東日本大震災の被災者支援サービスの開発を目的とするイベント「Hack For Japan」が、3月19日〜21日の3日間にわたって開催された。グーグルが旗振り役となり、多くの開発者と賛同企業が、より役立つ災害復旧支援サービスの開発に挑んだ。 Hack For JapanはGoogle Waveでブレインストーミングし、Google Moderatorでアイデアの創出と投票を実施するなど、オンラインでの活動を中心としたが、京都、福岡、岡山、徳島では開発者が実際に集まってプロジェクトを進めた。3月19日と20日を「ideathon」としてアイデア出しを行い、21日を「hackathon」としてその実現に取り組んだ。 「震災直後から、気持ちとしては絶対に何らかの形で(復興に)協力したいと考えていた」--そう語るのは関東から京都会場に駆けつけた開発者の一人、Google API Expertの白石