小まめに残し、職場の心理的安全性を落とさず、飲み会にはかかさず参加、役員との関係も良好で、定期的な勉強会も開いてくれて、それでも残ったプライベートの時間を最新の技術動向やセキュリティ情報の収集に全量突っ込んでくれる、そんなごく当たり前のエンジニアが不足している。ついでに言うと、人類の原罪を一身に贖ってくれるスキルの持ち主も不足しているらしい。多分、我々はもっと求人サイトに金を払うべきなんだろうね。 同業者から、

            中年IT人材おじさんの平穏 - megamouthの葬列
          • 「鬼滅の刃」の謎 あるいは超越論的炭治郎|斎藤環(精神科医)

            ※ 本論は12月9日に開催されたゲンロンカフェのトークイベント「伊藤剛×斎藤環×さやわか 『鬼滅の刃』と少年マンガの新情勢」で述べたいくつかの論点の備忘録として書かれた。ネタバレについては一切配慮をしていないので、原作未読・アニメ未見の方には注意を促しておく。 「鬼滅の刃」のわかりやすさ 「鬼滅の刃」(以下「鬼滅」)が空前のブームを巻き起こしている。アニメ「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」は公開三日目にして興行収入48億円という空前の記録を樹立し、12月12日までの興行収入が299億2千万円、観客動員数が2152万人に達した。国内興収記録歴代1位の「千と千尋の神隠し」を抜くのももはや時間の問題であろう。原作漫画はさきごろ最終巻となる23巻が発売されて全巻の売り上げが1億2000万部を越え、11月30日発表の「オリコン年間コミックランキング 2020 単巻別」では、史上初の「1位~22位独占」

              「鬼滅の刃」の謎 あるいは超越論的炭治郎|斎藤環(精神科医)
            • 炎上マーケティングしたときに起こること|小野ほりでい

              Go Toでちょっと高い旅館に泊まったら、大失敗。出てきた夕食がこれ。さらに天麩羅とごはん、お吸い物。多すぎて到底食べきれない。シニア層がメインターゲットのはずなので、つまり廃棄前提(としか思えないし、実際にかなりの廃棄が出ているはず)。不味くはないけど、体験価値としては…… pic.twitter.com/hw3xsCQTfM — よりかね けいいち@子どもに伝えたいIT/メディアリテラシー(noteサークル) (@k_yorikane) August 10, 2020 先日、「旅館で出てきた料理が多すぎる」という苦言風のtweetが拡散し、結果的に宣伝効果があったこと、そして発信者のプロフィールに「田端大学」というキーワードがあったことから「炎上マーケティングではないか」と話題になりました。 この田端信太郎という方を調べてみると、以前にも「コロナ禍で同業者が倒産すれば競合が減るのだから

                炎上マーケティングしたときに起こること|小野ほりでい
              • 頭はいいのに合理的な判断ができない人がいるのはなぜ?→「インテリジェンストラップ」という考え方があるらしい

                ぱらい @yopparai_chmist 最近本読んでて面白いなと思ったのは、IQ的な賢さと合理的判断を下す能力はほとんど相関せず、むしろ賢い人ほど自身を正当化する証拠を上手に集める為に、悲惨な非合理性「インテリジェンストラップ」に陥る可能性が高いそうだ。賢さと正しい判断を下す能力は別、というのは非常に大切な教訓だと思った 2021-05-25 20:49:09 ぱらい @yopparai_chmist あくまでイメージだが「賢さ」は演算的処理能力で瞬間的で速い思考。一方「合理性」はひとつの物事を様々な方向性から、バイアスを除いて、高い想像力を持って眺めるゆっくりとした思考なのだと思う。こう考えると、この二つが相関しないのは当然に思う。幸い、後者の能力は訓練次第で身に付きそうだ。 2021-05-25 20:55:19

                  頭はいいのに合理的な判断ができない人がいるのはなぜ?→「インテリジェンストラップ」という考え方があるらしい
                • 偉大なる首領スターリン閣下のありがたきインタビューでも読み給え。 - 山形浩生の「経済のトリセツ」

                  最近さまざまなメディアにおける人民諸君の発言を見るにつけ、であるな、多くの者が堕落し、あるべき革命精神を忘れ、軽視し、捨て去っているように見えるのだよ。特にへっぽこリベラルえせ知識人どもよ。そうした反革命分子どもにも、更正の機会を与えてやろうではないか。偉大なる首領、我らが指導者スターリン閣下のありがたきインタビューを読んで、あらためて社会における己の卑しき役割を再認識したまえ。 H・G・ウェルズによるスターリンのインタビュー、1934年7月 pdfが嫌な人は、この下に全文貼り付けてあるのでこのまま読み進めたまえ。 というわけで、H・G・ウェルズによるスターリンのインタビュー。大恐慌真っ最中の1934年にソ連を訪れたイギリスの大知識人たるウェルズは、もう資本主義は終わりだ、社会主義の時代がすぐにやってくると、当時の (そして今の) 軽薄なリベラル知識人ぶりを全開にしてスターリンにインタビュ

                    偉大なる首領スターリン閣下のありがたきインタビューでも読み給え。 - 山形浩生の「経済のトリセツ」
                  • cakes(ケイクス)

                    cakesは2022年8月31日に終了いたしました。 10年間の長きにわたり、ご愛読ありがとうございました。 2022年9月1日

                      cakes(ケイクス)
                    • 高知東生 on Twitter: "竹内さんの件、自死遺児の俺は「子供がいたのになんで?」と目にすることが一番辛い。それは俺自身が一番知りたかった事。愛されなかった子供とずっと信じていた。心を閉ざしている時は、周囲の人が良かれと思って何を言ってくれても届かなかった。… https://t.co/8hv4co6Cgr"

                      竹内さんの件、自死遺児の俺は「子供がいたのになんで?」と目にすることが一番辛い。それは俺自身が一番知りたかった事。愛されなかった子供とずっと信じていた。心を閉ざしている時は、周囲の人が良かれと思って何を言ってくれても届かなかった。… https://t.co/8hv4co6Cgr

                        高知東生 on Twitter: "竹内さんの件、自死遺児の俺は「子供がいたのになんで?」と目にすることが一番辛い。それは俺自身が一番知りたかった事。愛されなかった子供とずっと信じていた。心を閉ざしている時は、周囲の人が良かれと思って何を言ってくれても届かなかった。… https://t.co/8hv4co6Cgr"
                      • 元プロサッカー選手がサッカーを辞めて思うこと|白洲|note

                        冬だった。サッカー選手は毎年12月になると翌年の契約にそわそわし始める。といっても1月から11月までの成績・結果が契約に反映されるので、12月から慌てても何もならない。選手もそれをわかっていながら、それでも落ち着かないのが12月という月なのだ。そんなある意味その年の通信簿を渡されるような月に、僕はこの世で一番愛しているもの、サッカーを辞めた。 サッカーで生きていくということ僕がいたのはとあるプロサッカークラブだった。お世辞にも環境が良いとは言えないが、夢にまで見たプロ生活。好きなことをして生きていく喜びを僕は18歳にして手にしたのだ。将来は明るかった。地元では小学校から一番で街のちょっとした有名人だったし、市・県・地域の選抜にも選ばれていた。高校で全国大会には出られなかったが、運良く県の決勝にスカウトの方が見に来てくれていて、僕はサッカー選手になった。 有頂天だった。地元ではちやほやされ、

                          元プロサッカー選手がサッカーを辞めて思うこと|白洲|note
                        • 50歳以降の男性的な生き方に対する雑感 - ICHIROYAのブログ

                          僕は20年間、会社員をして、40歳で独立して古着屋を始め、62歳で会社を廃業して引退しました。 男性のマジョリティーであろう価値観で生きてきた人間です。 この文章は、「男性的な価値観で生きている人」を対象に書きますが、表記が面倒なので、以降、「男性」もしくは「男」と略して書きます。 男は、40歳頃に中年の危機を迎えます。周囲に負けまい、なにものかになるんだと志して遮二無二働き、大多数は、なにものにもなれないと気づきます。そこで、転職したり、僕のように独立したりして、「なにものにもなれなくても、自分独自のコアを大切にする生き方」を模索します。そうやって、なんとか人生に折り合いをつけて、中年の危機を乗り越えます。 が、50歳、60歳になると、次の危機がやってきます。 定年でやることがない、孤独だ……そんな話はよく聞きます。が、古着の商売をしていた僕は、歳を取れば知識が増えるだけで、生涯現役でや

                            50歳以降の男性的な生き方に対する雑感 - ICHIROYAのブログ
                          • 内科医の端くれ on Twitter: "何が真実だったかは何年もかけて徐々に分かってくるんだろうけど、現時点でこの2年間のロックダウンやマスクやワクチンやイベルメクチン等をめぐる世界中の動きが、当初からずっと「何かおかしい」と感じられていない人は、残念ながらそもそも生物として「生きる力」が足りないと思わざるを得ない。1/"

                              内科医の端くれ on Twitter: "何が真実だったかは何年もかけて徐々に分かってくるんだろうけど、現時点でこの2年間のロックダウンやマスクやワクチンやイベルメクチン等をめぐる世界中の動きが、当初からずっと「何かおかしい」と感じられていない人は、残念ながらそもそも生物として「生きる力」が足りないと思わざるを得ない。1/"
                            • フェミニズムがしんどい

                              最近コロナ一色であまり見かけないがそれまでじわじわ毒が回るようで見ていてしんどくなっていた。 東大医学部での女性減点や性的虐待を行った父親への無罪判決(3月に逆転有罪になったけど)は許せないし、仕事用の靴だってフォーマルなものであればパンプスじゃなくてもいいしローヒールでもいいと思ってる。 女性ってだけで差別されるのは納得いかないし、女性はこうでないと!という決めつけは本当に嫌いだった。だからフェミニズムを知ったときはいわゆる女性像から外れる自分を肯定されたみたいで嬉しかった。 どんな人たちが行っているのか、どんな事をしているのか知りたくて色々調べてSNSをフォローして、この人たちを応援したい、少しでも生きやすくなりたいと思った。 だけど、段々違和感が出てきた。 まず、フェミニズムとは女性の権利を守ることだと私は思っていた。だから女性の権利の為に声を上げる人は全てフェミニストという認識だっ

                                フェミニズムがしんどい
                              • 43 ウポポイ | 工芸入門 高木崇雄 | ブログ | 工芸青花 kogei-seika

                                この7月12日、北海道白老町・ポロト湖畔にウポポイ(おおぜいで歌うこと、を意味するアイヌ語を冠した、国立アイヌ民族博物館・国立民族共生公園・慰霊施設からなる、アイヌ文化の復興・発展のための「民族共生象徴空間」)が開園しました。また、この動きにあわせるように、昨年から今年にかけては「アイヌの美しき手仕事」展が北海道・宮城・東京を巡回しています。 このところ、東京での本展開催のために発行する冊子の編集作業に携わっていたのですが、校正作業のさなかに、原稿を頼んでいたアイヌ民族文化財団の方から要望を受けました。「アイヌ」という言葉を文章に用いる際、行をまたいで「アイヌ」の言葉があるならば、「アイ/ヌ」であれば問題はないが、「ア/イヌ」との表記にならないようにしてもらえないだろうか、と。曰く、アイヌの人々がこれまで受けてきた差別の歴史において、「アイヌ」を「あ、犬」と侮蔑的に用いた事例があり、今なお

                                • 【エッセイ漫画】騒音がなくなった日|おおがきなこ(漫画家)

                                  著書に『今日のてんちょと。』『いとしのオカメ』『いとしのギー』『エミ34歳、休職させていただきます。』。大人の心のひだを繊細に描く、優しくも芯の強い作風が話題。座右の銘は「嘘を描くな」。【Mail】kinako@matoi.main.jp

                                    【エッセイ漫画】騒音がなくなった日|おおがきなこ(漫画家)
                                  • 萱野稔人・御田寺圭『リベラリズムの終わり』トークイベントまとめ

                                    世界中で嫌われている(らしい)リベラリズムの限界と未来について、萱野稔人さんと御田寺圭さんが考察するというトークイベントがあったので聴いてきた。 トピックハイライト 顔で選ぶと差別だが、頭で選ぶのは差別ではない 男女平等が大事なら、激務で過労死寸前の職場に女性を送り込むの? と聞くと、「そんなことは議論していない」 SNSで偉そうな教授はCiNiiで検索される リベラリズムでは財の再配分ができない理由 ≒ 仲間意識の限界 ←ここがリベラリズムの限界 多様性を重視するなら「リベラルを拒絶する人」をリベラルは受け入れるべきだが、リベラルを拒絶する人が子どもをたくさん産んでいる(ex.フランスのイスラム教徒) 日本は一夫一婦制ではなく、非同期型一夫多妻制 リベラリストとは「リベラルを共有できる社会を守りたいだけの集団」になってしまう リベラリストへの信頼が失墜しても、リベラルを捨てないために今で

                                      萱野稔人・御田寺圭『リベラリズムの終わり』トークイベントまとめ
                                    • 鈴木邦男氏死去 「一水会」元代表、79歳:時事ドットコム

                                      鈴木邦男氏死去 「一水会」元代表、79歳 2023年01月27日17時26分 鈴木邦男 民族派団体「一水会」元代表 民族派団体「一水会」元代表で作家の鈴木邦男(すずき・くにお)氏が11日午前11時25分、誤えん性肺炎のため東京都内の病院で死去した。79歳。福島県出身。葬儀は近親者で済ませた。一水会主催で後日お別れの会を開く。 〔写真特集〕追悼2023 学生時代から民族派グループに参加し、70年に早稲田大大学院を中退後、産経新聞社に入社。72年に一水会を結成して代表となり、99年から顧問を務めた。 既成右翼にとらわれない独自の活動で「新右翼」と呼ばれ、テレビの討論番組などへの出演のほか、格闘技評論家としても知られた。 主な著書に「脱右翼宣言」「夕刻のコペルニクス」「憲法が危ない!」など。 社会 おくやみ

                                        鈴木邦男氏死去 「一水会」元代表、79歳:時事ドットコム
                                      1