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  • 人影のない巨大ダンジョン、新宿の地下を歩き尽くす

    6月なのにもう夏日だし、休日はどこも人でいっぱいだ。 休みの日くらい、涼しくて人の少ないところに行きたい。 ならば新宿の地下だ。 新宿の地下を歩くというアクティビティを提案したい。 面白いの?と言われそうだが、これが非常に面白いのである。 丸1日、新宿の地下だけで過ごす 新宿の地下といえば、サブナードやルミネエストなどのにぎやかな地下街が思い浮かぶだろう。 レトロなビア&カフェ、ベルクのあるルミネエスト・フードポケット だがそれはほんの一部。 新宿の地下は、「地下街」だけでなく「地下歩道」やビルの「地下階」がアリの巣のように広がっているのだ。 上が東、下が西。オレンジの部分がすべて地下だ(都の案内板より、色を強調) 上端の新宿三丁目駅から、下端の中央公園の連絡通路まで、だいたい1.5kmほど。 新宿駅を中心として、地下鉄4路線4駅(都庁前駅、西新宿駅、新宿西口駅、新宿三丁目駅)に地下道から

      人影のない巨大ダンジョン、新宿の地下を歩き尽くす
    • ウズベキスタンでは鍋がデカすぎて観光地になる

      海外旅行とピクニック、あとビールが好き。なで肩が過ぎるので、サラリーマンのくせに側頭部と肩で受話器をホールドするやつができない。 前の記事:チーズ500gを溶かしてつくるシチュー、なんか悪いことしてる気持ちになる > 個人サイト つるんとしている 色彩豊かな中央アジア 中央アジアというのは文字通りユーラシア大陸の中央あたり、カスピ海と中国に挟まれたあたりの国々をさす。むかしからシルクロードの中継地点としてさかえ、タイムスリップしたような古い街並みや、美しい草原など観光資源には事欠かない。 美しいイスラム建築が多数残っており、街が丸ごと世界遺産になっている また美食の数々も、中央アジアの人々が誇りとするところだ。この地は砂漠性の気候で、目に映る景色の9割は砂ぼこりけぶるカーキ色だけど、食べものはハッとするほど色彩豊かで美しいから不思議だ。 羊の串焼きに羊の蒸し餃子、トマト風味のうどん、ふかふ

        ウズベキスタンでは鍋がデカすぎて観光地になる
      • タイプライター、漢字廃止論、日本語入力の苦闘の数々「日本語大博物館: 悪魔の文字と闘った人々」

        デイリーポータルZのライター、関係者が愛読している本を語ります。 今回はライターの唐沢さん。レコメンドは「日本語大博物館: 悪魔の文字と闘った人々」(ジャストシステム) 聞き手は安藤、佐伯、石川です。 では唐沢さん、お願いします。 なんでローマ字打たなあかんねん 唐沢:パソコンのキーボードで文字を打つ時って、まずローマ字を入力して、それをひらがなにして、さらに漢字に直すじゃないですか。ある日、「なんでローマ字打たなあかんねん」ってめっちゃ腹立ったんですよ。 安藤:はいはい(笑) 唐沢:小さいころにタイピングゲームでかな入力を練習したんです。そしたら親から、「ローマ字入力しか使わへんで」って言われて、あとでローマ字入力を覚え直して。 みんなやってるから覚えましたけど、よくよく考えたら「最初っからかな入力して、漢字に変換するほうが早くない?」と思って。 石川:たしかに。 唐沢:それに腹が立って

          タイプライター、漢字廃止論、日本語入力の苦闘の数々「日本語大博物館: 悪魔の文字と闘った人々」
        • 群馬で食べたブラジル料理が美味しすぎた

          1985年福岡生まれ。思い立ったが吉日で行動しています。地味なファッションと言われることが多いので、派手なメガネを買おうと思っています。(動画インタビュー) 前の記事:日本の淡水魚で一番巨大な幻の魚「イトウ」を食べる > 個人サイト Web独り者 彼女がいる風の地主恵亮 大泉町はブラジル 今回は群馬県の大泉町にある「Delicias by Vera Goto」というブラジル料理のお店のことを書く。結論から言うと、めちゃくちゃ美味しかった。しかも安かった。行ったことはないけれど、ブラジルで食べるより美味しい気がする。 Delicias by Vera Goto 「Delicias by Vera Goto」について書く前に、そもそもなぜ群馬でブラジル料理なのかを少し記したいと思う。理由は簡単で群馬の大泉町には多くのブラジル人が住んでいるからだ。ざっくりだけれど、10人に1人はブラジル人という

            群馬で食べたブラジル料理が美味しすぎた
          • 香川県の讃岐うどんはおいしい

            1988年神奈川県生まれ。普通の会社員です。運だけで何とか生きてきました。好きな言葉は「半熟卵はトッピングしますか?」です。もちろんトッピングします。(動画インタビュー) 前の記事:崎陽軒のチャーハンとの戦い~チャーハン部活動報告 丸亀市には丸亀製麺はない 丸亀市にやってきた。よく行くのが丸亀製麺なので、丸亀市に行けばおいしいうどんが食べられるのでないか?と思ったのだ。 香川県丸亀市にやってきた。 本音を言えば、どこのうどん屋に行こうかリサーチしたのが、うどん屋がありすぎて「現地で聞くか」と思った。 観光案内所で聞いてみる。 ---すみません、丸亀市に丸亀製麵ってあるんですかね 「丸亀市と丸亀製麵さんは関係がなくて、1軒もないんですよ」 ---え、関係ないんですか? 「はい、関係なくて。よく勘違いされている方も多くて。丸亀製麵さんは兵庫県の会社ですね」 ---あ、そうなんですね。 「でも、

              香川県の讃岐うどんはおいしい
            • ハガキのぬいぐるみを郵送する

              ハガキのぬいぐるみ ぬいぐるみ作りにはまっていて、もはや日々のルーティンになっている。 先日はハガキのぬいぐるみを作った。 やわらかハガキ このまま郵送できるのだろうか。 Xでつぶやいたところ、「スルメイカに住所を書いても、切手を貼れば送れるらしい。きっとぬいぐるみも大丈夫」と意見をもらった。 ……本当に?? これはやってみるしかない。 以前化けわらじの記事にも登場してくれた、4才の少年りんたろう宛に、ぬいぐるみのハガキを郵送することにした。 ハガキ作り ぬいぐるみハガキの作り方はものすごく簡単。ぬいぐるみ史上一番簡単かもしれない。 まずは、板状のウレタンを、ハガキの大きさに切る。 今思えばかなり雑に切っている。 雑に切っても、布で包めば大体はいい感じになるので、この辺は適当で良い。 ひとまわり大きく切った布を 、ひたすら波縫いしていく。雑巾を縫ってる気持ち あとは、この布をひっくり返して

                ハガキのぬいぐるみを郵送する
              • おれだってジョイフルのメガ盛り牛焼肉定食を食べたい

                1988年神奈川県生まれ。普通の会社員です。運だけで何とか生きてきました。好きな言葉は「半熟卵はトッピングしますか?」です。もちろんトッピングします。(動画インタビュー) 前の記事:大人だっておもちゃを買いに行きたい ジョイフルの肉のやつ デイリーポータルZのライターである窪田さんが記事で頻繁に食べている食べものがある。それが、ジョイフルの牛焼肉定食だ。 ・ジョイフルの「メガ盛り特製ダレの牛焼肉定食」 を食らって放心 ・ジョイフルで1日3食モーニング (食べてないけどジョイフルに行っている) ・ジョイフルでリミッター外しまくり定食 ~勝手に食べ放題 もう見ているだけで3回も行っている。ジョイフル、そんなに何度も行くほどおいしいのか。本人に聞いたら「ジョイフルしかお店がない」と言われて、そんなことを言わせてしまってごめんなと思った。 ジョイフルの記事をたくさん書いているライターの窪田さん。(

                  おれだってジョイフルのメガ盛り牛焼肉定食を食べたい
                • 「二杯の天丼はうまく食えぬ」というのは本当か

                  「二杯の天丼はうまく食えぬ」という倹約界隈で有名な言葉がある。 当然の話だが美味しい天丼といえども二杯目は満腹で食べきれない。それと同様に、資産や生活費が二倍になったときに幸福度も単純に二倍になるかといえばそうとは限らないだろう。節度を持って暮らしを営むことの大切さを説いた金言だ。 それはそれとして、天丼って二杯くらいならペロリといけそうじゃないか。むしろ食べてみたい。最近は質素な倹約生活でちゃんとしたものを食べてないから尚更だ。実際に二杯の天丼を食べてみることにした。

                    「二杯の天丼はうまく食えぬ」というのは本当か
                  • なぜか色っぽい『新潮現代国語辞典』を知ってほしい

                    独特な言葉の解説(語釈)が「おもしろい」としてよく『新明解国語辞典』(三省堂)が取り上げられることが多い。 しかし、世の中にある「おもしろい国語辞典」はそれだけではない。 今回、国語辞典を100冊ぐらい持っている男こと、わたくし西村が、おもしろい国語辞典として『新潮現代国語辞典』(新潮社)を紹介したい。 ※画像のうち、出典を特記してないものはすべて、新潮社『新潮現代国語辞典 第二版』です。 文学作品から引用している用例が多い 『新潮現代国語辞典』は、その名の通り、新潮社から刊行されている国語辞典だ。 家にある新潮社の国語辞典たち。BOOKOFFの108円の値札が輝かしい。今回は、いちばん右側にある第二版を使います ぼくの持っている最新版の第二版は、奥付が「平成22年1月20日2版2刷」となっているので、在庫が切れていなければ、おそらく書店やAmazonでもまだ手に入ると思われる。(とはいえ

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                    • 実物大の白紙で世界中の名画を感じる

                      1980年、東京生まれ。片手袋研究家。町中で見かける片方だけの手袋を研究し続けた結果、この世の中のことがすべて分からなくなってしまった。著書に『片手袋研究入門』(実業之日本社)。 前の記事:ドトールで感じる、世界の風~勝手に食べ放題 > 個人サイト 片手袋大全 「実物大」という説得力 自分の過去の記事、『有名人と同じ高さの棒で身近に感じられる』を思い出した。有名人の身長と同じ高さの棒を用意したら、本人がそばにいるような感覚を抱けたのだ。 アビーロードを渡るビートルズ。冗談のつもりが、一瞬だけ本当に四人が見えた “実物大”というのは思いのほか強い説得力を持つ。ならばそれを絵画にも応用してみよう。 え?モナリザが?中野に? な~に、簡単なことだ。世界中の名画と同じ大きさの白紙を用意するだけ。それを林編集長、べつやくさん、橋田さんと共に観賞していく。まずはルーブル美術館で、いや、世界で一番有名な

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                      • シーリングファンでアジの干物を作る

                        1988年静岡生まれ・静岡在住。平日は制作会社勤務、休日は大体浜名湖にいる。 ダイエット目的でマラソンに挑戦するが、練習後温泉に入り、美味しいものをたらふく食べるというサイクルを繰り返しているため、半年で10kg近く太る。 前の記事:コツをつかめば素人でも素手で石を割れる 回転式魚干し機にしか見えない 家を建てた時、前からずっと憧れだったシーリングファンをリビングの天井に付けた。 まるで南国のリゾートホテルにいるかのような優雅な見た目、そして夏も冬も部屋中の空気を快適に循環させてくれる優れた機能性、これまで買った家具の中でも一二を争う素晴らしい買い物をしたと思っている。 我が家のシーリングファン。奮発してちょっといいやつを付けた その気持ちは今でも変わらないが、日が経つにつれて別の感情が芽生えてきた。 回転式魚干し機として活用したい。 気づいてしまったその日から、魚を干さずにはいられなくな

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                        • あまりに奇想天外、しかし最後に一つのトリックに収束する大傑作ミステリー「奇想、天を動かす」

                          デイリーポータルZのライター、関係者が愛読している本を語ります。 今回はライターの安藤さん。レコメンドは「奇想、天を動かす」 (光文社文庫) 聞き手は唐沢、佐伯、石川です。 では安藤さん、お願いします。 とにかく奇抜すぎるミステリー 安藤:ミステリーが好きでほんとにミステリーばっか読んでるんですが、中でも島田荘司は一番好きかも。みんな読んでますか? 一同:……。 安藤:そうなんですよね、なかなか読んでる人に出会えなくて。でもプロの小説家なんかが好きな作家をあげると絶対に入ってくると思うんです。 石川:ミュージシャンズミュージシャンみたいな。 安藤:そんな感じかも。多くのミステリー作家は影響受けてると思うんですよ。どれを読んでもめちゃくちゃ面白いですよ。 さだかではないですが、たぶん100冊以上書いてて、僕は50か60くらいは読んでると思うんですけど。一冊たりともハズレがないんです。 唐沢:

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                          • “柔らか蒸し煮トマト”を丸ごとのっけるとなんでも面白いし美味しい

                            大阪在住のフリーライター。酒場めぐりと平日昼間の散歩が趣味。1,000円以内で楽しめることはだいたい大好きです。テクノラップバンド「チミドロ」のリーダーとしても活動しています。(動画インタビュー) 前の記事:山形県米沢市の“食堂系”ラーメンが好きで仕方ない 馬喰町「中華料理 帆」のすごいメニュー 以前、久々に東京に帰省したついでに馬喰町の「中華料理 帆」という店へ行った。馬喰町は私の実家のあるあたりからも徒歩で行ける距離で(とはいえ30分近くはかかったのだが)、そこで昼ご飯を食べようと、母親と二人でゆっくり歩いていった。 馬喰町にある人気店「中華料理 帆」 この店の「エビとトマトの両面かた焼きそば」がすごいらしいという噂を聞き、食べてみたくて私は来たのだった。なのですぐさまそれを注文し、母親は普通にチャーハンを注文した。 しばらくして運ばれてきたのがこれである。 トマトが丸ごとのっかった「

                              “柔らか蒸し煮トマト”を丸ごとのっけるとなんでも面白いし美味しい
                            • 崎陽軒のチャーハンとの戦い~チャーハン部活動報告

                              1988年神奈川県生まれ。普通の会社員です。運だけで何とか生きてきました。好きな言葉は「半熟卵はトッピングしますか?」です。もちろんトッピングします。(動画インタビュー) 前の記事:おれだってジョイフルのメガ盛り牛焼肉定食を食べたい 崎陽軒に行く シウマイ弁当で有名な崎陽軒。実は弁当だけではなく、レストランもあり、そこでは色々な中華料理を食べることができる。 なら行くしかない。チャーハンが呼んでいるから。おれの、いやおれたちのチャーハンを食べに行くぞ。 崎陽軒 中華食堂。 安藤さんと月餅さん 夕食時に行ったのだが行列ができている。みんなシウマイを食べながらビールを飲みたいのだろう。その気持ち、わかるよ。 盛り合わせている。おれも盛り合わせていきたい。 すぐには入れなそうだ。すると前に「崎陽軒本店」と書いてある別のレストランがあった。 入店まで少し時間がありそうなので見に行くことにした。 「

                                崎陽軒のチャーハンとの戦い~チャーハン部活動報告
                              • 漫画・アニメ・ゲームに登場した架空の路線図を鑑賞する

                                鉄道路線図が好きなので、アニメや漫画、ゲームなどを見ていると、背景などにチラッと映る鉄道路線図に「おっ!」となってしまうことが多い。 そんな、創作物に登場して「おっ!」となった架空の鉄道路線図を、路線図マニアと路線図デザイナーとともに鑑賞してみた。 創作物に登場する実在しない鉄道路線図 映画鑑賞をしたり漫画を読んだりするたびに、後ろに架空の路線図が映り込んでないか気にして集めている。 そこそこあつまってきたので、路線図マニアでライターの井上さん、路線図デザイナーの大森さんとともに鑑賞してみることにした。 左・路線図デザイナーの大森さん、右・ライターで路線図ファンの井上さん 大森さんはJR西日本で鉄道路線図のデザインなども手掛け、最近では柴又駅にある路線図でデザインした寅さんや、恐竜風にデザインされた福井県の鉄道路線図などが話題になった方でもある。 柴又駅の寅さん路線図(右上を見上げる寅さん

                                  漫画・アニメ・ゲームに登場した架空の路線図を鑑賞する
                                • 結婚式やお葬式でハトを飛ばす会社 (1/2) :: デイリーポータルZ

                                  1975年宮城県生まれ。元SEでフリーライターというインドア経歴だが、人前でしゃべる場面で緊張しない生態を持つ。主な賞罰はケータイ大喜利レジェンド。路線図が好き。(動画インタビュー) 前の記事:雨も爆破も熱湯風呂も全部やる「特殊効果」の会社でビリビリ椅子を受けてきた > 個人サイト 右脳TV きっかけは「鳥ブーム」 都内から車を走らせること1時間半ほど。訪れたのは群馬県太田市。 住宅地の中に木々がこんもりとした丘があり、ナビはその中に入るよう示している。ここですか?と、車1台ほどの幅の道をそろそろと進むと……たくさんのハトたちがお出迎えしてくれた。 大きなハト小屋が2つ。左はもともと喫茶店だった建物を改装したもの 中にはたくさんの白いハトたちが! ここに違いない。こんなにハトがいるのに、ここじゃなかったらビックリする。 車から降りた我々を「こんにちは!」とよく通る声で出迎えてくれたのは、ハ

                                    結婚式やお葬式でハトを飛ばす会社 (1/2) :: デイリーポータルZ
                                  • 上野・二木の菓子にはカフェがある

                                    行く先々で「うちの会社にはいないタイプだよね」と言われるが、本人はそんなこともないと思っている。愛知県出身。むかない安藤。(動画インタビュー) 前の記事:沖縄「花笠食堂」のゴーヤチャンプルーには赤飯が付いてくる > 個人サイト むかない安藤 Twitter 上野に来たら二木の菓子 上野に「二木の菓子」というお菓子屋さんがある。 ものすごく目立つので見逃さないと思います 「菓子」というのは名ばかりで、実際には食品全般をすごい品揃えで扱っているお店です 豆コーナーの充実ぶりたるや。ここと近くの小島屋というお店でだいたい好きな豆が揃います 二木の菓子はただのお菓子屋さんではない。大袋に入った業務用からちょっと他では見ない珍しい品まで、すごい物量で勝負してくるお店である。 デイリーポータルZも二木の菓子が好きで、記事にしているばかりかツアーを組んだりもした。 そんな二木の菓子には道を挟んだ向かいに

                                      上野・二木の菓子にはカフェがある
                                    • チキン南蛮を発祥の地「延岡」で食べる

                                      1985年福岡生まれ。思い立ったが吉日で行動しています。地味なファッションと言われることが多いので、派手なメガネを買おうと思っています。(動画インタビュー) 前の記事:群馬で食べたブラジル料理が美味しすぎた > 個人サイト Web独り者 彼女がいる風の地主恵亮 延岡市で食べる 宮崎県北部に位置する「延岡市」。もう少し北に行けば大分県に入る。旭化成の発祥の地でもあり、今も旭化成の工場が点在している。天孫ニニギノミコトの終焉地でもある。西南の役の和田越決戦場も延岡だ。 延岡に来ました!!! 私は九州で生まれ育ったので当然延岡のことも知っていた。ただ久しく延岡を訪れていなかった。今回ここに来たのはチキン南蛮を食べるためだ。誰もが知る料理だ。日本全国、スーパーに行けばお惣菜コーナーでも売っているし、お弁当屋にもチキン南蛮弁当はある。 これがチキン南蛮です! チキン南蛮が好きだ。お弁当にチキン南蛮が

                                        チキン南蛮を発祥の地「延岡」で食べる
                                      • 栗まんじゅうを好きになる日々

                                        1971年東京生まれ。デイリーポータルZウェブマスター。主にインターネットと世田谷区で活動。 編著書は「死ぬかと思った」(アスペクト)など。イカの沖漬けが世界一うまい食べものだと思ってる。(動画インタビュー) 前の記事:サンノゼかぼちゃまつり(デジタルリマスター) > 個人サイト webやぎの目 和菓子を考えたときに栗まんじゅうは出てきますか 同じドラえもんに登場するどら焼きは人気の和菓子だ。アイドルグループで言ったらセンター格である。塩大福やみたらしだんごもセンターかな。草餅や水まんじゅう、季節性のあるものもいいよね。すあまや若鮎なんてレアなのも忘れちゃいけない……。 そんなふうにして好きな和菓子について思いを巡らせたとき、出てこないのが栗まんじゅうである。「栗」と「まんじゅう」という人気者の二人を組み合わせたのに阿佐ヶ谷姉妹になってない。この喩えは適当だっただろうか。 (今回は僕の印象

                                          栗まんじゅうを好きになる日々
                                        • レゴ踏み比べ

                                          1987年東京出身。会社員。ハンバーグやカレーやチキンライスなどが好物なので、舌が子供すぎやしないかと心配になるときがある。だがコーヒーはブラックでも飲める。動画インタビュー 前の記事:個人的な音声ガイドを聞きたい 〜水族館編 2×4のブロック まずは2×4のオーソドックスなブロック うっかり踏んだ状況を再現したい。まっすぐ前を見て自然な足取りで踏んだ。踏むのは足の真ん中。母指球と土踏まずの間ぐらい !! そうだ、この感じ。すごく嫌な痛みだ。膝がガクッと抜けて「イィィ〜」と声が出た。 足にめり込む 痛い時間が長い 急いで足を振ってブロックを離した。 突然異物が体にめり込み、去った後も輪郭が残った。ポップコーンの弾けなかった豆をうっかり噛んじゃった感覚に近い。わざとやってもちゃんと嫌な感じがしておもしろい。 この後ゆっくりじわっと踏んでみたが痛みは全くなく、気持ちいいぐらいだった。踏む勢いで

                                            レゴ踏み比べ
                                          • ミャンマーの国民的麺料理、モヒンガーを作ってみた

                                            趣味は食材採取とそれを使った冒険スペクタクル料理。週に一度はなにかを捕まえて食べるようにしている。最近は製麺機を使った麺作りが趣味。(動画インタビュー) 前の記事:羊の丸焼き(パキスタン式フルマトンロースト会)に参加した > 個人サイト 私的標本 趣味の製麺 映画「一杯のモヒンガー」に出てくるモヒンガーを作ってみよう モヒンガーはミャンマーの朝食に欠かせない国民食だそうで、ナマズスープの麺料理。このレシピは映画で主人公が作ったモヒンガーの元となった、Yin Yin Soeさんの伝統的レシピとのこと。 レシピを眺めてみたら、作業工程が26番まであって驚いた。しかもメインの材料は二種類のナマズと難易度は相当高い。これを見て実際に作った日本人はいるのだろうか。 もちろんわざわざ作らなくても、レシピを読んで理解するだけでも映画をより深く楽しむことにつながるのだが、せっかくなので挑戦してみよう。 ミ

                                              ミャンマーの国民的麺料理、モヒンガーを作ってみた
                                            • 大人だっておもちゃを買いに行きたい

                                              1988年神奈川県生まれ。普通の会社員です。運だけで何とか生きてきました。好きな言葉は「半熟卵はトッピングしますか?」です。もちろんトッピングします。(動画インタビュー) 前の記事:ロケハンしてからみんなで行こう~チャーハン部活動報告 おもちゃを買わなくなった 大人になればなるほど、おもちゃで遊ばないし、友人とおもちゃを買いに行かない。昔は友人たちとカードゲームを買いに行って、おもちゃ屋の外でカードの袋を開けて一喜一憂したり、買ったスーパーファミコンのソフトを友だちの家でコントローラーを持ち回りで操作して、ときには興奮して友だちのお母さんが用意してくれたジュースをこぼしてしまったりしていた。今はしてない。してないな。 そんなことを思っていたら、最近、急にベイブレードをやりたくなった。 ベイブレードとは1999年に発売されたベーゴマのようなおもちゃで、コマ(ベイと言います)とランチャ-(ワイ

                                                大人だっておもちゃを買いに行きたい
                                              • 本当に辛いチャーハンは赤くない~出張チャーハン部台湾篇~

                                                1993年東京都生まれ。与太郎という柴犬と生きている普通の会社員。お昼休み時間に事務員さんがDPZを見ているのを目にしてしまい、身元がバレないかハラハラしている。 前の記事:台湾でライチをたらふく食べる 予習をしてから行く 台湾に立つ直前、横浜中華街でチャーハン部の活動があった。台湾で大変人気らしいチャーハン屋の日本店に行ってきたのだ。 民生炒飯のパイナップルチャーハン。 全体的にやさしい味付けで、あとから辛さを足したり、ザーサイでアクセントをつけたりするスタイルだった。 台湾人の友達も、台湾のチャーハンは味付けが薄めだと言っていた。なるほど、そういうものなのだな、と舌で確認し、偵察は終わった。 予習は完璧だ。チャーハンを注文し、地元の人と見紛う程スムーズに調味料やザーサイを小皿に盛る自分の姿が浮かぶ。いざ、現地へ。 台北に来ました。それも、イケてるストリートにね。 5月中旬でもびっくりす

                                                  本当に辛いチャーハンは赤くない~出張チャーハン部台湾篇~
                                                • メンダコのパスケース、名付けて「置くとPass」を作った

                                                  変わった生き物や珍妙な風習など、気がついたら絶えてなくなってしまっていそうなものたちを愛す。アルコールより糖分が好き。 前の記事:切った髪がもったいないから、つけ髭を作ってみた > 個人サイト 海底クラブ アイデアは会話から トドにToDoリストを持たせてからというもの、ぬいぐるみ作りが楽しい。そんなわけで、最近は次に作るぬいぐるみのことを頭の片隅でいつも考えたりしているわけだが、このアイデアは同居人との会話から生まれたのだった。 「トドのときみたいなダジャレ動物のぬいぐるみ(実用性あり)を作りたいんだ」 「うん」 「『イカの印鑑ケース』を思いついたんだけど、ほかにもアイデアがほしい。なんか思いつかない?」 「うーん」 「なんでもいいんだけど」 「タコのパスケースはどう?」 「タコの?」 「タコの。オクトパスのパスケース」 「いいね」 「いいでしょ」 最初は「パス」の部分だけが掛け言葉にな

                                                    メンダコのパスケース、名付けて「置くとPass」を作った
                                                  • 勝手に食べ放題を振り返る

                                                    6月第1週に1週間にわたってお送りした特集「勝手に食べ放題」。 すごいアクセス数を叩き出した人気企画について、参加したライター5名にメニュー選びの理由、満腹具合を聞きます。 元記事とあわせて読んでください。 (構成・林雄司) 林: ページビューすごい良かったですよ。 唐沢: そうなんすねえ 林: やっぱカロリーですね 唐沢: みんなごはん食べますもんね。面白いはみんなバラバラですけど 石井: お麩とか乾燥芋とかはダメなんですか。カロリーがやっぱないと 林: 1回試してみましょうか。ローカロリー特集。 金額としては実は1番スタバが高かった。 とりもち: ほんとだ。やっぱ高い。 唐沢: オリジン抜かれた 林: 江ノ島さんがあんなに食べたけど。これが皆さんに食べていただいたメニュー。 林: 1個1個は本当に大したことないですね。だっていちばん高いのが石井さんのミラノサンドサイズセット 石井: セ

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                                                    • ハーフカメラって何?なにがそんなに面白いの?

                                                      行く先々で「うちの会社にはいないタイプだよね」と言われるが、本人はそんなこともないと思っている。愛知県出身。むかない安藤。(動画インタビュー) 前の記事:裏にこだわる(デジタルリマスター) > 個人サイト むかない安藤 Twitter ハーフカメラとは 「ハーフ」というのは半分という意味だ。 マヨネーズのハーフはカロリーが半分だし、ハーフパンツは裾の長さが半分なのである。 ではカメラにおけるハーフとはなにか。それはフィルムのサイズがハーフ、つまり半分ということだ。 これは何十年も前に出たオリンパスのハーフカメラ こうやって一般的なフィルムを入れますが 写る写真は一般的なサイズの半分(ハーフ)なんです(シャッターが開くと真ん中の四角い枠に光が当たって写真が撮れます) 一般的なカメラは36×24mmの横長サイズで撮影されるが、ハーフサイズだとこれを縦に二分割して、半分の17×24mmで撮ること

                                                        ハーフカメラって何?なにがそんなに面白いの?
                                                      • ポカリスエットの味のもとになったという説があるまんじゅうを食べる

                                                        1971年東京生まれ。デイリーポータルZウェブマスター。主にインターネットと世田谷区で活動。 編著書は「死ぬかと思った」(アスペクト)など。イカの沖漬けが世界一うまい食べものだと思ってる。(動画インタビュー) 前の記事:下から見あげるモノレール(デジタルリマスター) > 個人サイト webやぎの目 池袋西武で月に1回だけ売られる 塩味饅頭は赤穂の特産の和菓子で、いくつかの和菓子店が作っている。読みは「しおみまんじゅう」。知ったように書いているが兵庫出身のライター岡田有花さんに教えてもらった。 元祖を名乗っている播磨屋の塩味饅頭は池袋西武で月に1回売られる。 テンション上がって2箱買った 6個で669円。安い。 切ったところ まんじゅうは小さく、皮は堅い。落雁のような食感だ。あんこはこしあんで、あんこに塩味がついている。埼玉の塩あんびんのように完全に塩味に振り切っているのではなく、あくまで甘

                                                          ポカリスエットの味のもとになったという説があるまんじゅうを食べる
                                                        • AIは人間のグループに馴染めるのか

                                                          1987年東京出身。会社員。ハンバーグやカレーやチキンライスなどが好物なので、舌が子供すぎやしないかと心配になるときがある。だがコーヒーはブラックでも飲める。動画インタビュー 前の記事:ダメな心の声で代表選手みたいなユニフォームを作る 人々が好き勝手にしゃべる場にAIが放り込まれたら 人とAIの1対1の会話。人の方に会話の目的があり、お互い試行錯誤しながら答えを見つけていく。 こんなイメージ でも「しゃべる」ってそれだけじゃないよなと思う。特に3人以上でしゃべる時は、誰が何を求めているか、なんて考えていられないくらい複雑なことが起こっている。 複雑過ぎるので気の遣いようがなく、僕はかえって気楽だと思っている。 人に何かを求められて発言するAI。人が好き勝手にしゃべる場に放り込まれたら何を言うんだろう。

                                                            AIは人間のグループに馴染めるのか
                                                          • 台湾でライチをたらふく食べる

                                                            1993年東京都生まれ。与太郎という柴犬と生きている普通の会社員。お昼休み時間に事務員さんがDPZを見ているのを目にしてしまい、身元がバレないかハラハラしている。 前の記事:目指せホームラン!30歳はじめてのバッティングセンター ライチ退職を決め込んだ オフィスサンダルをゴミ箱に投げ込んだ時の爽快感、忘れらんねえ 5月末に5年近く勤めた会社を辞めた。退職を決めたとき、まずライチが浮かんだ。ライチの旬である5月中旬から6月に合わせて退職をして、有休消化を名産地の台湾で過ごすというプランを思い付いたのだ。 確実にライチを食べられるように、余裕をもって春先から転職エージェントに相談をした。 どうやら相場よりも求職期間と入社時期が開いているらしく、「どうして6月入社希望なんですか?」と何度か聞かれた。「ライチが食べたいので」といったら見放される気がして、ニコニコしてごまかした。 無事に次の職場が決

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                                                            • ヘボコン10年のあゆみ

                                                              2014年に、冗談のつもりでヘボコンというイベントを始めた。そしたらめちゃくちゃに面白かった。1回で終わらせるのはもったいない…!と思って何度かやっていたら、いつのまにかライフワークみたいになっている。 そんなヘボコンの10年を振り返らせてほしい。 インターネットユーザー。電子工作でオリジナルの処刑器具を作ったり、辺境の国の変わった音楽を集めたりしています。「技術力の低い人限定ロボコン(通称:ヘボコン)」主催者。1980年岐阜県生まれ。 本『雑に作る ―電子工作で好きなものを作る近道集』(共著)がオライリーから出ました! 前の記事:技術力の低い人限定ロボコン(通称:ヘボコン)2024、6/29(土)開催!出場者募集中 > 個人サイト nomoonwalk ヘボコン・2つのルーツ ヘボコンはロボットを作る技術のない人たちが集まってロボット相撲をしようとするイベントである。ところが勘で作られた

                                                                ヘボコン10年のあゆみ
                                                              • その真ん中には何があるのか 東京近郊ラウンドアバウトめぐり

                                                                以前西千葉で環状の交差点、すなわちラウンドアバウトを見て心からいいと思った。 日常の中に溶け込んで非日常との境目みたいな絶景が存在している。そりゃ普通は真っ直ぐの道が交差するところが丸くなってるからで、他もあるんじゃないの、と思った私は東京および近郊のラウンドアバウトを訪ね歩いた。 丸い道路の真ん中には何かがあるのではないか。あったね。 1975年神奈川県生まれ。毒ライター。 普段は会社勤めをして生計をたてている。 有毒生物や街歩きが好き。つまり商店街とかが有毒生物で埋め尽くされれば一番ユートピア度が高いのではないだろうか。 最近バレンチノ収集を始めました。(動画インタビュー) 前の記事:与路島の山奥でとぐろを巻く三名様 〜ハブのいる島めぐり > 個人サイト バレンチノ・エスノグラフィー ラウンドアバウト見たい宣言 道の中央に明らかに異物感のあるオブジェクトが見える。近づくとその周囲を走る

                                                                  その真ん中には何があるのか 東京近郊ラウンドアバウトめぐり
                                                                • いまこそ天使の羽の写真が撮りたい

                                                                  1971年東京生まれ。イラストレーター。ドクロ服、ドクロ雑貨集めに情熱を燃やしすぎている。ほかにはワニ、ウツボ、ハダカデバネズミなど毛の生えていない動物も好む。著書に「しろねこくん」、「ココロミくん」、「ひとみしり道」、「ばかスイーツ」などがある。(動画インタビュー) 前の記事:知っているのに入ったことがないところへ

                                                                    いまこそ天使の羽の写真が撮りたい
                                                                  • スポーツせずに食べるスポーツようかんとスポーツカステラとスポーツお餅

                                                                    東京生まれ、神奈川、埼玉育ち、東京在住。Web制作をしたり小さなバーで主に生ビールを出したりしていたが、流れ流れてデイリーポータルZの編集部員に。趣味はEDMとFX。(動画インタビュー) 前の記事:ハンバーグはじめて物語(デジタルリマスター) > 個人サイト まばたきをする体 Twitter @eatmorecakes 私たちはいつだって五郎さんでいたい 下宿の部屋で布団に入ったままむしゃむしゃとおはぎを食べる……。そう、『ドラえもん』のてんとう虫コミックス10巻「アパートの木」に出てくる大学生の五郎さんだ。 てんとう虫コミックス『ドラえもん』第10巻 27ページ 小学館 1990年 第84刷より のび太がママからのおつかいでお重に入ったおはぎを差し入れたときのこのアクションは、脳内のいつでも取り出し可能な場所に入っている。 私たちはいつだって布団に入ったまま寝そべっておはぎが食べたい。

                                                                      スポーツせずに食べるスポーツようかんとスポーツカステラとスポーツお餅
                                                                    • 殴ってパソコンの画面を割るマシン

                                                                      1992年三重生まれ、会社員。ゆるくまじめに過ごしています。ものすごく暇なときにへんな曲とへんなゲームを作ります。 前の記事:世界のキーボード入力事情調査~アラビア語編~ > 個人サイト ほりげー インターネットはやさしいせかいであってほしい。だからこそ私は月に一回このサイトで記事を書かせてもらっている。 しかし、現実はどうだ。やさしいせかいからはほど遠い、だましだまされ、血で血を洗う戦場、それがインターネットだ。 殴りたくなる事象はいっぱいあるが、当サイトで例に出しやすい比較的マイルドな事例は、例えば会員登録画面であろう。 あ~、この会員登録ページ、入力項目が多くてイライラする~! おりゃ~! ドン! パリンっ!!すっきり! これが私の開発した、「サンドバッグを殴るとパソコンの画面が割れるマシン」である。 ……待って、ちがう!本当に割れたわけじゃない。話せばわかる!話せばわかるから! 「

                                                                        殴ってパソコンの画面を割るマシン
                                                                      • 業務日誌用のノートを買った

                                                                        日本法令の「ビジネスノート」シリーズを知っていますか 近所の文房具屋で、「工事日誌」「自動車運転日誌」というノートを見かけたとき、見知らぬ業務の世界に触れた気がしてどきどきした。 日本法令という会社のビジネスノートシリーズというらしい。「自動車運転日誌」にはいったい何を書くというのか。気になったのでひととおり買ってみた。 宿日直日誌 書店で見かけて最初にロマンを感じたのがこの宿日直日誌だ。 なにせ宿直日誌を書いたことがないので分からないが、というかだからこそ魅力を感じるわけだが、きっとどこかの営業所に宿直をした社員とかが書くのだろう。 宿直は交代制なんだろうか。1ヶ月に1回くらいかな。宿直してる間は何をしてるんだろう。2階の奥の方に宿直室があって、電子レンジとテレビがあるのかな。コンロと流し台とかもあるけど、結局カップラーメンを食べるのかな。 そういうことが、この表紙を見ただけでぶわーっと

                                                                          業務日誌用のノートを買った
                                                                        • 一駅分の話題20選

                                                                          一駅分に適した話題の条件は以下の通りです。 ①盛り上がりすぎない ②約2分で完結 たとえば、自分が本を出版したら推薦文は誰に書いてほしいかとか、最強のおでん3種盛りは何かとか、そういうのは楽しすぎて5駅分くらいかかってしまうでしょう。一駅しかないわけですから、もっとほどほどにどうでもよくて、サクッとおしまいにできる話題がいいのです。 (一駅間が2分強の場合もあるとは存じますが、ここでは一旦2分くらいと想定します。)

                                                                            一駅分の話題20選
                                                                          • 豆10倍豆かん

                                                                            1971年東京生まれ。イラストレーター。ドクロ服、ドクロ雑貨集めに情熱を燃やしすぎている。ほかにはワニ、ウツボ、ハダカデバネズミなど毛の生えていない動物も好む。著書に「しろねこくん」、「ココロミくん」、「ひとみしり道」、「ばかスイーツ」などがある。(動画インタビュー) 前の記事:本場の草加せんべいはおいしい

                                                                              豆10倍豆かん
                                                                            • 防刃チョッキさんぽ~街がスリリングに

                                                                              大阪生まれの大学院生。工作や漢字が好きです。ほら貝も吹けます。先日、教授から「あなたは何を目指しているのか分からん」と言われました。 前の記事:ドムドムハンバーガーのかりんとう饅頭がまっことうまい~勝手に食べ放題 > 個人サイト 唐沢ジャンボリー 散歩でリラックス 私にとって、散歩はこれ以上ない気晴らしです。パソコンの見すぎでぐったり疲れた脳と、バッキバキの肩が、テクテク歩くだけで次第にほぐれていきます。 お花なぞ見て頬をゆるめ、軽やかな足取りでほがらかに散歩していたある日、 ふと、 「私を攻撃するなら、絶対今やろな」と思いました。 防弾チョッキを検索 居ても立っても居られなくなり、防弾チョッキをネットで検索しました。 商品比較サイト・マイベストに「防弾チョッキのおすすめ人気ランキング」のページがありました。しかも28点も選んでくれてありがたい限りです。 防弾チョッキのおすすめ人気ランキン

                                                                                防刃チョッキさんぽ~街がスリリングに
                                                                              • 地元のホテルは地元の安心感とホテルの非日常のいいとこ取り

                                                                                1993年群馬生まれ、神奈川在住。会社員です。辛いものが好きですが、おなかが弱いので食べた後大抵ぐったりします。好きな調味料は花椒。 前の記事:温泉は 椅子さえあれば お湯いらない > 個人サイト ぼんやり参謀 地元に帰る。これを凱旋という ということで私の地元である元住吉に帰ってきた。 商店街が元気なおかげで活気があってうれしい街、元住吉 元住吉については以前ライターの米田さんと訪れた記事でも触れられている。 私の実家がある街であり、中学生の頃からつい数年前までよろしくやっていた街である。多感な時期をずっと過ごしてきたためか、私にはこの街がとにかく親しみ深く、大好きなのだ。 商店街の真ん中にある時計は1時間おきに音楽隊が時刻をお知らせしてくれる しかし、そんな元住吉も実家を出て以来訪れることがめっきり減ってしまった。それこそ盆や年の瀬に帰省するくらいのものだ。 でも今日は違う。しかも今日

                                                                                  地元のホテルは地元の安心感とホテルの非日常のいいとこ取り
                                                                                • そういえば日食じゃないときに太陽を見たことがない

                                                                                  1971年東京生まれ。デイリーポータルZウェブマスター。主にインターネットと世田谷区で活動。 編著書は「死ぬかと思った」(アスペクト)など。イカの沖漬けが世界一うまい食べものだと思ってる。(動画インタビュー) 前の記事:はじめてのおつかい【おとな編】(デジタルリマスター) > 個人サイト webやぎの目 安い太陽観察グラス 太陽観察用のグラスは日食じゃなくてもヨドバシカメラで売っていた。396円。 ヨドバシカメラにも日食じゃなくても太陽を見ることにロマンを感じている人がいる。そう考えると「♪まあるい緑の~」という歌詞は太陽のことを歌っているとも考えられる。 さて、そんな日食グラスでふだんの太陽を見て気づいたことがある。先に書いてしまおう、この4点だ。 1.小さい 2.丸い 3.笑える 4.ニセ日食はできない

                                                                                    そういえば日食じゃないときに太陽を見たことがない