日本科学哲学会第45回大会での発表について宣伝します。 11/15(土) 午前の部です。 会場は南山大学名古屋キャンパスとなります。詳しくは、科学哲学会の公式サイトを 日本科学哲学会 以下内容の紹介。 近年分析美学の世界では物語の哲学が盛り上がっている。2009年にはトップジャーナルであるThe Journal of Aesthetics and Art Criticismで特集が組まれ、その後もグレゴリー・カリーやピーター・ラマルクといったビッグネームが物語の哲学に関する単著を次々と出版している。こちらは主に小説や映画のような物語表象に対する新しいアプローチとして出てきている感じだ。 一方で、以前から倫理学や形而上学における「物語論アプローチ」というのもある。こちらの人たちは主として現実世界の中に物語の事例を見出そうとしてきた。物語としての人生とか物語的自己とかいったキーワードで知られて