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engineering-managementの検索結果1 - 16 件 / 16件

  • エンジニアリングスキルで捉えるチームマネジメント - mtx2s’s blog

    チームのマネージャーが、自らの責務をジョブディスクリプションとして明文化することは難しい。職務内容や権限を、断片的にしか書けないかもしれない。もしそうなるなら、実務も断片的になっている可能性がある。 チームマネジメント(組織マネジメント)という活動は、個々のマネージャーの経験や関心によって、断片的になりやすいように感じている。断片的とは、マネジメント活動が、責務の一部の領域に偏ってしまっていたり、問題を検知してはじめてその領域がマネジメント範囲であることを知る、といった様子を指している。 このような状態になる背景は、マネージャーにとって、マネジメントが、日々の実務を通して蓄積された経験に基づく活動になっているからではないか。マネージャーは孤独だ。ひとりでその責務を担う。エンジニアとは違い、チームで協働するわけではない。だから、形式知として言語化されず、個人の経験として暗黙知にとどまる。その

      エンジニアリングスキルで捉えるチームマネジメント - mtx2s’s blog
    • 色々試して行き着いた読書方法

      社内のSlackや打ち合わせで、今年に入ってから「どうやって本を読んでいるんですか?」と聞かれる回数が複数ありました。これを機にブログポストにまとめておこうと思います。これまでに色々な読書方法+メモを試してきましたが、2022年時点で行き着いた方法という感じです。 前提 電子書籍(私の場合はKindle1)が販売されている書籍の場合は、電子書籍で購入します。電子書籍が販売されていない場合は、物理書籍を購入します。 電子書籍を優先する理由は次の2つです。 あとでまとめるときに楽なため スマートフォンがあればどこでも読めるため 特に1つ目の「あとからまとめるときの楽さ」を重視しています。(理由は後述) 読み進め方 電子書籍と物理書籍で読み方が多少異なります。そこで、電子書籍と物理書籍とで共通する部分を最初に示して差分を説明します。 電子書籍、物理書籍共通 高速で読み流し どちらのタイプの書籍で

        色々試して行き着いた読書方法
      • テックリードを再生産可能にする - テックリード養成講座をやっている話 - 貳佰伍拾陸夜日記

        この記事はEngineering Management Advent Calendar 2022の7日目です. 今はエンジニアリングマネージャ(EM)としてエンジニアリングマネジメントの4領域(プロダクト・プロジェクト・テクノロジ・ピープル)すべてを見ていますが, それ以前は長い間テックリードをやっていました. その経験を活かして, 最近は後進を育ててテックリードあるいは「弱いEM」*1をできる人材を増やそうとしています(これ自体がピープルマネジメントの一環ですね). テックリードを育てるためにやっていることの全容を詳細に書くと本が1冊書けるくらいになってしまうと思うので, その中でも再利用可能そうな(と言うより再利用可能にしたいと目論んでいる)「テックリード養成講座」について紹介したいと思います. Memeplex.appで生成した, テックなリードが養成されるイメージ 経緯 僕自身は,

          テックリードを再生産可能にする - テックリード養成講座をやっている話 - 貳佰伍拾陸夜日記
        • トヨタの3.5ヶ月のソフトウェアエンジニア(研究開発)生活を振り返る

          前回の転職エントリから3.5ヶ月、すなわちトヨタに入社してから3.5ヶ月が経ちました。 3.5ヶ月間とても気持ちよく働けたので、振り返り記事を書いていきます。座右の銘は「後ろを振り返らない」だったのに、歳を取ると振り返りがちになるんでしょうか。 インターネットの向こうの皆様にもぜひ弊社に興味を持っていただきたいので、弊社の良いなと思うところを書きます。嘘で興味持ってもらっても誰も得しないので、嫌だなと思うところもちゃんと書きます。 目次 前提: 所属とか経歴とか よかったこと1: 機会がめちゃ多い よかったこと2: 分散データ処理屋にとっては最高の戦場では? よかったこと3: 伸び伸び研究開発させてもらえる よかったこと4: 偉い人はすごい びっくりしたこと1: 同じ会社に知らない部署がすごいある びっくりしたこと2: 組織をまたいだディレクションがすごく緩い チョット嫌なこと1: コミュ

            トヨタの3.5ヶ月のソフトウェアエンジニア(研究開発)生活を振り返る
          • 書籍『エンジニアのためのマネジメント入門』を執筆しました - STEAM PLACE

            2023年2月〜3月頃に、私が執筆した書籍『エンジニアのためのマネジメント入門』が発売になります🎉 本稿では、発売に先立って「書籍について」と「執筆のきっかけ」、そして、書籍の「目次」と「各章の内容」を紹介します。 書名: エンジニアのためのマネジメント入門 著者: 佐藤大典 出版社: 技術評論社 発売日: 2023年2月〜3月頃(追記: 2023年3月9日発売になりました) 書籍『エンジニアのためのマネジメント入門』について 本書は、タイトルのとおりエンジニアリングマネージャーの入門書です。 本書のポイントは、エンジニアリングマネージャーの実務よりも、基礎となる知識の体系化を図ったことです。 この一冊で、エンジニアリングマネージャーの基礎的・基本的な知識と技能を学べます。 ハウツーではなくマネジメントの原典を基にした本なので、エンジニアリングマネージャーの入門者だけではなく、経験者の方

              書籍『エンジニアのためのマネジメント入門』を執筆しました - STEAM PLACE
            • どのようにPlatformチームの組織変更をしたか | メルカリエンジニアリング

              Platform チームの@deeeeeeeetです. Platform チームは2年前にMercariがMicroservicesの移行を始めたときに一緒に立ち上げられたチームです.Platform チームはMicroservicesを動かすための基盤や開発や運用のためのツールセットなど提供しています.立ち上げ時は自分を含めて2-3人で始まったチームですが2年が経ち10人を超えるチームにまで成長しました. チームのメンバーが増えるほど1チームとして動くには限界がきており,またMicroservices化が進めば進むほどチームの負う責任範囲も広くなりCognitive load (認知負荷) も高くなっていました.これらの課題を解決するために組織変更を行い,Platform チームを複数の専門性に特化したチームに分割しました. 本記事ではチームのデザイン,チームが分離しても独立性を保ちつつ

                どのようにPlatformチームの組織変更をしたか | メルカリエンジニアリング
              • エンジニアリングマネージャーの最初の学び - このロールは何なのか - yigarashiのブログ

                2023/6/16付の人事異動で正式にエンジニアリングマネージャー(以下EM)になりました。2021/8に「エンジニアリングマネージャーを目指す若者の戦略」という記事を書いて明確にEMを目指し始め、2022/12には「EMキャリアを切り拓く「最強の現場リーダー」という働き方」という記事でEMに近づく様子を書きました。さらにそこから半年余り、ついに会社からも正式にEMと呼ばれることになりました。実際には3ヶ月ほど前から強くEMを志向した動きにはなっていましたが、やはり正式な職位は特別なもので、キャリアにおける重要な実績をひとつ解除したと感じています。 これほどEMというロールを志向し色々とやってきたのですから、EMとしての振る舞いもさぞスムーズに立ち上がるかと思いきや、実際にEMとして動くのは非常に難しいことでした。書籍やブログ記事を読んで頭で理解したEMという働き方と、自分がチームでEMと

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                • エンジニアリングが好きな私たちのためのエンジニアリングマネジャー入門 / Engineering management for the rest of us

                  https://forkwell.connpass.com/event/325649/ の登壇資料です。 書籍は https://amzn.to/3z8TLUM から

                    エンジニアリングが好きな私たちのためのエンジニアリングマネジャー入門 / Engineering management for the rest of us
                  • 結局のところ、エンジニアリングマネージャーとは何者なのか|dora_e_m

                    はじめにこれはEngineering Manager Advent Calendar 2023 25日目の記事です。 毎日良質な記事がアップされて、完全に俺得な一ヶ月でした。ご参加いただいたみなさんありがとうございます。 最終日の記事では、EM Advent Calendarを俯瞰しながら執筆している私のEMキャリアをふりかえり、結局のところEMとは何なのか、ということを考えてみます。 Advent CalendarにおけるEMの多様性と共通点LLM時代におけるEMという、実に2023年的な切り口から始まったこのAdvent Calendarには、実に多様なコンテンツが集まってきました。 新任EMの方の奮闘の記録、手を動かしてなんぼという考え方、スクラムとの接近、プロジェクトマネジメント的アプローチ、オブザーバビリティのEM業への援用、キャリア論・・・。 共通しているのは「マネジメント対象

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                    • マイスキルマップでエンジニアとしての己を見つめ直す - yigarashiのブログ

                      最近テックリードのロールを手放し、働き方がEMに近づいた。折に触れてEMになりたいと言ってきたが、だからと言って最初からうまくできるわけもなく、ここ1ヶ月くらいは悶々としながら過ごしている。特に今回困ったのは、自分の現在地がぼんやりしていて漠然と据わりが悪い感触に苛まれている点だ。もう少し課題や方向性を精緻にして、自信を持って前進できる環境をつくりたい。その一環としてマイスキルマップを作ってみたので紹介する。 マイスキルマップへ至る思考 自分が大事にしている心構えのひとつに「練習していないことはできない」というのがある。十を知るには十を聞き、繰り返し実践することでしか一人前にはなれないという、ごくごく当たり前のことだ。この心構えでひとつひとつ丁寧にやっていくのが、ここ5、6年の自分の強みだと思っている。 しかしこの心構えを維持するのは簡単ではない。何かができるようになると、自分の能力のイメ

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                      • Engineering Leadership Skill Set Overlaps

                        Q: I’ve noticed quite a bit of similarity between staff engineering roles and engineering management. What is your take on the similarities and differences?An interesting observation is how many leadership roles in Big Tech and at high-growth startups begin to utilize overlapping skill sets after a while. At these companies, everyone working in engineering or product is technical, meaning they hav

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                        • ペパボのエンジニアリングマネジメント一問一答 / engineering-management-q-and-a-in-gmo-pepabo

                          EOF2019にて、GMOペパボでのエンジニアリングマネジメントについてのQandAセッションを行いました。

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                          • エンジニア評価制度の取り組みを振り返ってみた - Retty Tech Blog

                            はじめに Rettyでは2018年から組織的な改善活動を数多く始めており、その一つにエンジニアフィードバック(以下、フィードバックはFBと省略します)制度があります。 本記事はRettyのエンジニアFB制度への取り組みの紹介を兼ねた、これまでの改善活動の振り返り記事となっています。 (2018, 2019年のアドベントカレンダーの小迫の記事に組織的な改善活動についての紹介がありますので興味がありましたらご参照ください) engineer.retty.me engineer.retty.me エンジニアFBは今なお半年の評価ごとに継続的に改善を繰り返していて、今は4回目の改善サイクルとなる2020年上期のエンジニアFBが終わった頃となります。 対象としたい読者 下記のような項目にピンと来る方に読んでいただけると嬉しいです。 会社のエンジニアが評価に対して不満を抱えており、他社の評価制度の取り

                              エンジニア評価制度の取り組みを振り返ってみた - Retty Tech Blog
                            • Platform Engineering on Kubernetes を読んでCloud Native の現在地を理解する - じゃあ、おうちで学べる

                              はじめに 近年、Kubernetesの採用が進む中、複数のチームが関わり、複数のクラウドプロバイダーへのデプロイを行い、異なるスタックを扱う組織では、その導入の複雑さが新たな問題となっています。本書 『Platform Engineering on Kubernetes』は、Kubernetes に登場しつつあるベストプラクティスとオープンソースツールを活用し、これらのクラウドネイティブの問題を技術的に組織的にどのように解決するかを示してくれます。 learning.oreilly.com 本書では、Kubernetes上に優れたプラットフォームを構築するための要素を明確に定義し、組織の要件に合わせて必要なツールを体系的に紹介しており、実際の例とコードを交えながら各ステップをわかりやすく説明することで、最終的にはクラウドネイティブなソフトウェアを効率的に提供するための完全なプラットフォーム

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                              • “テックリードという役割”のその後 — Will Larson “Staff Engineer”

                                この本は大きく前半と後半にわかれていて、著者によるStaff Engineerの職務内容・昇進・会社選びなどに触れた前半、”Stories”と章立てされたStripe・Slack・FastlyといったTech企業で働く14人のインタビューを掲載した後半の構成になっています。私は前半を読みおえ、後半のインタビューを2人目まで読んだ状態です。 本書にかかれているスタッフエンジニアの職務内容や求められるものは良い意味で私のイメージしていものとは違いました。 これまで私が想像していたのは「所属する組織が使うOSSにコントリビュートして技術的な優位性を保る」「社内のツールを開発して組織全体の生産性を上げる」のような一言で言えば凄腕のエンジニアでした。 しかし、本書で紹介されるスタッフクラス以上の職務を自分なりにまとめると「チーム間・全社的な技術面でのマネジメントを行い、経営上のゴール達成に貢献する」

                                  “テックリードという役割”のその後 — Will Larson “Staff Engineer”
                                • EMのトレンド?もしくはその兆し (2022年)

                                  2022年昨今のEngineering Management(EM)界隈を見ていて、1つトレンドもしくは兆しがあるなぁ、と思っていることがあります。端的に言ってしまえば、EMを専門職種として切り出して、人(や組織)のマネジメントに専念させるパターンが出てきている、ということです。 もちろん、以前からこのような形態をとられている企業もあると思います。しかし、おそらくは専門性を高めている社員がキャリアラダーの1つとして、プレイングマネージャー的にマネジメントに携わるケースが多いのではないでしょうか。 プレイングマネージャーとして人のマネジメントに関わることの問題点は、2点あると考えています。ひとつは、プレイングしている内容(開発者であれば技術的なこと、デザイナーであればデザイン的なこと)と、人(と組織)に向き合う内容とのいずれにも注力できずに、どちらも中途半端な状態になるということです。結果と

                                    EMのトレンド?もしくはその兆し (2022年)
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