3月8日は、国連が定めた「国際女性デー」です。男女格差が大きいとされる日本を、次代を担う若い人たち、とりわけ女の子たちが性別にとらわれず生きることができる社会に――。人気アニメ「プリキュア」シリーズ…
シノドスは、ニュースサイトの運営、電子マガジンの配信、各種イベントの開催、出版活動や取材・研究活動、メディア・コンテンツ制作などを通じ、専門知に裏打ちされた言論を発信しています。 シノドス編集長・荻上チキ シノドスが提供する電子マガジン「αシノドス」(ロゴをクリック) http://synodos.jp/a-synodos 在日コリアンへのレイシズムはどのような特性をもっているのか。『レイシズムを解剖する』は博士論文をもとにした学術書ながら、大きな注目を集めている。「古いレイシズム」と「新しいレイシズム」とはなにか。インターネットとの関連性は? 著者である高史明さんにお話をうかがった。(聞き手・構成/山本菜々子)
このサイトについて 「音楽やファッションを仕事にする」というと、おそらく多くの人は、ライブのステージやファッションショーを思い浮かべるでしょう。しかし、華々しい世界をつくり上げてきたビジネスは、いま大きく揺れ動いています。インターネットをはじめとする新たな社会環境のなかで、業界全体が「これまでどおりのままでは上手くいかない」という悩みに直面しているのです。 これから音楽やファッションの世界に入っていくためには、仕事のあり方と根本から向き合わなくてはなりません。1枚のCD、1着の服が出来上がって人々の手に届くまでには、多くの人が関わっています。生産や流通の仕組みが変わっていくなかで、様々な役割のもつ意味をとらえなおし、新しい仕事のやり方を自分で発見していくことが求められているのです。 京都精華大学ポピュラーカルチャー学部では、音楽とファッションの分野で仕事をする方々にインタビューを行いました
小さな子供に対して性欲を抱く小児性愛者のための人形を作る工場が、東京都八王子市にある。少女に似せた身長や外見を持つ人形は、1体約70万円。この人形が海外に輸出され、大きな議論を呼んでいる。BuzzFeed Newsは代表者に話を聞いた。 小児性愛者のための人形を販売することは、是か否か。世界的な議論を巻き起こすきっかけとなったのが、2016年1月の米誌The Atlanticのインタビュー記事だ。 この記事の中で、工場「TROTTLA」の代表、高木伸氏は小児性愛者の「欲望を、合法的に、そして倫理的に表現できるように手助けしている」と述べている(The Atlanticの記事では、高木氏が自身が小児性愛者だと告白したかのような表現がなされている。しかし、高木氏は「ここは誤訳で、自分は小児性愛者ではない」とBuzzFeed Newsの取材に答えた)。 この記事をきっかけに、海外では、高木氏が作
鳥山明の名作漫画『Dr.スランプ』に、則巻千兵衛博士のライバルとしてアラレたちに立ちはだかるDr.マシリトなるキャラがいたのを皆さんは、覚えているだろうか。 このキャラのモデルになった人物こそが、今回インタビューする白泉社代表取締役社長・鳥嶋和彦氏にほかならない。 彼の編集者人生は数々の伝説に彩られている。新人賞にかすりもしなかった新人漫画家・鳥山明を一から育て上げ、何百枚にも及ぶボツ原稿を出したあげくに、『Dr.スランプ』や『ドラゴンボール』などの名作をタッグで世に送り出したこと。鳥山明のみならず多くの漫画家にネタにされてきた、その“悪魔のような”強烈なキャラクター。そして90年代後半、週刊少年マガジンにジャンプが追い越された「暗黒期」に編集長として呼び戻され辣腕をふるい、『ONE PIECE』や『NARUTO』、『テニスの王子様』などの作品を次々に世に送り出し、再びジャンプを王者の座に
デジタルをデザインする者が世界をデザインする──初音ミクの生みの親が語る「未来」 ~クリプトン・フューチャー・メディア 佐々木渉氏2015/09/03 「初音ミク」とはもともと、人工的な音声で歌を歌ってくれるデスク・トップ・ミュージック(DTM)ソフトウエア製品のひとつである。だが、今や初音ミクはそんな枠をはるかに超えた文化的・社会的な広がりを見せ、海外でも次々とコンサートを成功させるなど、もはや日本のネット文化を象徴する一大ムーブメントとして定着している。今回は、その初音ミクの開発を実際に担当し、「生みの親」と呼ばれるクリプトン・フューチャー・メディアの佐々木渉氏に、初音ミクから見えてくるネットとデジタルの未来について、たっぷりと語ってもらった。 (聞き手: 電通デジタル・ビジネス局計画推進部長 小野裕三) 「未来」ヘの閉塞感など、若年層にとっての等身大の本音を歌う初音ミク ──「初音ミ
ポスト・インターネットとは? ──ネット化が生み出した現代アートの最前線~メディア・アーティスト・谷口暁彦氏2015/09/21 現代アートやデザインの世界で、「ポスト・インターネット」という言葉が注目されている。インターネットがもはや日常化してネットと現実空間がシームレスな環境になる中で、人々の知覚はどのように変容しているのか。そのことをアーティストたちが芸術作品の形で真正面から考えていこうとしている。今回は、そのようなポスト・インターネットの動きの中で注目されるアーティストであり、またその歴史や作品の流れにも詳しい谷口暁彦氏に語ってもらった。 (聞き手: 電通デジタル・ビジネス局計画推進部長 小野裕三) 身体化したインターネットが、現実の世界に飛び出してきた ──デジタルやインターネットとの出合いとはどのようなものでしたか。 谷口:原体験があります。僕の姉がパソコン通信をやっていて、そ
2015.10.9 Tweet 熟村丈二インタビュー――ゴルジュークの始祖にしてCRZKNYの師匠、音楽と美女といま最も熱い場所・中国地方を語る 伝書鳩を飛ばし続けて1年強、ついに謎に包まれまくったゴルジュークの始祖・熟村丈二先生との接触に成功した。ゴルジュークとはインド~ネパール発祥の岩壁ダンスミュージック「ゴルジェ」と、シカゴハウス~ゲットーハウスが独自の進化を遂げた「ジューク」が合わさった音楽だとされているが、そうではない。ゴルジェとジュークの前にゴルジュークがあったのだ。順番が逆なのである。 という嘘かまことか、すでに都市伝説と化している話の真実を確かめるべく、先生に伝書鳩インタビューを試みた。どこにいるのか、本当に実在するのかもわからない先生との往復書簡に鳩もボロボロ。だが、音楽と美女とともにあった氏の半生、高弟・CRZKNY氏とのことや彼が住む中国地方のことなど、たっぷり聞くこ
発想とカタチ アーティスト・谷口真人さんが、 ロボットクリエイター・高橋智隆さんに聞く、「ロボットづくりに惹かれる理由」 2013.06.07 今回のインタビュアーは、アニメ少女のモチーフを独自の手法で表現したペインティング、映像インスタレーションなどの作品で注目を集めるアーティスト、谷口真人さん。その谷口さんがインタビュー相手として指名したのは、日本を代表するロボットクリエイターとして、オリジナル作品から企業との共同プロジェクトまでさまざまな仕事を展開し、各メディアからも引っ張りだこ状態の高橋智隆さん。三次元と二次元、物質とイメージなどの狭間に生じるものを作品テーマに据えてきた谷口さんが、物質としてのロボットを作り続けてきた高橋さんに、いま聞きたいこととは? ロボットを作る動機は何ですか? 僕は人の存在を、半分イメージのようなものとして受け取っているところがあるんですね。例えば、同じ人と
イオ: では今回のアルバム「モザイクOUT」についてですが、アルバム全体のコンセプトというか、テーマはありました? ツージー: アルバムのコンセプトってのは正直なかったっす。 イオ: マジ!? テーマも? ツージー: 敷いて言えば、前回のアルバムが自分の中でいまいちな気がしたので、早く次を出して上書きしたかったってのはありますね。 イオ: 早く次を出したかったと。前回より、まじめに作った感じがありました。 ツージー: まじっすか。 イオ: 前回はナードコア的な要素を含んだ曲が少しあったと思うんだけど、今回はそれが一切ない気がしました。 ツージー: そう言われるとそうっすね。それを入れるの忘れてました。 イオ: え!ただ忘れただけ?本当は入れたかった!? ツージー: はい!なので、何かの形で出しますよ。 イオ: わかりました。 イオ: あと、前回はパチンコとか、ボーリングとか、身の回りの趣味
7月31日に発売された『AVビジネスの衝撃』(小学館)。AV業界の栄枯盛衰を描き出し、驚愕の新事実を提示する迫真のルポルタージュ。 企画AV女優のインタビュー集『名前のない女たち』シリーズ(宝島社)や『ワタミ・渡邉美樹 日本を崩壊させるブラックモンスター』(コア新書)、『崩壊する介護現場』(ベスト新書)などの著書を持つノンフィクション作家の中村淳彦。この度、新刊『AVビジネスの衝撃』(小学館新書)が7月31日に上梓された。彼が社会を見る目は冷徹で、社会の底辺であえぐ取材対象を常識とは別の角度で浮き上がらせている。今回のインタビューでは、AV業界、介護業界、ブラック企業を結ぶキーワード・“ポエム問題”を語ってもらった。 ■ライターを辞めるキッカケは女優の自殺 ――中村さんはライターを辞めて、先日まで介護施設の運営をされていました。詳しい経緯を教えてください。 中村 僕がライターを始めたのは9
あのhideから届けられた"新曲"、「子 ギャル」が話題を集めている。ご存じの通りhideは1998年に他界しているが、この楽曲は、残されていた当時の演奏音源に、ヤマハのボーカロイド技術によって再現された彼の歌声を載せるという形で、実に丸2年にも及ぶ長期作業を経て完成に至っている。そして実際に聴こえてくるのは、機械じみた歌声ではなく、まさしくhideの歌声そのもの。いかにしてこの奇跡が生まれ得たのか? ヤマハでボーカロイド事業推進を担当する木村義一、馬場修三両氏、そしてhideの片腕として彼とともに楽曲制作を続け、この曲の音源を最終的な完成形に至らしめたI.N.A.氏に話を聞いた。 hide 未発表曲をボカロで再現 「hideの声」「hide出演」ミュージックビデオを解禁>> ■植木等 プロジェクトの成功実績が発端に(木村) 今回はまずユニバーサルさんから、「hideさんの声で、曲を復活さ
6月27日のサタデーナイトラボで一部紹介した、ジョージ・ミラー監督インタビューの全文掲載! インタビュアーは、番組でもおなじみの映画ライター・デザイナーの高橋ヨシキさんです! (書き起こし&翻訳もヨシキさんに担当していただきました。) 二人の濃いやりとり、お楽しみください! ========================================== ーーお会いできて光栄です。(ウォーボーイズの合掌を真似して)ところで、この指を組み合わせる合掌のやり方が仏教に実在するのをご存知でしたか? ミラー監督 本当に? ーーええ。これは金剛合掌といって、最も堅固な合掌のやり方だと言われています。 ミラー監督 そうなの? それは驚きだ! ーーと、こないだ知り合いの坊さんかに教えてもらいました。 ミラー監督 映画のこれは(ウォーボーイズの合掌)V8エンジンの形のつもりだったからね。「V8!」と(
谷村新司が5年ぶりとなるオリジナル・アルバム『NIHON〜ハレバレ〜』を4月22日にリリースする。2003年に上海音楽学院の常任教授となった谷村新司が、生徒と向き合う中で「日本」についての作品を構想し、12年を費やして作り出したという本作。その全13曲には、どのようなメッセージが込められているのか。また、アリスのメンバーとして、70年代の日本のポップミュージックを牽引してきた谷村新司にとって、現在の音楽シーンはどのように映っているのか。独自のポップス論や創作方法のほか、海外ツアーで気付いたことや新アルバムのコンセプトについてまで、じっくりと語ってもらった。 「楽曲の作り方は結構攻めている方だと思います」 ――谷村さんの音楽キャリアを振り返ると、アリス以来、洋楽的なものを咀嚼しつつ、日本のポピュラー音楽として、多くの人が口ずさめるような楽曲のあり方を提示されてきたと思います。それは意識的なも
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2015・2・16成果公表,授業紹介,読みもの 一瞬を引き延ばし全体へ繋げる 時間から見た作詞術 ―― tofubeatsさんインタビュー(4) 音楽コース1回生の必修科目「基礎実習5Z」担当:谷口文和、秋吉康晴、長門洋平)では、音楽や文化について情報発信するために必要なスキルや考え方を学びます。資料調査や取材のやり方、記事の書き方などを練習した上で、チームに分かれてフリーペーパーやウェブサイトの制作に取り組みました。 この実習では2014年10月15日にミュージシャンのtofubeatsさんをゲスト講師に迎え、インタビュー形式でお話を伺いました。2時間以上に及んだインタビュー録音を素材として、学生一人ひとりが各自の関心にもとづいて発言を編集し、画像やリンクも含むブログ記事を作成しました。 提出された記事から、テーマの異なる4本を選んで掲載します。話し言葉をウェブの読み物へと作り変える工夫
2015・2・13成果公表,授業紹介,読みもの J-POPの曲作りはクラブ・ミュージックの10倍しんどい! ―― tofubeatsさんインタビュー(3) 音楽コース1回生の必修科目「基礎実習5Z」(担当:谷口文和、秋吉康晴、長門洋平)では、音楽や文化について情報発信するために必要なスキルや考え方を学びます。資料調査や取材のやり方、記事の書き方などを練習した上で、チームに分かれてフリーペーパーやウェブサイトの制作に取り組みました。 この実習では2014年10月15日にミュージシャンのtofubeatsさんをゲスト講師に迎え、インタビュー形式でお話を伺いました。2時間以上に及んだインタビュー録音を素材として、学生一人ひとりが各自の関心にもとづいて発言を編集し、画像やリンクも含むブログ記事を作成しました。 提出された記事から、テーマの異なる4本を選んで掲載します。話し言葉をウェブの読み物へと作
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