systemdのバージョン256に /homeディレクトリ以下のファイルを削除してしまうバグがあったそうで,修正版の 256.1 がリリースされています. systemdのissuesによると,一時ファイルを一括削除する systemd-tmpfiles --purge コマンドが /home以下を不要ファイルと誤判定して削除するそうです tmpファイルを消すだけのコマンドと見せかけて,home以下も消すという邪悪なバグなので注意が必要です. 心配な人は systemd のバージョンを確認しておきましょう systemdのバージョンの確認方法 以下のコマンドを実行してsystemdのバージョンを確認します $ systemctl --version バグ有り,/homeが消える可能性がある場合 1行目にsystemd 256 (256-1)と表示されます.バグあり版です.何かの拍子に/ho
Linuxカーネルコード解析プロジェクト立ち上げ Linuxカーネル成長の歴史 カーネルの大きさ バージョン番号 SCM導入 カーネル機能の変遷 執筆者 : 高橋 浩和 ※ 「新Linuxカーネル解読室」連載記事一覧はこちら Linuxカーネルコード解析プロジェクト立ち上げ 弊社内にて若手技術者が中心となり、最新のLinuxカーネルコード全体を読み解くプロジェクトが進行中です。 解析したコードのうち興味を惹かれたもの、重要そうなものを中心にブログ記事にまとめていく予定です。 詳解LinuxカーネルやLinuxカーネル2.6解読室を執筆していたころよりLinuxカーネルは大きく膨れ上がっています。 どこまで辿り着けるかは分かりませんが、気長にお待ちください。 対象Linuxカーネルのバージョンは6.8 ブログ執筆中に興味深い機能が取り込まれたら、より新しいバージョンのカーネルについて解説する
Jack Wallen (Special to ZDNET.com) 翻訳校正: 編集部 2024-06-27 07:45 「Linux」を使用しているときは、いくつかのコマンドを実行するだけで、必要なすべての情報が手に入るという安心感がある。セキュリティ、ネットワーク、ディスク容量、ユーザーなど、Linuxはユーザーが知りたいあらゆる情報を提供してくれる。 しかし、ハードウェアについては、どうだろうか。自分が使用している実際のマシンに関する情報は、どのように収集すればいいのだろうか。その方法を知っておくと、使用しているCPUや接続されているドライブ、マシンを製造した企業(さらには、バージョン番号も)を知る必要があるときに、役に立つ。幸い、それらの情報は簡単に確認することが可能だ。本記事では、そうした情報を収集したいときに役立つ5つのコマンドを紹介する。指を伸ばして、コマンドを入力する準備
「Linuxカーネル2.6解読室」(以降、旧版)出版後、Linuxには多くの機能が追加され、エンタープライズ領域をはじめとする様々な場所で使われるようになりました。 それに伴いコードが肥大かつ複雑化し、多くのエンジニアにとって解読不能なブラックボックスとなっています。 世界中のトップエンジニア達の傑作であるLinuxカーネルにメスを入れ、ブラックボックスをこじ開けて、時に好奇心の赴くままにカーネルの世界を解読する「新Linuxカーネル解読室」プロジェクト。 本稿では、旧版第21章で解説されていたソケットインターフェースについて、カーネルv6.8のコードをベースに主にデータ構造を中心に解説します。 はじめに ソケットの実体と概要 ソケット操作関数の実装 ファイル操作関数によるソケット操作の実装 次回予告: ソケット生成編 執筆者 : 須田 哲志、稲葉 貴昭 ※ 「新Linuxカーネル解読室」
アメリカ合衆国の名門校であるパデュー大学でコンピューターサイエンスを学んでいる「Ersei」氏が、GoogleドライブからLinuxを起動することに成功したとブログに投稿しました。 Booting Linux off of Google Drive | Ersei 'n Stuff https://ersei.net/en/blog/fuse-root Ersei氏は競争心が強く、友人がNetwork File System(NFS)からLinuxを起動するのに成功したと聞いた時「もっと難しくて、もっと良くて、もっと速くて、もっと強いものを作れると証明しなければ」と考えたとのこと。さまざまなアイデアを検討した結果、「GoogleドライブからLinuxを起動する」というプロジェクトにチャレンジすることに決めました。 Linuxの起動時には次の処理が行われています。 1:UEFIかBIOSが起
Jack Wallen (Special to ZDNET.com) 翻訳校正: 編集部 2024-06-20 07:45 「Linux」の悪口を言いたい人にとっては非常に残念なことだが、このOSは実際にとても使いやすい。現代的なGUIデスクトップ環境とアプリケーションのおかげで、誰でもすぐに使いこなすことが可能だ。 しかし、まれにトラブルが発生することもある。そういうときのために、便利なコマンドをいくつか知っておくといいかもしれない。問題は、Linuxには利用可能なコマンドが非常に多いため、どのコマンドが最適な選択肢なのかを判断するのが難しいことだ。 もちろん、システム情報を表示するコマンド(top、free、iostat、htop、vmstat、iftopなど)を学んでもいいが、それらのツールでできることは限られている。それよりも価値があるのは、問題が発生した場合に備えて、本当に役に立
Microsoftは、Snapdragon X Eliteなどの高性能NPUを搭載してAIの実行に適したPC「Copilot+ PC」向けに、PC上で見たものや行ったことをすべて記録して後から検索できる機能「Recall」をリリースすると発表しました。このRecall機能を、NPUを搭載していないPCで再現するオープンソースのツール「OpenRecall」が公開されています。 GitHub - openrecall/openrecall: OpenRecall is a fully open-source, privacy-first alternative to proprietary solutions like Microsoft's Windows Recall. With OpenRecall, you can easily access your digital history
AppleはMac上でクロスコンパイルによるLinuxバイナリの生成を可能にするSwift言語の新しいSDK「Swift Static Linux SDK」を発表しました。 Mac上でLinuxバイナリの生成を可能にするSwift Static Linux SDK Swiftは以前からMacやiPhoneなどのAppleプラットフォーム、Windows、Linuxに対応しており、Linux用のアプリケーション開発が可能です。 しかしこれまでSwiftで開発したLinuxアプリケーションは、ターゲットとなるマシンにSwiftのランタイムや依存関係を持つファイルなどをあらかじめコピーしておく必要がありました。また、特定のLinuxディストリビューションのバージョンをターゲットに開発した場合、メジャーバージョンが変わるとうまく実行できないことがありました。 今回発表された「Swift Stati
「Linuxカーネル2.6解読室」(以降、旧版)出版後、Linuxには多くの機能が追加され、エンタープライズ領域をはじめとする様々な場所で使われるようになりました。 それに伴いコードが肥大かつ複雑化し、多くのエンジニアにとって解読不能なブラックボックスとなっています。 世界中のトップエンジニア達の傑作であるLinuxカーネルにメスを入れ、ブラックボックスをこじ開けて、時に好奇心の赴くままにカーネルの世界を解読する「新Linuxカーネル解読室」プロジェクト。 本稿では、旧版第3章で解説されていたソフト割り込み処理について、カーネルv6.8/arm64のコードをベースに解説します。 はじめに 割り込み禁止区間と応答性について perfにおけるNMI割り込みから見る応答性 ソフト割り込み処理 ソフト割り込み処理の考え方 ソフト割り込み実行までの流れ ソフト割り込み要求(RCU_SOFTIRQの場
CentOS 7のサポートは今月(2024年6月)末で終了に。SUSEが来月以降もサポートを継続する「SUSE Linux Liberty Lite for CentOS 7」発表 CentOSは無料で使えるRed Hat Enteprirse Linux(RHEL)互換OSとして広く使われてきましたが、2020年12月にCentOS ProjectがCentOS8のサポートを2021年12月末で終了し、CentOS Streamと呼ばれる新たなプロジェクトへ移行することが発表されました。 Cent OS 7の開発元によるサポートも今月末(2024年6月30日)で終了となり、今後はCentOSのオフィシャルなセキュリティパッチの提供は行われなくなります。 これに対応するため、現在ではさまざまなLinuxOSベンダやサードパーティが、CentOS 8やCentOS 7の後継OS、延長サポート
Nemoは「Cinnamon」デスクトップのデフォルトのファイルマネージャーだが、「Ubuntu」ベースのほとんどのデスクトップディストリビューションにインストールできる。Nemoは「GNOME Files」(「Nautilus」とも呼ばれる)のフォークなので、GNOMEのデフォルトのファイルマネージャーと非常によく似ていると感じる人もいるかもしれない。最も明白な違いは、GNOME Filesがツールバーメニューシステムを備えていないのに対し、Nemoにはそれが含まれていることだ。GNOME Filesと異なり、Nemoでは、ツールバーやサイドバー、さらにはキーボードショートカットなど、いくつかのカスタマイズが可能だ。さらに、フォルダーを(現在のウィンドウではなく)新しいウィンドウで開くこともできる。 このユーザーフレンドリーなファイルマネージャーの魅力をさらに高めるために、Nemoはアク
セキュリティ企業・Qualysの脅威調査ユニット(TRU)の研究者たちが、GNU Cライブラリ(glibc)に依存するLinuxにおけるOpenSSHサーバーの重大なセキュリティ脆弱(ぜいじゃく)性を発見しました。この脆弱性は「regreSSHion」と名付けられ、認証なしのリモートからroot権限で任意コード実行が可能となる重大な脅威です。 regreSSHion: Remote Unauthenticated Code Execution Vulnerability in OpenSSH server | Qualys Security Blog https://blog.qualys.com/vulnerabilities-threat-research/2024/07/01/regresshion-remote-unauthenticated-code-execution-vuln
さまざまなLinuxディストリビューションの世界 まるで「Windows 11」--「deepin Linux」最新RC版の外観と使用感 本記事の要点 「deepin V23 RC」は現在提供中で、無料でテストできる。 この最新のdeepin Linuxデスクトップは、外観が「Windows 11」に非常によく似ており、必要なソフトウェアがすべて含まれている(独自のAIアプリも搭載)。 OSは安定しているが、アプリにはまだ多少の問題がある(誤った言語の表示やAI機能の不具合など)。 筆者は「Windows」を好きになったことが一度もない。同OSのどのバージョンにも魅力を感じることがなかった。しかし、多くの人に好まれる理由は理解している。デスクトップは従来のインターフェースとそれほど違いがなく、予測がつきやすいし、見た目は悪くない。 だが、日常の使用を妨げる他の「要素」が数多くある。「Sta
Jack Wallen (Special to ZDNET.com) 翻訳校正: 編集部 2024-07-11 07:45 Googleは、「ChromeOS」「macOS」「Windows」「Linux」など、どのデスクトップOSとも「Android」をうまく統合できていない。 ただし、開発者の効果的な取り組みのおかげで、LinuxはほかのデスクトップOSよりも少し優位に立っている。数年前に「KDE Connect」が開発され、あらゆるデバイス間での通信が可能になったことで、スマートフォンをより簡単にデスクトップと連携させられるようになった。 ユーザーは、KDE Connectのデスクトップアプリとモバイルアプリを利用して、ファイルやクリップボードの内容を送信したり、スマートフォンをプレゼンテーション用リモコンとして使用したり、マルチメディアを制御したり、スマートフォンをトラックパッドと
オープンソースで開発されているRust製のエディタ「Zed」のLinux対応安定版が公開されました。 主要なLinuxディストリビューションで動作すると説明されています。 Linux when? Linux now. For the last 6 months, our team and our open source community have been working hard to bring Zed to Linux. As of today, we've released our first, official, stable build of Zed on Linux!https://t.co/WbptRrpkQw pic.twitter.com/ijLK9ndGy3 — Zed (@zeddotdev) July 10, 2024 Zedエディタは高速性が特徴、GitHub
Competitiveness is a vice of mine. When I heard that a friend got Linux to boot off of NFS, I had to one-up her. I had to prove that I could create something harder, something better, faster, stronger. Like all good projects, this began with an Idea. My mind reached out and grabbed wispy tendrils from the æther, forcing the disparate concepts to coalesce. The Mass gained weight in my hands, and a
macOS 15 SequoiaではAVFのアップデートにより、macOS仮想マシン内でのiCloudアカウントの利用や、Apple M3チップ以降のMacでLinux仮想マシンのネスト(Beta)がサポートされるようです。詳細は以下から。 Appleは2020年06月に開催した世界開発者会議WWDC20で、MacのCPUをIntel(x86_64)からApple Silicon(arm64)へ移行するのを前に、開発者がApple Silicon Macへの移行しやすいよう、macOS 11 Big Surに仮想マシンを簡単に作成/管理できるハイレベルAPI「Apple Virtualization Framework (AVF)」を導入すると発表し、 その後、WWDC21で発表されたmacOS 12 Montereyでは、Apple Silicon MacでmacOSの仮想化がサポートさ
AndroidデバイスでLinuxをアプリとして実行するプロジェクト「Lindroid」を、エンジニアのエルファン・アブディ氏が開発しています So finally today i can talk about this, most of you already know but I'll explain in thread🧵 Project: Lindroid✨✨ https://t.co/uDiKbmMz9l pic.twitter.com/5TAnyqIfg6— Erfan Abdi ➐ (@Khode_Erfan) June 16, 2024 アブディ氏が開発を進める「Lindroid」は、Android上でフルハードウェアアクセラレーションのLinuxをアプリとして実行するというプロジェクトです。また、アブディ氏は「Android上のLinuxはコンテナ内で実行され、本物のネイ
Googleは、ChromebookのOSとして開発しているChromeOS基盤にAndroid LinuxカーネルとAndroidフレームワークを採用すると発表しました。 これによりGoogle AIの機能をより迅速かつ大規模にChromeOSのユーザーに届けられるようになるとしています。 下記は「Building a faster, smarter, Chromebook experience with the best of Google」からの引用です。 Bringing the Android-based tech stack into ChromeOS will allow us to accelerate the pace of AI innovation at the core of ChromeOS, simplify engineering efforts, and h
「Linuxカーネル2.6解読室」(以降、旧版)出版後、Linuxには多くの機能が追加され、エンタープライズ領域をはじめとする様々な場所で使われるようになりました。 それに伴いコードが肥大かつ複雑化し、多くのエンジニアにとって解読不能なブラックボックスとなっています。 世界中のトップエンジニア達の傑作であるLinuxカーネルにメスを入れ、ブラックボックスをこじ開けて、時に好奇心の赴くままにカーネルの世界を解読する「新Linuxカーネル解読室」プロジェクト。 本稿では、旧版1章で解説されていた「プロセススケジューリング」の内、プロセスディスパッチャ(タスクの切り替え処理)について、カーネルv6.8/x86_64のコードをベースに解説します。 1. 前提知識 1.1 スタック 1.1.1 概要 1.1.2 PUSH/POP命令 1.1.3 CALL/RET命令 1.2 task_struct構
OpenSSH maintainers have released security updates to contain a critical security flaw that could result in unauthenticated remote code execution with root privileges in glibc-based Linux systems. The vulnerability, codenamed regreSSHion, has been assigned the CVE identifier CVE-2024-6387. It resides in the OpenSSH server component, also known as sshd, which is designed to listen for connections f
SANS Technology Institute, Internet Storm Center(ISC)は2024年7月8日(現地時間)、「Linux」ホストのシステムアクティビティーを監視する新たなツール「Kunai」の紹介した。このツールはCIRCL(ルクセンブルクCERT)のクエンティン・ジェローム氏によって「SysmonForLinux」の代替を目的に開発されている。 Linux特化のシステムアクティビティーを監視するツール「Kunai」が登場 SysmonForLinuxはMicrosoftの開発者向けツール集「Windows Sysinternals」の一部であるシステム監視ツール「Sysmon」をLinuxに移植したものだ。プロセスやネットワーク接続、ファイルのアクセスなどのアクティビティーログを記録して分析できる。SysmonはWindowsの可視性を高められることから多
この記事を書くきっかけ Linuxのhomeディレクトリの上の階層には、/(ルートディレクトリ)やbinディレクトリがあります。他にもたくさんディレクトリがありますが、普段中身を見たり触ったりすることはありません。知らないままでも今のところ困っていませんが、「そういえばbinとかlibとかって一体何が入っているディレクトリなんだろう」と疑問に思ったので、調べてみました。 Linuxのディレクトリの中で、主なディレクトリについて、以下の項目に則って記述しています。 読み方 その名の由来 そのディレクトリは何なのか(WHAT) そのディレクトリの存在する目的(WHY) 追加情報 Linuxの主なディレクトリ /(ルートディレクトリ) 読み方:ルートディレクトリ(Root Directory) 由来: ファイルシステムの最上位階層であることから「根(root)」を意味します。ツリー構造の基点であ
Network switches are simple devices, packets go in, packets go out. Luckily people have figured out how to make it complicated instead and invented managed switches. Usually this is done by adding a web-interface for configuring the settings and see things like port status. If you have more expensive switches then you'd even get access to some alternate interfaces like telnet and serial console po
プログラミングは得意だけど数学は苦手. プログラミングはわかるけど数学はわからない. そういうときは数学の話をプログラミングの話に置換して考えてみましょう. お題:1+1=2の証明 例として 1+1=2 の証明を取り上げます ja.wikipedia.org ここにある「ペアノ算術による証明」をc++で実装してみます. c++を使った 1+1=2の証明(ペアノ算術による証明) c++を使って 1+1=2を証明します. ただし,定数や変数,加算の演算子"+"は使用しません. 変数や演算子は使わずに「型」を使って 1+1が2になることを示します. 第1ステップ:c++で整数を定義する 変数や定数を使わず,整数自体を「型」で定義します. 整数 Zero の定義 整数のゼロ("0")をZero型と定義します. struct Zero {}; 整数 One の定義 整数の1に対応する型をOne型とし
I’m wanting to get into the game of Visualizing vintage operating systems like Xenix and System IV,V and VI. I’m not really interested in the retro hardware. I’m instead Moore interested in the software side of vintage computing. I’ wouldn’t shy away from playing around with variants of DOS such as IBM PCDOS MS DOS and others. There are plenty of emulators which run on Linux, and some emulators wh
検証 まずはネットワークインターフェイスとプライベートIPアドレスが1つずつの状態を確認していきます。 # ip a 1: lo: <LOOPBACK,UP,LOWER_UP> mtu 65536 qdisc noqueue state UNKNOWN group default qlen 1000 link/loopback 00:00:00:00:00:00 brd 00:00:00:00:00:00 inet 127.0.0.1/8 scope host lo valid_lft forever preferred_lft forever inet6 ::1/128 scope host valid_lft forever preferred_lft forever 2: eth0: <BROADCAST,MULTICAST,UP,LOWER_UP> mtu 9001 qdisc m
Linux Daily Topics Linux 6.10のエラーメッセージは2次元コード!? ―Red Hat開発者、DRMパニックスクリーンに新たなパッチを追加 7月中旬のリリースが予定されている「Linux 6.10」の新機能のひとつに、仮想端末(VT)を切り替えるCONFIG_VTが無効になっている状態でカーネルパニックが発生した場合に、視覚的なエラーメッセージを表示する「DRM(Direct Rendering Manager) Panic Handler」がある。Windowsのブルースクリーンに似た機能で、6月中旬にカーネル開発者のひとりであるJavier Martines Canillas(Red Hat所属)により最初のイメージ(スクリーンショット)が公開された。完全に青い全画面の中央に「KERNEL PANIC!」というテキストが表示され、左上にはASCIIアー
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く