概要カルト映画の話題になると必ずタイトルが挙げられる伝説的な作品であり、アレハンドロ・ホドロフスキーの代表作。エル・トポとは、モグラの意。 ガンマンを主人公とした西部劇として幕を挙げるが、衝撃的な展開で世界中の度肝を抜いた。深夜興行のみの上映ながら、口コミでカルト化しロングラン。「もしフェリーニが西部劇を、クロサワがキリスト映画を撮ったらこうなったであろう」と評された。感激したジョン・レノンが興行権を45万ドルで買い取り、日本では寺山修司が推薦した。 エル・トポ役はアレハンドロ・ホドロフスキー監督自身で、前半部に登場するエル・トポの子供はアレハンドロの実子ブロンティスである。 あらすじ砂漠を馬に乗って旅する親子がいた。ガンマンのエル・トポとその息子だ。 通りかかったとある町は山賊に襲われて血と暴力が吹き荒れていた。エル・トポは山賊の部下を倒し、連中が根城にしていた修道院を襲撃する。山賊の頭