Intel N100 CPUと、7インチのタッチ対応ディスプレイを搭載したポケットサイズPC「SZBOX S7」が登場しました。 このタイプのポケットPCは過去にも複数登場していますが、CeleronやAtom搭載機のみでした。実用的なパフォーマンスで人気のIntel N100搭載機が登場した形です。 CPU以外のスペックは、16GB LPDDR5-4800 RAM、最大2TBのSSD、7インチ(1280×800)タッチ対応ディスプレイ、7,200mAhバッテリー、Windows 11という構成。通信はWi-Fi6とBluetooth 5.2に対応します。 M.2 2242スロットを搭載していて、PCIe NVMeもしくはSATAのSSDの換装に対応しています。サイズは174x116x22mm。 また、ポート類はUSB Type-C x2(1つは給電用)、USB3.2 Type-A x3、
Intel Raptor Lakeで推奨設定を適用しない場合『半年』で動作が不安定になる不具合が発生。ゲーム開発者にも負担が集中 Intelの第13世代Raptor Lakeおよび第14世代Raptor Lake Refreshについては一定期間使用後に動作が不安定になるという不具合が発生しており、Intelも原因究明と対策に向けて調査を進めています。ただ、根本的な原因が分かっていない中で、Intelは暫定的にCPUを保護するためにIntel Default Settingsと呼ばれる電力と制限を制限する設定を反映することを推奨していますが、この設定を反映せずに使っていると、早ければ半年ぐらいでCPUが劣化する可能性があるようです。 Moore’s Law is Deadが複数のゲーム開発関係者から入手した情報によると、ゲームのサポート窓口にIntel Raptor Lake系CPUが原因
更新履歴 [記事初公開日: 2024/4/21] ① まだ原因がハッキリしていないため、表現を変え、記事内容・タイトルを改訂しました。 [2024/4/21] [New] 事の発端Intelの第13世代Core 13000シリーズ(Raptor Lake)や第14世代Core 14000シリーズ(Raptor Lake Refresh)を使用していると、数か月後くらいに突然不安定になって、ゲームがクラッシュしたり、「Out of video memory trying to allocate a rendering resource」(レンダリングリソースを割り当てようとしているビデオメモリが不足しています)というエラーが表示される不具合が発生しています。 この不具合の原因はCPUで、CPUの電力、電流、電圧、動作クロックのいずれかを下げることで不具合を一時的に回避できます。(もちろん、パ
Intelが2023年12月に正式発表した第14世代CoreプラットフォームのノートPC向けプロセッサ「Core Ultra」は、2023年9月に発表されたMeteor Lakeアーキテクチャがベースになっています。そんなCore UltraにはAI処理に特化したニューラルプロセッシングユニット(NPU)が搭載されており、このNPUについて海外メディアのChips and Cheeseが解説しています。 Intel Meteor Lake’s NPU – Chips and Cheese https://chipsandcheese.com/2024/04/22/intel-meteor-lakes-npu/ Core Ultraに搭載されたNPUは「NPU 3720」と呼ばれています。そんなNPU 3720には2つのニューラルコンピューティングエンジン(NCE)タイルが搭載されており、こ
半導体大手のIntelはドイツのザクセン=アンハルト州の州都であるマクデブルクで、半導体製造拠点の「最先端半導体ファブメガサイト」を建設中です。この最先端半導体ファブメガサイトの建設予定地で、新石器時代の墳墓などを発見しました。 Burial mounds and a chariot grave. Archaeologists discover a Neolithic burial landscape on the Eulenberg near Magdeburg https://idw-online.de/de/news830373?ftag=YHF4eb9d17 Intel's Germany chip fab site yields discovery of 6,000-year-old burial mounds — no word yet about potential cons
Intelの2025年までのCPUロードマップ Intelは2006年から、「Core」ブランドをメインに据えてCPU製品を展開している。2008年に「Core i3/i5/i7」のグレードを導入して以来、途中に最上位グレードとして「Core i9」を追加したことを除いて14世代(≒14年間)に渡って、いわゆる「Core iプロセッサ」を展開してきた。 しかし2023年、同社はCoreプロセッサの“リブランド”を発表。従来のCoreブランドからは“i”が取り除かれ、上位モデル向けブランドとして「Core Ultraプロセッサ」が登場することになった。 →さよなら「i」 こんにちは「Ultra」――Intel Coreプロセッサが15年ぶりにリブランディング Meteor Lakeから適用 →「AI PC」がベールを脱ぐ! 次世代のモバイル向け「Core Ultraプロセッサ」正式発表 搭載
Intelの次世代CPU「Core Ultra」プロセッサが正式発表。新アーキテクチャでゲーム性能やAI処理がさらに速く ライター:米田 聡 2023年12月15日,Intelは,開発コードネーム「Meteor Lake」で知られるノートPC向け新型プロセッサ「Core Ultra」シリーズ計11製品を発表した。 Core Ultraは,Intelが「過去40年間で最大の変革」と主張していたプロセッサだ。世界各地から招いた報道関係者に,マレーシアのペナン地域にあるMeteor Lakeの製造(後工程)を担当する工場を公開したり,詳細な技術情報を公開するなど,アピールに力を入れてきたCore Ultraのラインナップや性能が,ようやく明らかとなったわけである。 関連記事 次世代のノートPC向けCPU「Meteor Lake」の詳細が明らかに。メインのCPUコアを使わずに動画を再生できる!?
Intelが2022年から進めていたTower Semiconductor(タワーセミコンダクター)の買収計画を断念したことを発表しました。IntelとTower Semiconductorの双方が買収に前向きだったものの、規制当局が買収契約を承認しなかったことによって契約が不成立に終わったとのことです。 Intel Announces Termination of Tower Semiconductor Acquisition https://www.intel.com/content/www/us/en/newsroom/news/intel-news-aug-2023.html タワーがインテルとの買収契約終了を発表 - Tower Semiconductor タワーセミコンダクター https://jp.towersemi.com/2023/08/16/08162023/ Inte
レポート 初代Coreぶりの興奮。40年来で最大の革新を謳う「Meteor Lake」についてIntel Tech-Talkで聞いてきた インテル恒例のプレス向け技術説明会を開催 インテルは2023年9月26日、不定期に行っている記者向けの技術説明会「Tech-Talk」を開催しました。今回は米国時間で9月19~20日にカリフォルニア州サンノゼで開催した「Intel Innovation」で発表された技術について解説しています。基調講演は米Intelサイトから視聴可能です。 最初にインテル株式会社 執行役員 技術本部長 町田奈穂氏がIntel Innovation」でのハイライトを紹介しました。 インテル株式会社 執行役員 技術本部長 町田奈穂氏 今後、現在のプラスチックに代わる素材としてガラス基板を使用していくと紹介。これによって現在よりもさらなる微細化に対応するだけでなく、面積制限も緩
Qualcommが2024年中の発売を予定しているPC向けSoC「Snapdragon X Elite」のベンチマーク結果が、ベンチマークアプリ「Geekbench」のスコア集積サイトに登録されました。掲載されたベンチマーク結果からは、Snapdragon X EliteがIntelやAMDの主力CPUに匹敵する性能を備えていることが明らかになっています。 LENOVO 4810UV0100 - Geekbench https://browser.geekbench.com/v6/cpu/5553440 Snapdragon X Elite LENOVO 4810UV0100 Geekbench Scores leak.. Single Score -2427 Multi Score -14254@91mobiles @BennettBuhner @9to5Google @Lexcyn p
ASUSは1月8日(アメリカ現地時間)、CES 2024にあわせて、小型PC「ROG NUC」シリーズの投入を発表した。Intelから小型PC事業「NUC」ブランドを引き継いで初めての製品投入となる。 IntelからASUSが引き継いだ小型PC“NUC”、ついに最新製品投入 - MeteorLake×GeForce Intelが独自に完成品PC・ベアボーンキットとして開発・販売してきた小型PC「NUC」シリーズは、2023年7月に事業ごとASUSへと売却。サポートもすべて継承されたほか、そのタイミングで将来製品の開発についても続行すると発表されていた。今回、満を持してASUSのゲーミングブランドである「ROG」から新製品が投入された形。 新製品はその名も「ROG NUC」と命名されており、最新Intel Core Ultraプロセッサを搭載している点が最大の特徴。グラフィックスにはNVID
Intelが2024年4月にAIアクセラレータ「Gaudi 3」を発表しました。ハードウェア系ニュースサイト・ServeTheHomeが、前世代のGaudi 2やNVIDIAのH100よりも高い性能を発揮するというGaudi 3を実際に会場で見てきたとして、そのレポートを公開しています。 This is Intel Gaudi 3 the New 128GB HBM2e AI Chip in the Wild https://www.servethehome.com/this-is-intel-gaudi-3-the-new-128gb-hbm2e-ai-chip-in-the-wild-intel-vision-2024/ Intelは、Gaudi 3がAI学習性能とAI推論性能の両面でNVIDIAのAI特化GPU「H100」よりも高い性能を発揮すると述べており、2024年後半に量産を開
世界最大手の半導体メーカーであるIntelが、中国のAIスタートアップへの投資を加速していることが報じられています。アメリカ政府は中国への投資を進めるIntelへの警戒を強めており、同社は中国のテクノロジー関連株式を一部売却しなければいけなくなる可能性も指摘されました。 Intel venture arm’s China tech stakes raises alarm in Washington https://www.ft.com/content/0217cab2-c9a3-4ffa-993a-39874d6d803f Intel Capital's investments in Chinese AI startups draw US govt attention — firm invests in 43 Chinese tech companies | Tom's Hardware
My team at Alderon Games, working on the multiplayer dinosaur survival game Path of Titans, has been encountering significant problems with Intel CPU stability. These issues, including crashes, instability, and memory corruption, are confined to the 13th and 14th generation processors. Despite all released microcode, BIOS, and firmware updates, the problem remains unresolved. We have identified fa
Intelは、同社製の第13世代や第14世代CPUが不安定になる件について、公式声明を発表しました。 事の発端Intelの第13世代Core 13000シリーズ(Raptor Lake)や第14世代Core 14000シリーズ(Raptor Lake Refresh)のK付きCPU (Core i9-13900KやCore i9-14900Kなど)を使用していると、数か月後くらいに突然不安定になって、ゲームがクラッシュしたり、「Out of video memory trying to allocate a rendering resource」(レンダリングリソースを割り当てようとしているビデオメモリが不足しています)というエラーが表示される不具合が発生しています。 この不具合の原因はCPUで、CPUの電力、電流、電圧、動作クロックのいずれかを下げることで不具合を一時的に回避できます。(
ASUSが2024年7月に発売した小型PC「ASUS ROG NUC」は、最大構成で「Intel Core Ultra 9 185H」や、NVIDIAのノートPC向けGPU「GeForce RTX 4070 Laptop GPU」を搭載しており、強力なスペックが魅力の1つです。今回は、外観レビューに引き続き、本体を分解して中の基板などを確認してみました。 ROG NUC | Gaming desktops|ROG - Republic of Gamers|ROG 日本 https://rog.asus.com/jp/desktops/mini-pc/rog-nuc/ というわけで、今回は「ASUS ROG NUC」を分解して中身をチェックしていきます。「ASUS ROG NUC」の外観については、以下の前回記事を参照してください。 超小型ゲーミングPC「ASUS ROG NUC」レビュー、
結構前から発覚したのですが、Intelの13世代および14世代の上位グレードCPUにおいて、動作が不安定になったり故障したりする不具合が発生しています。 あまりパソコンに詳しくない人でも、ゲーミングパソコンにお金をかけていたりすると、これに該当する可能性が出てきます。 なので、本記事ではこの問題について、サクッと解説していきたいなと思います。 Intel 13、14世代上位CPUの不具合について アホみたいにクロック上げまくったのが原因 オーバークロックしてなければ大丈夫かと思ったか? 対策すると性能がダウンする 不具合がおきてる人は保証を受けよう Intel 13、14世代上位CPUの不具合について アホみたいにクロック上げまくったのが原因 近年はIntelがだいぶ優勢になってきたとはいえ、パソコン向けのCPUに関しては未だにIntelとAMDが熾烈な争いを繰り広げています。 なのでお互
ミニPCを精力的に展開しているBeelinkから、Intel N200を搭載した小型デスクトップPC「Beelink EQ13」が登場しました。昨今注目されているN100搭載ミニPCに近いお手頃価格や省電力性能はそのままに、少しパワーアップした新作です。 今回はサンプルを試用する機会に恵まれたので、さっそく実機レビューをお届けします。 Intel N200搭載ミニPC「Beelink EQ13」。Amazonでは46,800円+3,000円引きクーポンで販売中(6月25日時点) スタイリッシュな新設計ボディは「電源内蔵」がうれしい Beelinkの同クラスの製品としてはN100搭載の「EQ12」が約1年前に発売されています。Amazon.co.jpにおける6月25日時点の販売価格はEQ12が30,800円、EQ13が43,800円(クーポン適用後)と価格差があるのですが(どちらもメモリ16
筆者はこの頃、「Intel N100」プロセッサ(4コア、最大3.4GHz)を搭載した小型PCをいろいろと試しているが、最近になって「AOOSTAR R1 N100」という非常に興味深いPCが目にとまり、買ってみることにした。 AOOSTAR R1 N100に搭載されているIntel N100は、モバイル向けの第12世代Coreプロセッサ(開発コード名:Alder Lake-N)ファミリーの中ではエントリー向けとなる。低消費電力でありながらパフォーマンスが高く、筆者も積極的にIntel N100を搭載した小型PCで自宅サーバをどんどん入れ替えている状況だ。 参考までに、下記環境で「Unixbench」を実行した際のベンチマークテストの結果を紹介する。Intel Xeon プロセッサの「E3-1225 v5」(4コア、最大3.7GHz)と比べて、Intel N100のパフォーマンスの高さ、ワ
情報システムにとって絶対に欠かせない存在であるサーバー。その常識が大きく変わり始めている。GPU(画像処理半導体)を搭載するGPUサーバーの売り上げが急拡大しているのはその一例。CPUの中身や消費電力、データセンター事情なども激変している。 パブリッククラウドの利用拡大によって、サーバーハードウエアに触れる機会が無くなったIT技術者も少なくないことだろう。本特集では、多くの技術者が知らないうちに激変するサーバーの「新常識」を紹介する。第1回はサーバーの心臓部であるプロセッサーに関する新常識を取り上げる。 サーバーの「基礎知識」をまずは確認 まず新常識に入る前にサーバーの「基礎知識」を確認しておこう。サーバーの主な役割は今も昔も変わらない。パソコンやスマートフォンといったクライアント(お客)からの処理要求を受け取って、処理結果を返す。それがサーバー(接客係)と呼ばれる理由だ。 何百台、時には
Intelは、第13~14世代CPUの不具合がノートPCでも発生しているというAlderon Gamesの報告に反論しました。 海外メディアのDigital Trendsを通じて、Intelは以下のように述べています。 私たち(Intel)は、第13世代および第14世代のCoreモバイルプロセッサーが不安定になるという少数の報告を認識しています。第13~14世代Coreモバイルプロセッサーを詳細に分析したところ、モバイル製品でこの不具合が発生することはないという結論に達しました。 第13~14世代のモバイルシステムで報告されている症状(システムのハングアップやクラッシュなど)は、ソフトウェアとハードウェアのさまざまな潜在的な問題に起因する一般的な症状です。 Intel CPUを搭載したノートPCで問題が発生した場合は、システムの製造元に問い合わせてサポートを受けることをおすすめいたします。
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