並び順

ブックマーク数

期間指定

  • から
  • まで

1 - 40 件 / 65件

新着順 人気順

novtanの検索結果1 - 40 件 / 65件

タグ検索の該当結果が少ないため、タイトル検索結果を表示しています。

novtanに関するエントリは65件あります。 web社会ネット などが関連タグです。 人気エントリには 『我々の愛したGoogle検索はすでに死んでいる - novtanの日常』などがあります。
  • 我々の愛したGoogle検索はすでに死んでいる - novtanの日常

    Google検索終わってしまったの?という話で界隈が少し盛り上がっていてうーんはてなってなっていてそこはかとなく嬉しい。 goldhead.hatenablog.com orangestar2.hatenadiary.com 本件については僕も定期的に何かを言っている話ではあるんだけど、特にここ最近でキャッシュの検索もしなくなったってところが非常に象徴的だなあと思っています。キャッシュすることが著作権上問題だ何だで揉めたのが懐かしいよね。令和に至ってはウェブコンテンツの揮発性のほうがもはや問題である、と。 (個人的には依然として「なくなる権利」の方が重要と思っているだけど) 黄金頭さんが書いている「個人の日記が引っかからない」というのはもうずっと前から同感で、何かを見たことを共有したくて感想を探したところで例えば映画なら映画のあらすじサイトばかり引っかかる。体裁としては個人だけど明らかに広

      我々の愛したGoogle検索はすでに死んでいる - novtanの日常
    • インボイス制度の問題の本質 - novtanの日常

      (続きを書いたのでよろしければそちらも) 続・インボイス制度の問題の本質 - novtanの日常 セルフまとめで絶賛とかタイトルつけてるやつがいるのでイラッとして書いた。 togetter.com 個人的にはインボイスの制度自体は事務コストの問題とか(何とかするって答弁かなんかで言ってた気がするんだけど)本名開示問題とかそういう話があって可哀相だしなんとかしろよって思っている反面、制度自体がおかしいとは思わないので、そのあたりも含めて簡単に説明しておいたほうが良い気がした。専門家でもなんでも無いけど、とにかくさっくり免税事業者は益税だから悪みたいに結論づけるこのまとめにイラッとしたので。 まず言っておくと、免税事業者が益税云々という話は「必ずしも当たらない(役所並)」と思っているのでそういう立場だと思ってください。 さて、問題によくなるフリーランス事業者の免税問題についてはまず消費税がどこ

        インボイス制度の問題の本質 - novtanの日常
      • 続々連携がストップしているドコモ口座とWeb口振受付の問題について - novtanの日常

        詳細不明なところもありますのでなんとも言えないんだけど、外部から見える範囲でわかる問題点について解説してみます。詳細を調べたら問題なかったり、中の人だけが知っている仕様によってクリアされている問題もあるかもしれません。 事実誤認があれば訂正しますのでよろしく。 そもそもドコモ口座って? ドコモユーザーならおなじみ、それ以外でも使えるアカウントサービスである「dアカウント」に紐づけてキャッシュレス決済などで使用できる電子マネー(だよね)のことです。 dアカウントは元々はドコモ契約者向けのアカウントサービスだったんですが、スマホを起点としたサービスを提供するに当たり、汎用的なアカウントサービス(ID提供サービスとも言えます)にするためにドコモの回線契約とのつながりを限定的にしたものです。GoogleアカウントやFacebookアカウントでのログインと同様、dアカウントでのログインができるように

          続々連携がストップしているドコモ口座とWeb口振受付の問題について - novtanの日常
        • 賃金を上げないからろくな人が来ない問題 - novtanの日常

          人手不足 おちんぎんおちんぎんとバカの一つ覚えのように言う人がいますが、おちんぎんを上げたらまともな人が大挙して押しかけるという幻想を抱いている人は大丈夫なのかな、と思わざるを得ないというか、そういった単純化された世界観ってあまり現実の問題を解決はしないよねえ。 とはいえ、おちんぎんをどうやったら上げられるのか、というのは非常に重要なテーマではあります。この問題のわりとヤバいところとしては、「賃金を上げたらまともな人が来る」という発想は本質的にはマッチョな思想で、つまり、まともな人が来ることで押し出される人なんて知ったこっちゃない、という世界観ですよね(多分、そう言っている人がそういう意識があるようには思えないけどね)。この問題は「そういう人しか来ない仕事」という問題でもあります。 なので、考えるべきなのは、「給料が安い割に要求が高い」という仕事を減らすということですよね。今日日、コンビニ

            賃金を上げないからろくな人が来ない問題 - novtanの日常
          • Web口振受付と即時口振に頼らなければならない新型決済スキームの問題 - novtanの日常

            ドコモ口座の問題はシステム的な部分でいうと「本人確認と認証が甘い」に尽きるんですが、それ以前の問題として、このビジネススキームが何を根拠に成立していて、その根拠に基づいた対応が行われていたか、ということがありますね。なにぶん、それなりに新しいことをやろうとしている話なので必ずしも法整備は十分ではないし、抜け道というか、既存の制度だったらこうすれば使えるよね、というスキームをひねり出して実施していくわけです。なので、根本的な法律や制度の問題とは別に、2者間で成立させるための個別の契約が必ずあるわけです。それがどのくらい今回の事態を想定していたかは定かではないですけれども、少なくともここについて一般に開示されることはないでしょう。でも、そこがキモってのがこの話の難しいところ。 とはいえ、銀行との資金移動に持っていく部分については口振契約ということは明らかですので、そのへんをちょっと考察してみま

              Web口振受付と即時口振に頼らなければならない新型決済スキームの問題 - novtanの日常
            • 日本では「ブロックチェーン」は終わってしまうかもしれない - novtanの日常

              まあ、そもそも協会みたいなのが2つあって、どっちもやらかした取引所運営していた人たちが関わってたりするのを見るとなんだかなあってなりますけどね。 ともあれ、「それブロ」みたいな提案ばっかりされているブロックチェーン界隈において、ついに日本ではブロックチェーンそのものの定義もゆらぎ始めるような発言が界隈から出始めているような感じになってきていて、なんとなくクラウド元年のような雰囲気を感じなくもないんですが、クラウドはバズワードから一般IT用語にちゃんと昇格した一方で、ブロックチェーンはこれだけ立ってもまだテクノロジー優位なユースケースがパブリックな仮想通貨しかない(スマートコントラクトには期待しているが、結局の所、ブロックチェーン以外の技術で作ったものがデファクトになってもおかしくない程度だとは思う)のでなあ。 政府筋に提案するにしても、実績がなさすぎる。技術的な優位性があるわけではない、既

                日本では「ブロックチェーン」は終わってしまうかもしれない - novtanの日常
              • システム開発の内製化って本当に必要なのだろうか - novtanの日常

                comemo.nikkei.com そもそもの話としてなんですが「システム」という言葉が主語デカなんですよねえ、というところから話をスタートしたい。 本来、システム開発の歴史をたどると、初期の大企業(銀行とか)はまあまあ内製化からスタートしていることが多いと思うんですよね。ただ、ここでいう内製化ってのは全部をその会社に所属している人が作っている、というわけでは当然ながら、ないです。ハードウェアはベンダーに依存しているし、開発自体もSIerの手を借りることは多かったはず。ただ、自分たちで要件を決めて、仕様を検討して、設計して、テストする、という意味においては間違いなく内製化をしていたはず。 そういう基幹系システムがコンパクトに中小企業に展開されるようになると、そんな体力は当然ないので実質パッケージみたいな形で導入されていったというところでしょうか。 こういう企業内システムはいわゆる「電算化」

                  システム開発の内製化って本当に必要なのだろうか - novtanの日常
                • 続・インボイス制度の問題の本質 - novtanの日常

                  前回のエントリが久々に注目を集めてしまったので、はてブに知見がたくさん集まりました。なので、ブコメからコメント(の内容)をピックアップして議論できたらと思いまして、続きを書くことにしました。 インボイス制度の問題の本質 - novtanの日常 再度お断りしておくと、僕は法律の専門家でもなければ経理の専門家でもないので、法理の話とか、事務手続きの実際とか、そういうところを隅から隅まで把握しているわけではありませんし、そのあたりは実業務に従事されている諸兄のほうが詳しいことが多いと思いますので、ぜひ(懐かしい言葉ですが)集合知を発揮していただきたいと思っております。 本質って部分が書いてねーじゃねーか/どこが本質だかわからない すみません。m(_ _)m 最初間違ってタイトル無しで公開してしまいまして…orz 焦って適当なタイトルつけちゃいました てへぺろ(・ω<) (ここだけ平成並) 消費税

                    続・インボイス制度の問題の本質 - novtanの日常
                  • じゃあ、キャッシュレスの覇権について一言言っておこうか - novtanの日常

                    これはなかなかの増田だった。 Suica vs PayPayの結果はもう見えてる うんうん、キャッシュレス戦国時代の第1ラウンドとしての評価としてはまあ納得できるところはある。ただこれってまだ決着ついてないと思うんだよね。そもそも、Suica VS PayPayが頂上決戦とも限らんわけで。 ビジネスモデル 手数料モデル vs 広告・金融モデル、というのは大きくは間違ってないと思う。大陸の話でいうと、金融エコシステムがアプリで回ってしまうというレベルになったりもしているわけで。ただ、それをこの日本(というよりは、マネロン対策により厳格な管理が必要な欧米諸国)でやろうとするといろいろなハードルに引っかかる。お金の流れはトレースできるようにしないといけないし、エコシステム内での取引を実世界の会計処理に乗せる必要もあるだろう。そういった部分を重要視していくと話は現金の出し入れどうする、というところ

                      じゃあ、キャッシュレスの覇権について一言言っておこうか - novtanの日常
                    • タワーマンションと駅徒歩何分のお話 - novtanの日常

                      素朴な意識として何度も触れているけれども、東京やその周辺において、「駅徒歩何分」の差異が大きな価値を持っていることが僕にはあまり理解できない。古くからの住民としては駅徒歩何分なんてのは通勤や遠出をするときのちょっとした時間の問題に過ぎなく、そこに住む(というよりは居る)ことはそこに愛着があるというようなものではある。 だから、一人暮らしをしようとして、実家から出るなら駅に近づかないと意味ないよねーからの駅チカ高杉問題という経験を持っている人は多いのではないか。 駅直結のタワーマンションで云々、という広告を見るたびに「へー誰が住むんだろうね」という感想をみんなで漏らしながら、その街の良さはどこだったろうと心を巡らすのだ。 言ってみれば、駅徒歩何分にこだわるということは、都会の忙しさに直結する住まいを選択するということにほかならないのではないか。魂を都会というものに縛られている。でも、同じ街で

                        タワーマンションと駅徒歩何分のお話 - novtanの日常
                      • PCエンジンのお陰でNECのパソコンが売れるようになった、は誤りなのか - novtanの日常

                        togetter.com ちょっとこのまとめに数字の話が全然ないので何が起きてるのか判然としないのだけど、このYoutuberが言っている「PCエンジンでNECパソコンが普及したという事実を絶対に認めたくない自称古参オタク」みたいなコメントが実際に多いので、そうではなくて事実から確認しようぜという趣旨です。 適当にWebで探した範囲で参考文献を貼っていくけど、まず大事なのはこの辺。 http://web.econ.keio.ac.jp/staff/hk/semi/paper/Asai07PC.pdf P4当たりにある「NECの市場シェア」を見ると85~87年に掛けて35%→45%と10ポイントも伸長している。これはPCエンジンでNECの知名度が上がったからと言えるだろうか。 おそらくそうではなかろう。PCエンジンの発売日は87年の10月30日であり、残り2が月で爆発的に「シェアが上がる」と

                          PCエンジンのお陰でNECのパソコンが売れるようになった、は誤りなのか - novtanの日常
                        • SNSで頭おかしいことを書く人は必ずしも頭はおかしくない - novtanの日常

                          早く人類からインターネットを取り上げるんだ!早く! しつこいようだけど、インターネットは人類には早すぎた。これはこれだけ「公私混同しない」「本音と建前をきっちりわける」という価値観を大事にしてきたはずの日本人コミュニティーにおいてSNSというツールを介すとあっさり「公私混同」「本音ダダ漏れ」となる現実を見るともう止めるのも遅いんだろうな、と思うし、クラブなんちゃらはそれを加速させるツールだと思う。「一見ローカル風」が一番あぶねーんだよな。 おしゃれは我慢とよく言ったものですが、僕はリベラルも我慢だと思っていて、正直妥協を許さないリベラルってのは自己矛盾でしかないわけですが、それにしてもこの公における我慢という行為をあっさり放棄する人の多さと言ったらどういうことなんでしょうね。 建前を守るために本音を隠して理想を語り、現実を何とかするために理想を曲げて妥協をし、という人生ってたしかにしんどい

                            SNSで頭おかしいことを書く人は必ずしも頭はおかしくない - novtanの日常
                          • パチンコの3店方式は実質的に違法だよねえ - novtanの日常

                            news.yahoo.co.jp いやいやいやいや。こういう詭弁を弄する人でしたっけねえ。 みんなのイメージしている「パチンコ」ってのは3~5万くらいぶっこんで運が良ければ10万くらい返ってくる「ギャンブル」のことですよね。5000円くらいで遊んで4000円くらいの景品を持って帰る遊技じゃないですよね。 「パチンコは賭博か遊技か」という論争は一種の神学論争の様な様相になっており、パチンコ業界側は「賭博ではない遊技だ」と言いがちですし、一方の反パチ派は「遊技じゃない賭博だ」という。その結果、そこに対する多くの人の表現が「グレーゾーン」というものに落ち着くわけです。 でもね。専門家として、この果てない神学論争を根底から引っ繰り返す事実をお伝えして良いですか?そもそも「パチンコは賭博か遊技か」という論争の命題自体が大きな間違いで、パチンコは法律的にいえば「賭博であり、同時に遊技である」んですよ。

                              パチンコの3店方式は実質的に違法だよねえ - novtanの日常
                            • テロを抑止するものはなにか - novtanの日常

                              サイボウズ社長のTweetが話題なんだが… 自民党が旧統一教会の問題に真摯に向き合っていれば、去年の辛いテロは起きなかったし、被害者も減らせたし、北朝鮮にお金が流れることもなかった。どうして日本国民がわざわざ命懸けで犯罪に走るのか。テロが起きる原因からなくしていきましょう。 https://t.co/WnVBXcG6Wr— 青野慶久/aono@サイボウズ (@aono) 2023年4月16日 まあ、発言の骨子だけは大きく間違っているとは思わない。けど、ちょっと雑なのは個別具体的な事例を抑止できると言っちゃってるところだよね。テロの抑止って確率的とは言いづらいけど、ある意味不発弾の爆発に近いものがあって、適切に撤去したり措置すれば爆発確率は下がるけど、ちょっとした偶然で爆発することもあるよね、という類のものだよね。 さて、ネットにおいて比較的多く言われるのが「原因を追求することはテロの主旨を

                                テロを抑止するものはなにか - novtanの日常
                              • システムの作り逃げはなぜ起こるのか - novtanの日常

                                流石にイラッとしたので殴り書いておこう。 xtech.nikkei.com あのね、こういうのって発注側に責任があることがほとんどですよ。「要件を満たすクソコード」を生むのは発注側ですよ。早く安く=クソコードリスク極大なんですよ。をーたーほーるで設計をちゃんと検収するとかすればよかったんじゃないですかね?あるいは、「正しい見積を出してきたベンダーに任せる」のですよ。それを判断できない?じゃあ、高いITベンダーに「食い物にされている」と思わずに依存してください(その方が絶対品質上がるので。金はかかるけど)。 あくまで筆者の経験を基にした主観的な見解だが、「作り逃げ」は「なんちゃってアジャイル」(雑に手早く構築することがアジャイル開発だと勘違いしている)なベンダーやエンジニアに目立つ。 この話も、現象として捉えると確かにそのとおりだと思うけど、これ絶対ろくなRFPを振り出してないし、コンペにな

                                  システムの作り逃げはなぜ起こるのか - novtanの日常
                                • はてブはいまが終着駅 - novtanの日常

                                  なんというかな、機能の変更無くして民度の変化なし、だと思うよ。逆に言うと、現状の民度(Twitterほどひどくはないけどあれやこれやいる)を保つには変に機能を変更しないほうがいいよね。 オープンなサービスである以上、いろんなのがいる、は避け得ないと思う。Twitterが実質死んでいるのは承認欲求の装置化してしまったからだし、一時期のはてブもそうであったと思うけど、現状のはてブはもはやちょっとスターが付く程度(軽い承認欲求を満たすがそれが実利をもたらすことはほぼないので、それだけを目的に嘘をつく必要はあまりない)。これが「他に代替手段のないもっともメジャーなサービス」であれば話は別なんだろうけど、村から街へ昇格することもなく、平成の大合併??にも飲まれず独立してこじんまりとした村のまま続けていくことを決断したはてな村民においては今の民度は夜に街を出歩けないということもない程度には平和なのであ

                                    はてブはいまが終着駅 - novtanの日常
                                  • 個人的インターネット(というかWWW)前史 - novtanの日常

                                    この記事は「インターネット老人会 Advent Calendar 2023」9日目の記事です。 adventar.org はじめに こんにちは。初めましての人もいるかも知れません。今更自己紹介めいたことはしませんが、歴だけは長い弱小ブロガーです。飲み会のついでに誘われたアドベンドカレンダーなるものに初参加であります。 今日は極めて個人的な、昔の思い出を記録として綴ってみたいと思います。とりとめのない文章で学びはおそらくありませんが、お付き合いいただければ幸い。 初めてのパソコン通信 「ひーとびとの、ひっとびっと」でおなじみ?のSONYのMSX2を所有していた私、親に馬券を買えるとそそのかし、モデムを入手。1200bpsというやつです。今からすると気が遠くなるような通信速度ですね。わからない人だらけだと思うのでちょっと計算してみると1秒間に1200bitというのはbyteに換算すると150b

                                      個人的インターネット(というかWWW)前史 - novtanの日常
                                    • エンジニアが「金を稼ぐ」ことについて - novtanの日常

                                      www.timakin.com これに対する反応が様々すぎて本文より面白かったんだけど、そもそもの話として「俺はエンジニアだから」みたいな人が金を稼ぐということについてどう捉えているかってのはなかなか興味深いテーマではあるよね。 俺は技術を売る、お前は金を出せ、という非常に単純な構図でいられるエンジニアってのはそうはたくさんはいないよねえ。 単に技術を売るっていっても 潤沢な予算の元で作りたいものを作れる(局所的だったり、全体のアーキテクチャだったり) 限りのある予算と期間で最適なものを作る ノウハウを換金したコンサルとして活動する 営業として顧客にシステムや開発体制を売り込む とかとか。 サラリーマンとして雇われているエンジニアだったら、誰かが仕事をとってきてくれるから雇ってもらえるんだよって話は意識していてほしいし、それは俺の仕事じゃないってのは必ずしも間違ってないんだけど、仕事ないな

                                        エンジニアが「金を稼ぐ」ことについて - novtanの日常
                                      • 社会学者への反発と他の学問との差異について - novtanの日常

                                        身もふたもないことを言うと、社会学者の側も、そうでない側も「社会学」という命題の大きさを持て余しているのではないかと昨今の争いを見て思う次第です。 社会学の研究対象は多岐にわたっていて、一人の学者がカバーする範囲はそれに比較して極めて狭い、という印象があります。大学の学部で概論を履修した程度では「社会学者とは何か」を把握できない、と感じています。 もっとも、僕が履修していたのは25年前の出来ことですから、一般教養としての社会学概論がそこから進歩していることは期待したいんだけど。 そういった枠組みであるから、「社会学者」という肩書でものを喋っている人がAさんとBさんとCさんでは価値観の根底から違う、ということもよくあるように思えます。そりゃそうよ。学問としての目的がでかすぎるんだよね。ただ、本来取り扱うべき「統計とデータ」というベースに無頓着な人が大きな声を上げていることがよく観察されるのは

                                          社会学者への反発と他の学問との差異について - novtanの日常
                                        • 情熱だけでソフトウェアを公開していいのはXX学生までだよねー - novtanの日常

                                          「出始めのプロダクトはバクが出て当然」みたいなことを言う人まで出始めたのでイラッとした。バグが出て当然のアプリと、バグが出たら当然じゃないアプリはあるんだよ。自動運転の誤作動で轢き殺されてもそれ言えんの?(轢き殺されたら死人に口なしなので言えません)。ATMからお前の貯金が他人に全額引き出されても同じこと言えんの?(当然、保証はされる想定だがバグだってわかるまでは黙殺される) まあ接触確認アプリがそのレベルの要件を持つのかは微妙(僕は持つと思うし、熱心に批判している人は僕より重大なこととして認識していることだろう)だが、この手の話はある程度セオリーが出来上がっている=最低限守るべき事項、守っておけば安全なことというのは共有されている。言ってみればパスワード平文DB保存どころか、リマインダで復号した平文PWをメールで送ってました、とどのくらいレベル違うの?という話だよ。 文化に寄与したから偉

                                            情熱だけでソフトウェアを公開していいのはXX学生までだよねー - novtanの日常
                                          • Ubar Eatsのサービスを劇的に改善する方法 - novtanの日常

                                            そんなEvilなサービスは止める! 出落ちでした。 真面目な話、この件で会社の対応を批判している人は会社が悪いって思っていませんか?実際にはそういうことではないと僕は思っています。すなわち、これはサービスとしてのビジネスモデルが構造的に悪いので、改善のしようがない話ではないかと。 Uberが最初登場したときって、通勤で空いているあなたの車のシートを活用してみませんか、だったんですよね。これはAirbnbなんかも似たようなコンセプトで、つまり、専業を雇う話でも、会社として部屋を借り上げる話でもなく、全てが提供者と利用者の善意を当てにしたサービス(これは仲介側としてはツールを提供するだけであとはよろしくなのでうまくいくのであればwin-win-winという考え方自体がEvilであったわけではない)ですよね。 このビジネスモデルに根本的に問題があるのは、その特性上、既存のサービスより安く提供せざ

                                              Ubar Eatsのサービスを劇的に改善する方法 - novtanの日常
                                            • 【ネタバレ】シン・エヴァンゲリオン劇場版で僕たちは救われたのか - novtanの日常

                                              仰々しいタイトルですが、ようやく見れたので今日は忘れないように感想だけ。まだ誰の感想も見てないのでフレッシュだぜ… 最初に一言 良いジブリ映画だった! 公開済みの冒頭 公開済みなんであれですが、USBだーってみんな思ったよね。なぜワイヤーで吊るされるのが必要なのか、とか、なぜ敵のエヴァの型式に詳しいのか(既に計画されていたものなのかね)とか色々思ったけど、とりあえずマヤの先輩大好き男嫌い!が見どころ(色んな意味で)。 しかしああいう装備に換装できる技術と資源はどこにあるんだろう。 ジブリ映画地帯 人がね。完全に迷い込んでるよね。現実と非現実のどちらなんだろう、と悩むことはある。Qのときのトウジがもういない的な匂わせはなんだったんだろうか、と思わなくもないけど。 ところで、この一連パートについては、やっぱり震災の影響は大きいのだろう。というかあの震災どころではない世界になってしまった以上、サ

                                                【ネタバレ】シン・エヴァンゲリオン劇場版で僕たちは救われたのか - novtanの日常
                                              • キャッシュレス決済の未来と銀行のあり方についての考察(2020年夏) - novtanの日常

                                                ドコモ口座がトリガーを引いた、新型決済スキームの出口にWeb口振受付をおいてしまった過ちについてはおおよそ状況が出揃い始めましたね。官民挙げて推進しようとしていたキャッシュレスの波に少なからず水を差す事件であった、という総括はなされると思いますが、銀行はともかく、キャッシュレス事業者側としてはこの状況は気が気ではないですよね。もっとも、選択肢にクレカがあるものについては影響は少ないかもしれません。どう考えても現状のユースケースにおいてはクレカが安心ですよね(相対的に)。そのあたりについては去年に書いたこのエントリを読んでみて欲しい。 novtan.hatenablog.com まあ、予言ですね。 チャージをするということ ビットコインみたいな消費電力から生まれる通貨(表現は微妙…)を除いて、いわゆる電子マネーと言われるものはまず現金からの変換を行う必要があります。 XXポイントなんかも現金

                                                  キャッシュレス決済の未来と銀行のあり方についての考察(2020年夏) - novtanの日常
                                                • ドコモ口座の問題に対するドコモの会見はクソだったけど次は銀行の番じゃないですかね? - novtanの日常

                                                  僕の最近のトレンドは「フロント側の企業を信用するな」ですね。ヤのつく人たちの話ではないですよ(似たようなもんな気がしなくもない)。 今までのシステムが信頼ベースで成り立っていたのは、なんだかんだ言ってその信頼を担保するための手段(あっち側での確認であったり、ちゃんとわかってて偽造したとかじゃない限り手間に見合ったリターンがない印影だったり、そもそも手続きに時間がかかること自体がセキュリティーだったり)があってこそなんですよね。だから、「システムで接続する」場合に責任を取れる自社内でのことであればともかく、相手先のシステムが脆弱であった場合に起きる問題はすべてリスクとして捉えて対応をしなければならない。 だから、Web口振受付の「本人認証」の問題はあまりにも甘すぎる、というのが妥当な評価だと思いますね。事情があってこれしかできない?じゃあやるな(断罪する音)。 もう一度、本人確認 犯罪収益移

                                                    ドコモ口座の問題に対するドコモの会見はクソだったけど次は銀行の番じゃないですかね? - novtanの日常
                                                  • インターネットバンキングや通帳アプリを使わない人はこまめに記帳したほうが良い - novtanの日常

                                                    togetter.com この件だけど、一応一般的な仕組み(なので全銀行がそうなっているとは限らない)の話をしておくね。 まず、記帳されていない取引明細は、いざ通帳に記帳するってなったときのために、オンラインで処理できるところにデータをおいておく必要があります。通帳に記帳しない人が増えると、オンラインで照会できなければならない明細がどんどん増えていきますよね。でも、最近はインターネットバンキングなどですぐ明細照会できるので、通帳記帳をしない人が増えています(最近って言ってももう15年くらいの話ですが)。そもそも、インターネットバンキングなどで見れる明細(=窓口で普通の操作で見れる明細)は直近数ヶ月、ということが多いと思います。何千万口座も持っているメガバンクやゆうちょは特にですが、地銀であっても全口座の取引明細を全部オンラインで見えるところにおいておくのは処理の負荷も高いしデータ保持のコス

                                                      インターネットバンキングや通帳アプリを使わない人はこまめに記帳したほうが良い - novtanの日常
                                                    • 僕らが期待しているGoogle検索についての補足 - novtanの日常

                                                      ツイッター…じゃなかったエックスに書いた話の転載。 Google検索が死んだって話を書いておいてなんだが、実際のところ、「ピンポイントで知りたい話を完全に適切なワードで検索をかける」のであれば、まだ目的のサイトにたどり着ける可能性はそれなりにある。— novtan (@NOV1975_2) 2024年2月16日 Google検索が死んだって話を書いておいてなんだが、実際のところ、「ピンポイントで知りたい話を完全に適切なワードで検索をかける」のであれば、まだ目的のサイトにたどり着ける可能性はそれなりにある。 一般人におけるインターネットの黎明期、すなわち1990年代後半において、当時にょきにょき生えてきた検索サイトの一つであり、検索パワーがそれなりにあった「goo」では、検索の鉄人なる検索コンテストを行っていました。もう残ってないけど、プレスリリースはまだ見れる pr.goo.ne.jp 僕

                                                        僕らが期待しているGoogle検索についての補足 - novtanの日常
                                                      • 「note」のIPアドレス表示についての報告とお詫びに見る問題の本質 - novtanの日常

                                                        note.jp この件です。 わりとよい報告書みたいな評価をされている人も結構いるんですが、業務エンジニアの目線から見るとこれはちょっと…って言わざるを得ないですね。 再発防止策として書かれているこれね。 1)監視 意図しない漏洩の早期発見・通知を行うシステムの導入 うーんってなりますよね。そもそも、IPアドレスを表示していた(あえて漏洩とは言わない)のは、どういう要件で行っていたのか、という話なわけじゃないですか。表示項目ってのはまずそこからですよね。アプリケーションの作り上、APIとしてやり取りしている項目と、実際に画面に表示している項目は違ったりしますので、業務要件としては表示対象項目しか可視化されてない、ということはよくありますよね。そうすると、APIのI/F定義書を作ったときに画面に表示するための項目とシステム上必要な項目のそれぞれについて、どういった要件に基づくものかを明確にし

                                                          「note」のIPアドレス表示についての報告とお詫びに見る問題の本質 - novtanの日常
                                                        • 抑圧されていることを声高に訴える人はそんなにはいない - novtanの日常

                                                          声の大きい人が訴えることが自分の不利益になりそうってなったときに、面と向かって対抗言論をもって立ち向かう、なんて人は実際にはそんなにはいないよね。自分にとって不利益かもしれないけど、社会にとって進むべき方向性なのであれば、我慢しよう、と思っている方が自分の利益を守ってわーわー言うよりは「良識がある」と見なされがちだし、実際にそれが社会のあるべき姿に近づく方向性だったらまあしょうがないわけで、反論せず胸のうちにしまい込むわけだ。 これはある種の抑圧ではあるものの、社会の発展のために「我慢しよう」って思っているわけじゃないですか。だから、そうやって主張している人が規制をしたがっていたりするものと同種のものを「いやこっちは良いんです」と言い出し始めたら「我慢をしている俺は何なの?バカにしているの?」って思うのは当然なんだよね。しばしばこの手の話はダブスタ批判と混同されるんだけど、そうではない。ダ

                                                            抑圧されていることを声高に訴える人はそんなにはいない - novtanの日常
                                                          • 連座対象をどこまでにするのかの問題 - novtanの日常

                                                            一族郎党皆殺し、というのは雑なようで合理的ではある。責任というものは微小でも責任ということにしてしまうと限りなく全員がなんらかの責任を負うことになるし、であるならばどこかで割り切って線を引かねばならない。そして、公平であるよりは納得がいくかどうかが最終的な落とし所になることが多いよね。どう考えても連座すべきものであっても一族ではないことで死を免れたり、どう考えても責任がない(子供とか)であっても一族ではあることで死を賜ったりするわけだ。現代の価値観からすると非常におかしなようには見える。 けれども、現代においても、重大事件における世論というのはエスカレートすると一族郎党皆殺しを求めるのだ。一方で、その対極である、悪いやつだけ皆殺し、ということを求めることもある。ネット社会においては前者でシャンシャンと収めることを嫌い、後者の声が強くなることが多い気がしているが、結果としてそれは全殺しにつな

                                                              連座対象をどこまでにするのかの問題 - novtanの日常
                                                            • PCI-DSSちゃんと守ってないとかマジでヤバい - novtanの日常

                                                              www.meti.go.jp 金融系やっている人や決済周りやってる人なら常識かと思いますが、クレジットカード情報を扱うプラットフォームに関してはかなり厳しい規制があります。 https://ja.pcisecuritystandards.org/minisite/env2/ これの基準を満たしていることがクレジットカードを取り扱うシステムである最低条件になっているわけです。これすげーめんどくさいし、コストも掛かるんだけど、消費者を守るためだし、決済ネットワーク使わせてもらうことでサービスが提供できるんだからちゃんとやるの当たり前のことですよね。これちゃんとやらないってのはもう闇金業者みたいなもんですよ。 まあ、審査どうなっとんじゃいって話ではあるんだけど、審査って言ってもプラットフォームの設定を直接確認したりとかソースコードを直接確認したりとかまではしないわけで、求められている要件を「チッ

                                                                PCI-DSSちゃんと守ってないとかマジでヤバい - novtanの日常
                                                              • 被害者の氏名公表にまつわるマスコミの態度について - novtanの日常

                                                                重大事件において、被害者の氏名を公表することが社会的に意義を持つ、という考え方そのものについては、「そういう側面もあるだろう」というレベルでは合意できると思っている。ただ、「これが社会的意義である」という内容が各人でまちまちすぎて、話が錯綜している、というのが現状なんだろうな。 知る権利と報道の自由という観点や、権力の監視という観点において、実名報道が一定の役割を持っていることは否定できない一方で、社会的規範と個人の権利のバランスというものは社会のあり方の変容とともに揺れ動くものだ。死者にプライバシーはない、というのは非常に卑怯な物言いだと思っているのだが、死者のプライバシーは時として残された生者のプライバシーに直結しており、間接的にプライバシーを侵害している、ということが多々あるのだ。 実名報道の本質的な問題はもっと低いレベルにあると思っている。実名報道が必要だ、というマスコミそのものの

                                                                  被害者の氏名公表にまつわるマスコミの態度について - novtanの日常
                                                                • ネットの自由って、自由なの? - novtanの日常

                                                                  なんかこう、はてな老人会的な行為だと思いつつ、ついつい言及してしまう。 fujipon.hatenablog.com 後半の方に、ネットの自由とはなにか、ということを書かれています。 僕は「ネットの自由」って、マルクス主義みたいなもので、理念は立派だけれど、いまここに存在している人類には荷が重い理想主義なのではないか、と最近思うようになりました。 「ネットの自由」を唱える人の多くは、「自分が他者をサンドバッグにする権利」を守りたいだけで、自分がサンドバッグになるリスクを想像してはいない。 これも一つの定義だよな、と思いつつ、10年くらいはネットの自由なんて幻想だ、みたいなことを書いている自分自身としてはもう少し違うことも言っておきたいわけですね。 というのも、元々ネット(インターネットに限らず)って、自由を志向したツールではなかったんですよね。ただ、たまたま、世界中で共有できる環境になって

                                                                    ネットの自由って、自由なの? - novtanの日常
                                                                  • 『インボイス制度の問題の本質 - novtanの日常』へのコメント

                                                                    ブックマークしました ここにツイート内容が記載されます https://b.hatena.ne.jp/URLはspanで囲んでください Twitterで共有

                                                                      『インボイス制度の問題の本質 - novtanの日常』へのコメント
                                                                    • としまえんがなくなるのが寂しくて行かなかった - novtanの日常

                                                                      なんだったら徒歩で行ける距離にあるとしまえん。月一度は入り口の前を通過するくらいは近くにあったとしまえん。でも最後に園内に行ったのは何年前のことやら。 閉園する、というのは数年前から噂があったものの、いざ閉園するってなったら早かったよね。まあ、時期の決断はコロナ影響なんだろうけど。 ともあれ、僕にとってのとしまえんというのは小学生の頃の遊び場であり、おとなになってからは数回くらいしか行ったことがない。芋の子洗いの昭和のプール。近所の商店街経由で木馬の会フリーパスで平日遊び倒す(学校が休みの日ね)。西武線の向こう側の友達の家にはプールのタダ券(花火がうるさいので配られる)。新聞を乗り換えるたびにタダ券が貰えるので、僕らのうちの周囲は定期的に新聞が変わる家が多数あったんじゃないかな。花火は家から見える。何度か中で花火をみたけれども、外からと中からでは趣はぜんぜん違うものだよね。毎週の花火がなく

                                                                        としまえんがなくなるのが寂しくて行かなかった - novtanの日常
                                                                      • アプリの運用保守をするということ - novtanの日常

                                                                        自社プロダクトでもない限り、大抵のシステムは「作る人」「運用保守をする人」を専門にする人たちに業務を委託することが大半だろう。 右も左もDXな昨今においては外注先におまかせではなく、自社が主導していかなければならない、と聞かされてうんざりしている会社もたくさんあるのでは? ともあれ、業務システムというのは「作ったら終わり」で済むことは殆ど無いんですよね。 ところで、システムの「保守」というのは非常に重要な仕事なんですけど、結構やりたがらない会社が多いんですよ。多いんです。保守ってだけで楽しくないって思われることも多いんですよね。でもそれって保守案件ごとに全然違うんですよね。ずっとエンハンス(追加要件)の開発が続くことを保守案件としていることもあれば、自動化したらやることないじゃんみたいな定例運用をひたすらやっているのも保守案件なので… あと、それを実行するためには「それなりにそのシステムに

                                                                          アプリの運用保守をするということ - novtanの日常
                                                                        • こいつ使えないから始まる異世界生活 - novtanの日常

                                                                          はじまりません。 www.orangeitems.com ただ、私の実績として、絶望的な状態だった人が、ある程度普通の仕事ができるようになるまではきました。 はい。今このご時世で苦しいのは「現場に適応し、できることだけできるようになった」人を現場から外せないことなんだよなああああああ。 集中と選択で現場から引き上げようと思うと、「じゃあその現場にいた人他に何できるの?」と必ず問われます。うん、また5年かけてルーチン覚え直しなんだ。ごめんね。と言えれば良いんだけど言えませんよねえ… なんだったらそのお客さんには評価されてるんだから置いてっちゃえよって思わなくもないけど、お客さんとしても「いつでもさよならしていいからこその評価」だったりするんだよねえ。 エンジニアが現場を変わるときって、「あ、異世界転生しちゃった…言葉も通じない…どうしよう…」なのか「異世界転生しちゃった…あれ、この世界の魔法

                                                                            こいつ使えないから始まる異世界生活 - novtanの日常
                                                                          • 個人的最高のゲーム(1980年代編) - novtanの日常

                                                                            言及文化が云々って話は後でまた。時間かかりそうなので年代別に小出しで。 じゃあ私も「最高のゲーム」を挙げてみる - シロクマの屑籠 明けまして俺の年代別最高のゲーム 20/01/07: 不倒城 うーんと、ぶっちゃけしんざきさんのリストの前半、そのままでもいいなw おおよそ、ゲーセンのゲームに憧れ、ファミコンでRPGを知り、PC8801 MRⅡ SRに憧れつつMSXでゲームをする、という世界。80年代のゲームは僕にとっては一番輝いていた。 ・イー・アル・カンフー(アーケード) アーケードですねー。後にファミコン版のあまりの違いに驚愕した(アレはアレで面白かったけど)。華麗な大ジャンプ、レバーとの組み合わせでの多彩な技、そして音。何をとっても最高。ヌンチャク… とはいえ、実際に自分が触って遊べるのはだいぶあとになってから… ・デビルワールド(ファミコン) あまり挙げる人がいなさそう枠から。パッ

                                                                              個人的最高のゲーム(1980年代編) - novtanの日常
                                                                            • コミュニケーションの断絶について - novtanの日常

                                                                              そもそもの話として「文化の盗用」という概念がしっくりこないのは、その事例が「自分がオリジナルだと主張する」「内容を捻じ曲げでこれこそその文化だと主張する」とかではないことが多いからなんだよなあ。 それ以外のもので揉める要素があるのはその「文化」と言われているのが実際には文化ではなく「象徴」を示している場合だよね。例えば、紋章やチェックの柄、旗とか。 むしろ、文化そのものは侵略性を持つもので、「他国の文化に侵略された」という文句こそあれ、文化が広がったことに文句を言う必要はないと思うんだよなあ。だからそういうのは「歪んだ」「自分の物だと不当に主張された」以外ではやっぱり揉めるべきではない(象徴の話は別よ)。 やはり耐えがたいので、ひとこと書きます。 手話という言語を、聞こえる人たちのおもちゃにしてはならない。 学ぶ児童たちを批判しませんが、導入を企画し、美談として報道する聞こえる人たちの意識

                                                                                コミュニケーションの断絶について - novtanの日常
                                                                              • 僕たちが書くことの意義とは - novtanの日常

                                                                                フリかな?って勝手に思ったので書く。 p-shirokuma.hatenadiary.com 思い返すと、僕が色々書くときの動機に若干の使命感(特に、仕事や学んできた学問や、身近な社会の問題について、明らかに間違っていることが提示され受容されようとしていることについて反証をするというもの)がないわけではない。むしろ、若い頃は積極的にそういったネタを拾い集めて来ていたけど、今はイベントトリガーでしかそういったものは書かないようになっている感じもする。 歳を取ると(これは年齢を重ねた、というのもあるけど主に立場が変わり、活動範囲が変わり、ということだと思うが)、新しいことのインプットはどうしても減るし、行動様式も保守的になるし(何しろ新しいことに体がついていきづらい)、インプットが減るからアウトプットが減る、ということもあるんだろう。 若いときのように、仕事で直面する理不尽に正論で相対するよう

                                                                                  僕たちが書くことの意義とは - novtanの日常
                                                                                • 「夏への扉」は愚作かどうか問題 - novtanの日常

                                                                                  定期的に出てくるよねこの話。 『夏への扉』はとんでもない愚作なので褒めないでください 2023年にして未だにオールタイム・ベストに挙げられるSF小説としての地位をゆるがせにしないってのはすごいと思うけど、正直なところ、増田の言うことは正しい。2023年現在として虚心で評価したら「まあまあマシな方のなろう」くらいの小説と言っても良いのではないか。 ~~ここからしばらく自分語り気味~~ 僕が始めて本格的にSFに触れた時期は中学生くらいなので、平成元年前後ってことになる。当時はスマホどころか携帯電話も実質的にはなかったし、ポケベルすら先進的。ご家庭でパソコンなんて持ってるなんてごく少数だし、まだアナログレコードだって元気だった。テレビは故障したら叩けば直った。ところで、夏への扉が発行されたのは1956年である。たかだか20数年前に書かれているもので、その間に科学は進歩したし、工業製品からの家電の

                                                                                    「夏への扉」は愚作かどうか問題 - novtanの日常

                                                                                  新着記事