「駄菓子にまで原材料高の影響が広がるとは」。東京都江戸川区で駄菓子店を営む石川活叶は驚きを隠さない。菓子卸を通じてやおきん(東京・墨田)の人気商品「うまい棒」の値上げの案内が2022年初めに届いた。1979年発売の同商品。42年間守り続けた税別10円の価格は、今年4月出荷分から12円になる。主原料のとうもろこしや、植物油などの原材料高などが要因だ。やおきん代表取締役の角谷昌彦は21年12月から
大阪に本社がある大手スーパー「阪急オアシス」では、将来“レジのない店舗”に向けて実証実験を始めることになりました。カメラがついたカートに商品を入れると自動で計算するシステムで、コロナ禍で人との接触を減らす買い物を実現するねらいがあるものとみられます。 大阪に本社がある小売り大手「エイチ・ツー・オー リテイリング」は傘下のスーパー「阪急オアシス」で購入する商品の価格を自動で計算するシステムの実証実験を始めます。 このシステムはニュージーランドのIT企業「Imagr」が開発したもので専用のカートには4つのカメラが取り付けられています。 商品を入れるとAIがどの商品かを認識し金額が専用のアプリに表示されます。カートから商品を取り出して棚に戻せばそれもカメラとAIで判断し、金額が自動で引かれる仕組みです。 当面は最後の会計段階で店舗のレジを使用しますが、将来はアプリ上で決済しレジのない店舗を目指し
9割B評価、基準あいまいでもOK 人事評価の不思議20代から考える出世戦略(78)2020 / 2 / 25 社会人と学生との違いはたくさんありますが、わかっておくと面白い視点の一つが「評価」です。学生は試験で評価されますが、社会人は人事で評価されます。学生は自分の努力で評価されるのですが、社会人は案外そうではなかったりします。 頑張ったら報われる、わけではない社会人学生時代の評価とはほとんどが自分の行動に対するもので、努力の量とか持って生まれた才能などで定まることが大半です。 やるべき作業もたいていは決まっています。教科書を熟読することに加え、参考文献も読み漁って自分のものにすれば、学校のテストで高い点数を取れるようになります。暗記も重要かもしれません。 けれども勉強をサボってしまったら点数は低いまま。とはいえ、それらは自分が選んだ行動の結果ですから、まあ仕方ない、とあきらめもつきます。
毎日締めているネクタイの結び方がいまひとつキマらない。手早く仕上げる靴磨きの方法は――。メンズファッション誌でキャリアを積んだ小暮昌弘氏がその道の達人を訪ね、ビジネススタイルを格上げする身だしなみのコツを教えます。新社会人から中堅ビジネスパーソンに送る、「装いの教科書」です。 ネクタイを上手に結ぶことから男の人生は始まる――こう語ったのは、『ドリアン・グレイの肖像』『サロメ』などを書いたアイルランドの作家、オスカー・ワイルドだ。 多くのビジネスマンの方ならば、毎日のようにネクタイを結んでいるだろう。しかし単に結べることと、カッコよく結べるとは大きな違いがある。なかなか思い通りに結べず、不本意のまま家を出た記憶をお持ちの方も多いだろう。しかしネクタイは布一本で作られている。結び方やカッコよく見せるテクニックも慣れればそんなに難しいことではない。イタリアのナポリで1914年に創業、イタリアはも
住宅ローンや学生ローンなど、アメリカの家計部門の債務残高は、去年連続して利下げが行われた効果で住宅ローンが大幅に増えたことなどから、日本円で1550兆円余りと、過去最大に膨らんだことがわかりました。 これは、3か月前と比べて1930億ドル、率にして1.4%増え、過去最大になったということです。アメリカでは、景気を下支えするために去年3回行われた利下げで金利が低下し、借り換えを含む住宅ローンの契約が去年12月までの3か月だけで7520億ドルに上るなど、利下げの効果が家計部門にも広がっています。 アメリカの家計部門の債務残高は、住宅ローンが全体の7割近くを占めますが、重い返済が問題になっていて、大統領選挙でもたびたび問題として取り上げられている学生ローンが、これに次いで1兆5100億ドルと多くなっています。 アメリカでは、2008年のいわゆるリーマンショック後に家計部門の債務が大幅に減少しまし
米国の都市部で新型コロナウイルスの感染拡大が加速するなか、消費者による買いだめの動きが強まっている。感染予防のために外出を控える人が増え、店頭で品薄になる商品が相次ぐ。対象はトイレットペーパーや水など生活必需品から、薬やサバイバル用品、コーラ飲料にも及ぶ。パンデミック(世界的な流行)への恐怖から、消費の現場には混乱が広がっている。【関連記事】フル生産でも品薄のトイレットペーパー、ネックは物流日用品、SNS誤情報で買いだめ 店頭で紙製品が品薄Amazon、マスクなどの便乗値上げ数万件を削除トイレットペーパーや水、数量制限も「トイレットペーパー、ペーパータオル、水は1人2パックまで」――。米西部カリフォルニア州での初の死者が搭乗していたクルーズ船の出港地、サンフランシスコに近い米コストコの店舗では5日、品薄になっている生活必需品の数量制限を始めた。近隣の別の店で働く社員によると「ここ数日は水な
新型コロナウイルスの感染者がアメリカで最も多い東部ニューヨーク州は、飲食店が休業したり学校が休校になったりした影響で売り先がなくなった牛乳や果物を、農家から買い取り、食べ物に困っている住民に配る計画を明らかにしました。 それによりますと、飲食店が休業したり学校が休校になったりした影響で売り先がなくなった牛乳1060万リットル、ヨーグルト820万個、りんご430万キロ分を州内の2100戸以上の農家から買い取り、50か所にあるフードバンクを通じて、食べ物に困っている住民、2万世帯以上に配る計画だということです。 また、収入が減ったりなくなったりして家賃を払えなくなった人が住宅から退去するのを6月まで猶予する措置を、8月20日まで延長することを決め、ニューヨーク州では、感染拡大の影響で厳しい生活を強いられている住民の負担軽減につながるとしています。
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