音楽伝記映画史上興収No,1を記録するなど、アメリカで社会現象と呼べるほどヒットした、ヒップホップグループ・N.W.A.の伝記映画『ストレイト・アウタ・コンプトン』が、12月19日(土)より公開されている。グループの中心メンバーだったドクター・ドレーとアイス・キューブがプロデュースを務めた本作は、アイス・キューブの実子が参加しているほか、実際に彼らと関わりのあった人物がカメオ出演するなど、キャスト陣にもこだわり、当時の模様をリアルに再現していることでも話題だ。日本のヒップホップシーンにも大きな影響を与えたN.W.A.の伝記映画を、アーティストたちはどのように受け止めているのか。ラッパーとしてはもちろん、トラックメイクやプロデュースの面でも幅広くその手腕を発揮するPUNPEEと、N.W.A.に強い思い入れを持っているというSIMI LABのOMSBに、同作の感想を語り合ってもらった。(※本稿