ソーシャルメディアは、利用者が急速かつ大幅に増えたことから、攻撃の対象としても注目を集めています。今回は、主な悪意のある攻撃を説明していきましょう。 不正なアプリで情報が窃取される ソーシャルメディアでは、そのプラットフォーム上で利用できるアプリケーションをインストールすることで、機能を追加できます。しかし、その中には利用者から情報を窃取したり、権限を悪用したりする不正なアプリ(スパムアプリ)が存在します。特に、Facebookで多く見られます。 ここでは、その一例を紹介しましょう。 スパムアプリの活動例: (1)アプリをインストールすると、スパムアプリとしての活動を始める (2)友達のウォールに「私にかわって投稿」し、どんどん拡散する <投稿内容>SPAMアプリの宣伝 公序良俗に反する投稿 (ウイルスに感染するサイトなど)悪質サイトへ誘導するリンク など。 (3)さらに情報を窃取する <
![【第3回】ユーザー権限を悪用するアプリが急増、偽アカウントも出現](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/bed39b5962a5d552c95b6d796db8f55e72d32943/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fxtech.nikkei.com%2Fimages%2Fn%2Fxtech%2F2020%2Fogp_nikkeixtech_hexagon.jpg%3F20220512)