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ブックマーク / kai-you.net (15)

  • 同人音楽の中の民族音楽

    アレンジカルチャーの可能性、群れとしての同人音楽 今回から、同人音楽の「音楽」について書いていこう。 同人音楽の「同人」部分、文化としての同人音楽やその根幹を成す「DTM… 今回は「民族音楽」について。実は、同人音楽と民族音楽には少しユニークなつながりがある。 ニコニコ動画やYouTubeの音楽関連のタグで、よく「民族音楽」という言葉を見かける。音楽系即売会・M3のカタログにも毎回一定の数、民族音楽のサークルが登場する。 でも、これってよくよく考えてみると不思議なことじゃないだろうか。 民族音楽。 別に特殊な言葉じゃない。ニコニコ動画で「民族音楽」というタグを検索して見ればたくさんの動画がでてくる。2ちゃんねるのスレッドなどでもよく使われているようだ。 それどころか、「民族音楽+電子音楽の楽曲を教えろください!」なんていうような質問も見かけたりする。 同人音楽即売会や、音楽サークルのホーム

    同人音楽の中の民族音楽
  • ドープすぎるぜ…! HIP HOPの名曲「証言」を7人のミクがマイクリレー

    ヒップホップユニット・LAMP EYEの名曲「証言」を、ボーカロイドの初音ミクがリミックスした「初音ミクの証言」がニコニコ動画に投稿され、話題になっている。 ボーカロイドと格的なヒップホップを融合させ、サンプリングやブレイクビーツといった要素を取り入れた新たなジャンル「ミックホップ」をテーマとした、総勢11人の参加者による大作だ。 7人の初音ミクがマイクリレー 当時のヒップホップシーンを7人のラッパーが過激なリリックで語った日語ラップのクラシック「証言」のように、「初音ミクの証言」はミックホップをテーマに、7人の初音ミクがマイクリレーを行う。 個性的なボカロP陣によるリリックをもとに、韻の踏み方やフロウなど、それぞれに異なるスタイルでラップを披露。 映像もヴァース毎に用意されており、同じ初音ミクでもそれぞれまったくテイストの異なる必見のマイクリレーとなっている。 さらに数日後にはdis

    ドープすぎるぜ…! HIP HOPの名曲「証言」を7人のミクがマイクリレー
  • アレンジカルチャーの可能性、群れとしての同人音楽

    今回から、同人音楽の「音楽」について書いていこう。 同人音楽の「同人」部分、文化としての同人音楽やその根幹を成す「DTM」(デスクトップ・ミュージック)についてはこれまでに述べてきた。 DTM同人にもたらした変化 電子音楽の“思想“を紐解く 同人音楽文化を花開かせた立役者「DTMデスクトップ・ミュージック)」が、「同人音楽」の何を変えたのか。 https://premiu… 普通のCDショップなどで容易に手に入れられない同人音楽の「音楽」に手を伸ばすために、今回は「アレンジ楽曲」にフォーカスをあててみることにする。 そもそも「アレンジ楽曲」って何を指すのだろうか。 いろんな人が言うように(この連載でも何度か紹介した井手口さんのでも言及されている)同人音楽における「アレンジ楽曲」の数の多さや幅の広さは他の音楽文化にはそうそう見られない現象で、まさに特筆に値する。 商業における様々なトリ

    アレンジカルチャーの可能性、群れとしての同人音楽
    quasimoto_san
    quasimoto_san 2014/10/31
    “音楽ジャンルと作品ジャンルの出会いがアレンジ楽曲の魅力なのだ。”
  • livetuneが超わかる! インタビュー「ドン・キホーテにCDを置かれたら最強」

    初音ミクのイラストや名称をメジャーアルバムとして初めて使った『Re:package』でメジャーデビューしたkz(livetune)さんが、豪華アーティストをリアルヴォーカルとして起用した一連のプロジェクト「adding」シリーズを集約する『と』を、9月10日(水)にリリースする。 livetuneといえばGoogle ChromeのCMでかかる、「Tell Your World」を思い浮かべる人も多いかもしれない。しかし、ネット発のクリエイターとして、前例のない未踏の地をトップランナーとして走り続けるひとりの挑戦者でもあるのをご存知だろうか。 livetuneが掲げる「整地」と「開墾」。ニューアルバムを基軸に、むかし・いま・これからをつなぐロングインタビューは「kz(livetune)音楽大全」的内容と言ってもいいだろう。 インターネットが生んだ1人のクリエイターと、『と』に参加する13人

    livetuneが超わかる! インタビュー「ドン・キホーテにCDを置かれたら最強」
  • ボカロ×ヒップホップ「ミックホップ」の魅力を凝縮! 新アルバム無料配信

    初音ミクに代表されるボーカロイドとHIPHOPを融合した新たなジャンル「ミックホップ」を中心としたコンピレーションアルバム『MIKUHOP LP』のフリーダウンロード配信が、8月31日より開始した。 作に先行してリリースされた『MIKU-HOP EP』では、ボーカロイドやHIPHOP好きをはじめ、多くの音楽好きの間で話題を呼び、配信元のOMOIDE LABELを代表する作品にまでなっている。 今回はそんな注目の「ミックホップ」のさらなる魅力が詰まった、全13曲入りのボリュームたっぷりの作品となっている。 新たなコンテンツ「ミックホップ」 サンプリングやブレイクビーツなど、ラップ以外のヒップホップの要素を取り入れた新たなコンテンツ「ミックホップ」。 『MIKUHOP LP』には、ボーカロイドが独特のフロウでラップしている楽曲もあれば、ある楽曲を再構築するサンプリング手法を取り入れていたり、

    ボカロ×ヒップホップ「ミックホップ」の魅力を凝縮! 新アルバム無料配信
  • BOOTH(pixiv)x同人音楽超まとめx百化 運営者たちが語る“同人”のこれから

    こんにちは。八田モンキーです。思いつきのように、ごくまれに登場させていただいてます。 突然ですが、4月にリリースされた「同人音楽超まとめ」というサービスを皆さんはご存知でしょうか。 同人音楽即売会M3に参加するサークルを網羅し、各楽曲を15秒ずつ自動で垂れ流してくれるというサービスです。私は、エンジニアとしてこのサービスの開発を担当させてもらいました。 企画者であるAnitaSunさんから開発の依頼をいただいたとき、私は同人音楽についてまったくの無知でした(今もです)。 しかしそんな私が、開発からリリースを通して、同人音楽、ひいては「同人業界の今」について関心を寄せるようになりました。 ただ、同人業界のことって、ディープすぎてよくわからないし、情報が一カ所にまとまっていません。入って来る情報も、「昔はこうだった」などの伝聞ばかり。 そこで、「じゃあ、当事者たちを集めて、詳しく語ってもらおう

    BOOTH(pixiv)x同人音楽超まとめx百化 運営者たちが語る“同人”のこれから
    quasimoto_san
    quasimoto_san 2014/08/28
    #同人メモ:ここでもキュレーションの重要性が語られている
  • 文学における対立構造をポップにイラスト化 名作をまとめてみた

    「CONFLICT IN LITERATURE(文学における闘争)」と題された上記の画像がTwitterで話題になっています。 イラストはCLASSICAL(古典)、MODERN(近代)、POSTMODEN(現代)における文学作品における闘争遍歴、その時代に中心的に取り組んできたテーマを、ポップなイラストによってざっくりと解説したものです。文学に詳しい人は「なるほど!」と納得するもので、詳しくない人にとっても一目で勉強になるという秀逸な出来となっています。 しかし実際にどんな作品がそれぞれに当てはまるのか、パッと言い当てるのは少し難しいです。あくまで参考として下記にまとめてみました。気になる作品があれば読んでみましょう! CLASSICAL(古典) MAN vs NATURE

    文学における対立構造をポップにイラスト化 名作をまとめてみた
  • ボカロ×HIPHOP=ミックホップ? 無料配信「MIKU-HOP EP」がキテる…!

    6月1日、プロアマ問わず数々のアーティストの音源をフリーで配信しているOMOIDE LABELより、ボーカロイドと格的なHIPHOPを融合させた先行EP「MIKU-HOP EP」がフリーダウンロードで配信された。 作には、ニコニコ動画上に投稿されている約200曲の「ミックホップ」の作品から厳選された5曲を収録。いわゆる「ボカロラップ」とはまた違う、ここ最近提唱されはじめた新たなジャンル「ミックホップ」の魅力を感じられる1枚に仕上がっている。 ボカロラップには収まらない新たなコンテンツ ボーカロイドとHIPHOPと言えば、ニコニコ動画上に投稿されている、ボーカロイドにラップをさせる「ボカロラップ」というタグを付けられた作品の印象が大きい。タグとは、そのコンテンツのジャンルやカテゴリーなどを指すときに使われるもの。 しかし「ボカロラップ」では、ボーカロイドにラップをさせているものの、サンプ

    ボカロ×HIPHOP=ミックホップ? 無料配信「MIKU-HOP EP」がキテる…!
  • DTMが同人にもたらした変化 電子音楽の“思想“を紐解く

    なぜDTMなのか。 それは、DTM同人音楽の様々な文化、そして多様な楽曲ジャンルを“またいで利用される”システムだからだ。同人音楽ではこうした制度・技術の発展の仕方が、他の音楽文化と大きく異なっていて面白い、ということは前回にちょっと述べたのだが、その片鱗を端的に見てもらえるテーマが「DTM」だ。 例えば、「即売会で音楽を売る」というあり方はちょっと珍しい(ウィーン・フィルハーモニーがコミケで新譜を出したりはしないだろう)。インターネットを使った作品の制作や協働だって、商業ではほとんどあり得ない。これだけとってみても同人音楽はいわゆる伝統的な音楽とは少し異なった文化を歩んでいるらしい、といっていい。 同人音楽において、こうした音楽のあり方を約束してくれたのがDTMなのだ。 DTMの進化はめざましく、現在ではプロユース仕様のスタジオに迫りうるほどの性能があるとされている。ハード・ソフトの改

    DTMが同人にもたらした変化 電子音楽の“思想“を紐解く
  • 同人音楽には、音楽のありうる未来が示されている

    この連載では、同人音楽をはじめとする、広くは知られていないけれど、もしかしたらすごく新しいかもしれない音楽実践を紹介していきたい。 ここでは一般に広まっている同人音楽)に関する「誤解」を解くこともするだろうし、サークルや人の「オススメ」もするだろう。少しむつかしい話もするかもしれない(なるべくしないようにがんばる)し、ちょっとマニアックなことも書くかもしれない。 けれども、同人音楽という実践を通して「音楽とその周辺」について考えていくことや、同人音楽という世界があることを知っていることは、価値がないことではないはずだ。同人音楽には、音楽においてありうる未来が──ほんの少しであっても──示されていると思うし、それを知ってもらい、同人音楽のよいファンになってくれる人がでたら、それはとてもよいことだ、とも信じている。 同人音楽は、経済規模としても作品の流通数においても確かにそれほど大きなカルチ

    同人音楽には、音楽のありうる未来が示されている
    quasimoto_san
    quasimoto_san 2014/03/20
    同人音楽の参入障壁の低さについて。とても熱意ある文章
  • 「同人音楽の歩み」序章 その環境と即売会について

    僕が子供の頃、オリコンは神様だった。 毎週、ランキングの上から下まで、最低でも5位、できれば15位以内までは暗記してから学校にいった。僕はそれほど音楽に興味がない子供だったから「話題づくり」のためだけにCDを買ったり借りたりするのは苦痛でしかなかった(にも関わらず、音楽の話題は華麗に無視されることも多かった)。 いまオリコンの神話は壊れかけている。音楽はいま、ライブへ、iTunes Storeのランキングへ、クラブハウスへ、インターネットへと広がって、どこが最先端でどこが最後尾なのかさっぱりわからない。 かつては、大規模メジャーか、あるいはインディーズのレーベルでも、とにかく「デビュー」しなければ、音楽活動を公的な形で継続し続けることは難しかった(デビューした後も多くのアーティストは生活や活動に苦しんだ)だが、そうしなければリスナーに届かなかったのだ。 でも「ここ」は違う。インディーズでも

    「同人音楽の歩み」序章 その環境と即売会について
  • 初音ミク以前/以後──『MIKU-MIXTURE』ボカロP大座談会

    2007年8月に登場した、音声合成ソフト「VOCALOID」のヴァーチャルシンガー「初音ミク」。これまで数多くの楽曲を歌い、絵に描かれ、踊り、小説やアートの舞台にも引っ張りだこの彼女は今、あらゆる世代と国境を超えて、愛されている。 その初音ミクの発展も、彼女の声を使って独自の世界観を表現するVOCALOIDプロデューサー(ボカロP)たちなくしては語ることはできないだろう。 そして2月19日(水)、今人気のボカロP同士による“共作”をコンセプトにした初のコンピレーションアルバム『MIKU-MIXTURE』が発売される。 黎明期から活躍するクリエイターから新進気鋭の注目クリエイターまで、総勢19名のボカロPが集結し、初音ミクと共に12曲の楽曲をつくりあげた。 今回はその中から、ATOLSさん、OSTER projectさん、sasakure.UKさん、西島尊大さん、ピノキオPさん、Lemmさん

    初音ミク以前/以後──『MIKU-MIXTURE』ボカロP大座談会
  • 初音ミクを描くということ──おぐち×ナクアミ×吉田ヨシツギ『MIKU-MIXTURE』座談会

    2007年の発売以来、音声合成ソフト「VOCALOID」のヴァーチャルシンガーという枠を超え、音楽イラストファッション・アートなど、様々なジャンルを横断し、一大カルチャーシーンを築きあげた初音ミク。その人気はあらゆる世代・国を超え、とどまるところを知らない。 そんな初音ミクの発展を語る上で欠かせないのが、VOCALOIDプロデューサー(ボカロP)やイラストレーターといった、ネットを舞台に活躍するクリエイターだ。 そして2月19日(水)、そんな彼らネットクリエイターの中でも、特に注目を集める19人のボカロPたちによる“共作”をコンセプトにした、初のコンピレーションアルバム『MIKU-MIXTURE』が発売される。 さらに音楽だけでなく、VOCALOIDシーンに根ざすイラストレーター12名が集まり、収録曲に合わせたイラストを描き下ろすなど、音楽とビジュアルの共演を堪能できる1枚に仕上がって

    初音ミクを描くということ──おぐち×ナクアミ×吉田ヨシツギ『MIKU-MIXTURE』座談会
    quasimoto_san
    quasimoto_san 2014/02/20
    いまさらながら興味が出てきた
  • 女子高生がエフェクターを買うだけのアニメが、面白すぎて絶賛の嵐

    創作サークル・にくきゅうおんどのまつだひかりさんが、自主制作アニメ「女子高生エフェクターを買いに行く!!」を公開。その独特の作風に、視聴した人からは絶賛の声が寄せられている。 「女子高生エフェクターを買いに行く!!」が素晴らしい 「女子高生エフェクターを買いに行く!!」は、2月3日、YouTubeとニコニコ動画に投稿された、自主制作のアニメ動画。 その内容はタイトルの通り、女子高生ギタリストが、友人の女子高生に連れられて初めてエフェクターを買いにいくというもの。制作は、創作サークル・にくきゅうおんどだ。 エフェクターとは、ギターなどの楽器につなげて音響効果を得る機器のこと。作では「CDみたいに音を出したい時に、楽器につなげて音を変化させるどエラい機械」と説明されている。 一見ゆるふわで、「まじで面白い!」「クセになりそう」「2クール分見たい」と、インターネット上では話題になり始めている。

    女子高生がエフェクターを買うだけのアニメが、面白すぎて絶賛の嵐
  • エヴァ貞本、初音ミクを描く! Mitchie Mの1stメジャーアルバム発売決定

    人気ボカロPのMitchie M(ミッチー・エム)さんの1stメジャーアルバムが2013年11月6日(水)に発売されることが決定した。タイトルは「グレイテスト・アイドル」。カバーイラストは、『新世紀エヴァンゲリオン』のキャラクターデザインで知られる貞義行さんが担当している。 Mitchie Mさん待望の1stメジャーアルバム発売決定! 「初音ミクが人間のように歌う!」 '10年代のアイドル・ボーカリスト=「初音ミク」のリアルな歌声を追求するサウンド・プロデューサーMitchie Mさん待望の1stメジャーアルバムのリリースが決定した。 2012年末には、コミックマーケット限定で作品を発表したことがあるMitchie Mさんだが、瞬く間に完売、オークションで高値を記録するほどの人気を誇っており、この度、ボーカロイドの歌声を操る神業=神調教師としてのスキルと、古今東西のダンスミュージックを取

    エヴァ貞本、初音ミクを描く! Mitchie Mの1stメジャーアルバム発売決定
    quasimoto_san
    quasimoto_san 2013/08/30
    同人アルバムは音響がしっくり来なかったからそこは期待
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