100冊の著者の多くが、 「貯金ができない人は、無駄遣いをしている」 「貯金ができない人は、現在の収支状況を把握していない」 と指摘しています。貯蓄を増やすためには、収入と支出をしっかり管理することが大切です。 「何にいくら使っているか」をざっくりつかむ 公認会計士の林總さんは、著書の中で、家計の実態をつかむことの大切さを強調しています。 「収入も支出も貯金額も大幅に間違って把握していたり、皆目見当もつかない、という家庭が多いのです。(略)こうした『どんぶり勘定』で、家計の実態が見えていないのは、非常に恐ろしいことです。収入が低いことよりも、実態が見えていないことのほうが怖いと私は思います」(『新版 正しい家計管理』すみれ書房) 自分が「何に、いくら使っているのか」を把握する方法として、多くの著者が「家計簿をつける」ことをすすめていました。 100冊に紹介されてあった「家計簿を長続きさせる